[1]サン☆
【僕と日常と関数と】
今作は比較的短編に区切った、尚克、1つの話が継続した、ルークを中心とする物語を執筆していこうと思います。
挫折しない様、一生懸命頑張ります!
更新は若干マイペースになりがちですので御了承下さい。
2011/10/07 17:48
[47]Hiroto
お久……かな?
おおお!ルーク!何か分かったの?うちのバカな頭じゃ分かりませ((((黙
更新頑張って!
2011/12/18 13:26
[48]サン☆
ワト
有難う御座います!
更新遅くてすいません!
ルビー
有難う御座います!
大丈夫、僕の方がバカだから(殴
更新頑張ります。
2011/12/28 07:08
[49]サン☆
episode16 打開
ルークはエマに借りた宗教本の頁を捲った。
目次の覧には、習慣や魔除け、〇〇教を重んずる者には何たら、等。
如何わしい克つ、ろくでもないものばかりが書き込まれていた。
「まあ、信じたい奴は信じればいいさ」
ルークは、先ず魔除けの覧を確認した。
『朝昼晩、3食の前に清水で身体を清める』
『寝る時は、顔にヒマワリ油を塗り、寝室を徘徊する魔から脳を守る』
『北西の方向に卍を描き、住居に入ろうとする魔を封殺する』
『外の壁に悪魔の顔を描き、家に取り憑く魔を相殺する』
「……やっぱりエマ君の趣味は悪趣味だな」
ルークは肩をすくめ、微笑した。が、又目を見開いた。
「他人の趣味にあれこれ言う資格は誰にもない」
気を取り直し、再び頁に手を伸ばした。
そして、発見した。
『東南の方向に、聖蝋で作った蝋燭(ろうそく)に火を付け置き、魔を焼き殺す』
ルークはレイトンの研究室へ向かった。
ドアをノックもせず、乱暴に研究室の扉を開いた。
「先生っ!」
「やあ……どうしたルーク、そんなに息を切らせて」
「例の放火殺人、その家の宗教を調べてもらえませんか」
「宗教……?またどうして」
「面白い事に気がつきました。出来れば、現地に連れて行って欲しいですが」
「……まあ分かった。スコットランドヤードに要請してみる」
「有難う御座います!」
「ところでルーク」
「………はい?」
「何だか、君は最近よく笑うね」
ルークは顔を赤らめ、どう反応していいか分からなかった。
2011/12/28 07:30
[50]白雪
初めまして
白雪と申します!!
すごくおもしろくて
続きが気になります!!
トリックに宗教が
どう関わっているのかと
すごくわくわくしています
(*´∇`)
では、乱文失礼しました!!
2011/12/28 18:37
[51]サン☆
白雪さん
初見有難うございます!
もっと面白くなる様頑張ります!
更新はマイペースですが……。
2012/01/15 18:52
[52]のなりい
宗教か・・・。
今回の事件のトリックとどう関わってくるんだろう・・・?
気になるな・・・。
2012/01/18 16:22
[53]サン☆
のなりい
間あいちゃってごめん…。
ペースもっと速める様頑張る……。
宗教って何か怖いイメージしかない!
まあただの偏見なんだけど。
2012/01/21 09:16
[54]サン☆
episode17 確信
ルークはレイトンと共にオーストラリアの住宅街に来ていた。
例の放火殺人に使われた家は、無残にも全焼しており、灰で黒く染まったソファー、ベッド等がとても痛たましく思えた。
ルークはレイトンに言った。
「家の中に入ってもいいのでしょうか」
「スコットランドヤードには許可を貰っている。構わないだろう」
ルークは微笑み、家へと歩調を速めた。
先ずは目当ての物、ファックスを探す。
「あ、これかな」
黒い塊、判別は難しいが、恐らく間違いないだろう。
ルークは持参した携帯コンパスを用い、ファックスの上に置いた。
コンパスの針はぐるぐると回り、ある方向で動きを止めた。
東南である………!
そのファックスの印刷する方向は東南。
つまり東南の方向から印刷紙が出てくる仕組みだ。
ルークは確信した。
「先生、ここら一帯の宗教は何でしたっけ」
「調べた結果、イラル教という、所謂カルト教徒民家街だ」
ルークは微笑み、レイトン言った。
「先生、今スコットランドヤードが頭を抱えているファックスの文面、知ってますよね?」
「ああ、確か友好的な文面で、犯人からの暗号であるという解釈が成された様だが」
「あの文面は事件に関係ありません。むしろそこに重点を置く事こそ犯人の思う壺。トラップです」
「……君の考察力は素晴らしい。流石、私の一番弟子だ」
ルークは頬を赤らめた。そして、後にこう付け加えた。
「重点はズバリ紙。印刷された紙がファックスから落ち、そこの教えである蝋燭に引火し、燃え広がり、炎上した……」
「これなら5分と掛からない。完全犯罪は解れた」
「はい、これは計画殺人。故意であろうとなかろうと、犯人に弁解の余地はない」
完全犯罪から出た一本の糸。
それが少年ルークの気付き。
少年は固い糸を懸命に解き、1本の糸に返した。
犯人は警察を、ルークをあまりに舐め過ぎた―――!
2012/01/21 09:45
[55]サン☆
リラ 再アップ
2012/01/22 07:50
[56]サン☆
episode18 日常
放火魔殺人事件が解決し、一週間が過ぎた。
犯人は事件の解決と同時に監獄の中で舌を噛み切り自害したらしい。
教室内には、いつもと変わらぬありふれた日常が広がっていた。
エマ君は相変わらず如何わしい本を乱読している。ちなみにテストの結果はギリギリだった様だ。
乱読者は皆、それなりに頭がいいという僕の偏見は彼によって叩き潰された。
リラちゃんもいつもと変わらず、枝毛のない黒髪、華奢な身体つき。最近が忙し過ぎて何故か一層可愛く見えてしまう。
「あ、リラちゃん」
「ん、何?ルーク君」
「この間はゴメン。勝手に帰らせて貰ったけど……」
「いいよ気にしないで。なんで床に寝てたのか気になるけど」
ルークはリラの唇の感触を思い出した。
適度に湿った、まるで羽毛の様な感触だった。天使の核の材質は恐らくあんな素材でできているのだろう。
微かに漏れる吐息。甘い香りが、僕の鼻孔を刺激させ、失神したのだ。
リラに上目遣いをされ、僕は少し泣きたくなった。
2012/01/22 08:05