[1]ざくろ
【レイトン教授と人魚姫】
はじめまして
新しく小説を書かせていただく「ざくろ」と申します
少しずつ、マイペースにでも必ず完結させる予定です
それでは
「ようこそ、レイトン教授の世界へ……」
2011/10/23 12:43
[23]ざくろ
レミ「………はぁ」
レミはらしくもない涙をやっと拭いて、溜め息をついた
レミ「あんなに笑わなくても良いじゃない…!」
階段の踊り場で白い砂浜を眺めながら、誰に言うでもなく呟いた。
?「…どうなさったの?」
レミ「…えっ!?」
振り向くと、綺麗な女の人が立っていた。
レミ「…いえ、あの…」
話すか、話さないか悩むレミを、女の人は変わらず優しい目で話に耳を傾けようとしていた。
レミ「実は……」
やっと決心のついたレミは、さっきの出来事を全て、洗いざらい話した。
?「まぁ!そうだったの!!」
レミ「でも確かに笑われても仕方ないです。…教授の助手をしているから、…おしゃれも出来ないし。」
?「…じゃあ、あなた。おしゃれと引き替えに助手を辞められる?」
レミ「そっ!そんなの無理ですよ!!だって私は教授の助手にずっと…」
?「そうね、それがあなたの本音みたいね」
レミ「………」
?「忙しさを理由にするのは良くないわ。…それに、ジュエリーが似合わないですって!?…そんなバカなこと無いわ!!」
レミ「…えっ!?」
?「だって、女は生まれながら美しくて強いの。…男なんかより、ずーっとね」
レミ「…美しい。…私が?」
レミの疑問に女の人は自信に満ちた笑顔で答えた。
?「当たり前じゃない!女の子はみんなそうよ!!」
2011/11/02 21:35
[24]ざくろ
レミをなだめ、話を聞いてくれた女の人。
…一方レイトン達は…
ルイ「…実は、私はこの家のしきたりでは、奥さんを貰わなければいけないんですが…
…どうにも相手が見つからなくてね。」
ルイはケースに首飾りをしまいながら、ため息混じりに話し出した。
「…そこで、この近くの名家のお嬢様方が集められたんです。…この首飾りを手に入れようと、みんな目をギラギラさせてね!
……恐ろしいの、なんのって…!
…でも彼女達は違う。
レイトンさんの助手のレミさん、素敵な方ですね。」
ルーク「えっ!まさか!…惚れたりしてないですよね?」
ルイ「いや、彼女にはもっと良い人がいるよ」
レ「…ルイさん。『彼女達』とは?…レミの他にも宝に目が眩まない方がいた。と言う事でしょうか?」
ルイ「はは、流石レイトンさん!…そうです。私は彼女に、この首飾りを受け取ってもらいたい…!」
頬を少し赤くして、キラキラした目でルイさんは言い切った。
2011/11/02 22:26
[25]Milia
イラスト、すごく上手ですね☆
話もあたしより遥かに面白いです!
更新がんばって下さい。
2011/11/03 10:01
[26]ざくろ
ミリアさん
いえ、そんな絵が上手いなんて…!でも描くのは好きなので、貼ろうと思っています。ミリアさんも小説書かれるんですね!!今度読みに行きます!!
…ここの方々は皆さんお優しいですね…!
2011/11/03 18:30
[27]Hiroto
こんにちh……じゃなくてこんばんは!
絵、上手いですねぇぇ!!
私は目が離れたり髪の毛が変になってしまいます!
お目を汚す、と書いていましたが逆に潤いましたよ!←は
更新、頑張って下さい!
2011/11/03 18:46
[28]ざくろ
ルーク「…プロポーズするんですか!?…でも、彼女って一体誰ですか?」
ルイ「…それはね……」
ルイが何かを話そうとした瞬間、ドアが勢いよく開いて女の人が入ってきた。
?「ねぇ、ルイ!!お願いが有るんだけど!!」
彼女は一直線にルイさんの方へ歩み寄り、悪戯に笑った
ルイ「何だい?…あぁ、レイトンさん、ルーク君。…彼女は」
そう言って、改まった感じで、女の人の肩に手を置いた。
「…彼女は、ジーナ・カルーア。…私の恋人です。」
ルーク「…えぇっ!!…もしかして…!」
レ「これは、初めまして。エルシャール・レイトンです。こちらはルーク。」
ジーナ「お会いできて光栄よ…。レイトンさん、ルークさん」
おごそかに、お辞儀をしてにっこり微笑んだ。
……育ちの良さが伺える。
ジーナ「それで!今日パーティーを開いて欲しいの!!」
ルイ「どうして、また…?」
ジーナ「…ダメかしら?」
ジーナ「レイトンさん、ルークさん、それにレミちゃんだけで無く、町中の人を招いて!」
レ「レミに会ったんですか?」
ジーナ「えぇ、すっかり仲良しになれたわ!」
ルイ(…町中の人を集めるなら、プロポーズには、ちょうど良いかな…)
ルイ「よし!大急ぎで準備をさせよう!!
