[1]グラタン
【フラスコの中の紅茶】
どーも。
グラタンです。
この話は大体5つの章に分けて更新します。(たぶん)
頑張りますのでどうかよろしくおねがいします。皆さんの反応でもっと小説を書くかきめたいです!!!初心者なので・・・。
2011/01/23 20:02
[28]グラタン
更新します!
3DS&奇跡の仮面発売まで、あと10日!!
「な~にが『おめでとう』だ!人の不幸を面白がって・・・」
「あら、だって本当のことじゃない!教授から聞いたわ。えーっと、ところで母さん、夕飯の準備手伝うわ。」
・・・とここで、この娘の紹介に移ろう。3兄妹の中で唯一、彼女だけがお爺さんの実験の手伝いをする。科学に対する造詣が深く、しかも驚くほどの記憶力をもっている。ただ、学芸員になる夢が諦められなかったので、グレッセンヘラーカレッジに入学した。そこで、レイトン教授に出会い、彼の元で研究を続けようと決心した。そのような訳で、お婆さんの若い頃に似てとても美人なのに、未だに独身である。
「・・・へぇ、その刑事さん優しいのね。あっ、母さん、私今からオーブン使うから。」
「えぇ、いいわよ。そうなのよ。今時、ああいう人は珍しいわよね。」
「うんうん。どうせ手続きしても自分には何の得にもならないのにね。」
「それもそうだけど、あと一つ・・・ね。」
「あと一つって?何?教えてよ!」
「この時代、あれをかぶっているの、珍しいじゃない?えっと・・・あの・・・・・あぁ、シルクハットよ、シルクハット。お名前聞くの忘れててねぇ。誰だったのかしら。」
一瞬の沈黙。娘は開いた口がふさがらない。娘はこの言葉を言うことしか出来なかった。
「か・・・・母さん!」
2011/02/16 13:13
[29]Apple☆
私も、こんな場面があったら
「か・・・・母さん!」って
言うと思うなぁ(笑)
2011/02/16 20:41
[30]ラしマ
シルクハットって言ったら…レイトン教授?!娘さんは先生のことを知ってたのかな?
2011/02/16 21:16
[31]グラタン
>Apple☆さん
同感です。
第二章の題、ある意味でのミスリードでした☆
刑事はお婆さんの思い込みですからね。
直前までこのネタばらすか、迷ったなぁ~
2011/02/16 21:20
[32]グラタン
うおっと、すれ違い!
>ラしマさん
娘さんは、カレッジの研究員です!
教授とは、毎日顔を合わす関係です。
2011/02/16 21:23
[33]グラタン
更新します!
これからナゾの答えが少しずつ分かってきます!駄文のため、皆さんの満足のいく「ナゾ解明!」にはならなさそうですが。
「どうしたの?顔が真っ青よ。」
「母さん、その人よ。エルシャール・レイトン教授は。話さなかったっけ?シルクハットをかぶっているって。」
「いいえ、ほとんど。だってあなた、レイトン教授について話すとき、こういう人と付き合いたい、結婚したい、紳士的で素敵だってばかり・・・・」
「うーん、大学入学直後にいったはずだけどなぁ・・・憶えてない?」
「それは十年近くも前のことじゃない!私たちはあなたみたいに何でも憶えられないわ。」
「ごめんなさい。憶えているつもりだった。でもこれでハッキリ分かったわ。帰る前に教授に、『おいしい紅茶を頂いたから、君のお母様によろしく伝えてくれないか?』(と教授の声の真似をした)って言っていたの。で、母さんの話を聞いて、あれっ?て思ってたわ。そうね、これだと話の辻褄があうものね。」
「ところで、教授さんに会ったなら幾つか聞きたいことがあるんだけどね・・・・」
「は~い!『何の疑いで逮捕されたか?』というのはナシよ!教授、それについて教えてもらえなかったんだから。『いずれ分かるさ』(また真似をする)って、信じられない!そこが一番知りたいのに。それに・・・」
「それに?」
「何か、私を見た時いつも哀れんだ目(?)をするの。でも妙に気遣うというところがあって。」
「ふう~ん。勘違いじゃない?それじゃあ、教えて欲しいわ。あの人知り合いに会わなかったのに、なぜあの人だって分かったのかしら?」
「写真よ。あと、事件現場からあまり遠くなかったのよ、その本屋。だから片っ端から『こいつを知らないか』と聞きまわっていたら、二人組みの若者・・・まあ父さんの苦手なタイプの人ね・・・が『すれ違った』と言っていたの。もちろんこういう情報は、本当は知られてはいけないのよ。でも教授に問い詰めて教えてもらったわ。」
2011/02/17 08:04
[34]グラタン
オリキャラの名前、どうしようか・・・
もうすぐ第三章終わるのに!
