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レイトン教授ともう一つの時間旅行

Professor

自分のサイトにも載せてある小説を、ここでも公開したいと思います!

では、始めます!!

2009-04-20 21:53:57


にし

本当にめちゃくちゃな会話文…。
最後のこういうシーンを書くのって苦手ですね、私。

(気づくの遅いよ…)



「それは…君のお姉さんと同じなのではないかな?」

「え……!?」

「自分が死ぬかもしれない。
けれども、大切な人を守らないなんて…苦しいだろう?」

「…………」

「きっと、君のお姉さんは大切な人を守りたかったんだよ。例え、自分の命が消えてしまうとしても…。
だから、ルークが君のお姉さんを殺したという訳ではない。

私のとった行動と…ルーク自身の存在自体が君のお姉さんであるのと同じなのではないかな」

「…………」


レラさんは黙り続けていた。

そう、警察が彼女を連行するまで―――。



口を開いたのは、パトカーに乗る前に、僕に話し掛けてきた時だった。

「ごめんね、ルーク君。
私が間違ってた…。あんなことをするだなんて」


そう言うと、レラさんはパトカーの中へと入ろうとする。

「待って!」

そんな彼女を、僕は引き止めた。
みんながどうしたのかというように僕を見る。


「レラさん、僕は、僕は……」

「何?」

「いえ…やっぱり何でもないです!」


僕はレラさんへの最後の笑顔を見せた。
すると彼女も小さな微笑みと涙を見せてくれた。

…レラさん、僕はあなたが警察と共に行ってしまった頃にはもう、自分の失われた記憶を取り戻していたんだよ。

あの事件のことも、君のお姉さんの事も、



僕が初めて愛した……人の名前も―――。

2009-09-28 22:24:30


lemon

ルークの初恋……!? なんか悔しい……私がレイトンキャラで好きなのは、ルークとオウム(時間旅行の)だからね……
あれ? もう終わり?

2009-09-28 22:39:33


riddle

初恋!?誰~?すんごい気になる[d:0207][d:0207]
私はクラウス派だから大丈夫[d:0146](そういう問題じゃない)

もう終わっちゃうの[d:0159]でも、まだ未来世界だよね!?どうやって戻るのか楽しみ[d:0150][d:0150]
続き、頑張ってね[d:0080]

2009-09-28 23:09:00


蘭花

初恋相手とは誰なんでしょうか!?
とてもとてもとてもとても!!
気になります~★

初めまして。蘭花といいます!
凄い人気ですね……それに気になる続き……。頑張ってください!
応援してます~★

2009-09-29 19:25:47


にし

―lemon―
私もルークが大好き!
やから、よくイジメ…いや、なんでもないわ(笑)

まだ続くで~~!


―riddle―
初恋相手はだ~れだ!
もうわかるように書いてんで♪

私の小説は考えないと読めないヤツやから、1人1人の真実が異なってくると思う…。


―蘭花さん―
初恋相手、誰だと思いますか?
このことについては考えてもらうことにしています。

そして、はじめましてですね!
あと少しで終わりますが、応援をありがとうございます!!

2009-09-29 22:41:17


にし

続き♪



【終章】もう一つの時間旅行


あれから、夜になるまで未来のロンドンを満喫した。
僕は、薬の効果がなかなか切れなくて、車椅子での行動だったけれども。

レイトン先生は、未来の自分と話を続けている。
その一方、僕はクレアさんと会話していた。

そういえば、先生とクレアさんの間には、一定の距離が置かれているような気がするんだけれど…気のせいだろうか?


「ねえ!ルーク君ってば!!」

「えっ、何?」

「さっきから話し掛けてるのに、無視しないでよ」

「ごめんごめん、考え事をしてて……で、何の話?」

「これ、エ…じゃなくて、教授さんに渡しておいてくれる?
向こうの時代に帰ったら」


『エ』とは何の事だろう。
先生の名前のエルシャール?

でも、クレアさんは先生の名前を知らないはず…だよね?

