[1]のーた
【レイトン教授と謎の人物’〇<ゼロ>’】
皆様こんにちは☆ のーたです。
ついに5作目となりました☆
「レイトン教授と江戸の姫君」
「ドン・ポールと貴婦人」
「レイトン教授と~夢~」
「レイトン教授と密室事件」も、良かったら見て下さい☆全てミステリーです。
今回はレイトン、ルーク二人で解決していきます。(前回のアロマ目線は難しかった笑)
勿論ミステリーですよ☆
コメント大歓迎です☆
それでは、素人ですがよろしくお願い致します☆
2010/12/24 14:46
[144]のーた
空き室での話が多くてすみません(笑)今まで容疑者たちが言っていることは全て本当です。嘘はついていませんので、情報は安心して大丈夫です(笑)そして勿論、これからの情報も本当ですよ。
さて、それでは更新します。
19.~ナツ達との対話(2回目)・空き室にて~ <レイトン目線>
検査室にいたナツさん達を呼び、空き室へ連れて来た。
ナツさん達の姿を見た途端、ルークは体を起して、椅子の背もたれから離れた。
ナツ「・・・何ですか?私達、もう話す事は何も・・・」
レ「訊きたい事があるんです」
ナツ「・・・・・」
静かに、ただそれだけ言った。
ナツさんは渋らせながらも、アキとフユをベッドへ座らせた。
やがて、ナツさんも浅く腰かける。
ナツ「・・・何でしょう、訊きたい事って」
ナツさん達と最初にここで話した時、彼女達の御両親についてと、ハルさんについて、それからミズさんの名前を聞いた。
今回の事件について、私達は“ハルさんに恨みを持っていそうな人物”の事しか聞いていない。
聞く事はたくさんあった。
だが最初に聞くべきは・・・やはり、この事からだろう。
レ「なぜ・・・“今回の事件で疑わしい人物“について、亡くなった人物の名前を出したんですか?」
ナツ「!・・・それは・・・ミズのことですか?」
レ「ええ、そうです」
ナツ「・・・・・」
やはり、彼女は分かっていたのだ。“ミズさんは亡くなっている”ということを。
分かっているのに、なぜ___
レ「なぜ亡くなった人物の名をあげたんですか?そしてなぜ、ユキさんに話を聞くよう言ったのですか。ミズさんが亡くなっていることは、もうお分かりだったのでしょう?」
ナツ「分かっていますよ、勿論。当時、私も自分の目で確認しましたから。顔以外のあちこちが紫色に変色していて・・・。亡くなったのは、確かにミズでした」
ル「だったら、どうして___」
ナツ「ミズだとしか、思えなかったからです。犯人はミズ以外にありえないって。・・・医師から話を聞いた時、私がずっとそう呟いていたのを近くにいたアキもフユも聞いていたから・・・取り調べの際、私達三人は“一人知っている”と言いました。だからアキとフユは・・・本当は、分からなかったと思います」
“一人知っている“と三人が言った事はチェルミー警部から聞いていたが、アキとフユはナツさんの言葉を聞いたからだったのか。
つまり、ちゃんと考えがあって言っていたのはナツさんだけという事か。
ナツ「ユキに話を聞いたのなら・・・お分かりですよね、ミズは理系全てに詳しかったということ」
レ「ああ」
ナツ「医師から“食中毒の原因は凝縮されたソラニンだ”と聞いたとき・・・震えが止まりませんでした。医師もおっしゃっていたでしょう?“かなり科学や医術を知っていないとできませんが・・・”って。私も含め、みんな理系は苦手ですし・・・じゃがいも10kg分のソラニンを凝縮させることができるのは、理系に詳しかったミズ以外にあり得ません。それに、余程何か思っていないと・・・ソラニンを凝縮させようだなんていう発想すら、浮かばないでしょう?」
ル「それはまあ、確かに・・・」
レ「ミズさん以外の皆さんは、理系が苦手だったんですか」
ナツ「ええ。元から苦手というのもありましたけど、何より・・・ミズの事故があってからは余計に苦手になりました。ハル姉も昔から苦手でした。・・・ハル姉はダニエルさんに事故のこと話していなかったから、ダニエルさんはミズの事知りませんけど・・・。でも、ダニエルさんも昔から理系は苦手だと言っていたのを聞いた事があるので、たぶん間違いは無いと思います」
成程・・・ミズさん以外全員理系は苦手、か。
ナツ「・・・私が知る限り、動機があるのはミズとユキの二人だけです。でも、今回の事件の犯人はユキだとは思いにくかった。ユキがもし犯人なら、もっと他の方法を使っていたと思うんです。ユキも理系は苦手でしたから、ソラニンを凝縮させたものを凶器として使うだなんて、そんな事はできなかったはずです。ユキは実験を嫌い、疎ましがっていましたから」
ユキさんが実験を疎ましがっているのは、“5年前の事故”の話でユキさんから聞いた。
確かに、今回の方法は・・・ユキさんがしたとは考えにくい。
レ「しかし・・・動機があるとはいえ、ミズさんはもう亡くなっています。よって、犯行は不可能だ。それでも、ミズさんが犯人であるとお思いなのですか?」
私の問いに、ナツさんは真面目な顔でこう答えた。
ナツ「ええ。私は、“ミズは幽霊の状態で犯行した”と思っていますから」
レ・ル「・・・!?」
幽霊が犯行・・・。
確かに、今までの情報を考えれば、その考えになるのも無理は無いかもしれない。
だが___私は納得できなかった。
中間報告書には、ちゃんと物的証拠が残っていたからだ。ソラニンの粉が入った小ビンは、台所のすみの床に置かれていた。
