[1]Ewota
【レイトン教授と幸甚の額縁】
もし幸せを運ぶ額縁が
本当に在ったとすれば
あなたは
どんなものを額縁に入れますか?
幸せを感じていた時の写真を
忘れられない風景を
愛していたあの人を
忘れられない悲しみの絵を
どんなものだとしても
あなたにとって
…それは一生の思い出。
私の名前はEwota(エウァタ)といいます。
「ウァ」にアクセントですよ!
大長編を終え、ついに7作品目を迎えました。
いままでの欲望渦巻く話とは違う、爽やか・甘めストーリー。
2011/04/29 23:22
[54]Ewota
town
カルロさんは変な所で素直だから、生粋の悪人になりきれていないのさwww
グラタン
ベタ褒めし過ぎやわ;
カルロさんは悪人ぶりがやらしすぎて、逆に聞いてて気持ちいいというwww
の、のなりい…。
怖い怖い、笑い怖い(ガクブル
でもキースとカルロは美味しいよねwww
キース案外自分で書いてて怖かった←
青さん
始めまして!うち面白くないですわ;
私もタメ口、呼び捨てokですよ♪
更新頑張ります(キュピーン
キースさんがやたらカルロいじめをつづけています;カルロッテ(town風 可哀相www←
更新!
なんて奴だ!考えられない!
今にも飛び出しそうになったその感情を、慌てて勢いよく紅茶でながしこんだ。
そして、皮肉たっぷりに
「やっぱりカルロさん、疚(やま)しいこと目論んでいたんですね!」
と吐き捨てた。
「私にも手に負えん」と先生も溜息をつく。
「…嫌(や)な空気ですね。
確かに僕は額縁について思いましたさ。歴史的価値があって、なおかつ財宝と共に埋もれている…そんな噂に心浮き立ちましたよ。
儲けはいくらかな、とね」
カルロさんは電卓を叩く仕草をした。
「でもそれをレイモンドさんは見抜いたんです。うっかり呼び捨てにキースと呼べやしない」
「キースで結構ですよ」
キースさんが資料を片手に、てくてく歩み寄ってきた。
「資料です。あと、全部聞いちゃいました」
カルロさんが目を真ん丸にした。
「…まさか、僕の目論みまで?」
「はい。最低ですね!」
「……」
だけど、もしキースさんが聞いておらずとも、僕が後でカルロさんの目論みを告げ口してやっただろうな。
僕はこっそりあかんべをした。
レイトン先生は資料をぱらぱらと見ると、
「駄目だ、全て調べきったものだ」
と溜息を大きくついた。
「どうしましょう」
「自分達で聞き込み調査をせねばならないだろうな」
「やはりその手が一番でしょうかね」
「ああ」
キースさんは「うそお」と淋しそうに呟くと、クッキーをかりかりと前歯だけでかみ砕いた。つまらないとでもいったふうに。
「今度骨董市なり美術家になり、聞き込みをして糸をたぐらないといけませんね」
額縁、謎だ……。カルロさんはぼそぼそと口の中で言葉をくぐもらす。
明日骨董市で聞き込みをするらしい。僕達はキースさんの家に泊まる事になった。
「カルロさんは電話をしているみたいですね」
「多分、アンネ、だね」
先生は荷物をまとめながら、淡々と僕に言葉を連ねて告げる。
僕はドアをこっそり押し開けて、僅かにできた隙間から覗いてみた。部屋の明かりが暗い廊下に一筋の光になって漏れて、くっきりとした陰影がすーっと伸びる。
「…もしもし?」
廊下に響くカルロさんの声。
「……明日、骨董市で聞き込み調査をするんだよ。……うん、分かっているよ、気をつけるから。
…ジョルジョは?…へえ」
誰かのうきうきした声を聞いていると、こっちまでうきうきしてくるものだ。カルロさんは愛する人、息子に会いたい気持ちを抑えてここに要るのだろうか。
「金の亡者」の持つ優しさが受話器からこぼれ落ちる。
2011/05/29 14:50
[55]雫
一週間に1・2回しか来れない人間が来ました^^
キースさん、面白い人だね。
で、カルロさん…黒い…。
でも、アンネさんと話しているカルロさんは、とても優しい人って感じがする。
読んでるこっちもウキウキしてくるよ^^
骨董市で、何も起こらなければいいんだけど。
2011/05/29 16:12
[56]笹(青)
こんにちは~タメ口になろうとして上手くできない青です〜。
カルロさん、良い父親だろうなあ。
本当に
Ewotaさんの小説は先が楽しみになる小説です‼
私の小説とは、大違いです!