「今、渡さないのかい?」

「ぇ…えぇ、なんだかそんな雰囲気じゃないし……」


確かに、そんな感じがする。
先生達はナゾの話で盛り上がっている最中のようだ。

「じゃ、よろしくね」

そう短い言葉を残すと、クレアさんは僕に小さな箱を手渡してくれた。


「元の時代に帰れる扉、ディミトリーさんが用意してくださったようですよ~!」

ライルさんが僕達を呼びにやって来たようだ。


「今行くよ」

先生の返事と共に、僕達は扉を目指して進んで行く。
その時、クレアさんはその場を動かずに、僕達が見えなくなるまで目で見送ってくれた。

彼女涙を流しながらは口を動かしていたけれど、その声は小さすぎた為、僕達の誰にも聞こえなかった。



「これで…本当に最期よね。
さようなら…エルシャール・レイトン教授。

私の大切な人―――」

2009-09-29 22:54:36


lemon

ナゾは深まる……いや、解決されてる?ルークが車椅子かぁ……
にしは次回作、考えてるの?

2009-09-29 23:12:22


蘭花

……やっぱり一番最後の台詞はゲームでも小説でも涙が出てきちゃう……。

2009-09-30 16:10:12


にし

―lemon―
ナゾは解明されつつ深まっていく…。
さあ、このナゾあのナゾ、あなたが解いてみてください!

次回作?
もちろん!だってこの話は第三部作中の一作品目やもん。

ちなみに、自分のサイトではもう二作目に入ってんで~☆



―蘭花さん―
私の小説でも涙出ますか?

…こういう系の小説を書くのは初めてなんで、そうなってたら嬉しいです。
(ギャグ系ばっか書いてたもんですから〈汗〉)

2009-09-30 23:03:52


lemon

3部作だったんだ? 初めて知った……にし、ちゃんとこれでも書いてね? 私は3部作じゃないけど、新しいシリーズをこっそり書いてる……

2009-09-30 23:07:56


にし

新しいシリーズ考えてんのか!
…見てみたいかも←(コラッ)


続き、書きますえ♪




扉の前に着くと、ルークさんやルカさん、沢山の人が見送りにやって来ていました。

アロマさんは一足先に帰ったようだ。



「レイトン先生、短い間でしたがお世話になりました。
そこの扉を抜ければ、10年前のあなた達の時代に戻れるはずです。
今まで、本当にありがとうございました…!」


ルークさんは頭を深く下げ、同時に手紙を渡した。
まるで、ラブレターを渡しているような図だ。

先生は、ルークさんの手紙を静かに受け取り、「こちらこそありがとう」と口にした。



みんなに見守れながら、僕と先生は歩き出す。
10年前という、自分達の時代へ。




扉を抜けると、僕達は自分達の時代に辿り着いていた。
すぐにうしろを振り返ってみたけれど、そこには壁があるだけで、触ってみても何も起きたりはしなかった。


「なんだか、長い夢を見ていたような気がします」

「そうだね、私もそんな気がするよ」

そんな感じの話をしながら、僕はある事を思い出した。


「あ、先生!
そういえば僕、クレアさんからこんな物を預かってたんですよ」

そう言って、先生にあの小さな箱を渡した。
その箱を開けると、中にはピンク色に輝く小さな飾り付きの指輪が入っていた。


「おや、これはまた可愛らしい指輪だね」

先生は微笑んだ。

2009-09-30 23:26:17


lemon

クレアに貰った指輪に秘密アリ!
……冗談です。超適当な推理ですよ。 すぐ横に充電器があったのに、何故気付かなかった?
新シリーズ……ここで書くにも、書いたら削除対象になるし……そもそも完成してないし……

2009-09-30 23:31:28


蘭花

にしさんのでも涙は出ますよ!
凄い感動してます……心の中で……。
こんな小説書けるなんて本当に尊敬しちゃいます。

頑張ってください!

2009-10-01 19:27:46


にし

―lemon―
指輪には特に秘密ないで~っ!
…う~ん、でも新シリーズは見てみたかったなぁ。


―蘭花さん―
そんな…、なんだかありがとうございますね^^
少し照れちゃいます……///



今日で一気に終わらせます!
今まで見てくださった方々、本当にありがとうございました!!

