[1]KOKUA
【レイトン教授と罪人の晩餐】
初めまして、KOKUAです。
初めて小説を書くので、
変になるかもしれません。
よろしくお願いします。
2011/05/08 14:04
[66]KOKUA
どうも、KOKUAです。
新章スタートの更新を始めます。
-第5章- 決意の友情
「レミさん、お早う御座います。」
「お早う、ルーク。・・・あれ、教授は?」
レミは、欠けている物に直ぐ気付いた。
「先生、昨日 泣いていたんですよ。」
「えっ・・・。」
流石にレミもかなり驚いた。
しかし、ルークの方が驚いていたのだ。
「だから、少し休ませています。」
「・・・なるほどね。確かに、教授の
様子は『奇跡の仮面事件』以来 おかしいからね。
たまには、息を抜かすのも悪くないわね。
よし!ルーク、二人で調査を始めましょう。」
「はい、レミさん!」
ーーーー二人は、朝食を兼ねた結果発表の前に
ブルーマンが撃たれ死んだ地下室に向かった。
重たい鉄の扉を開けると、血の臭いが漂った。
「うぅ・・・。床が血で一杯だわね。」
「そうですね・・・。」
レミは、電灯スイッチを直ぐ入れた。
「レミさん、弾丸が遺ってます!」
「一発で殺したのね・・・。」
しかし弾丸以外に証拠が、遺っていない様子だ。
すると、ルークがある事に気付いた。
「通気口から布が垂れてませんか?」
「あら、本当だわ。」
丁度レミの身長で見る事が出来るようだ。
「ちょっと覗くわね。」
レミは通気口に近付いた。
「あっ!こ、これは・・・。」
通気口の中には、『絢爛なる伯爵』の
衣装と仮面、黒光りする拳銃があった。
勿論 どれも血に塗れている。
しかし、レミはある事で悩んでいた。
「これは重要証拠ね。・・・だけど、
警察がいないから回収は難しいわね。
カメラで、収めときましょう!」
「そうですね。」
レミは愛用しているカメラで、
証拠をきっちり収めた。
「よし、収めたわよ。」
すると、静かな部屋全体にグゥーという音が響いた。
「うぅ・・・。お腹が空きました・・・。」
「あら、もうすぐ朝食の時間よ。
ホールに行きましょう、結果発表もあるからね。」
「そうですね、レミさん。」
ーーーー「あっ!」
ホールのテーブルに、優雅に紅茶を
楽しんでいるレイトンがいた。
「やぁ、ルーク、レミ。」
「先に来ていたんですか?」
「あぁ、そろそろ大丈夫だからね。」
「そういえば、教授!
とんでもないものを見つけましたよ!」
「そうか。・・・その前に、二人共。
バイキングがあるから朝食を取りに行きなさい。
その後、話を聞こう。」
「そうですね、お腹が空いちゃいました。」
「早速行きましょう、ルーク!」
次回もお楽しみに!
2013/03/16 20:30
[67]KOKUA
どうもKOKUAです。
更新を始めます。
「これは・・・。」
「『絢爛なる伯爵』の衣装と見て、
間違えないでしょう。」
写真には血塗れの衣装が、写っていた。
「拳銃もこの現場に遺されていたのか。」
「羽毛も付着しているので、間違い無く
ブルーマン氏の殺害に使われた物と見れます。」
「先生、何故『伯爵』はこの場で
衣装と仮面を剥いだのでしょうか?」
「恐らく、ホールに急いで帰って来ても
バレないようにする為だろう。」
「だけど、おかしくないですか?
