[1]グラタン
【失敗の方程式】
第3作目です!!
よろしくお願いします。
教授・レミ・ルークがいよいよ登場!!
ラストにはデスコールも??(予定です)
グダグダな終わり方になりそうですが、頑張っていきたいと思います。
2011/04/08 17:53
[88]グラタン
更新!
終章 答えは導かれたり
クラタニとトンプソン夫妻がこうやって談笑しているこの時間から、少し時をさかのぼろう。
あの若者を憶えているだろうか。いきなりその場を抜け出したあの男である。この後、彼に起こった出来事を記して、この物語を終えようと思う。
2011/04/25 19:52
[89]グラタン
こっから書くのが恥ずかしくって恥ずかしくって・・・・。
それに次回作は、どうしても超の字の付くほど短編になりそうで・・・。(ネタバレ早いしさ。)
更新!
月に照らされた街。辺りにはネオンの明かりがあふれ返って・・・・・いない。
暗く、静かな夜だ。
居酒屋から少し離れた道を、一人の男がスタスタ歩いている。
突然、物陰から一人の人物が彼に近寄り、その耳元にこう囁く。残念ながら、逆光で見た目では誰だか特定することは出来ないが、よく耳を澄ましてみよう。彼らの正体が、皆さんには分かるだろうか・・・。
「クラタニ・エリナ様とシンカー遺跡の件で、何か掴めましたか?・・・・・だんな様。」
若者は、やや慌てながら答える。
「残念だが、これといった収穫は無かったよ、レイモンド。邪魔が入ってね。」
執事は首を傾げる。
「『邪魔』、と申しますと・・・。」
「トンプソン夫妻だ。これ以上あの店にいると危険だと判断したんだ。」
「それは、だんな様の勝手なご決断では?今回のご変装、誠にお上手でしたが、何かおありでしたか?」
「いや・・・・その・・・・・、実は過去にリチャード・トンプソンに(以後説明が入るため中略)というわけで、何かと面倒なことになると思ったんだ。」
「それは隙を見せられただんな様に落ち度があるかと・・・。」
「何!?」
「まず、本物の患者様の隠し場所。お次に隠し方。これはほんの少しの努力で、身動きが出来ず、外部に自分の存在を知らせることが不可能になります。さらに、血をご覧になるだけで屁っ放り腰になる臆病さ。先の予測がお出来になれない、計画の終盤での『だんな様特有』の短気さ。・・・・・数え上げればきりが御座いま・・・・・・・・。」
「もういい。それに、あの店にはクラタニ嬢の兄しかいなかったのだ。」
「はて・・・・・おかしゅうございますね。」
「何がだ?」
「エリナ様のご兄弟には、妹様しか・・・・。」
2011/04/25 23:20
[90]江戸川 アラン
デスコとレイモンドだ。
うわ~ここで切られるとよけいに気になるでありんすな~←←
2011/04/26 15:51
[91]グラタン
>江戸川 アラン
それは嬉しいぜy(((
次辺りで終わりますので、次回作をお楽しみに!!!
2011/04/26 18:43
[92]グラタン
これで、もう終わりです!
更新!
「いや、確かに兄だ。」
「その根拠は?」
デスコールは、フケだらけの頭、分厚い眼鏡、ヨレヨレの綿ブラウス、クタクタのジーンズ・・・・という、不潔で地味な格好のクラタニを思い浮かべた。
「服装に気を使っていない、酒癖が悪い、手でボリボリ掻く・・・・。」
「どこをでしょうか?」
ここでデスコールは「尻」とは言わなかった。ここは賞賛すべきだ。
「・・・しかし、それでその人を男性だと決め付けるのは、おかしゅう御座います。男女差別は英国紳士のタブーですぞ。・・・・・わたくしが調べましたところ、エリナ様は毎晩、あの居酒屋に通われているそうで。妹様は未成年だとか・・・。」
「では、おまえはあれが蔵谷家令嬢の蔵谷恵理菜だと・・・!?」
「『あれ』は失礼かと。・・・そうです。シンカー山のものとほぼ同じである、深霞(しんか)遺跡を守る蔵谷一族のご当主でございます。あぁ、だんな様がもう少し、あと少しでも思慮深くおありでしたら、計画がさらに進みましょうものを・・・・・(なんと愚かな)。」
レイモンドは正しい。
そうなのだ。
私、蔵谷恵理菜はこれから実家に帰り、今晩聞いたことを実行するつもりだ。・・・そして、シンカー遺跡と方法は違うが、何らかの手段で遺跡を守り続けるのだ。
実際これら二つの遺跡は、アスラント文明とは関係がなかった。しかし、それに通じるものを持っていることが判明するのだが、・・・・これはまた、十年後の話である。(名前も似ているしさ。)
デスコールは案外、最後までポジティブな人だ。
「大丈夫だ。また出直せばいい。」
「だんな様、もう不可能で御座います。もう、例のモンテドールでの計画開始の期日が差し迫っております。」
「・・・そうか!まもなくか。だが実に惜しいことをした。」
これから起こる事件の内容は、ご自分の目で確かめて頂きたい。ここで語りだせばきっと一晩を明かすだろうし、聞きたくないだろう?
