[1]グラタン
【失敗の方程式】
第3作目です!!
よろしくお願いします。
教授・レミ・ルークがいよいよ登場!!
ラストにはデスコールも??(予定です)
グダグダな終わり方になりそうですが、頑張っていきたいと思います。
2011/04/08 17:53
[8]Hiroto
レミが出てくるのか!?
レミさんかっけえ
2011/04/09 10:24
[9]グラタン
>のなりいさん
いえ、それほどの小説じゃあ・・・。(照)
私も、やっと主要キャラを登場させることが出来て、とても嬉しいですよ♪
>ルビーさん
レミさん、出ますよ☆
何たって、この小説の中の主人公!!
更新!
第1章 教授のお荷物
夜の森は静寂に包まれていた。午後に小雨が降った後の空気はひんやりとしていて、どこか神秘的な雰囲気が漂う。
闇の中から、ぽうっと明かりが現れ、ゆらゆら、ゆらゆらと揺れている。ランプの明かりだ。
その明かりに照らし出される3つの顔・・・・・・。
「・・・先生?」
「どうしたんだい?ルーク。」
「事件も解決したことですし、今からでも遅くないですよ?遺跡探検。」
「そうですよ、教授!!まだ8時ですっ!!!」
「しかしね・・・、もう行けないんだ。」
と言って、エルシャール・レイトン教授は、目の前にある看板を指差した。
<夜の山にご注意!!追いはぎ・強盗出没!!>
「・・・・で、どういうことですか?」
とレミ。呆れたように教授は答える。
「分からないのかい?ここでは最近、盗難・傷害事件に巻き込まれる人が、急増しているんだ。一ヶ月に一人の割合で・・・亡くなられているそうだ。」
「もしこちらに来ても、1発手刀をお見舞いすれば・・・!」
「レミ。・・・万が一失敗したら、さすがに責任が取れない。それに女性と子供がひどい目にあわせるものではないんだ、英国紳士としては・・・」
「大丈夫ですっ!!」
「ボクは子供じゃありません!!」
教授は暫く考え込む。そして、顔を上げた。
「・・・仕方が無いね。行くとしよう。」
「やったぁ!!」
と手を打って喜ぶルーク。その時!!
ブブーーーーーーーッ!!!
「うわぁ!!」
とルークが道の脇の草むらに飛び込む隣を、1台の自動車が、猛スピードで通り抜ける。
「危ないじゃないか、ルーク!!気をつけなさい。」
「でも教授、こんな時間に車が通るなんて・・・、どういうことですか?不自然ですよ。」
とレミは不満げな顔。
「そういう我々も、不自然だがね。」
「う・・・。」
そして、教授はパンフレットを差し出した。
「これが答えさ。」
2011/04/09 15:05
[10]グラタン
更新!
それは、この町のパンフレットだった。
<美しいヴィラ(別荘)の町 ペニーサイド!!
二ーペン山脈の山々に囲まれて、素晴らしい休暇を過ごして見ませんか?
別荘はレンタルも可能。誰でも・いつでも宿泊できますよ!!近くの川で、釣りや川遊び、川原でバーベキューも・・・!森でのハイキングは、子供達に大人気!!
近くには古代人の築いた砦や街道など・・・歴史的価値のある遺跡が、あなたに感動をよび起こす!!
もちろん、グルメも充実!!低価格で高品質の食べ物は、世界のグルメ評論家の舌を唸らせる逸品ばかり!!!・・・(中略)
さぁ、次はあなたの番!!
詳しくは、イギリス観光紹介センターまで。>
と、綺麗なカラー写真でレイアウトされている。
「わあ!森には動物でもいるんでしょうか?」
「うーん!どの料理も美味しそう・・・。あ!教授、ここのレストランなんかどうですか?」
「ずるいですよ、レミさん!ねぇ先生?ホテルじゃなくて、こんな感じのバンガローに泊まりたいです!!・・・」
「でも、焚き火は起こせるのかしら?台所は無いのよ?レンタル料の高い別荘ならあるけど。」
「うう、でもやっぱりバンガローのほうがいいな・・・。もちろん出来ますよ!水汲みなら・・・。」
「じゃあ、頼もうかしら。ま、私のペースについていけたら、の話だけど。」
「え~っ!それは無理ですよ~!」
「二人とも・・・・・。別荘に泊まる前提での会話は止めてもらえないかな?」
このままでは、教授の説明はなさそうだ。
(ここで説明しておくと、夜に仕事が終わったサラリーマンなんかが、かなり遅い時間にこの町の別荘に泊まりに来る。・・・という訳で、夜でも車に注意しなくてはならないのだ。)
2011/04/09 16:01
[11]Hiroto
レミさんとルーク....ウキウキしてますね♪
そんな2人にレイトン先生たじたじ...