ショーの最中は、誰も入らなかったと
見張りのホテル従業員が言ってましたよ。」
「!」
「先生、どうしましたか?」
「ウィッチの社員だったら可能なのではないか?」
「待ってください、教授!それだったら、
ベンソンさんや劉さんも犯行可能なのでは?」
「その可能性もあるよ、二人共。」
「これで絞れてきましたね、教授。
容疑者は、ロビン・クルーザー、
スーザン・レイチェル、劉波児、
ジョニー・ベンソンの4人になりますね。」
「レミ、確かにこの4人も容疑者に含まれるが
私はこの写真と容疑者の数が
矛盾していると思うんだ。」
「あっ!まさか消音に使った枕ですか!?」
「そう。だから容疑者は、レミが言った
4人とジャック、セットン・ロット、
ウィルソン社長の3人だ。」
「その中に、犯人がいるんですね。」
「ああ、クラリスは準備もあって犯行不可能だ。
恐らく犯罪が行われたのはショーの
開催前と考えられる。」
「そうですか・・・。」
「枕は、鍵になりましたね。」
「少しずつ分かっていくと、
とても良いんですけど・・・。」
「そうだね。おっ、そろそろ発表のようだ。」
「あ、本当ですね。」
3人共は、司会者の方を向いた。
次回もお楽しみに!
2013/03/18 22:11
[68]KOKUA
どうも、KOKUAです。
訂正があります。
第5章の文面の容疑者の中に、
フランソワ・シャンソンが
ありませんでした。
あと、ユウ・ラストの正体であるレミは
事件発生の一ヶ月前にイギリスに
帰ってきたという設定にしております。
申し訳ありません。
では、次回もお楽しみに!
2013/03/29 21:07
[69]KOKUA
どうもKOKUAです。
更新を始めます。
「では、結果を発表致します。
結果は、『ウィッチ』の満場一致です。」
会場は、拍手で包まれた。
それに乗じてウィルソン社長が立ち上がった。
「皆さん、有難う御座います。
これからも『ウィッチ』を宜しく御願いします。」
ウィルソン社長は、『クレオパトラ』の
常務と笑顔で握手をした。
『・・・』
シャルソンは憎しみを感じていた。
ーーーー「このパスタ、美味しいわね!」
「モチモチとしていますね、レミさん!」
ルークとレミは、美味しい料理に
和気藹々と食していた。
「皆、よく頑張ったわね。でも
明日はプレミアムショーをホテルで行うから、
気は抜かないように。」
「はい!」
「あっ!」
スーザンが使用しているフォークが、
床に落下してしまった。彼女は急いで
そのフォークを拾い、お絞りで拭き取った。
「スーザン、お前 換えればいいじゃねぇか。」
「えぇ?面倒臭いんだもん〜。」
そしてその拭き取ったフォークで、
パスタを蜷局のような形に巻き取った。
「味なんて大して変わんないからさぁ。
別にいいじゃないの、クルーザーさん?」
「ハァ・・・。大きなお世話だ。」
そしてパスタを、一口で頬張った。
「・・・!!?」
再びスーザンは、フォークを落とした。
「もう、スーザンったら!
またフォークを・・・、す、スーザン?」
クラリスは、異変に気付いた。
「・・・がはっ。」
スーザンの口から、血が垂れた。
それと同時に涙も垂れた。
「く・・・、くら・・・りす。
た、た、たす、・・・けて。ぐ、ぐはっ!!!」
溢れんばかりの血が、口から飛び出した。
「きゃあぁぁああぁあぁぁ!!!」
二度目の毒殺が執行されてしまった。
そして4人目の被害者が出てしまった。
ーーーー「おぉ、レイトンか。
やっと除雪作業が終了した。
あと、言われた事を調べたぞ。」
「そうですか、有難う御座います。
ただ先程の出来事なのですが、
スーザン・レイチェルが毒殺されました。」
「何!?」
「パスタを食べていたようです。
フォークかパスタに、毒が付着している
可能性があります。アーモンド臭が
したので、青酸カリを使用したに違いないです。」
「そうか、分かった。明日には、
私とバートン、検死官のユークリフ共々
現場に駆けつける。」
「分かりました。」
「そして調べた事を、報告しようと思う。」
「メモの準備は出来ましたので、お願い致します。」
「えっと・・・、・・・はい。
書き切りました。『まさか・・・。』」
「何か手伝う事は無いか?」
「・・・では、・・・。」
「分かった、約束通り連れて行く。」
レイトンは、電話をゆっくり切った。
『まさかと思った。でも、事実なんだ。
誤解を解くには、彼も必要だったんだ。
大半はやっと解けた、けど何故だ?』
レイトンは、苦悩した。
「先生、どうしたんですか?
