[1]グラタン
【悪人島】
こんにちは!グラタンですっ!!
今回、初めてクラウスさんを主人公にした小説を書きたいと思いま~す☆
大好きなクラウスさんをどうやって書こうかな~なんて想像するのが楽しくってたまりません♪♪♪
私めっちゃテンションが上がってる♥
初心者なので、下手くそなところがあるかも・・・。
でも折角11作目の小説なんだから、頑張らないと!
もし読んで下さったらと~~っても嬉しいです!!!
2012/04/12 01:50
[22]グラタン
>レオナ
>江戸川 アラン
>Milia
結構忙しいから、まとめて返事を書こう!
・・・そうだよ、お姉様が出るよ!
過去の話を知らなくても楽しめるようにするつもりだから・・・。
色々あるけどよろしく!
更新!
ジョアンナという名前を聞いて、これといって顔が思い浮かばない。
喋ったこともないし、同じクラスだったような気もするが・・・男子生徒と遊ぶことの多かったクラウスにとって、異性のクラスメイトの情報は友人からの根も葉もない噂しかなかったが馬鹿馬鹿しいといつも聞き流していた。今思えばそういう噂も役に立つものだったんだな・・・・・と思っているうちに部屋の中に入っていた。
ガラス越しに見えたのは一人の女性。この人か。
「え・・・えっと・・・・初めまして。クラウスです。あの・・・・・・何故ここに?」
「簡単なことよ。」
片手で髪をかきあげ冷ややかな目線をクラウスに向け、そのジョアンナなる女性はこう言い放った。
「今回、イギリス史上最悪の被害を出した害虫が消えると聞いたから、お祝いに来たの。」
クラウスは椅子から落ちた。
こんな暴言を吐く人がかつて同じクラスにいたのに、自分はよく無事で今までやってきたものだと自分が不思議になった。
2012/05/29 23:49
[23]グラタン
更新!
「が・・・害虫!?」
「えぇ、害虫よ。何か問題でも?」
クラウスはもう一度椅子に座り直す。
「いや・・・流石にそれはないんじゃないのかな?」
「何百人もぶっ潰して開き直るおつもり?」
「ぶっ潰・・・」
「貴方、よく首を切られずに済んだものよね?もし貴方が『島』送りになったことをロンドン市民が聞いたら、相当な騒ぎになったでしょうに。」
「・・・そんなに酷いのかい?僕の評価。」
「えぇ。当然だけど。」
「君は僕を非難しに来たのかい?もう気は済んだだろ・・・」
「非難?いいえ、『意見を述べている』だけよ。それにここに来たのは、元同級生達に頼まれたの。」
「あー、僕は運が悪かったのか・・・」
「いいえ、まだマシな方よ。同級生の中には両親亡くした人だっているんだから。そういう人が来たら乱闘ものよ?」
「・・・」
「貴方も相当馬鹿よねぇ。両親を失って、その復讐の結果が、沢山の人のご両親を殺したも同然の結果よ?復讐心って怖いわね。人をここまで馬鹿にさせる・・・・・・。」
2012/05/30 00:02
[24]江戸川 アラン
ちょΣwwwジョアンナさんwwwwwww
いやぁ、もう、相変わらず(殴 でよかったですwwww
うん、画面前で2828が止まらんよwwww
忙しくてもコメまとめても平気さ!
き「そうだよ、まともに更新しないしする気もないしコメント返すのめんどくさがりかけている誰かと違うんだからさw」
ア「・・・・・」
2012/05/30 15:25
[25]若眞
面白すぎる!!!
・ ・ ・ また来ます(- -)/
2012/05/30 17:16
[26]グラタン
>江戸川アラン
うん、久々にジョアンナさんの文章書くと楽しいものだね^^
>若眞
面白かった!?ありがとう!
また来てくれるなんて嬉しいよ・・・!
久々の更新だから文章がおかしくなっているw
更新!