2011/04/09 16:09
[12]グラタン
>ルビーさん
その後、教授はホテルに泊まりますよ!!
まぁ、私も行きたいなぁ~・・・、という町を考えた結果がこれです(笑)。
2011/04/09 16:16
[13]グラタン
更新!
腕に包帯を巻かれたルークは、ソファの上でぐっすり眠っている。
頭に包帯を巻かれたレミは、ソファの上でぐっすりと・・・・・・・・眠れない。
時たま猛烈な頭痛・めまいが襲ってくるのだ。・・・・・自業自得とはこのこと。
ここは町にある小さな病院のロビー。
教授はホテルへ帰って行ったらしい。ホテルのチェックインの受付終了時間が迫っていたのだ。教授は悪くない。
レミとルークは、パンフレットのことではしゃいだ10分後、ここに行かされる羽目にあった。
もうすぐ遺跡にたどり着く頃か、という時・・・
~~~~~~~~~~~
「教授!誰か来ます!」
「まさか・・・・・!これは最悪の事態のようだ。」
目の前には大柄の男数名・・・・。間違いない、彼らが噂の強盗団だ。
「ここは私に任せてください!!!」
と言うと同時にレミは男達の前に躍り出た。男達はそれぞれ、拳銃やナイフなど、・・・いかにも物騒なものばかりを手にしている。
「たあっ!」
と、レミは拳銃を叩き落とす。拳銃は闇の中へ飛んでいく。もう探せはしないだろう。
「てやっ!!」
と今度はチェーンを叩く。少し痛かったが、気にするほどではない。
教授も、手ごろな枝を手にとって応戦している。さっすが教授!!
「うわあーっ!!!!」
と悲鳴が上がる。
「ルーク!!」
と教授が叫ぶ。・・・ルークは一人の男にナイフで切りつけられたのだ。傷は浅いが、傷口は腕の長さに等しい・・・・。
と、気をとられていた時、一瞬落とし穴に落ちたような感覚がした。そして、頭を地面に強くぶつけてしまった。
誰かが自分の髪をつかんで引き倒したのか!と思ったが、もう遅い。意識は遠のいていった・・・・・。
(この後知ったことだが、教授は一人で私とルークを守り続け、何とか蹴散らした後、近隣の方に協力してもらい、ここまで運び込まれたそうだ。)
~~~~~~~~~~~
教授に迷惑をかけてしまった。なんて馬鹿だろう、私って・・・・・。
「あ~~~~~~~~っ!」
とレミは叫んだ!!この気持ち、どこにもやり場が無い。
その瞬間・・・・闇の中から声がした。
2011/04/09 17:26
[14]グラタン
多湖先生だ!多湖先生だ!!
結構シルクハットが似合っていらっしゃる・・・・と思うのは私だけか?
更新!
第2章 助手の天敵
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今気づいた。私は医療関係に関する知識が、一般人以下だ!
手紙に書いていないことは、私の想像の上での話になる。ご了承願いたい・・・。
~~~~~~~~~~~
「静かにして欲しい、アルタワ嬢!ここは病院だ!!」
とやって来たのは外科医のリチャード・トンプソン。私とルークに応急処置を施した人だ。
やや低い声からして、中年の親父かな?・・・と思いきや、見た目30前半!!
カタブツだなぁ・・・・、その口調。
「・・・申し訳ありませんでした。」
「では、静かにそこで一晩休んでいなさい。」
「もう平気です!バリッバリに動けます!!」
「引きつった顔で言われても困る。」
え!気づくの早っ!!
「私は医者だ。患者の怪我を放置したまま、病院から出すようなことは到底出来ない。朝まで休みなさい。分かったかな?」
「・・・はい。」
こういうタイプ、私は苦手だなぁ。
2011/04/09 22:14
[15]グラタン
更新!