スピカ「本当、この人の小説なんて耳カス以下の小説よ!」
青「ああん?」
スピカ「やんのかぁ?(ボキッボキッ‼)
クラウス「まあまあ…」
2011/05/30 18:35
[57]グラタン
あの子は、あの子だけは・・・・・父親より・・・・・もう少しマシな子に育って欲しい(笑)。
骨董市、レイトンシリーズでお馴染みの『何かとトラブルが起こるフラグ』立ちましたかねぇ・・・?
結局、市場みたいなものだし。
2011/05/30 20:42
[58]Ewota
雫
いや、来てくれたらもう幸せ▽
カルロさんこそ表裏激しい人だよねwwwちょっと優しかったり、ドS全開だったりwww
骨董市こそ、黒カラスフラグだね♪←
青
タメ口できていいのだよ;
うちは小説を参考に文章を組み立ててるからね…見た出来だけやけにいいだけだよwww
グラタン
当たり前さ、黒カラスフラグに決まっている♪
ジョルジョに夢を托すカルロwwwなんか滑稽で、カルロらしくないな…;
キースが可愛い…♪
カルロさんはどことなくクサイです。彼もやはりイタリア人男性ですね。(イタリア人男性はナンパ野郎がおおい。さすが情熱の国)
更新!!
「……うん、分かっているよ。
じゃあ……」
カルロさんは受話器のコードをくるくる指に巻き付けながら、口角を静かに上げて
「光が漏れているのも知らずに盗み聞きしている悪い子君がいるから、そろそろきらせて頂くよ。
おやすみなさいね、ハニー」
完全に、
……僕に向かって毒づいた。
まずい!
カルロさんは受話器にチュ、と音を立てそいつを置き、廊下、しかも僕の要る部屋に近づいてくる!
僕は慌ててドアを閉めた。
だけどカルロさんは案外力が強いらしく、僕が必死に引いていたドアを片手で勢いよく開けた。
「…ルーク君、ど、こ、ま、で、聞いたのかなあ?」
「……ごめんなさい」
訳も泣く平謝りしつつも、「だって、とくに変な会話してなかったじゃないですか」
「…まだまだ君が子供でよかったよ」
「……?」
廊下に響く、甘い囁き声。多分、声から察するにカルロ・マルミゲラの声なのだろう。
そういえば確か、彼から
「ちょっと電話を借りていいですか?」
と聞いてきた気がする。
自分は眠たかったので、はあ、とか、ふん、とか、何やらふわふわした返事しかしなかった。
「ハニー…か。
あ〜!いってみてぇ〜!」
キースはそう叫んで、ベッドの上をごろごろ往復を繰り返した。色々考えが頭を駆け巡って、気持ちが落ち着かない。
僕だって既に成人である。恋人だって勿論いるのだ。
相手はアマチュアではなくちゃんと美術を学んでいる美大生の女性であり、油絵を描かせたら天下一品だ。
まだまだ無名なのだけど。
キースは頭のなかで、自分が受話器越しに甘い囁きを繰り返す様子を思い浮かべた。
そしてその度に「会いたい」「彼女を幸せにしたい」という思いが強く心に刻まれる。そのくせ時間は風の様にすぎて、そいつは心の刻み口をかすめていくのだ。
キースは心痛んだ。
早く彼女を幸せにしたい。
その思いがただただ心の中で膨らんでは、また寂しさに駆られて萎(しぼ)んでいくのだった。キースは写真立てを徐(おもむろ)に手に取り、一緒に写る彼女にそっとキスをした。
2011/05/30 23:57
[59]レグルス
こんちはー、お久しぶりにお邪魔しますよ←
キースさん、そんなキャラだったのね・・・・!ちょっぴりショックだお←え
カルロさんも奥さんの前では優しい人なのね・・・www
そういう一面もあって良かった←←
2011/06/04 11:33
[60]グラタン
イタリア人の男は、初めて会った女性のいい所3つを必ず言う・・・。かのカエサルも、相当なスケベ親父だったとか・・・。
キースぅぅぅ・・・・。
良い彼女さんいるじゃないか!?
