[1]KOKUA
【レイトン教授と罪人の晩餐】
初めまして、KOKUAです。
初めて小説を書くので、
変になるかもしれません。
よろしくお願いします。
2011/05/08 14:04
[26]KOKUA
忘れていたんですど、
コメント返しをしていなかったんです。
申し訳ありません!!
という訳で、コメント返しを
しようと思います。
*ちゃんさん、ざくろさん、
アスナさん。一年前にコメントを
書いた人もいますが、
更新を楽しみにしてくれて
有難うございます!
後、コメント返しを遅れて
すみません・・・。
是非三人の小説を拝見したいと
思います。そのときは、
コメントを書きたいと思います。
2012/04/07 10:11
[27]KOKUA
どうも、KOKUAです。
そういえばコメント返しを
していない方がまだいました。
Ewotaさん、コメントをしてくれて
有難うございます!
作品を見たら、コメントを
書かせていただきたいと思います。
2012/04/07 16:31
[28]KOKUA
どうも、KOKUAです。
コメントが面倒になったので、(笑)
とりあえず更新を始めます。
次に扉を開けたのは、
高貴な雰囲気が漂う老女だった。
「あら、英国紳士さん、こんにちは。」
「初めまして、
エルシャール・レイトンです。
こちらは、弟子のルークです。」
「坊やも宜しくね・・・。」
ウィルソン社長は、静かに座った。
「早速ですが、トッド社長が
生きている前は何処に居ましたか?」
「そうねぇ・・・。私は
社員の皆とワインを飲んでいたわ。
トッドは少し離れた所にいたわ。」
冷静な顔でアリバイを語り、
懐から煙草を出し火を点け始めた。
ルークは、少し嫌がる仕草を見せた。
「あら、ごめんなさいね。
私ねぇ・・・、愛煙家なのよ。
今から消すわね。」
「左利きなんですか?」
レイトンが、急に関係のない質問を
口に出してきた。
「え、えぇ・・・、そうですけど。」
「ワインを飲む時を見たのですが、
右手を使っていましたが・・・。」
「直されたんです。食べる時、
飲む時、書く時は右手なのよ。
煙草を吸う時は、
どうしても左手になるのよ。」
「ビックリさせてすみません。」
レイトンは決して表情を崩さないが、
ルークは困惑していた。
「先程クラリスさんから、
このモデルショーの目的を
お聞きしたのですが、
大企業との契約と聞きました。」
「そういえば、去り際に
クラリスさんが言っていましたね。」
ルークが、思い出したかのような
表情を見せた。
「えぇ、その通りよ。
大企業『クレオパトラ』とね。」
「その目的は、何ですか?」
その質問をした瞬間、ウィルソンは
暗くなり口を閉ざした。レイトンは
何か秘密が有るような気がした。
すると、ウィルソンは苦笑いをして
「それはまだ言えませんわ。」
「それは失礼致しました。」
やはり隠していると、レイトンは
心の中で勘付いていた。
今度はルークが質問をした。
「ウィルソンさんは、どの様にして
社長になったのですか?」
「あら、久々に聞いた質問だわ。
まぁ、事件に必要なら言うわね。
元々は私の曾祖母が立ち上げた、
小さな小さな企業だったのよ。
社長になったのは、母の病気が
悪化したからなのよ。元々は、
会社のチーフ・デザイナーだったし。」
「要するに、後継ぎって事ですか?」
ウィルソンは溜息を吐きながら、
黙って頷いて見せた。
吸っていた煙草は、みるみる
灰に化していく。
「では、最後に。13人の容疑者の中で、
怪しいと思う人物はいますか?」
また、迷っているような
素振りを見せて数分黙った。
そしてウィルソンは口を開くと、
「誰とは言い難いけど、
ウチの社員だと思いますわ。
トッドを恨んでいる社員は、
多分いるかもしれませんが・・・。」
と、暗い口調で言い放った。
「誰かそれに該当する
社員は、いませんか?」
「いるはいるけど、犯人の
真意無しでは該当する社員など
分かるはずがありませんわ。」
「真意無しでは、ですか・・・。」
ルークは、静かに呟いた。
「成る程、分かりました。
ではこれで聴取は終わりにします。」
軽く会釈をし、立ち上がると
ウィルソンはかなりの小声で
「あと少しだったのに・・・。」
と、囁いていた。ルークは、
疑問に思う顔になった。
するとウィルソンは、
「あ、そうだ・・・。」
と、何か思い出したかのように言った。
レイトンは問うと、
「英国紳士さん、早く犯人を
捕まえてくださる?あなたに、
私は期待しているので・・・。」
「えっ、ええ、早く捕まえます。」
悲しい笑顔を見せると、ウィルソンは
似合わない事務室から立ち去った。
ルークは素早く立ち上がり、
扉を少し開けて、ウィルソンが
早く遠くへ行くのを見守っていた。
レイトンは、不思議そうに眺めていた。
遠くへ行ったのを確認し、
ルークは直ぐに扉を閉めた。
「先生、聞いて欲しいんですけど!」
ルークが焦ったような口調で、
レイトンに言った。
「聞いて欲しい話?」
レイトンは冷静に受け答える。
「ウィルソンさんが立ち去る時に、
『あと少しだったのに・・・。』
って呟いていたんですよ。」
「やはり、ウィルソンは
何かを隠しているに違いない。」
「でも、何で『あと少し』
だったのでしょうか?」
「さぁ、それは調べなければ
理由は浮かんでこないだろうね。」
レイトンとルークは、
その言葉が鮮明に残って
ウィルソンの証言などあてにならなかった。
次回の更新もお楽しみに!