レイトンさん、ルーク君。…申し訳無いが、調査は一端、中止になさって下さい。」
レ「えぇ、かまいません」
ルイ「屋敷の中はどうぞ、ご自由に調べて下さい。」
そう言ってルイさんは、いそいそと部屋を出て行った。
2011/11/03 18:57
[29]ざくろ
ルビーさん
こんばんは!
…潤いましたか!!褒めて頂いて光栄です!
これから、もう一枚貼ろうと思っていた所でして…
そう言って頂けると快く貼れます^^
ありがとうございます^^*
2011/11/03 19:01
[30]ざくろ
ジーナ・カルーア
・となり町の大富豪の娘
・『女の子は美しい』がモットー
・ルイのお見合い相手の中でただ一人、宝石を欲しがらなかった。
・ハキハキとして明るい23歳。
2011/11/03 19:08
[31]ざくろ
いきなりの恋人からの『パーティーを開こう!』と言う提案をあっさり飲み、人魚姫については、調査は中止になってしまった。
…僕達だけ暇になっちゃったなぁ……。
ルーク「先生、どうしますか?…調査は中止なんて!」
レ「…そうだね……。」
ジーナ「何だか、申し訳ないですわ…」
レ「いえ、私たちは町に聞き込みにでも行ってきますから…。気にしないで下さい」
ルーク「やっぱり調査の基本は聞き込みですよね!!」
レ「はは、そうだね、ルーク。…ジーナさん、レミは…?」
ジーナ「えっ!?あぁ…レミちゃんは…そのぉ……」
ルーク&レ「……???」
ジーナ「…じょ、女性はパーティーの準備がありますの!…ドレスを選んで、靴を選んで……。レミちゃんも大忙しだから!!調査は、お2人で進めて下さいなっ!!」
ジーナさんは、すっごく焦った様子で言い切ると、部屋から走って出ていってしまった。
ルーク「……何だか、すごく焦ってませんでしたか?」
レ「私にもそう見えたよ。…さぁ、町へ出掛けよう」
ルーク「えぇ!先生!!ジーナさんについて調べなくて良いんですか!?」
レ「ふふ、ルーク。私のカンでは彼女は相当な切れ者じゃないかな?…それに、彼女については町の人が教えてくれる。」
ルーク「いつものカンですね!?…わかりました。出発しましょう!!」
2011/11/04 23:44
[32]ざくろ
第5章〜新しい花嫁〜
ルーク「それにしても、すごく綺麗な海ですよね」
レ「そうだね。ロンドンでは見られないね…」
ルーク「…それにしても、ジーナさんには良い評判しかありませんね」
先程から、お年寄りから子供にまでジーナさんについて聞き込みをしたが、皆が口を揃えて
「彼女はいい人だ。」
としか言わない。
…どうやら彼女は婚約者として集められた、隣町の大富豪の娘。
彼女の他に集められた娘は皆、意地が悪く宝石しか頭に無かったらしい。
…しかしジーナさんは、朝早くに起き、昼には子供達と遊び、夜には町の人を集めては色々な話をしてくれたそうだ。
他の婚約者候補が宝石を狙い、火花を散らしている間に……
…他の婚約者候補は全て帰され、アーサー家に嫁ぐのはジーナさんだと知った町民は皆喜んだらしい。
レ「…なかなか情報が集まったね。…そろそろ帰ろう…レミにも調査報告をしなあとね。」
ルーク「…よかったです。」
レ「…?。何がだい?」
ルーク「だって先生、レミさんの話をしないから…!…怒ってるのかと…」
レ「ははは、そんな事はないさ。彼女は立派な私の助手だよ。……もちろん、君もね。ルーク」
ルーク「えへへ…!さぁ!!帰りましょう!レミさんが待ってますからね!」
2011/11/06 19:09