[1]たかなし
【レイトン教授と暗幕パーティー】
はじめまして!
たかなしと申します。
初書きなので緊張してますが、が、がが、頑張りたいです、どきどき。
注意
・波更新
・ぐだぐだ
・ナゾなんてない
・トリックなんてない
・唐突に始まる
・ぐだぐだ(大事なことなので二回言いました)
・時間軸?何それ美味しいの?
・文才?ああ、煮物にすると美味しいよね
・その他何かいろいろ酷い
以上です。
それでも大丈夫!という方はどうか暖かい目で見てやってください。
2012/05/19 20:32
[24]たかなし
廊下ですれ違った少年の証言
「ナナさん、何時まで先生にしがみついてるつもりですか?」
「それは勿論人魂の正体が分かるまでさ!このままじゃ寝れない!」
時刻は午後8時を回る。そろそろ切り上げの時間も近いかもしれない。今日はこの屋敷に泊まることになっていたが、大丈夫だろうかと不安になる。
とりあえず、メイドさんを探さなくちゃいけないのだが、何せ人がいない。まだ会場に残っているのだろうか?
一旦会場に引き返そうかと先生から提案が出た時、廊下の奥に人影が見えた。それをジッと見ていると分かるのが、相手が僕より幼い子供だということ。クリーム色の癖のついた髪。少し眼鏡をかけたその姿は女の子みたいだが、どうやら男の子のようだ。
可愛い顔をしてる……って言ったら自分もだろって指摘されそうだけど、可愛い。
少年は僕たちに気づくと駆け足で近づいてきた。そしてナナさんの目の前でピタリと立ち止まると、にこりと微笑む。
「やっと見つけた!」
「え?」
「これ、返そうと思って!」
こてんと首を傾げるナナさんに少年はあどけない笑みを浮かべたまま背中に背負ったリュックを下ろす。整頓されていないリュックの中身をごそごそと漁り、中から茶色の財布を取り出した。それを見たナナさんが「ああっ!」と声を上げた。
「これ、私の!」
「あ、例のスられた?」
「うん。少年、ありがとう!」
あれ、スられたのに何でこの子が持ってるんだろう?
その疑問に答えるかのように少年は元気に言った。
「ううん、お礼を言われるようなことしてないよ!
だって盗ったのも僕だもん!」
ここに入れたのもお姉さんの招待状のお陰だよ!と少年は笑う。
爆弾発言だったと思う。ここにいる誰もが皆、動きを静止させた。
そして、暫くの沈黙の後、ナナさんが動いた。
「何でこんなことしたのかなぁ?」
「い、いたたたたっ!痛いよ、お姉さん!」
少年のコメカミに拳をグリグリと押し当てるナナさん。言葉は優しいが行動は厳しい。
少年は涙目で叫ぶ。
「も、もー!お姉さんには教えてあげない!」
「はあ?餓鬼に教えてもらうことはないよ」
「人魂!犯人!教えてあげない!」
「は…」
またもや爆弾発言だ。
少年の言葉にナナさんの手が止まる。それをチャンスだと思ったのか少年はナナさんから距離をとった。
今の言葉を聞かされちゃあ流石に話に入るしかない。
「君、犯人って…」
「あの人を殴った犯人」
そのまま少年はスッと目を細める。何だか、雰囲気がガラリと変わったような。
「不思議だよね、人間って…心の中を覗かなきゃ、考えてること全然分かんない。一見穏やかな人こそ、闇に埋もれたりしてるんだよ」
「それは、どういう?」
先生が少年に尋ねると少年はまたあどけない笑みを浮かべた。
やはり、雰囲気が違う。
「やだよ!お姉さんにだけは教えてあげようと思ってたけど、やっぱり教えてあげない!」
少年は此方に向けて軽く舌を出して廊下を走る。
そして声がギリギリ聞こえる距離まで離れると、くるりと向き直った。
「七恵お姉さん!レイトン先生!ルーク!」
「は?」
「ん?」
「え?」
少年はそれぞれの名前を呼ぶと大きく手を振る。
おかしい。僕たちは名乗っていないはずなのに…。
「僕の名前はトオゲツ!覚えてて!!
じゃあ、また、ね?」
再び廊下を走るトオゲツを僕たちはただ呆然と見つめるしかない。
一体、彼は……。
「というか、僕だけ呼び捨て!」
「ちっちゃい子同士だからいいじゃない」
「よくないです!」
だって、僕のほうが年上だもの!
「もっと詳しい話を聞きたかったのだが…」
「不思議な子でしたね、トオゲツか…変わった名前」
トオゲツ…、何故か、何故かまた出会う気がした。
これは僕のただの勘。
あと二人ほど登場人物兼犯人候補いるから!
