[1]るーく♪
【レイトン教授とかぐや姫伝説】
始めましてもしくは、今晩は☆
本作で三作目です♪
続き物ではありませんが、『神の宝石』のエピローグを読んだ方が最初は良いかもしれません(汗)
よろしくですm(__)m
2013/07/03 18:53
[122]るーく♪
レオンが箱に手をかけたときだった。
障子がガラッと開いた。
僕たちはビクッとなったが、変化していることを思い出した。
しかし、相手が悪かった。
長老様だったのだ。
「レオンとベル、マリンじゃな。変化を解きなさい」
長老様は、どんなに変化の術をうまくかけても、見破ってしまう。
噂ではこの能力を秘密の箱によって手に入れたしい。
しかし僕たちは、大人の言うことを素直に聞かない子供たちだ。
スゴい勢いで逃げる。
レオンはダッシュ、僕とベルは飛んで。
「コラッ待て!!」
長老様が怒鳴るが、「はい」と言って止まるわけにはいかない。
どうにか飛び込んだのは、広い部屋だった。
中央にひとつの箱がおいてある。
「…………秘密の箱………!?」
ベルが呟く。
そう。
そこにはさっきと全く同じ箱があったのだ。
2013/07/29 11:18
[123]むきさめ
長老様ーーーーーー!!見つかってしまいましたね(*O*;)/シ あわわわッ
同じ箱…どっちかがニセモノってことですか!?どっちが本物なんでしょう。。。
2013/07/29 13:06
[124]リオ
あわわわ・・・・・
み、見つかったあ!とりあえず、逃げ!
ε=ε=(ノ≧∇≦)ノ秘密の箱が二つう!?どっちが本物か?実に面白い。
2013/07/29 13:13
[125]るーく♪
コメ返しは明日になると思います………
「こっちが本物だったりして?」
レオンが開けようとする。
しかし、
「まって!!」
というベルの声を聞き、手を離した。
「考えましょう。まず、私たちは二つの箱を見つけた。しかも、テキトーに入った部屋で」
うんうん、と頷くしか出来ない。
「もしかしたら、各部屋に箱が置いてあるのかもしれないわ。一つは本物、他は偽物よ」
うんうん、と頷こうとして止まった。
………なんだって!?
「まてよ。だったら本物はどこだ?しかもお前の説が正しいと言う根拠は?」
レオンが問いただす。
「まず、レオン君の勘が当たったことはないでしょう。それに、違ったとしてもこの箱かさっきの箱のどちらかが本物でしょう」
正論だ。
レオンも反論できない。
「次に長老様ね。なんでこんな真夜中に起きていたのか」
「俺たちの声や物音で起きた……とか?」
「思い出して。私たちは聞かざるの術をかけているのよ。あの部屋に用がない限り、入ってこなかったはず」
「あの部屋に?」
「そういえば、ベルが来る前にも、人の足音がしたな」
「それよ!!」
「え!?」
「何か秘密の会合か何かがあったんだわ」
「秘密の!?」
「その人と長老様がね」
「話が飛躍しすぎだぞ」
「じゃあなんで長老様が来たの?あの部屋に用がa……」
「まてよ。他にも可能性がある」
ふと思い付いた。
「何よ?」
「長老様が僕たちがあの部屋にいると知っていたら?事実は違ってくる」
「そんなの不可能じゃね?」
「あの足音の人物、Xとしておこうか。Xは、本当は僕たちに気づいていた。しかし、気づかなかったフリをして通りすぎ、その後僕たちを観察した」
「なんのために?」
一回切ります
2013/07/29 22:16
[126]リオ
推理合戦になってるお☆
僕も混ぜてくれたまえ~ε=ε=(ノ≧∇≦)ノ
ル「同じ顔文字使わないでください。」
さーせん。またきます☆
2013/07/30 09:38
[127]むきさめ
ベル頭の回転速い(°O°)/!私だったらどっちも開けちゃいますね。
秘密の会合…そこで何かあったんですか!?
長老様はいったい何者なんですか??
2013/07/30 13:11
[128]るーく♪
えっと、コメ返しの時間がないです、はい
いい加減みんな怒るかもしれませんが…………
すみません
「理由はいろいろある。例えば、僕たちがなんの目的でここに来たのか、探るためとか」
「なるほどね」
「もしそうだとしたら、私たち、ヤバイ状況におかれてるわよ」
どういうこと?と聞こうとしたが、聞けなかった。
何十人もの足音がしたからだ。
しかも、この部屋に向かって!!
「変化の術!!」
僕たちは全員追っ手の姿に変化した。
ガラッと襖が開く。
たくさんの追っ手が僕たちを見つめた。
「奴らは?」
「ここにはすでにいなかった」
レオンが声を作って言う。
「そなたたち、名は?」
ヤバイ。
長老様の娘、蒼紅様だ。
「私は川野 藍聖でございます」
「あっしは川野 藍乃助でやんす」
二人が長老の支え人独特のしゃべり方を真似る。
僕も言わなくちゃ。
自分の変化した姿は、女性らしい顔立ちの忍者。
いっそのこと、女性になろう。
「私は川野 藍桜でございます」
らんおう、か。
卵の黄身みたいだが、いいだろう。
「兄と妹なのか?」
蒼紅様が眉を潜める。
「いいえ。私が一番年上でして、藍桜が次でございます」
「藍乃助が一番年下か」
「その通りでございます」
ベルがスラスラと答える。
さすがだ。
「三人とも、私の部屋へ来なさい」
とたんにベルの表情が固まる。
「なぜ……でしょう」
「何、来てもらうだけじゃ。それとも嫌かの?」
「…………い、いえ」
蒼紅様が歩きだす。
支え人たちはサッと避ける。
僕たちは仕方なく歩き出した。
「私の部屋はどこか知ってるかの?」
マ、マズイ。
レオンと僕が焦っていると、ベルが微笑んだ。
「はい。その角を右に曲がったところでございましょう?」
「そうじゃ」
なんで知ってるんだ!?
