[1]ジミー
【ロンドンと消える人々】
「先生!大変です!!」
明るい日差しが差し込む中、ルークの声が響いたのはグレッセンヘラーカレッジのある一室。
そこにいるのはまぎれもないレイトン教授だった。
「どうしたんだいルーク。取り敢えず紅茶でも飲んで落ち着こうか。」
「あっ、はいっ、すみません…」
ルークは床に散らばっている物を踏みつけないようにソファーに移動した。
紅茶を用意したレイトンがルークの向かいに座ると、話は再開された。
「さて、随分取り乱した様子だねルーク。どんなことがあつたのかな?」
「それが…ロンドンの至る所に黒ずくめの男が現れて、この街をのっとるとか何とか言っていたんです!!」
「それは酷い話だね…異変はそれだけかい?」
「いいえ、人がいないんです!どこを見渡しても大人どころか子供までもが誰一人として消えていたんです!!」
「うーむ…」
レイトンは顎に手をあてて考え、ある事に気付いた。
「そういえばアロマがこないな…」
「先生、もしかして…」
「いや、まだ確信をもてる訳ではないよルーク。まずは彼女に連絡をしよう。」
「あっ!アロマさんの連絡先なら分かりますよ!」
「そうか助かったよ。」
レイトンはルークがメモ帳に書いておいたアロマの連絡先に電話を繋げる。
二人の間に緊張が走る。
それから数十秒後
「………………だめだ、電話に出ない…」
「そんな!」
レイトンはただ静かに受話器を見つめていた。
2011/12/30 05:22
[2]ジミー
初投稿です!ジミーと申します。
名前の通り地味に小説を書いていくので暖かい目で見てやって下さい。
そしてタイトルがおかしくなりました。
「ロンドンと消える人々」というものにしたかったのですが…
本当に申し訳ありません。
2011/12/30 05:30
[3]ジミー
続きからです
「先生、どうしましょう…アロマさんまでもが…」
「まだ決まった訳ではないよ。これはただの連絡手段の一つだ。彼女が単に電話の音に気づいていないという可能性も十分あるんだ。」
「じゃあ、どうすれば…」
レイトンは黙り込んでしまった。
「…先にロンドンの様子を調べてみよう」
「でも、今外に出たら危険ですよ!」
「ルーク、何かを守る為には時に危険を冒すことだって必要なんだ。それも英国紳士の務めだよ。」
「うぅ…分かりました。でもむちゃはしないでくださいね!」
「?私がむちゃをしたことがあるかい?」
ルークは頭を抱えた。
「むちゃだらけですよ!ぼくを転がる観覧車からかばったりとかしたじゃないですか!いろいろな場面を思い返して下さい!!」
「あれはむちゃというほどのものではないよ。」
(無自覚ですか……)
ルークは深い溜め息を吐いて心底心配そうな眼差しをレイトンに向ける。
「…本当に大丈夫なんですか?」
「ふふ、大丈夫だよ。私はまだ若いからね。」
そして他愛もない会話を交わした二人は部屋の入口へと向かった。
2011/12/30 06:02
[4]ジミー
誰か文才を分けてください
話が進まないです
レイトンとルークとお目を通して頂いたお方に大変失礼だなと…
また地味に頑張りたいと思います!!
2011/12/30 06:08
[5]匿名
小説のタイトルは管理人さんに頼めば変更可能です
2011/12/30 09:33
[6]ジミー
小説のタイトルの件ですが、
管理人さん、お手数をおかけしました…
そして、教えて下さった方
誠に感謝しております。
それでは続きからです。
「せっ、先生……」
「……」
レイトンは険しい表情をする。
グレッセンヘラーカレッジを出た二人は身動きがとれない状況になってしまった。
「大人しくしろ。此方も手出しはしたくないんでね。」
二人の目の前に広がる光景。
それは、何十人もの黒ずくめの男達が拳銃をかまえる姿だった。
「…ルーク、言われる通りにしよう。」
「はっ、はい…」
そして二人は黒ずくめの男に強引に腕を引かれていった。
やがて、黒ずくめの男達が立ち止まった場所は、二人が見たこともない真新しい建物だった。
「ついたぞ。さあ、中に入るんだ。お前達で最後だからな。」
黒ずくめの男がそう言うと二人は建物内に押しとばされてしまった。
ギイイイィィ ガチャンッ
扉は閉められ、窓から差し込む僅かな光を頼りに2人は立ち上がった。
「ルーク、大丈夫かい?」
「はい!でも、随分と乱暴な人達でしたね!僕、あんな大人にはならないです!」
「ははっ、そうだね。女性に限らずみんなに優しく接するのは英国紳士として当たり前の事だよ。」
そして、ルークの不安を少し和らげたレイトンは周りを見回した。
そこでレイトンはある事に気づいた。
(窓の光がない………まさか)
「ルーク、クラウスの事件を覚えているかい?」
「クラウスさんのですか?はい、ロンドンの地下にもう一つの街があったあの事件ですね。確かクラウスさん、もう釈放されましたよね?」
「そうだね。クラウスはあまり関わってこないんだが、もしかしたら私達はその街に向かっているのかもしれない。もし、あの時計店のように、さっき見た建物がエレベーターだったとしたら…」
レイトンが考えを巡らせていたその時、突然ガタンという衝撃音と同時に二人の体が持ち上がった。
「うわあぁっ!」
そして部屋の床へと叩きつけられた。
「ルーク、怪我はないかい?」
「はい、それよりも先生は…」
「私なら大丈夫だよ。それよりも私の考えは……」
レイトンは立ち上がり扉へ手を伸ばした。
ギイイイイィィ
「恐らく正解だろうね。」
開けた扉の先にはあの街特有の薄暗さが広がっていた。
2011/12/30 19:15
[7]ジミー
なんとか進めました…
ここでやっとグレッセンヘラーカレッジから出てますからね。
あの街が絡んでくるので、クラウスさんも登場させたいなと思っています!
ではまた地味に頑張ります。
2011/12/30 19:22