2012/05/24 14:24
[25]たかなし
アルクイン家のメイドの証言
トオゲツが走り去った廊下の先、大空が描かれた絵画の前で箒に跨がる女性を見つけた。
ひらひらとスカートを翻して何かを唱える女性は、格好から推理するとこの屋敷のメイドだろう。
そして、その不可解な行為から推理すると…。
「絶対あの人がマティさんが言っていたメイドさんです。行動が電波過ぎる」
「不思議ですね、やっと見つけたのに全く話しかけたくない」
「失礼だよ、君たち」
「あらー、レイトン様にルーク様、それに七恵様ではないですかぁー」
僕たちが話している間に近づいてきたらしいメイドさんにぴくりと肩が揺れる。
セミロングの髪を赤い紐で結い、メイド服を軽く着こなしたメイドさん。手には先ほどの箒が握られている。
あれ、この人も僕たちの名前…。
「何で私の名前を?」
ナナさんも気になったのかメイドさんに質問する。するとメイドさんはあらあらと微笑み、答えた。
「会場に入る前に名簿に名前をお書きになられましたよねぇ?そこに私もいたんですよー」
「いや、だからって…」
「あらあらー、私、会場に入られたお客様の名前とお顔は全員覚えましたのー」
「え!?」
軽く百人は越えてましたよね!?それが本当なら驚くべき記憶力の持ち主だ。
……あんなことしてたのに。
「じゃ、じゃあ、さっきは何で箒に…?」
「うふふ、人が箒に跨がる理由は一つしかありませんよぅ」
「え?」
「お空を飛ぶために決まってるじゃないですかー、七恵様ったらお茶目さん」
「………そうデスね」
あ、凄い。あの七恵さんをここまでどん引きさせるとは…マティさんの言ってたことは正しいらしい。
先生は苦笑いを零すと本題に入る。
「あの、少々お尋ねしたいことがあるのですが…えっと、」
「ああ、私、アリスって云います。アリス・フローリー。
可愛い名前だと思いませんかあ?」
「ええ、とても素敵な名前だと思います」
「うふふ、レイトン様ったらお上手なんだからぁ」
そして機嫌のよくなったアリスさんは何でも聞いてくださいと先生に笑った。
「まあ、犯人に心当たりはって言うか犯人様は分かっているのですがー」
「えぇ!?」
犯人が分かってる!?
もう!ナナさんといいさっきのトオゲツといいアリスさんといい、一体何なんだ!
「教えてください!」
「やあですよぅ。私、謎解きとか興味ないんですー」
「いや、興味とか関係なく…!」
じゃあ、何故発言したんだ!
「……では、質問させてもらいます。
ナナが見たらしいのですが、青白く光る人魂に心当たりは?」
「せ、先生!?」
「青白く光る……あ、ああ!
あらぁ、七恵様も見たんですかー」
「もってことは…」
「私も見ましたのー」
ま、まさかの、人魂の目撃者!?先生も一体何を考えて…。
「私、ダヴィ様にブレーカーを落としてくるように命令されましたの。でも、その時会場の真ん中にいたものですから時間がかかると思って、私走るの苦手ですし…。だから後輩に頼んでそのまま会場にいました。
その時の位置が丁度旦那様の正面でして。ブレーカーが落ちた、うーん…旦那様が襲われる直前に旦那様の背後に青白い光を見ました。一瞬だけですけどね」
「ま、まさか本当に…」
ちらりとナナさんを覗き見る。が、ナナさんな何か腑に落ちない顔をしていた。
「どうしたんです?」
「……いや、私が見たのは会場の真ん中じゃなくて、もっと奥だったと思う」
「?じゃあ、アリスさんが見たのはナナさんが見た後に移動した人魂ってことに…」
「いや、時間的には同じなんだ。私もアルクインさんが襲われる直前に見たから」
「七恵様は勘違いをしていらっしゃるんですよぅ」
アリスさんがくすくすと笑う。勘違いって…やっぱり夢だったとか?
「確かに、あの会場に青白く光るモノは二つありましたの。でも、私たちが見た光は同じモノ。
七恵様はある『思い込み』によってあの光が遠くにあるものだと『勘違い』していらっしゃるんです」
「思い込み?勘違い?一体何ですか?」
「それは後々レイトン様が教えてくれますよー」
ね、レイトン様?と可愛らしく首を傾げるアリスさん。先生は真剣な表情をしていた。
「それにしても、凄いですね。アリスさんって」
「うふふ、マティ様にも褒められますの。お前はアホだけど頭だけはいいなって」
「それ、違うと思います」
「レイトンさんも頑張らないと!先を越されてしまいました!」
「うふふ、それは違いますのよ。
レイトン様は鍵をまだ持っていないだけですの。私は最初から鍵の正体を知っていただけでして」
くすくすと笑うアリスさんは鍵について聞いてもきっと教えてはくれないだろう。
もう、皆個性が強すぎます!