「じゃあ藍乃助、私のペットは何か知ってるか?」
「ネズミでやんしょう?」
「そうじゃ、そうじゃ」
正解かよ!?
「最後は藍桜じゃな。私の部屋の壁紙の色は?」
えっと……
僕は自分の着ているものを見てみる。
水色。
ええい、こうなったらイチかバチだっ
「水色でございましょう?」
「正解じゃ」
ホッとする。
ベルもレオンも嬉しそうだった。
2013/07/30 22:18
[129]リオ
おおー!正解正解♪
もしかしたらもうバレてて嘘ついてんのかな?
とにかく更新ガンバ♪
2013/07/31 11:39
[130]るーく♪
★お知らせ(ていうか謝罪)★
ここ最近、コメ返しが大幅に遅れています。
私が忙しい、というのが一番の理由です。
物語を早く進めたい、というのもあります。
で、これからは出来るときだけさせてもらうことにしました。
もちろんコメントは読ませていただきますし、コメをして貰える有り難さも分かっています。
しかし、時間的に更新しか出来ないので、そうさせていただきます。
コメントをしてくださる皆様、本当に申し訳ありません。
2013/08/01 16:32
[131]るーく♪
僕たちは蒼紅様の部屋に通され、来客用の座布団に座らされた。
「藍聖、藍乃助、藍桜と言ったな。そなたたち、ベル、レオン、マリンじゃろう」
蒼紅様の瞳が、鋭く光る。
ベルが笑顔を作る。
「何を言っておられるのですか。私たち、今までずっと支え人として支えて参りました」
………こいつ、名女優になれるぞ。
レオンと頷き合う。
「そなたはベルじゃな」
「違います」
「そなたはレオン、そなたはマリン」
さすがに自分が言われたときは、背中に冷たい汗が流れた。
「蒼紅様、仮に私たちがそうだとしたら、何ですの?」
「秘密の箱を開けてもらいたい」
僕たちは三人揃って目を丸くした。
『これはチャンスだぜ』
悪魔が囁く。
『ちゃんと理由を聞いてからにしましょう』
天使は慎重だ。
すると、ベルが聞いてくれた。
「どうしてでしょう」
「私の弟の蒼火は知っとるだろう」
頷くしかない。
「蒼火が怪我をして動けないのだ。秘密の箱はここにある。」
そう言って蒼紅様が出したのは、さっきの箱と容姿が少しも変わらない箱。
「どうして蒼紅様は開けないのです?」
「怖いのだ」
「へ!?」
自分でも驚くほどのすっとんきょうな声が出た。
「秘密の箱は別名が神の箱。
その神の箱と対になって代々譲り渡されてきたのが閻魔の箱なのじゃ。
閻魔の箱と神の箱は見た目がそっくりでの。
一応私の持っているこの箱が、神の箱だと言われている。
しかし、真相は誰にも分からんのじゃ」
初耳だ。
「さらに閻魔の箱は、開けた人の大切な人たちを何人でも奪ってしまう」
……………え
「私の大切な人は弟一人じゃ。
もし、間違って閻魔の箱を開けてしまったら………」
傷が癒えるどころか、消えてしまうのだ。
「だから、私たちに開けてほしい………と?」
蒼紅様は、コクッと頷いた。
その様子に、なぜか僕は違和感を覚える。
僕の母は、秘密の箱は願いを叶える代わりに、代償がいると言った。
蒼紅様の話が正しければ、神の箱は何一つ奪わないのだ。
矛盾している。
ふと一つの考えがひらめく。
"もし神の箱と閻魔の箱が二つではなく、一つだったら?
その一つの箱を秘密の箱と呼ぶのだとしたら?"
この考えが正しければ秘密の箱を開けると、望みは叶うけど、大切な人たちを失う。
そういうことになる。
目の前の箱が秘密の箱だとしたら…………
考えるだけで鳥肌が立った。
ふと秘密の箱を見ると、いつの間にかレオンとベルが開けようとしていた。
………大変だっ!!
「レオン、ベル、その箱を開けると、願いは叶うけど、大切な人を失っちゃう!!!
開けちゃダメだっ!!」
慌てて取り上げると、その衝撃でなんと……
ふたが開いた。
これって、僕が開けたことになるの?
聞こうとしたとき、レオンとベルの姿が徐々に消えていくのに気づいた。
「レオン、ベルッ!!
消えちゃダメだっ!!」
でも、その叫びは虚しく大きな部屋に響いただけだった。
涙が一粒、二粒と頬を流れる。
でも、拭く気には到底なれなかった。
どれぐらい泣いただろう。
気づけばレオンとベルは本当にいなくなっていた。
願い事をしなきゃ。
ボンヤリと考える。
「蒼火様の怪我が完治しますように」
そう呟く自分の声が聞こえた。
家に帰ると、家族はいなかった。
もしかしたら、と思ったが、少しだけ期待してみた。
でも、深夜になっても家族は現れなかった。
また僕は泣いた。
ずっとずっと。
次の日、僕は精霊の村を出た。
マリンと言う名を捨てて。
二人と共に冒険したときのモモンガの姿に変化して。
2013/08/01 17:17