2012/04/21 08:42
[29]KOKUA
どうも、KOKUAです。
登場人物イラスト第4弾です!
出来れば、批判ください。(笑)
2012/04/29 16:03
[30]KOKUA
どうも、KOKUAです。
登場人物イラスト第5弾です!
第6弾もお楽しみに!
2012/04/30 17:56
[31]KOKUA
どうも、KOKUAです。
コメントが流石に面倒臭くなったので(笑)、
更新を始めちゃいます。
レイトンとルークが静かに待っていると、
男が一人扉を開けてきた。
クラリスが証言の中で言っていた、
ロビン・クルーザーだ。
サングラス越しだが、かなり
不機嫌な瞳をしていた。
「ロビン・クルーザーです。
『ウィッチ』のメンズチーフデザイナーです。」
レイトンは会釈すると、静かに座った。
「では、あの時に何をしていましたか?」
「社員と話さず、独りで居ました。」
声はかなり小さく、ルークは
後悔をしているに違いないと
悲しく感じていた。
「レイトンさん・・・、俺って
殺されかけたんですよね。」
「トッドさんが飲んだワインですね。」
「どうして、トッドさんが
ロビンさんのワインを飲んだんですか?」
ルークが慎重に問いかけると、
「俺は下戸で、葡萄アレルギーなんだ。
飲むのを躊躇っていた時に、
トッド社長が『飲もうか?』って
言って、グラスを・・・。」
ロビンは少し俯いていた。
「毒に気づかなかったのですか?」
「もちろん、毒がいつ入ったかも
分からないですし・・・。」
「確かに、あんなに人がいては
毒を入れられる瞬間なんて分からないですね。
でも、犯人はいつ毒を入れたんでしょうか?」
ルークが言った何気ない言葉に、
レイトンはハッとした。
まるで頭に電光が走ったかのように・・・。
「ルーク・・・。その言葉は、
私の推理の穴を埋めてくれたようだ。」
「えっ・・・!?」
「どうやら毒を入れた瞬間ばかり、
眼中に入れていたようだ。」
「でも、レイトンさん!
何処に毒を入れたんすか?
仮に言うけど、此処はホテル。
捨てる場所なんて沢山ありますよ!」
「いや、私の推測だと
毒を捨てる機会があるのはトッド社長が
死ぬ直後と考えるのが妥当です。」
「確かに13人の容疑者が
捨てる機会は、幾らでも有りますね。」
レイトンの冴え渡る推理に、
ロビンは開いた口が塞がらなかった。
「聴取の後に調べるのが、
一番手っ取り早いですかね・・・?」
ロビンは戯けた口調で囁いた。
「確かに、妥当な方法ですね。」
ルークは、あっさり乗った。
「兎に角、聴取の後は毒探しを行おう。」
ーーーー「すみません、話が逸れましたね。」
ロビンは普通に戻ったと、
安心をしていた。だいぶ苛立っていたに
違いないと、レイトンは感じた。
「では、デザイナーに成ろうと
思ったきっかけって何ですか?」
「えっ?」
ロビンが手に入れた安心感は、
直ぐに吹きとばされてしまった。
「それって、答える必要性は
あんのか・・・?」
レイトンは、黙っていた。
ロビンは瞳を見て、答えざるを得ない
状況だと感じ取った。
「・・・拾われたんだよ。」
ルークは、少々驚いている。
素早く吐き捨てた言葉に聞こえた。
「デザイン専門の大学に
在学していた時に、たまたま
拾ってくれたんだよ・・・。
社長にはとてつもねぇ恩が有るんだ。」
2012/05/04 11:51
[32]KOKUA
どうも、KOKUAです。
前回の更新を、変な部分で
終わらせてしまいました。
今回の更新は、前回の続きだと
思ってご覧になって下さい!