昨日から少しおかしいですよ。」
「昔の事だ、ルーク。」
「先生、悩んでいるんだったら
僕にも言ってくださいよ!
一人で何を抱えているんですか!?」
ルークは、様々な思いをぶつけた。
ジャックもベンソンも、少し俯いていた。
振り向いたレイトンは、涙目だった。
「昔の事が、また振り返されるのは
とても嫌だったんだ・・・。
デスコール、ブロネフ、クレアの事も。
とても苦しかったんだ。」
「あと、あの爆発事件もな・・・。」
ジャックが口を開いた。
「そう、この事件も苦しかった・・・。」
ベンソンも重々しく口を開いた。
「あれから、いや大学生時代こそ
全てが変わってしまった・・・。
ルークが、知るべきではないんだ。」
「何でそう言うんですか!?
僕は先生の一番弟子ですよ、
悲しみも共有します!僕だって、
先生を助けたいんです!!」
「!」
レイトンは、ルークの肩を強く握った。
「ルーク・・・。」
レイトン、ジャック、ベンソンは、
肩を物凄く震わせて泣いていた。
有難う・・・。
真実に近づく勇気を得たよ。
ルーク、約束して欲しい。
どんな時も、強い絆で結ばれていよう。
はい、先生!
『エルシャール』
ジャックと、ベンソンは笑顔で泣いていた。
次章も、お楽しみに!
2013/03/29 21:24
[70]KOKUA
どうも、KOKUAです。
新章スタートの更新を始めます。
-第6章- 『伯爵』の正体
夜明けの朝に、パトカーのサイレンが
空に響き渡る。やっと、チェルミー警部達が
事件現場にやって来たのだ。
「チェルミー警部、お待ちしてました。」
「ふぅ・・・、やっと除雪作業が終わったからな。
さて、早速だが現場に案内してくれないか?」
「分かりました、チェルミー警部。」
ーーーーホールには、毒殺された
スーザン・レイチェルが悍ましい表情で
横たわっていた。検死官のカルロッタ・
ユークリフは、厳戒態勢で調査をしている。
しかしユークリフの顔は、あまり良い顔では
無かった。寧ろ焦っているように見えた。
そしてゆっくりと立ち上がり、
「毒物の検査が終了致しました。」
そして、レイトン達に歩み寄った。
「検査をした所、パスタには毒物の反応は
あまり見られませんでした。寧ろ、毒物は
フォークとお絞りにベッタリと付着してました。」
「何!?」
レイトンは冷静にユークリフに対して、
「つまり、元々はお絞りに毒が仕込まれた。
それをスーザンさんは知らずに、落とした
フォークにベッタリと毒を塗っていた。
という事になりますね。」
「そういう事になりますね・・・。」
現場は、静かな空気に変わった。
レミはある疑問を呈した。
「じゃあ、どのタイミングで毒を付着
させたんですか?だって、ホールには
沢山の人達で溢れていたんですよ。」
ユークリフはレミの疑問を喰うように、
「僕もそう思います。」
レイトンは、お絞りが入っていた袋と
目が合った。よく見ると、針で開けたような
小さな穴が見受けられた。
「チェルミー警部、ユークリフ検死官、
テーブルを見て下さい。袋に何か穴がありますよ。」
「ん?・・・あっ、本当だ。小さな穴があるぞ。」
「!先生、もしかして・・・!?」
「ルーク、気付いたかい?これが
犯人が遺した決定的な証拠になるかもよ。」
「本当ですか、先生!?」
レミも続け様に言って来た。
レイトンは、まるで確信に至ったような
顔立ちになっていた。
「まだ確信には至ってはいないけど。」
少し裏切られた気分になった。
「えっ?レイトンさん、もしや少しずつ