「レイトン様、一つだけ教えてさしあげます。犯行が可能な方を」
「犯人候補、ですか」
「ええ、まずこの屋敷の人間でしかありえません。この犯行が突発的なものだとは思えませんから。
それを踏まえると絞ると三人になりまして、その中の一人だけ教えて差し上げます」
「…ふむ、その一人はあなた、ですよね?」
「!!」
アリスさんが初めて笑顔以外の表情を見せた。これは焦りか、驚きか、僕には分からないけど。
「え、ええ、そうですの。私はブレーカーが落ちる寸前に旦那様を見てましたし、旦那様の位置を把握してました。私にも犯行は可能です。
何だ、教える必要はなかったみたいですね」
「ええ、ご協力感謝します」
はいー、とぺこりと頭を下げるアリスさん。そして顔を上げたとき、ちらりと目が合った。
「……昔、全然流行らない小さな宝石商があったとします。それが大きな宝石商の存在で潰されたら、小さな宝石商の娘は大きな宝石商の社長を恨むと思いますか?」
「…さあ、どうですかね」
「もし、その娘が成長して、社長の下で働いているとしたら、その娘は何を考えて生活をしてると思います?」
「………」
「あ。あらぁ、あんなところにゴミが落ちてますのー。
それでは、レイトン様。私はこれで」
足早に立ち去っていくアリスさん。
多分、マティさんの心当たりはこのことだったようだ。
「どう、思いますか?」
「あれは、もしもの話だよ」
「でも、あの話が本当なら…」
アリスさん、何を考えて今まで生きてきたんだろう。
恨み?妬み?憎しみ?
あの笑顔の裏では相当、苦しんできたのかもしれない。
少し長くなった…。
皆さんは犯行が可能な人物、分かりましたでしょうか?
一人は一応ちらっと登場しましたが…。
ああ、中身が薄いので何かもう…←
2012/05/24 17:10
[26]チョコ
な、なんか妙なのが2人でてきたーーーーヽ(゜Д゜)ノ
2人共犯人知ってるのか…?
どっちかと言えばアリスの方がおかしい気がする…(-- )
気がするだけかもしれない(笑)
2012/05/24 20:04
[27]たかなし
チョコさん>
個性が大切かと思って、てへぺろ←
ふふふ、一番怪しい奴に限って実は言うと全く関係ないといry
一応皆怪しいようにはしてたりするんですけどね、一応。
でも、アリスさんは犯行が可能で動機もあるだけだから!(十分怪しい)
2012/05/24 21:55
[28]たかなし
「先生、次はどこに行くんですか?」
「ふふ。勿論、もう一人の犯行可能な人物のところさ」
「犯行可能な人物!?先生は既に分かっているんですか!?」
「犯行が『可能』な人物はね」
「それは一体!」
「よく思い出してごらん?
アリスさんには犯行が可能だった。それは何故か?被害者の場所を特定できたからだ。
そうすると、もう一人アルクイン氏の近くにいた人物がいるよね?その人物にも犯行は十分可能だったはずだ。
何せ、隣にいたんだからね」
「隣…」
引っ込みそうだった記憶を引っ張り出す。
ダヴィさんがアルクインさんを見つけたとき、アルクインさんは話に夢中で此方には全く気づかなかった。じゃあ、誰と話していたか。
「……あ、もう一人使用人さんがいました!」
「そうだね。
たまたまアルクイン氏がダヴィさんの名を呼んでいたから直視はされなかったが、論理的に言えば、彼が一番犯行をしやすい位置にいた」
「じゃあ、犯人は…」
「ふふ、ルーク。
客観的にだけでは捕らえられないこともあるんだよ。
とりあえず、彼の下に向かうとしよう」
登場人物後一人!