「たまたまですか・・・?」
「ああ、違う違う!言い間違いだ、今のは。
正確にいえば、才能を見込まれたんだ。
それで『ウィッチ』に拾われたんだ。」
「・・・そうなんですか。
では、最後に。アパレル大企業の
『クレオパトラ』との契約が
このイベントの真意と聞きましたが。」
「ああ、それは社員全員が
知っている事だからな。
契約が、双方の会社の真意だよ。」
「そうですか。では、これで
聴取を終わりにします。有難う御座いました。」
ロビンは軽く会釈すると、ソファから
立ち上がり帰って行った。
「ルーク」
レイトンが静かな声で呼んだ。
ルークは、若干驚いている。
そしてレイトンは、笑顔を見せると
「助かったよ。」
と優しい声で囁いた。
ルークは、かなり心の中で
吃驚するぐらい高揚していた。
次回もお楽しみに!
2012/05/04 12:05
[33]KOKUA
どうも、KOKUAです。
更新を始めます。
次に扉を開いたのは、副社長の
ブラッド・ブルーマンだ。
ウィルソン社長が言うには、
無駄口など滅多に叩かず
何事にも冷静で非常に寡黙な男であると聞いた。
「ブラッド・ブルーマンです。」
静かに挨拶をすると、静かに座った。
「エルシャール・レイトンです。」
レイトンも、静かに対応した。
「ブラッドさんは、
あの時何をされていましたか?」
「俺は部下達と、ワインを嗜んでいました。」
淡々と質問を答えた。ルークは、
あまりの返答の速さに驚いていた。
すると怯えているルークを見て、
口角を少し緩めて微笑んできた。
「怖いか・・・?」
ルークは、吃驚して
「そ、そんな!そ、そんな事は、
な、無いですよ!」
と焦りを見せた。
ブラッドは、少し吹き笑いをした。
レイトンも、若干笑っている。
ルークは、顔を真っ赤に染めた。
「では、本題に戻りましょうか。」
「ああ、そうだな。」
急に笑顔が消えたので、ルークは
驚いてしまった。
「『ウィッチ』に入るきっかけは、
何でしょうか?」
「? 聞くべき質問か・・・?」
「ブラッドさん、ウィルソンさんにも
一応聞きましたが・・・。」
「フム・・・、仕方ない。どうやら、
言わざるを得ない状況のようだ。
俺は服飾デザイナー志望で、
職業面接をして入ったんだ。」
「じゃあ、ロビンさんの前の
主任デザイナーだったんですか?」
「ああ、正確に言えば、
元チーフメンズデザイナーだったよ。」
其の質問も淡々と回答した。
しかし、相変わらず表情は寡黙である。
「副社長に成ったのは、いつなんですか?」
ルークが質問をすると、
「随分前の事だ・・・。確か、六年前だ。」
やはりサバサバと返答する。
「前の副社長は、定年を迎えたから
副社長の職を最後に辞めたよ。」
「そうですか。では、この
イベントの真意は大企業との契約ですが、
目的は一体何でしょうか?」
「・・・。無駄口に等しい・・・。」
やはりウィルソン社長と時と同様に、
口を開こうとしない。
「では、最後に。13人の容疑者の中で、
怪しいと思う人はいますか?」
ルークは、固唾を飲んで見守っている。
慕い続けている先生の名前を
出して欲しくないと、心の中で祈っていた。
「社長以外だ。」
ルークは、『社長以外』という言葉に
憤りを感じていた。要するに、
ウィルソン社長は犯人ではないと
言いたいのだろう。
「私も、疑いの対象ですか。」
「ハァ・・・。俺、アンタの
隣の小僧に憎しみを持たれているなぁ。
俺は、ただの善人かもしれないし、
ただの悪人かもしれねぇな。
誰しも良心も悪心も持っているのかもな。」
「・・・?」
ルークは、その飄々とした発言の
意味が全く分からなかった。
「聴取は終わりです。有難う御座いました。」
「ああ・・・。」
最後も淡々と述べて、事務室を立ち去った。
