[1]Gemini
【ルーク少年とアニマルランド】
はじめまして。
この度、初めて小説を書くことになりました、Gemini(ジェミニ)と申します。
これから、どうぞ宜しくお願い致します。
マイペースに更新しますので、どうか温かい目で見てやってくださいm(__)m
(コメント返しは、時間があれば、お一人ずつ返していきたいと思います)
2011/10/29 14:20
[8]サクヤ
はじめまして
私も、小説書いています。ぜひ読んでください。
面白そうな小説だったので、読みました。更新頑張ってください。
タメ口&呼捨てOKです
2011/10/29 16:55
[9]Gemini
>あげはさん
はじめまして!♪
はい、ルークが主役です(^-^)丿
でも、もしかしたらクラウスが主役っぽくなってしまうかもしれませんが^^;
コメありがとうございます!
>Miliaさん
はじめまして!♪
1作目ですか!同じですね☆
小説更新頑張ってください(^∇^)
私はマイペースに頑張りまs(((
コメありがとうございます!
>サクヤさん
はじめまして!♪
はい!是非読ませていただきますね(^∇^♫)
タメ&呼び捨てOKですね?では、次回からそうさせてもらいます^^
私もOKですので、気軽に呼んじゃってください^^
コメありがとうございます!
2011/10/29 17:13
[10]Gemini
更新ー
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――数時間前――
ここは大学でボクが使わせてもらっている部屋。元は誰も使っていない物置部屋だったけど、レイトン先生が改造してくれたんだ。
この部屋はレイトン先生の研究室のすぐ隣にある。だからいつでも好きな時に研究室にお邪魔できる。
そして、ボクの大好きなぬいぐるみが、この部屋に沢山置いてあるんだ。
…恥ずかしい趣味だけどね。
「先生はいつ帰ってくるのかなぁ…」
ネコのぬいぐるみを抱きながらそう呟いていると、突然部屋のドアをノックする音が聞こえた。
「ルーク、居る?」
ローザさんだ。ローザさんはこの大学研究室の掃除を任せれている人で、とても面倒見がいい性格だ。ボクのこともよく可愛がってくれる。
ボクは慌てて持っていたぬいぐるみを元の場所に戻した。
「は、はい、何ですかローザさん」
ボクが返事をすると、ドアがゆっくりと開いてローザさんが部屋に入ってきた。
「ルーク、知り合いの方が来てるわよ。なんでも、あなたと教授にどうしても会いたいんだそうで」
ローザさんは、片手にモップも持ったままだった。きっと掃除の最中だったのだろう。
それにしても…ボクと先生に会いに来た人って誰だろう?アロマさんかな?いや、もしかしたらチェルミー警部だったりして。
ボクが予想し終わらないうちに、ローザさんの後から一人の男性が入ってきた。その人は僕に明るい笑顔を見せると、言った。
「久しぶりだね、ルーク君!」
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2011/10/29 17:15
[11]Gemini
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聞き覚えのある、優しい声……。
「ク、クラウスさん!?どうして…」
先生とボクに会いに来た人は、数ヶ月ほど前に刑務所行きになったはずの、クラウス・アルバトロさんだった。今は刑務所の牢屋にいるはずの彼が、何故こんなところに……?