そしたらぐわって終わる、はず。ぐわって。
2012/05/24 22:03
[29]たかなし
アルクイン家の執事の証言
「おや、これはこれはレイトン様ではありませんか。
先程はお見苦しい姿を見せてしまい、申し訳ありません」
屋敷の中庭、そこで物思いに耽る使用人さんを発見し、僕たちも中庭に踏み込んだ。
確かにアルクインさんと話していた男性だ。青っぽい黒髪を風に靡かせている。
すると、先生の姿に気づいた使用人さんのこの言葉。恐らく、アルクインさんが襲われた後のことを言っているのだろう。とても慌てていたからなあ。
「執事さんまで何でレイトンさんの名前を?」
「旦那様からよく聞かされましたもので…。
おっと、申し遅れました。わたくしはクリフ・エルフォードと申します」
優雅に一礼するクリフさん。仕草の一つ一つにも丁寧さ含まれており、流石、としか言いようがない。
「では、クリフさん。
アルクイン氏の様態は…」
「…死を招くような危険な状態ではないようでございます。
しかし、意識のほうがお戻りにならないのです」
「そうですか…」
でも、死に至るような傷ではないようで安心した。
クリフさんは一瞬悲しげな表情をした後、すぐに真面目な表情で先生に目を向ける。
「それよりもレイトン様。レイトン様はわたくしにそのような話をされに来たのではないでしょう?」
「…そうですね、少々伺いたいことがあります」
「そうでございましょうね。レイトン様はわたくしを疑っているのでしょうから」
「…すみません」
「気にしないでください。まあ、無理もございませんしね。一番犯行を行いやすいのはわたくしなのですから。
ですが、わたくしではございませんよ」
犯人は皆そう言うんじゃないかな、なんて思ったのは僕だけの秘密だ。
しかし、クリフさんはそれに気がついたのか、再び口を開く。
「わたくしには旦那様を殺害する理由がないのです。
わたくしは旦那様に抱えきれないほどのご恩があるのですから」
「恩…ですか」
長くなるので一旦切ります
2012/05/27 12:26
[30]たかなし
アリサさん描いてみた。
ちょっとぽんやりしてる。
2012/05/27 20:40
[31]Drops
更新がとても早いのにおもしろい小説を書くなんてすごいです!!
絵も上手で尊敬しちゃいますよ~
自分なんて絵下手くそ(最低)、
文才ない(ないどころかタイトルすら浮かばない)
ですよ。
更新頑張ってください~
2012/05/31 20:53
[32]たかなし
「とても大きな罪………だから、わたくしが旦那様に手をかけることはないのです。
罪を、一人で背負って生きていくのはとても酷ですから…」
そう言って俯いてしまったクリフさんはとても苦しそうな表情をしていた。
僕は慌てて話題を変える。もう恒例としか言いようのない心当たりのある人物だ。
クリフさんは暫し顎に手を当て考え込んだ後、恐る恐る口を開いた。
「心当たり…ではないのですが、わたくしはダヴィ様ではないかと思っているのです」
「ダヴィさん、ですか?」
「それはアルクイン氏が名指ししたからですか?」
「語弊がありますが、簡単に言えば、そうです」
「語弊?」
「わたくしはただ単に旦那様がそうおっしゃったから言っているわけではありません。
あの暗闇でおっしゃったからそう考えたのです」
「??」
結局は同じ意味じゃないかな?と首を傾げる。ナナさんも隣で頭を押さえていた。どうやら混乱したようだ。
「あの暗闇では何も見えなかった。それなのにアルクイン氏は自分を襲った人物がダヴィさんだと分かった。即ち、アルクイン氏はあの時、暗闇にも関わらずその人物がダヴィさんだと分かる何かを見た…または聞いたのではないか。そういうことですね?」
「流石はレイトン様。その通りでございます。
あの急な停電ではわたくしも犯人はおろか、旦那様でさえも見失ってしまいましたから」
「急な、停電…ですか」
ぴくりと瞼の揺れた先生を見上げる。この顔は何かを閃いた顔だ。
まあ、何かは分からないのだけど。
「それが何か?」
「いえ、ご協力感謝します」
それでは、と軽く会釈をして中庭から立ち去る。すると、ナナさんが難しそうな顔をしていることに気づいた。
「ナナさん?」
「二人だけの重い罪を背負っている、なら」
「?」
「一人になれば、誰にも知られない…よね?」
「え?」
「もしも、その罪を知っている誰かがいないとして、その罪がクリフさんとアルクインさんだけ知っているものだとしたら、………いや、なんでもない」
苦虫を噛んだような顔をしたナナさんは途中で言葉を濁す、が、僕はナナさんの言いたいことが分かってしまった。
言わば口封じ、というやつだ。
「クリフさんはアルクインさんに多大の恩があるって言ってませんでした?」
「そう、なんだけどね」
「ナナさんって性格悪いですね」
「よく言われる」
2012/06/10 12:34
[33]たかなし
Dropsさん>
最近リアルのほうが忙しくて更新できませんでした!すみません。
面白い、ですかね?照れます、てれてれ。
でも私、文才も絵心もなくてダメダメですよ。
これからあまり更新できなくなるかもしれませんが、気長に待っててくれると嬉しいです^^
2012/06/10 12:39