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レイトン教授と呪いの楽器

にし

※11月1日から始める予定です。

この作品は私の…何作品目かはわからないんですが、第4シーズンの2部作目になります!
…それでもまだまだ下手ですが(汗)

「見てあげるよ!」という優しい方は見ていってくださいっ><


因みに1部作目となる前作は、こちらになります☆
http://layton.g-takumi.com/novel_detail.php?bbs_id=23648

2009-10-29 21:25:27


にし

更新します!



「ルー君……!」
気がつけばルカが目の前で涙に咽びながら僕の名前を叫んでいた。

「ルー君! 私、心配したんだよ。呪いの楽器に呪われて死ぬんじゃないかって」
ルカは手で涙を拭いて笑顔になった。

「でも良かった! だって、ルー君が死んじゃったら私……」
彼女は言いかけた所に首を振って「何でもない」と言い直した。


……あれは夢だったのだろうか。
いや、夢なんかじゃない。エスカレーの呪いを解いてくれと、あの人は確かに言っていた。

「ルカ、今も写真持ってる?」

「写真って、私とお母さんとお父さんが写っているあの写真?」

僕は頷いた。
「あの写真を見たいんだ」

「ちょっと待っててね、部屋から取ってくるから」
彼女は慌ただしく走り去っていった。
どうして僕がいきなり彼女の写真を見たいと言ったのかというと、あの人が誰だったのかというのがわかるかもしれないからだ。僕の予想が当たっていれば、あの人は……。

「ルーク、大丈夫だったかい?」
ダイルさんがロビーのソファーで寝転んでいる僕を上から覗き込むようにして現れ、それに思わず驚いてしまった僕は飛び起きた。

「それだけ元気だったらもう心配はいらないね」
ダイルさんはいつも通りの優しい笑顔。

「すみません、心配をかけてしまって」

「いやいや、謝ることなんかないよ。体調が優れない時は誰にでもあるからね」
ああ……、ダイルさんは英国紳士だ。この時、彼に英国紳士失格だとずっと前に言ったのを思い出した。
どうしてそう言っちゃったのかなぁと、後悔しているとルカが帰ってきた。

「ルー君、お待たせ~!」
元気よく写真を持っていないほうの手を振りながら走っている。

「速かったね」

「うん、実は走りだけは得意なんだ。50m走は8.1秒で走れるよ」
意外だなぁ、ルカがこんなに速く走れただなんて。

2010-02-05 21:03:45


チーズ

そんなに速いの!?
負けた・・・、私は50m走8.6秒だ・・・・・。

2010-02-05 21:16:05


クラウス少女♪

8.1かぁ…
ウチは、8.7秒!!(笑)
まけてるやんけぇ~~(泣)

私「早く走る方法おしえて!!ルカ!!」

2010-02-05 21:17:43


クラウス

8.1・・・速い[s:0319][s:0319][s:0319]凄すぎますっ[s:0033][s:0033]わたしは、かなり遅いです・・・[s:0358]運動は苦手で・・・[s:0319]速く走れる方法が知りたいです[s:0364]

2010-02-05 23:32:38


にし

>チーズ
8.1秒は私の50m走の記録だったり……。
いや、私の記録なんだw

>クラウス少女♪
やった~! クラウス少女♪にも勝てた~!!
↑大人げない奴でごめんなさい。

>クラウスさん
大丈夫ですよ!
私だって……ちょっと前まで10秒代だったんですから;


速く走れる方法か……う~~ん。
手を大きく振る!(太鼓を叩くように)
前にできるだけ進めるように足に力を入れる!(スキップの時のように)

あとは瞬発力を鍛えるために反復横飛びをしたり、卓球をすればいいと思います。
(あくまで、にしの考えです)

2010-02-06 22:27:58


クラウス少女♪

ウチ参考にする!!

でも、ウチの友達(女子)
7.1秒なんだよね…

2010-02-07 16:17:37


ランカ

8.1秒?!
なんとっ!
私なんか9.1なんですよ?!
↑(逆ギレwww)←?

2010-02-10 14:10:18


8,1~~~!?ぎゃふんっ(倒)
おもっくそ負けてるぅ……殆ど?秒差やんけ……(←こちらの都合で言えません)
わわわ、私だってあとちょっとで?秒なんや!
べ、別に太ってて走れへんとかそんなんちゃうけど…ちゃうけどやな…
マジで、マジでなんやけどぉ…(←言い訳しまくり)

続き頑張ってね!

2010-02-10 17:44:51


チーズ探偵(元チーズ)

8.1秒ってにしさんの記録だったの!?

2010-02-10 22:00:52


lemon

ルカが8.1……うう、私やっぱり遅いよ……
昨日部屋の整理してたらレイトン小説のノートが出て来て、読み返したらオリキャラに「ルカ」って名前の子が……! かなり前に放置してたからすっかり忘れてたよ!
お、やっぱりサラさんだった? 私の予想当たったかな?

2010-02-10 22:43:26


にし

>クラウス少女♪
私みたいな年齢になってくるとタイムが落ちてくるからなぁ……。
やだねぇ、年をとるって(苦笑)

>ランカ
9.1! 1秒差やんっ;
そろそろ抜かされる……わわわ;;

>遜
おおぅ、頑張れとしか言えないよ、私orz
うん、わかった、太ってはいないんだね!
わ、私!? 私は……太って…なんか…………←

>チーズ探偵
はい、私の記録なのよw

>lemon
lemonのルカはどんな子なのかな?(わくわく)
ちょっと見てみたいかもv
そう! lemonの言ってた通り、サラさんでした~!