犯人像が見て来たでありますか?」
初めてバートンが口を開いた。
「バートン!俺が言おうとした事を、
言うんじゃないよ!!」
チェルミーは、バートンに突っ込んだ。
「決定的な証拠もあるんです、しかし
まだ確信に至れない事が解決してないんです。」
「それって、何なんだ?」
「トッド社長の毒殺は本当に失敗なのか、
エリックの殺害したのは誰なのか、
はたまた遺体を捨てたのは誰なのか・・・。
それさえ解決すれば、全てが見える筈です。」
「・・・レイトン、エリックの遺体が
入っていたバックに微かにだが、
クラリス・ジンジャーの指紋があったのだ・・・。
花瓶については、正当防衛にはなるが・・・。
・・・すまないが、クラリス・ジンジャーには
死体遺棄の容疑で取り調べるぞ。」
「・・・え?」
レイトンの瞳には、闇しか写らなかった。
ーーーークラリスは、廊下を歩いていた。
後ろにナイフを持ったシャルソンが
忍び寄っていた事も知らずに・・・。
次回もお楽しみに!
2013/07/17 10:01
[71]KOKUA
どうも、KOKUAです。
更新を始めます。
シャルソンはどう宥められようとも、
「ウィッチ」に対する殺意は止まなかった。
狂気に歪んだ瞳は、獲物を確実に捉えていた。
そして勢いよく飛び出したシャルソンは、
クラリスに気付かれてもナイフを向けた。
「きゃあ!!」
クラリスは急いで避けたものの、
腕を少しだけ切り裂かれた。
「痛っ!・・・あ、あなたは!」
「やっぱり憎い!どうしてもアンタ達が憎い!
だからアンタに刃を向けているのよ!!
報いを受けるのは、「ウィッチ」よ!!」
再びナイフをクラリスに向けたが、
ジャックが見事な手捌きでナイフを落とし
顔に怒りの鉄拳を喰らわした。
殴られたシャルソンの鼻からは、血が吹き出ていた。
「何していやがる!そんな事をしても、
アンタの所のお偉いさんは還って来ねぇぞ!!
分かったか!?」
「うぐっ・・・。」
シャルソンの瞳は、再び狂気に歪んだ。
ジャックも、狂気に歪んだ瞳になっていた。
それと引き換えに、クラリスの腕からは
血が滲み出してきた。
騒ぎを聞いたルーク達は、急いで廊下に向かった。
「クラリスさん!大丈夫ですか?」
「What was there?(何があったのですか?)」
劉は英語で疑問を呈した。
クラリスはとりあえず、血を抑えて
状況を説明した。
ーーーー「そんな事があったんですか?」
ルークは、顔から冷や汗が吹き出た。
チェルミーは冷静に、
「ジャックさんは暴行行為となります。
しかし、シャルソンさんは立派かつ明確な
殺意があったと判断できますね。
よって、シャルソンさんは殺人未遂となります。」
「・・・すみません、つい・・・。」
ジャックは相当落ち込んだ口調で言ったが、
次の言葉はさらにジャックを陥れた。
「まぁ、後でジャックさんは罰金を払って
頂きます。そしてシャルソンさんは殺人未遂で、
クラリスさんは死体遺棄で署に連行します。」
「・・・は?」
レイトンも、全く同じ気持ちだった。
二人共、屍のような状態で立ち尽くしていた。
「・・・ごめんなさい。」
クラリスからは言えたのは、その一言だった。
ジャックは抵抗すらままならなかった。
『先生・・・』
ーーーーレイトンとルーク、レミは
スコットランドヤードに到着をした。
レイトンは取調室に、特別に入る事を許された。
『クラリスに、総てを聞かなくては・・・。』
そんな決意を胸に、扉を開けた。
そこには疲れ果てたクラリスが座っていた。
次回もお楽しみに!