クラウスはうなだれてジョアンナの話を聞く。彼女はまだ喋りつづける。
「そもそも、地下にロンドンそっくりの街を作り上げたらしいけど、そこまでするくらいなら・・・首相を拉致してその場で殺した方が楽だったはずよ?何故ここまでしたの?」
「自分でも分かりません・・・」
「あらあら、自分の行動に責任ぐらいとってほしいものね。」
「すみませんでした・・・。」
「『すみません』で済むような話じゃないのよ?分かってるの?」
「分かってます。」
「確かに首相は悪人かもしれないわ。でもねぇ、総合的に考えたら絶対貴方の方が不利でしょう。分かってるの?貴方が裁判で負けた理由」
「確か・・・弁護士の家族が事故で亡くなられて・・・」
「事故じゃないわ、あ・な・た・が殺したのよ。」
とジョアンナは人差し指をクラウスの方に突きつける。
「・・・」
「そもそも、犯罪を犯す前に自分の身内、相手側の身内が今後どうなるか考えておけばこんなにことには・・・」
「待って!もういい、分かったから。もうそろそろ時間じゃないのかい?面談時間の・・・」
確かに、面談時間はもうすぐ終わる。
正直クラウスは早く帰って欲しかったのだ。
「残念でした。今日が貴方の最後の面談日だからその分警察側の『配慮』で面談時間がいつもの2倍なの。いわばVIP待遇よ。ありがたく思いなさい。」
「そんなぁ。」
「それに・・・この措置考えたのレイトン教授だし。」
「先生・・・」
「貴方が『島』に行くように働いてくれたのも、確かレイトン教授よね?」
「まぁ、そうらしいね。」
「出来るなら、今ここで貴方の首を絞めたいところだけど・・・ガラス越しだし、永久追放らしいし。」
「え!?『島』に行くだけで永久追放?」
「実質的にはそうなるわよ?」
「やっぱりか・・・」
「あ、知ってたのね?」
「うん、警察からの話でね。」
「おめでとう。」
「・・・どこが?」
「貴方と同じ人種の人間が一杯いるでしょうね。」
クラウスは気になっていたことを尋ねる。
「僕が『島』に行くことは、ロンドン市民に伝えてあるのかな・・・?」
「いいえ。極秘よ?」
「え、じゃあ君は・・・」
「私はレイトン教授から聞き出したの。高級紅茶葉と美味しいお菓子と引き換えにね。」
「それだけ?」
「あと、『クラウス君の元クラスメイトだから彼を元気づける言葉をかけてあげたい』とも言ったわ。」
「元気づける・・・ね」
「えぇ、元気になったでしょ?」
「なってない!」
「なったわよ。現実を知って新しい『島』の暮らしを始めるチャンスなのよ?」
「それって・・・いいことなのかな?」
「さぁ。でも・・・」
「でも?」
「貴方がどんなにこれから律儀な生活を送っても、一生救われることはないわね。それは保証するわ。」
救われない、この言葉をクラウスは頭の中で反芻した。
2012/06/17 17:49
[27]グラタン
更新!
ジョアンナが出て行って数分後、面会室に入ってきたのはロンドンタイムズ編集長とロレインであった。
(二人ともクラウスの先輩にあたる)
「あ、お久しぶりです。」
と言いながらクラウスは立ち上がり、二人に頭を下げた。
「久しぶりだねぇ。座っていいよ」
と編集長はクラウスに席をすすめた。
「クラウス君久しぶり。元気だった?」
とロレインは尋ねる。
「元気・・・じゃないですね。現に今さっきの面会者に散々な目にあいました。」
それを聞いて二人は声をあげて笑う。
「何がおかしいんですかっ!」
「アハハ・・・だって・・・こんな状況でクラウス君をそこまでする面会者の想像がつかなくて。ごめんなさい。でも凄い人ね!」
「もういいでしょう。」
編集長は両手をパンと打った。
「忘れるところだった、危ない危ない。クラウス君。君のためになるかもしれない情報を持ってきたよ。」
「え?でも警察の目が・・・」
「ちゃんと内容は警察に伝えてOKを貰った範囲内だよ」
「あぁ、それなら・・・どうぞ。」
それじゃあたいして役に立ちそうな内容じゃないな、とクラウスは思った。
編集長が伝えた内容はこのようなものだった。
クラウスが来る前に今まで数十人の囚人が『島』に来ている。
ただし彼らは国籍や年齢等ばらばらだけれども、全員一緒に『島』に送られた。
よって、クラウスの犯行を知る者は一人もいない。
住んでいるのは全員男。
監視カメラ等クラウスたちの生活を見張るものもない。
「へぇ・・・結構参考になりました。」
「だろう?」
と編集長は得意げだ。
「ちょっと編集長?それを調べたのは私ですよ?」
「え?ミルズ先輩が調べたんですか?」
「えぇそうよ。正確にはキャンベル先輩だけど。」
その後とりとめのない話で時間を潰した二人は、時間になったので帰って行った。
クラウスは部屋に入ってきたチェルミー警部から水の入ったコップを受け取りながら尋ねた。
「次は誰ですか?」
「うむ、次で最後だ。
お待ちかねの・・・レイトン君だよ」
2012/06/23 19:40
[28]若眞
また来ちゃいました!! 私は 最後の時間旅行しかやった事が ないので、レイトンについてあmり よく分からないのですが この作品は 分かりやすくて有難いww ・・・また、来ます。
2012/07/05 15:49
[29]若眞
追記 パソコンの調子が悪し><
2012/07/05 15:52
[30]グラタン
多忙のため暫く放置しておりましたw
色々亀更新ではありますが、楽しんでいって下さいませ。
>若眞さん
時間旅行のネタだけ使ってみました^^
普段は複数の作品のネタを使っているのですが、たまにはこういうのもいいかな・・・と。
でもクラウスファンの方々にとって辛い作品になってしまうけどね。
分かりやすい?また来る?……ありがとう!