2010-02-12 21:26:39


にし

続きでっす~!
なんだか、お久しぶりですね♪



「はい、写真をどうぞ」
早速ルカから手渡された写真に目をやった。

写真には3人の幸せそうな家族の人が写っていた。
右側にはまだ一歳にもなっていない赤ん坊を抱いた茶髪の女性が立ち、左側には黒髪で少し太り気味の男性が立っている。
この赤ん坊というのはルカで、女性は彼女の母親であるサラさん、男性は彼女の父親であるラモさんだろう。

ここで、僕が注目したのはサラさん。
意識の中で会った女性ははねっ毛の茶髪だった。そして、写真に写っているサラさんは……はねっ毛の茶髪だ。

これで核心した。
僕の意識で会った女性というのはサラさんだったということを。

「ルー君、その写真に気になる所があったの?」

「……ううん、何でもないよ。初めて僕がルカに会った時、君はこの写真を見てたよね?」

「うん」

「どんな写真だったのか詳しく見たかったから、こうやって見せてもらったんだ」
思わず嘘をついてしまった。
だけど、彼女は……ルカは僕のことを全く疑ったりなんかしなかった。

この時からなのかな、ルカに想いを寄せ始めたのは。

2010-02-12 21:28:50


MILLAI(クラウス少女♪)

ま…マジ!?
これがきっかけなんか!!

ルカに思い寄せ始めたのは!!!!!!!!

ルカって、金髪なんかなぁ?
ルカって可愛いん?
↑(聞きまくりやし!!)

2010-02-12 21:38:17


lemon

ルー……ク……
まあ、失恋(?)は2回目じゃないからいっか!
それより、私の書いてルカは大変だよ?
性格悪いし常識ないし(決して裕福育ちじゃないよ)……重要事項はあえて隠しときます。

2010-02-12 22:45:21


にし

>MILLAI
また改名したんやなぁ。
読み方は…「みらい」かな?

ルカはこんな感じ!
⇒http://x94.peps.jp/lamyom/syacon/c_index.php?cn=56&_cus=kxu0r0&tnum=59&tnum=59


>lemon
うん、失恋(?)は……2回目じゃないね!
lemonのルカも私は好きだなあv

2010-02-14 21:52:33


にし

10章に入ります!



【第10章】ルークの決断


夜が明け、エスカレーでの2回目の朝を迎えた。
僕は目を覚ましてから色々なことを考えていた。

レイトン先生のこと、クラウスさんのこと、光のピアニストのこと、サラさんのこと、ルカのこと…………。
頭がこんがらがりそうだ。

「おはよう、ルーク君」
そう話し掛けてきたのはミミさん。彼女はまだ眠たそうな顔をしている。

「ルーク君、教授は大丈夫よ。きっと」

「どうしてそんなことをいきなり言い出すんですか」

「だって、教授のことを心配してるんじゃないかと思って……違った?」

「いえ、その通りです」
ミミさんはよく僕の思っていることを言い当てる。これにはいつも驚かさせられるなぁ。
この時、ドアからノック音が聞こえてきた。

「誰だろう? ちょっと見てくるね」
ミミさんはそう言うと、ドアに向かい、開けた。

「どちら様でしょうか」
彼女がドアを開けきると、そこにはあの人の姿が……!

「サラ・クリエトス……あなたを迎えにやってきました。あなたのこと、随分と捜しましたよ」
そこに立っていたのは白い物をたくさん身に付けている光のピアニストだった。

「ちょっ、サラさんって……ここにはそんな名前の人はいないわよ? 何寝ぼけたことを」

ミミさんが言い掛けたところを光のピアニストが割り入る。
「あいつは生まれ変わってでも生きようとしているのですよ。奴が生きている限り、この世に幸福など来ない」

「ちょっと待って! ……それって、この中にサラさんの生まれ変わりがいるということ?」
ミミさんは辺り全体を見渡す。僕やルカやダイルさん、そしてチェルミー警部。みんな目で確かめ合った。

「そう、ミミ・アルタワ。君の言う通りだよ。何人の犠牲を出してでも殺さなければならない人物がここにいるのだよ」
彼はそう言うと僕の方へ歩み寄って来た。

「ルーク・トライトン。君こそがサラの生まれ変わりだ」

2010-02-14 21:54:55


lemon

……ルークを殺そうなんて……なんてひどいんでしょうね、光のピアニスト[s:0369] 私は絶対許しませんよ!

いやぁ、ミミさん鋭いね! 私もびっくりしました[s:0062]

2010-02-14 22:20:31


twon

ルーク。どうか無事でいてー!
(何もおきていないけれど)

2010-02-14 23:06:56


やはり上手いですね。
私の小説なんかより全然すごいですよ。
楽しみにしているので、更新頑張ってください。
私は更新全然できないので、これだけ更新できるにしさんはすごい。

2010-02-15 15:47:43


琥珀

さすがにしさんですね。とても小説お上手です!!!!!あっはじめまして琥珀です!

2010-02-15 16:38:10


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