2013/08/02 15:37
[72]KOKUA
どうも、KOKUAです。
更新を始めます。
レイトンは緊張した面持ちで、
鉄パイプの椅子にゆっくり腰掛けた。
クラリスは、ある種の緊張から解き放たれても
表情は哀しみに満ちていた。
「クラリス、君がエリックの遺体を
捨てた犯人だったのかい?」
「・・・そうなんです。・・・咄嗟に
怖くなって・・・、海に捨てました。」
痩せ細った声で、事実を認めた。
「チェルミー警部からは、『壺で頭を
殴った事については正当防衛となった。』と
聞いたけど、もしかして彼が襲ったのか?」
「ええ。後ろから着いてきていて、
部屋で暴行されたから・・・つい・・・。」
「でも、その後 彼の遺体からは
殴打の痕跡もあったが刺し傷も残っていた。
犯人は、別にいる事になるね。」
「・・・警部さんから、聞いた・・・。」
「私はその行為に及んだ者こそ、
この一連の犯人だと考えているんだ。
もう少しで、手掛かりが見つかりそうだけど。」
「・・・本当?」
「可能性は、否定出来ない。
早く見つけなくては、意味が無いからね。」
「・・・」
クラリスは、顔を俯かせた。そして、
手で顔を覆い隠した。
レイトンには、泣き声がハッキリ聞こえた。
「ごめんなさい、レイトンさん・・・。
ずっと隠していて・・・。私が
エリックの遺体を捨てたから、こんな事が起きた。
・・・だから、言うわね。」
「?」
レイトンは慰めようと思ったが、
今の一言で一気に興味を惹いた。
すかさずレイトンは、
「教えてくれないか?その意味を・・・。」
と問い質した。クラリスは、頷いた。
「・・・遺体を捨てた時に、実は
『絢爛なる伯爵』つまり犯人に撮られたの。」
「!それで、あまり元気が無かったのか・・・。」
付き添いに居たチェルミーも、
この供述には驚いていた。
「・・・クラリス、もしかしたら
犯人は君を利用したんじゃないのか?
遺体を捨てる為に、君を・・・。」
「えっ!?」
「もしかしたらエリックは君を
追ってきたが、犯人はエリックを追って
部屋に侵入したんじゃあないかと私は思うんだ。
隙を見て刺し殺し、隙を見て部屋から逃げた。」
「レイトン!そういえば、防犯カメラに
不審な人物が映っていたぞ!
・・・まさか、それが・・・。」
「そう、殺人罪を犯した犯人です。」
「そして、私が遺体を捨てる所を捉えた。
・・・そういう事なんですか?」
「ああ、あくまで推論だが・・・。」
「レイトン、防犯カメラにクラリスさんの
部屋を入っては出た所が映っていたぞ。」
少しずつ希望が、垣間見えてきた。
「・・・だから、心配しないでくれないか?
私達が、必ずナゾを解いて見せるから。」
「・・・。」
クラリスは、涙ぐんだ瞳で唯々頷いていた。
ーーーー「先生、どうでしたか?」
レミが問い質すとレイトンは真剣な面持ちで、
「もう少しだ、ナゾが解けるまであと少しだ。
だからもう一度 現場検証をするよ。」
「・・・分かりました、教授!」
『先生・・・』
ルークの顔は、少し明るくなった。
ーーーー「クラリスさん。」
チェルミーは、取調室に入って来た。
「罰金、払って下さいね。代償は、
それだけで充分ですから。」
領収書を見ても、クラリスは
少し希望を肌身で感じ取っていた。
彼女は、微笑んだ。
次回も、お楽しみに!