お互い芸術で会話も弾むでしょうなぁ・・・。
その彼女さんに額縁渡s(殴
駄目なら、いっそ彼女の写真を飾るんd(蹴
2011/06/04 11:57
[61]のなりい
か・・・カルロさん・・・(笑)
キースさんと正反対なところが・・・・。
やっぱこの二人好きだわ~(笑)
でも、金の亡者がいじめられるって、キースさんも流石だよね^^←←
教授でも手に負えないのに・・・。
2011/06/05 05:34
[62]雫
キースさん、彼女いるんだ…^^
うん?もしかして、彼女の写真を、「幸甚の額縁」に入れるつもりじゃ…。
彼女のもとに「幸せ」を運ぶために…。
それに、カルロさん…何か企んでいるような…。
ルークに掛けた言葉が気になる~。
2011/06/05 20:52
[63]Ewota
みなさん、お久しぶりですなあ[s:0018]
私は広島、岡山、兵庫……なんか修学旅行でいろいろ行ってきましたよ[s:0318]
で、結局まだ忙しいので事前に書いておいた原稿をアップするだけです…
コメント返しできません[s:0319]すいません[s:0319]
でも全て目は通せました!
しかし…何人か話の核心を突いてくだすったレイトン並の頭脳が……
更新!
僕はなにげなく聞いていたし、イタリア語も混じっていたので意味は分かっていなかった。
だけど、カルロさんからするとあの電話は聞かれたくなかったようで、必死に謝っているのにぜえぜえ言いながら追い掛けてきた。
「…レイトン先生とかレイモンドさんとか……、そういう奴には言うんじゃないぞ!」
いつも冷めた顔をしているカルロさんが、目を開いて物凄い剣幕でまくし立ててくる。
これって、かなり怖いのだ。
「先生、僕なにか聞いちゃいけないこときいたんでしょうかね」
寝室。カルロさんはベランダでいらただしげに煙草の煙を吐き出している。
僕は声をくぐもらせた。先生は深く頷くと、
「カルロはアンネに電話してたんだろ?」
「はい。奥さんの」
「カルロはイタリア人だからね」
「…む?僕には解りません」
僕が首を傾げると、先生はなんと説明しようか困ったのか口をぱくぱくさせた。
そして、遠回しなのに簡潔で解りやすい、短い言葉をさらりと言い放った。
「濃厚な会話してたんじゃないかな?」
ああ、合点。理解した。
そしたらあの剣幕も説明できるかも。
僕は無言でベッドに滑り込み、安堵の溜息をついていたレイトン先生に、おやすみなさいと囁いた。
しかし、先生は「ルーク」と僕を呼び止める。
「はい、なんですか?」
「キースさんのことだが」
「はい」
「彼は何故、額縁を探すよう依頼したのだろうね?」
「…見つけてほしいからですよ」
「そうかな」
「…え」
疑問だらけの頭を整理したい。僕はがばりと跳ね起き、シーツをはいで座り直す。そして一言一言丁寧に問った。
「どういうことですか」
「…もし私達にただ単に見つけてほしいような人なら、カルロを利用しようとはしないだろうな」
「利用!?」
「キースさんは頭がいいよ。額縁を見付けても、それをいそいそ大学に寄贈するはずがないね。
なにか、額縁を使って…」
「まってください。何を根拠にそんな利用だなんて」
「…キースさんは頭がいいからさ。
カルロの思惑を全て読み取っている。カルロも恐れ入って、レイモンドさんなどと読んでいるじゃないか。
これではカルロは、キースさんの思う壷だね」
僕は震えた。つまり、キースさんは…
「彼は、カルロを傘下に入れてなにかしようとしているね」
「…も、もしかして、世界の人に幸せを運ぼうとか、…その、ほら!キースさんは彼女いそうですから、彼女に額縁を渡そうとか…。彼女の写真をいれようとか」
「彼女?」
「気づいてません?見てください」
僕は慌てて言葉をまくし立てて、クローゼットの上に置かれた写真立てに直行した。
「女性とキースさんの写真です」
「……」
そこには、キースさんと見慣れぬ女性の顔が並んでいた。どこかアトリエに居るのだろうか、二人画材を片手にピースをしている。彼女なんて絵筆を指に挟んでいるのだ。
「画家の彼女でしょうね。キースさんは、彼女の絵を飾りたいんですよ」
額縁に。そういって、僕は先生を見た。
「私の思い過ごしのようだね」
先生はほっと呟いた。
2011/06/06 21:37