「じゃあ私は掃除に戻るわね」
ローザさんが立ち去り際にそう言った。
「はい、ローザさん。ここまで案内して下さってありがとうございました」
クラウスさんがローザさんに軽くお辞儀をする。ローザさんは優しく微笑むと、部屋のドアを閉めて行ってしまった。
ボクは改めてクラウスさんの方に向き直る。
「あの…クラウスさん、どうしてあなたがここに…」
言いかけてボクはハッとする。
「…もしかして脱獄したんじゃ…!」
「はは、まさか。そんなことするわけないだろう?」
クラウスさんは苦笑いする。
「実は、もう僕の刑期は終わったんだよ。そのことを伝えにきたんだ。驚かせちゃってごめんよ」
僕はほっとして思わず胸を撫で下ろした。
「そうなんですか。よかったですね。でもケイキってそんなに早く終わるものなんですか?」
「犯した罪の大きさによって刑期の長さも変わるよ。僕の刑期は、先が見えないほど長かったんだけどね、手元に残っていたお金を払ったら、あっさり釈放してもらえたんだ。『キミならきっとやりなおせる』って言われてね」
クラウスさんは言った。
「だから今はもう自由なんだ。…ところでルーク君、レイトン先生はどこにいるんだい?」
「先生は今遺跡調査をしにエジプトへ向かっていて、しばらくは帰ってこれないそうです」
ボクは教えてあげると、クラウスさんは残念そうな顔をして言った。
「そうか…タイミングが悪かったな」
そして、徐に部屋の中を見回す。
「じゃあルーク君、急で悪いけど、僕もこの部屋で一緒にレイトン先生の帰りを待たせてもらってもいいかな?」
「別に構いませんけど…」
ボクは仕方なくそう答えた。
「ありがとう」
クラウスさんは嬉しそうにはにかむ。
本当はあまりいい気分じゃなかった。犯罪者と二人きりだなんて……。
でも、もう罪を償ったんだから…まぁいいか。
「なんだか嫌そうな顔してるなぁ」
クラウスさんはボクの顔を覗き込みながら苦笑いすると、ぬいぐるみの山の隣に鞄をおろした。
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長くなりそうなので、ここで一旦切ります。
2011/10/30 02:33
[12]Gemini
訂正
×「ボクは教えてあげると」
○「ボクが教えてあげると」
失礼しました
2011/10/30 02:35
[13]Gemini
更新
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「可愛いぬいぐるみだね」
そう言ってぬいぐるみの一つを手に取る。
「ボクのクマちゃんに触らないでくださいっ!」
ボクは叫んだ。そういえば、前にも誰かに同じようなことを叫んだような……。
「あ、ごめんよルーク君。大切なものだったんだね」
頬を膨らませているボクを見て、クラウスさんは慌ててぬいぐるみを元の場所に戻した。
「ぬいぐるみが好きなのかい?」
彼は、部屋の彼方此方に置いてあるぬいぐるみを見ながらボクに言った。
「え、そ…それは…」
ボクは口篭ってしまった。頬が赤くなるのを感じる。そんなボクの様子を見て、クラウスさんは笑った。
「わっ、笑わないでくださいっ」
また頬を膨らませるボク。だってこれがボクの趣味なんだから。
それからしばらく、ボクたちはいろいろな話をした。ボクとレイトン先生が初めて会った日のこと、デルモナ学長の髪が実はカツラだったこと、アロマさんの料理の腕前がちっとも進歩してくれないことなど……。
話している最中、ボクはふと、窓の外に目をやった。何だか、さっきから誰かに見られているような、変な視線を感じたんだ。でもボクが見つめた先には、誰もいなかった。多分気のせいだろう。
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2011/10/30 16:42
[14]Gemini
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ボクたちがレイトン先生の帽子の中の秘密について話している時、再び部屋のドアをノックする音が聞こえた。
「入るわよ」
ローザさんが紅茶の入ったカップを乗せたお盆を運んできた。
「随分賑やかだったわねぇ」
「あっ、すみませんローザさん。態々ありがとうございます」
クラウスさんが慌ててお礼を言った。
「ありがとうございます、ローザさん」
ボクも続いて言う。
「どういたしまして。零さないようにね」
ローザさんはそう言うと、ゆっくりとお盆を床に置いた。そしてボクの方を見る。
「ルーク、遊ぶのはいいけれど、ちゃんと勉強もするのよ」
ボクはドキッとした。この頃ナゾトキに夢中で、碌に勉強なんてしてなかった。
「文法というのはご存知?英語の読み書きについての規則よ。とても興味深くて面白いの。文法は人生最大の喜びと言っても加減じゃないわ。そう思わないこと?」