2013/08/10 13:06
[73]KOKUA
どうも、KOKUAです。
更新を始めます。
レイトンとルークは、警備室の数多の
防犯カメラを見ていた。
「先生、本当にトッド社長はそんな
理由で殺されたのですか?」
「分からない。真相は、犯人が握っている。
今はブルーマン副社長が殺された日の
皆の行動をチェックしよう。」
「分かりました、先生」
防犯カメラの映像は始まったばかりで、
あまり変化は起きてない。映像を早送りに
すると、やっと変化が起こった。
生前のスーザンが、携帯片手に何処かに
行く姿が見受けられた。トイレに行く様子だった
ようで、出入りの姿も確認出来た。
少し遅れて、生前のブルーマン副社長の
姿も確認した。犯行現場に向かっていたようだ。
しかも防犯カメラがその部屋には無い為、
深くは探れない。するとレイトンは、
あるホテルマンに目を付けた。
黒いアタッシュケースを持っており、
殺害現場に向かっていた。しかし、
風貌を見る限り見た事が無いホテルマンだった。
レイトンはベンソンを呼んで、
防犯カメラに映る謎のホテルマンを
チェックしてもらった。するとベンソンは、
「あー、この人は従業員のカルロスさんだ。
今日は風邪で休んでると聞いたけど・・・。」
「カルロスさんも、ホテルマンの
格好をしていますよ。」
「このホテルは、制服を統一しているからね。」
レイトンは、絶えずカルロスを見ている。
「エルシャール、カルロスさんが
どうかしたのか?」
「ベンソン、カルロスさんに連絡してもらえるか?」
「えっ?いいけど・・・。」
ベンソンは黒電話でカルロスに連絡しようとする、
待つと留守だという事が判明した。
「寝ていて気付いて無いのかな?」
「ん?先生、何をしているんですか?」
レイトンは、ブルーマン副社長が殺害された時の
映像と全く違う日の映像を照らし合わせていた。
すると何かに気が付いたようだ。
ーーーー「そうか・・・。」
「先生、何か解ったんですか?」
「ああ、ブルーマン副社長の殺害のナゾは解けた。」
「本当か、エルシャール!?」
「本当だよ、ベンソン。もちろん容疑者の
行動を照らし合わせたから。後は、
トッド社長の殺害動機のみだ。」
レイトンは、大広間で紅茶を飲んでいた。
そこにウィルソン社長が、姿を現した。
「あら、教授さん。休憩中かしら?」
「ええ、もう少しでナゾが解き明かされますから。」
「そうですか・・・。」
ウィルソン社長は少し黙ると、
「トッドは、何故殺されたのかしらね。」
と謎めいた発言をした。
「どういう事なのですか?」
「彼は確かに性格は悪くて評判だった。
けど、ウチの社員と衝突するような事は
一度も無かったわ。」
ルークは間を置いて喋った。
「・・・もしかして、邪魔で殺した?」
「うん、そんな気がしたの。でも、犯人の
計画に無関係だとしたらレイチェルも
殺すんじゃないのかしら?」
「・・・ウィルソン社長、それも
もしかしたら犯人の計画では無いでしょうか?」
レイトンの意見に、ルークとウィルソンは
かなり驚きを見せた。
ルークはこの瞬間、レイトンがまた
謎を一つ解き明かした気がした。
次回もお楽しみに!
2014/10/08 13:13
[74]KOKUA
どうも、KOKUAです。
更新を始めます。
ホテルは夜を迎えていた。
部屋は静かで、不穏さを奏でていた。
一室に、ウィルソンが寝ていた。
心地良さそうな顔で、夜を過ごしていた。
すると鍵の音が、部屋を突き刺すように
鳴り響く。黒い影が、忍び寄る。
そして忍ばせていたナイフを、
静かに取り出した。月明かりで
美しく輝いていた。既に笑みを浮かべている
仮面から、こもった声が響いてきた。
『絢爛なる伯爵』は囁くように言った。
「・・・これで終われる。」
伯爵は、振りかぶるようにナイフを挙げた。
すると突然、部屋の明かりが一斉に光った。
2014/10/09 16:20
[75]t・o
はじめまして!t・oといいます!
タイトルがいいですねー!まだ全部は読み切れてませんが、とても面白いです!
更新頑張ってください!
2014/10/09 17:44