2009-10-01 22:17:01


にし

「ねぇ先生、ルークさんの手紙にはなんて書かれてたんですか?」

「うん、今から読んでみるよ」


先生はポケットから手紙を取り出し、それを開けた。

『レイトン先生、この件はどうもありがとうございました。

さて、あなたと僕達が出会ったことで、きっと歴史が変わってしまうことでしょう。
ということで、そんな事がないように、明日にはあの事件は最初から存在していなかったのかというように、あなた達の記憶を消させていただきます。

でも、心配しないでください。
消すのはあの事件の事とこの手紙だけですから。』


「明日、全てが終わるのか…」

先生はそう呟いていた。


「ルーク、この際だからあの事を話しておこう」

「あのこと?」

「……クレアさ」


やっぱり…、クレアさんには何か秘密が隠されていたんだ。

「あのクレアは私の元恋人のクレアに間違いないよ。
その証拠に、初めて会った時に私のことを教授さんと呼んだ。見ただけではわからないのにね」

「でも、どうしてあの時代にもいたんでしょうか。しかも少女の姿で」

「私の推測だが、きっとあの特別な周波のせいだよ。
あれによって、クレアは引き寄せられ、しかも何らかの悪い影響を受けて少女の姿になってしまったのかもしれない」


今、あのクレアさんはどうしているんでしょうか。
あの塔は潰れてしまったのだから、きっと今頃は…いや、考えないでおこう。



「クレアはあの時代へも旅していたのさ。
そう、もう一つの時間旅行を…………ね」





そして、深夜0時の鐘が鳴り響いた―――。

2009-10-01 22:26:39


にし

【エピローグ】


先生がロンドンへ帰ってから1ヶ月が経った。

僕はある決意をお父さんに伝えて、今度は僕がロンドンへと出た。


「1年振りだなぁ、レイトン先生の研究室は…。
先生はいるかな?」

僕はドアをノックして開ける。

「先生、いますか?」

「やあ、ルーク、一ヶ月振りだね。
それにしてもロンドンまで来るなんて…一体何の用なんだい?」

「実は…先生、僕、一人暮らしを始める事にしたんです!」

「おや、ルークに一人暮らしが出来るのかな?」

「ちょっと先生!からかうのはやめて下さいよ!!」

「はは、すまなかったね」


チリンッ

鈴の音が聞こえた。

「手紙が来たようですね、僕が取ってきます」


丁寧に編まれた鈴付きの籠の中に、雪がちょっとだけ付いた手紙が一通だけ入っている。

僕はその手紙を手にして、先生の元へ行った。


「はい、どうぞ」

「ありがとう、ルーク」

僕が手紙を渡すと、先生はすぐに読み始めた。


「先生、誰からの手紙ですか?」

「ふふっ、私の友人からだよ。彼の名は……」



レイトンとルークの新しい冒険の始まりを告げるかのように、
このロンドンの冬空の下、あるある部屋の中で、今となってはどうやって手に入れたのかは誰にもわからない小さな指輪が静かに春色に輝いていた―――。



――To be continued...

2009-10-01 22:27:59


lemon

完結おめでとー[s:0325] ルークに一人暮らし……出来るの? ま、私より年上なんだし当然か。 次回作も頑張ってね[s:0288]

2009-10-01 23:12:31


BB

完結おめでとうございます[a:0044]
二作目も楽しみにしてますね[a:0414]
またホームページの方にもお邪魔していいでしょうか[a:0003]

2009-10-02 18:01:19


にし

2人とも…ありがとうございます!!
次回作も11月から載せますね♪


HP、大歓迎です!
一応ここにURLを載せておきますね。

Puzzle☆Correct
→http://x94.peps.jp/lamyom

ご自由にどうぞ
→http://x94.peps.jp/lamyom/syacon/?id=lamyom&cn=56&_cus=kqvz23

2009-10-02 21:08:39


BB

ありがとうございます[a:0044]
早速お邪魔させて頂きます[a:0414]

2009-10-02 21:19:50


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