2011/02/17 22:33
[35]グラタン
更新!
「そう。じゃあどんな写真を使って聞き込んでたの?」
娘は、紅茶のブレンドをしていた手を止めて、フウ~ッとため息をついた。
「分からないな。でも父さん、仕事でスコットランドヤードによく出入りしてた頃があったの。どういう訳か、ゴードンって警部さんだけが信用してたっけ(彼の死んだ後、嫌われ者の父さんはその日から担当外されたのよ・・・グスン)。そのときに撮られた写真か、偶然事件現場にいた写真か・・・いずれにせよ、チェルミー警部とは初対面だったってことしか分からないわ。うーん、パス!写真の話はもう終わりにしましょう!」
お婆さんは、パイ生地作りの取り掛かり始めた。生地を伸ばしながら尋ねた。
「じゃあ、アリバイが証明されたのはなぜ?」
「あぁ、それなら完璧に答えられるわよ!・・・・・でも、信じてくれるかどうか・・・・。」
「信じるに決まってるじゃない!誰なの、証人は?」
「証人は・・・・一人と一匹よ・・・・・・!」
2011/02/18 18:54
[36]グラタン
更新!
「い・っ・ぴ・き?」
「ええ、事件現場にいた黒猫よ。」
「まさか!猫は人の言葉なんて・・・」
「それが出来るのよ!ルークって名前の通訳によって。」
「誰?その人。」
「教授の一番弟子。動物と言葉が話せてね。でも、まだほんの子供よ。」
「まるでお伽話ね。嘘をつくのはいけませんよ。」
「ほーら、信じてくれないじゃないっ!本当よ。黒猫くんが証言してくれたの。『事件があったとき、お爺さんは公園にいたんだ。そこでフィッシュアンドチップスを買ってたよ。』って。」
「それが本当だったとしても、猫が証に・・・いえ証猫になるのは難しいんじゃない?」
「それは黒猫くんも言ってたわ。だから『お爺さんがフィッシュアンドチップスを買った屋台のお姉さんに聞いてみな。事件現場から結構遠いけど・・・』と教えてくれたらしいの。そこでその人に聞いて、アリバイ成立、さようなら!ぶじ父さんは帰ってこられましたとさ。あと、『腹ペコの僕を助けてくれてありがとう、って伝えといて』だって。いい子だわ、ホント。」
2011/02/19 23:27
[37]グラタン
更新します☆
オーブンから肉の焼けるいい匂いがする。
「そうよ!何で今まで気がつかなかったのかしら!」
「どうしたの?母さん」
「あの人に聞くのが一番早いじゃない!」
「それが一番ね。私の甥っ子・姪っ子が来て騒がしくなったり、父さんがお酒を飲む前に・・・」
と娘は居間のお爺さんに声をかけた。
「ねぇ父さん。事件について教えてくれ・・・キャア!」
居間でお爺さんは、片手にコップ、もう一方の手にスコッチウイスキーを持っていた!大きなビンの3分の1はもうなくなっている!
「おう、どうした?・・・ヒック、これか・・・これはだな、・・・・・本棚の本の中にあったんだ。ウ~ィ、うまいぞ!飲むか?」
ヘベレケというほどではないが、この口調からして相当飲んでいる・・・・・。あぁこのお爺さん、酒豪だったのだ。
「父さん、それは夕食のときに母さんがプレゼントしようとしてたのに・・・・・」
事件の真相は、闇の中に・・・・・
(第三章 終わり)
2011/02/20 14:17