「では、私はこれで失礼する。・・・・・・そうだな、ルーク少年!」
「ううん・・・・は、はい!」
「こちらにいる役立たずの助手、アルタワ嬢がまた叫びださないように見張ってもらいたい。そうされたなら、入院している方々にウィルスが繁殖した食事を与えるに等しい。約束してもらえるかな?」
「はい!もちろんです!」
と、助手2号君はどや顔でこちらを見る。くっ、悔しい!
「でも、どこが役立たずだと仰るんですか?」
「では訊くが、・・・君は自ら強盗と戦うと言ったのではないのか?」
「はい。」
「では、役立たずだ。教授の助手ならば、少しは自分の力を過信するのをやめればどうだね?実に、実におかしいよ。」
「過信なんかしてません!!相手側が私の髪の毛を引っ張ったんです!あれさえされなければ、私は絶対に勝てました!!!」
「では、なぜあらかじめ髪を切っておかないのだ?最終的には、レイトンなる男が全てを片付けたそうじゃあないか。情けないと思わないのかね?それで助手が務まるとは、なんと恐ろしいことだ!貴大学の行く末が知れる。」
と、トンプソン氏は足早に去っていった。
「ああっ!もう!!」
と私はその場で地団太を踏んだ。
廊下の置くから声あり。
「静かにして欲しいと何度言えばわかるのだ!」
やっぱり、私はこの人が苦手だなぁ。
2011/04/09 23:35
[16]グラタン
更新!
第3章 天敵の過去
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私の文才の無さが、ここでよく分かると思う。
正直、書いていて辛かったのだ。さすがに人様の過去を暴くような文章は・・・。
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「お暇ですか?」
と誰かか呼びかけてきた。振り返ると、一人の看護師さんだった。服を着なければ、どこにでもいるお婆さん。
「あの先生、本当は優しいのにねぇ。ま、貴女だから言えることなのかも。」
「どういうことですか?」
「患者さんには丁寧に接しますよ。あと、うがい薬欲しさに真夜中に病院に堂々と入ってくる様な人には、もの凄く無愛想なの。・・・・・・きっと貴女のことを心配してらっしゃるのよ。」
「でもお仕事は?」
「みーんな、あの先生に任せましたよ。」
と意地悪く二ヒヒと笑う。
その時だけ、あの医者に私は同情した。
「ところで、その人についてなんですが・・・。」
「はい?」
「見た感じ、かなり実力のある人みたいです。どうして田舎町の小病院で?」
「ウフフ。先生は、元々ロンドンで働いてらっしゃんたんですよ。」
「え・・・・・。」
そして、お婆さんは話し始めました。
トンプソン氏の過去を・・・・。
2011/04/10 08:29
[17]グラタン
更新!
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ざっと彼女の話をまとめてみるとこうなる。残念ながら、レミも私も知識がサッパリ無いので、現実離れした部分があるかもしれない。
もしそういうところがあったら申し訳ない。
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トンプソン氏は、天才と呼ばれるほどの腕前の持ち主で、ある大病院に勤務していた。
そんなある日のこと・・・・。
「先生、先生。」
トンプソン氏が振り返ると、そこには金髪の女性が。とても可愛らしい顔立ちだけど、どこか弱弱しさがある。
「ああ、どうしたんだね?」
「明日、手術ですよねぇ?」
「そうだ。難しい手術になる。・・・しかし上手くいけば、すぐにでも退院出来るようになる。成功率は低いが・・・。」
「計算してみたんです。手術の後、うまくいけば、いつ退院できるか・・・って。」
「ほう、それで?」
「私の・・・・・婚約している人の、誕生日だったんです。・・・・・・ねぇ先生、この日までに退院できますか?」
トンプソン氏は、暫く考え込んだ。
普通なら「何だそんなこと」と思ってしまいがちだけど、彼は知っていた。彼女がどうしてもこの日までに退院したいのだ。女性特有のこだわりである。どんなにこの日を大切にしているか・・・・、今まで沢山の患者と接してきた彼は、よく理解していたのだ。
「あぁ、何とかできるさ。」
「あぁ・・・良かった。」
と彼女は安堵する。ところが・・・・・・。
2011/04/10 13:26