ボクとクラウスさんは顔を見合わせた。ボクは、人生最大の喜びはナゾトキです、と言いたかったし、クラウスさんも、多分ボクと同じ意見だろう。
僕に言わせれば、文法――英語の読み書きについての規則――はバナナパンのようなものだった。即ち、悪くはないが、騒ぎ立てるほどのものでもない、と。でも、ローザさんに逆らうのは失礼にあたるような気がした。
「そうですね」
ボクは仕方なくそう答えた。
「文法はとてもいいものですよね」
「僕たちも、文法が大好きです」
クラウスさんが調子を合わせてくれた。
「あなたたち二人とも、仲が良いようでなによりだわ」
ローザさんはボクの隣に腰をおろした。
「ルーク、お友達は大切にね。大事なアイクを失った時の私のような寂しい思いをさせたくないもの」
「アイクというのは、ご主人のことですか?」
クラウスさんが尋ねた。
ローザさんは微笑んだが、ボクたちではなくて自分自身に向かって喋っているかのように、クラウスさんとは目を合わせなかった。
「ええ、そう」
彼女は夢見るような声で言った。
「アイクは私の主人の名前よ。文法に詳しくて、バイクにのることが大好きな、とても温かい人だったわ」
ボクも静かに、ローザさんの話に耳を傾けた。
「でもね…ある日、彼がいつものようにバイクで仕事先に向かっていた時、右折してきたトラックに衝突してしまって、そして―そして……」
ローザさんの目が潤みだし、彼女は淡いピンク色のハンカチを取り出して、涙を拭いた。
「ごめんなさいね。文章を“そして”という言葉で終わらせるのは、文法上正しくないけれど……アイクのことを考えると、あんまり悲しくて、言葉遣いがおかしくなってしまうの」
「こちらこそ、その話を持ち出したりして、すみません」
クラウスさんは急いで謝った。
「ローザさんを悲しませるつもりはなかったんです」
「いいのよ」
ローザさんは涙を拭きながら言った。
「アイクのことを考える時は、発想の方法を変えているの。あの人はお日様が大好きだったから、今、アイクのいるところには日差しが燦々と降り注いでいるんだと想像するのよ。もちろん、死後の世界のことはわからないけれど、アイクがとても暖かいところにいるんだと考えると気持ちが和むのよ」
ローザさんはハンカチをしまうと、立ち上がった。
「長話につき合わせてしまってごめんなさい。他の研究室の掃除が残っているから、もう行くわね」
そう言って、ゆっくりと部屋を出ていった。
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2011/10/30 17:30
[15]Hiroto
はじめまして!
こちらで小説(8作目)を書かせてもらっています、ルビーです!
私の事は「駄目文作者」とお呼び下さい!
タメ呼びオーケーですよ!
更新、頑張って下さい!!
応援してます!
2011/10/30 20:35
[16]Gemini
>ルビーさん
はじめまして!
では次回からタメ&呼び捨てでいかせてもらいますね^^
私もタメ&呼び捨ておkですよ。コメありがとうございます!
2011/11/17 00:20
[17]Gemini
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「ローザさんにも、辛い過去があったんですね」
ローザさんが淹れてくれた、すっかり冷めてしまった紅茶をすすりながら、ボクは言った。
「誰にでも辛い過去の一つや二つくらいあるさ…」
クラウスさんは、ティーカップを呆然と見つめていた。その目はどことなくもの悲しげな感じだった。
彼も、10年前に彼女と同じような体験をしていた。それを今、再び思い返してしまったのだろうか。それなら同情してしまうのも無理はない。
「…………」
クラウスさんは、それきり何も言わなかった。ボクも他に言う言葉が見つからず、ただ黙って紅茶に映る自分の顔を見つめていた。
暫く沈黙した状態が続き、ボクは耐えられなくなって、終に口を開いた。
「…今日は天気が良いので、どこかへ遊びに行きませんか?」
彼は、ティーカップからボクの顔へと視線を移した。
「…そうだね、先生もまだ当分帰ってきそうにないし…。どこへ行こうか」
ボクは微笑んだ。彼が賛成してくれてホッとした。
「そうですね……この辺りで一番近い水族館に行ってみましょうよ。ボク、お魚さんたちがたくさん泳いでいるところが見たいんです」
クラウスさんは笑顔で頷いてくれた。ボクは嬉しくて飛び跳ねたい気分になった。たくさんのお魚さんたちに会えるんだ。
「決まりですね!じゃあ早速行きましょう!」
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2011/11/17 00:42