パソコンの調子には気をつけて!!!
ロレインの最後のセリフの真相は、レイトン教授小説版第一弾「レイトン教授とさまよえる城」参照。
更新!
クラウスにとって、レイトン教授が来るまでの数分間がとても長く感じられた。
自分の胸が高鳴っているのが分かる。
水を飲んでもすぐに喉が乾いてしまう。
「別に緊張しなくてもいいんだよ、クラウス?」
面会を始めて最初にレイトンが喋った言葉がこれだった。
おそらくよほど緊張している顔なんだな、と恥ずかしくなったクラウスはもう一度水を飲んだ。
「レイトン先生・・・これでもうお別れなんですね。」
「あぁ。君は遠い……国の島に行くからね。そう簡単には会えそうにない。」
「はい。」
「でもクラウス、君はまだ若い。」
「・・・」
「だから君はこれから何でも出来るし、頑張れば何処へだって行ける。」
「何処へも・・・行けませんよ。」
「確かに今まで君はそういう情報を得たのかもしれない・・・だけど発想の転換の仕方次第では、君は『島』を抜け出せるさ。」
「無理ですよ・・・それに僕は救われませんよ。」
「救われない?」
とレイトン教授は眉をひそめて聞き返す。
「はい。少し前に尋ねてきた元クラスメイトの人が、そう言っていました。」
「カーター・・・・・・いつも淑女のような態度をとる彼女が何故そんな無礼な言い方を・・・・・・。」
「先生、彼女は先生の前では猫を被っているんですよ。」
「まさか・・・いや話を戻そう。彼女は君に『君は救われない』と、言ったんだね?」
「はい、当然ですけどね・・・ハハハ。」
「いや、君は救われるよ。」
「え!――結局僕は・・・どっちなんですか!?」
「それは君のこれからの行動次第だよ」
「でも『島』という閉鎖された空間で、僕に何をしろと!?」
と思わず怒りをあらわにした表情でクラウスはレイトンに迫る。
「落ち着くんだクラウス。君が聞いているように、確かに『島』は我々の世界からは遠く隔たった場所にある。これは間違いない。でも、・・・・・・」
「でも?」
「君は『島』に隠された真実を知らない分、『まだ救われている』んだ・・・」
「まだ、救われている・・・?」
「あぁ、――(中略)――あぁもうすぐ面会終了だね。最後に、」
レイトンは姿勢を更に正し、クラウスの目をじっと見つめた。
「君の処置がこうなってしまったのは全て私の責任だ。本当に・・・無念だし、申し訳ない。」
2012/07/18 14:53
[31]グラタン
更新!
いよいよ、クラウスが『島』へ旅立つ日となった。チェルミー警部が港まで見送りに来た。極秘の出航だから、彼以外見送る人はいない。
「では、こちらの船室でお休みください。」
と仏頂面の警官が部屋に入るように促す。
ただ一人の囚人に、質素だが設備のそこそこ整った船に乗せるのは、警察側の最後の配慮であり、レイトン教授最後の愛情でもある。
その部屋で比較的粗末な服に着替え、窓から見える景色をクラウスはただぼうっと眺めた。
ロンドンの港の風景を見られるのが、今回で最後かもしれない、そう考えると何だか切なくなる。
船がゆっくりと動き出した。
クラウスはたびだび出される食事(どれもこれも淡白な味だが、刑務所の食事よりは種類が豊富である)を楽しみ、本棚に置いてあった十数冊の本を適当に手に取ってはベッドの上に寝転がって読んだ。その中にレイトン教授の本が数冊混じっていた。それらの本を読むとき、1ページめくるたびに涙がにじむ。
数日経っても島に近づいた気配はない。窓から見える景色は海だけである。
部屋から出ることを許されていないクラウスは退屈し始めた。
ふと睡魔が彼を襲う。
その睡魔に身を預けたクラウスは、深く、深く眠った。
2012/07/18 15:04