・・・・・と言う訳で、この滅茶苦茶でてんでなっていなくて、その上複雑な方程式の答えは人それぞれ違うものになる。あとこれを書いてペンを置こう。
「だんな様。これまでのだんな様の言動に対する、個人的な意見ですが・・・。いえ、その・・・。」
「何だ?なぜ躊躇う?おまえのアイデア・意見・機転などで、これまで私は何度も救われてきた。構わないから、気ままに話すがいい。」
「だんな様は相当な阿呆のようで。」
(完)
2011/04/26 19:30
[93]江戸川 アラン
・・・・・ぶっ!(笑)
完結おめでとう!!
レイモンドさん~
2011/04/26 19:37
[94]グラタン
《人物紹介》
<リチャード・トンプソン>
ペニーサイドの小病院で勤務する外科医。スターバックの手術を蹴ってまで信念を守り、レイドリー夫人の手術をお詫びもかねて行ったことは、最近噂になりつつある。金髪碧眼、身長2m。性格は至って真面目だが、正義感に溢れ、時には相手に果敢に立ち向かう一面を持つ。ただ、そのギャップのもの凄さに人付き合いの下手さも加わり、幼少時代から変人扱いされる。(本人は気にしていない)奇妙な口調は父親譲りらしい。デスコールとの対決から分かるように、運動神経は皆無。妻のシルビアを溺愛するが、やや尻にしかれているところがある。でもやっぱり溺愛する純情男。・・・ざっと言うと、よく分からん男。
<シルビア・トンプソン>
身長150cmの27歳。栗色の髪、オリーブ色の肌、ライトブラウンの瞳を持つ可愛らしいリチャードの妻。オズロ・ウィスラーが表舞台から消えなければ、才能が認められることのなかった、いわく付きのピアニスト。その腕は素晴らしいものだそうである。頑固だが、家事や仕事、夫婦生活(?)をしっかりこなすスーパーウーマン。この事件以来、デスコール変装癖が付きリチャードの悩みの種である。デスコールが何かと世間を騒がしている間、イギリスを始めその他様々な国でのコンサート・ボランティア活動を、デスコールに変装して行い話題の的に。天真爛漫な性格・普段の服装・言動から、子供に見られがち。
<クラタニ(蔵谷恵理菜)>
名家のお嬢様だが、品のない女性。この物語の語り手。やや作者に似たところがあるが、ほんの一部に過ぎない。
2011/04/26 20:24
[95]グラタン
>江戸川 アラン
完結しました~!
レイ爺ぃ~~~~~~!!!
実は爺さんキャラの中で好きだぁ~!!
2011/04/26 20:26
[96]のなりい
完結おめでとう!!
・・・・レイモンドさん・・・(苦笑)
最後の最後に笑わせてくれるね~・・・。
って、クラタニさん、ずっと男性だと思ってたよ・・・^^;
この口調から、そういう先入観を持ってたんだね~・・・参りました(笑)←
2011/04/27 01:11
[97]グラタン
>のなりい
この後、デスコール様のとった行動はご想像にお任せします!!!
・・・そうです。クラタニは女です☆★☆
クラタニ「そうだ!デスコールと同じ勘違いをした人間は、そいつと同じ運命を辿るがいい!!・・・ぐはっ!(←リチャードに蹴られて気絶)」
リチャード&グラタン「こいつ酔ってる・・・。」
シルビア「リチャード、最後のレイモンドさんって、だぁれ?」
リ「ヘユボークの執事だよ。」
グ「そっちは最後の最後まで間違えるんかい!」
2011/04/27 16:03