たださっきの言葉だけが、
疑問に残ってしまっただけだった。
次回もお楽しみに。
2012/05/04 22:33
[34]KOKUA
どうも、KOKUAです。
更新を始めます。
次に扉を開けたのは、目を真っ赤に
染めあげたフランソワ・シャルソンだ。
自分の恩師が毒殺され、挙げ句の果てに
『ウィッチ』の社員に傷つけられ、
彼女の精神は脆い硝子へと変貌している。
「僕のハンカチでも、使いますか?」
ルークは、優しく気遣うと
「・・・有難う・・・。」
若干鼻声に成っているが、
感謝を述べてハンカチを借りた。
「質問、して、いいから・・・。」
「・・・では、あの時何をしていましたか?」
「あの時は、『セピア・ピアノ』の
社員さん達とワインを飲んでいました。
先生とは、近い距離に居ました。」
レイトンは、気遣いながらも
冷静に答えを聞いている。
「トッド社長と、何年ぐらい
仕事を一緒になさいましたか?」
「まだ・・・、5年しか・・・。」
「そうなんですか・・・。」
穏やかな口調で返したが、
レイトンは至って冷静である。
「じゃあ、僕からの質問です。」
何とかルークも、会話に入り込んだ。
「『セピア・ピアノ』の、モデルに
成ったきっかけは何ですか?」
一瞬だが、シャルソンの瞳から
涙が流れ止んだ。
「必要な証言なの?坊や」
「ええ、必要な証言なのです。」
「オーディションなのよ。14歳の時に、
『セピア・ピアノ』の看板娘を決める
オーディションがあったの。
グランプリに選ばれて、入ったの。」
「審査員席には、トッド社長がいましたか?」
「勿論よ。」
「では、・・・13人の容疑者の中で、
怪しいと思う人はいますか?」
すると、シャルソンは瞳を鋭く
尖らせて無表情に豹変した。
「決まっているじゃない!
『ウィッチ』の奴等の中にいるわ!!
絶対に許さない!!殺したいぐらい!
恨みたいぐらい!許せない!!!」
レイトンは予想通りの事だと
察していたが、ルークは予想通りだと
しても、かなり怯えている。
「勿論、紳士さんとか心理学者とか
探偵とか日本人とか小説家とか、
『ウィッチ』の社員じゃないから
貴方らは疑っていないわよ。
けど、犯人は必ず『ウィッチ』の
社員の中にいるわ!!
ウィルソン社長も含めてね!」
恐らく、『紳士さん』は先生の事だと
ルークは察している。
2012/05/11 06:40
[35]KOKUA
どうも、KOKUAです。
また前回の更新を、変な部分で
終わらせてしまいました。
すいませんでした・・・。
では、続きを更新します。
「・・・絶対に許さない・・・。
『ウィッチ』の社員達は、
絶対に許せない!!」
「シャルソンさん・・・。」
ルークは顔色が暗くなったが、
レイトンは溜息を吐いた。
シャルソンの聴取は、
起伏の激しい会話だけが続いた。
「と、とにかく有難うございます。」
レイトンは、若干焦ったが
情報の収穫を切り上げた。
「・・・あ。」
落ち着きを戻したシャルソンは、
何かを思い出したかのように
灰色の扉の前で止まった。
「どうしましたか?」
「先生の事なんですけど、確か社長は
このモデルショーで退職する予定でした。
もしモデルショーで勝ったならの
話らしいんですけど・・・。」
「ええっ」
レイトンとルークは、その事実に
驚きを隠せなかった。
「理由は、ご存知ですか?」
「確か『クレオパトラ』に入社して
そこの専務に就任すると言ってました。」
「そうか、良い情報を有難う。」
無表情のまま、シャルソンは
重い扉を開き出て行った。
「先生、今のを誰かが知って
逆恨みをしたのでしょうか?」
「さぁね。それは解らないよ、ルーク」
今回は、ここまでです。
2012/06/06 16:12