それに、0<ゼロ>のこともある。0は、真相を全て知っているからこそ、あのような手紙を書くことができた。
つまり、答えはちゃんとあるのだ。
まだチェルミー警部から新たな報告があるかもしれない今、ナツさんのこの意見を素直に受け入れることはできない。
とにかく、これでなぜナツさんがミズさんの名前を出したのかが分かった。
レ「・・・つまりナツさんは、ミズさんが犯人だと思ったから、ユキさんに話を伺うよう言ったというわけですね?」
ナツ「その通りです」
そういう事だったのか・・・。
2011/03/21 11:55
[145]のーた
おっとすれ違った(汗)
>town
確かに、メモ帳を見れば誰でも・・・うん、理系に詳しい人ならたぶん分かると思う(苦笑)
そのまんまはいけないけど、でも怖いからね・・・また事故が起きるとって思うと、ユキさんも中々ミズさんの部屋を掃除できなかったと思う^^;
更新をお楽しみにね☆今日は物凄く長いぞ(笑)←
2011/03/21 11:57
[146]のーた
20.~ナツさんとの対話(2回目)・空き室にて~ <ルーク目線>
ミズさんは幽霊の状態で犯行した・・・そういう考えだったから、ナツさんはあの時そう言ったんだ・・・。
僕がユキさんに対して言ったあの推理・・・ユキさんはミズさんなんじゃないかという推理と全然違う考えだった。
思わぬ考えに、僕は驚きを隠せなかった。
だけど・・・ナツさんの考えに、僕は賛同できない。
あまりにも突飛だったからだ。それに、物的証拠が残っているし、犯人が幽霊だなんて・・・立証のしようが無い。
0<ゼロ>からの手紙を見て、0はすでに事件の真相全てを知っているということが分かった。
つまりそれは、0は事件についての疑問全てに答えることができるということになる。
立証できる答えが、必ずあるはずだ。
だから僕は、ナツさんの意見はとりあえず意見ということで、冷静に対処しようと思った。
・・・それは先生も同じだったようだ。
先生は冷静にナツさんの考えをまとめていた。
とにかくこれで、一つ情報が分かった。
ナツさんはふうとため息を一つついて言った。
ナツ「・・・もうお話しすることは何も無いと言っていましたけど・・・ここまで話したら、もう黙ることはできなさそうですね。あなた達の気が済むまで何でも訊いてください、分かる範囲であればお話します」
レ「ありがとうございます。助かります」
先生は会釈した。僕もそれに従う。
ル「・・・あの、それじゃあ遠慮なく聞きますけど・・・どうして今回の事件、解明してほしくないんですか?」
僕はずっと前から思っていた事をまず訊ねた。
ナツ「・・・本当に、ハルの命が助かればそれでいいと思ったからです。それに先程言った通り私は、犯人は“ミズの幽霊”だと思っていますから・・・私の中では解明していて」
ル「今も、それは変わりませんか?」
ナツ「・・・・・・・そうですね。それとも、あなた達は何か掴んだんですか?犯人についての情報」
ル「・・・いえ、全然」
ナツ「でしょう?当然だわ、だって幽霊ですもの。相手がそれなら、これ以上捜査したって無駄だと思ったから・・・もう解明したのも同然だから、あなた達に頼まなかったんです」
ナツさんはあくまで“犯人はミズの幽霊”であると思い込んでいるようだ。
でも・・・何か引っかかる。0の手紙のことだ。
0が手紙で書いていた“解明されるべき事件ではない”という文章に・・・何かもっと深いことがあると思ったのだ。
ナツさんの考えとは別の事情で・・・解明されるべきでないという事があるはずだと。
ル「・・・そうでしたか」
とりあえず、僕はそう言った。
・・・今のナツさんの考えは“ナツさんの推理”ということで一旦終わらせ、次は事件当時の様子を聞くことにした。
ル「では次に・・・事件当時のことについて聞きたいと思います。料理を作っている時・・・台所には、ナツさん達四姉妹とダニエルさんの5人だけでしたね、間違いないですか?」
ナツ「ええ」
ル「ソラニンが入っていたのは、シーフードパスタが盛られたハルさんのお皿でした。シーフードパスタが取り分けられているお皿は8つ。取り分けたのは、誰でしたか?」
これはハルさんだという事は分かっていたが、あえて聞いた。
ナツ「ハル姉です」
合っている。
ル「ハルさんでしたか。では、そのお皿達をリビングへ運んだのは誰でしたか?」
これは・・・そういえば、誰にも聞いていない。
ナツさんはしばらく考えていた。
ナツ「・・・分かりませんけど・・・たぶん、私とアキとフユの3人じゃないかしら。ねえ、アキ、フユ。あなたたち、シーフードパスタのお皿運んだ?」
アキ「・・・うん、運んだ」
フユ「・・・私も運んだよ」
ナツ「・・・だそうです。私も運んだ覚えがありますから、たぶんその3人だと」
レ「ハルさんとダニエルさんは運ばなかったのですか?」
ナツ「ええ。・・・確かハル姉はあのとき洗い物をしていましたし、ダニエルさんはフルーツタルト作りで忙しかったから・・・」
レ「では、誰がハルさんの分のお皿を運んだかは・・・憶えていますか?」
ナツ「・・・憶えていません。・・・アキとフユは、どう?」
ナツさんの問いかけに、アキもフユも首を傾げて分からない、というような顔をした。
レ「そうですか・・・」
先生も考えている。僕も・・・なぜか、思い出せなかった。
誰がハルさんのお皿を運んだか・・・全然憶えていないのだ。
美味しそうな匂いと、次々運ばれてくる料理に目がいっていたからかもしれない。
ル「では・・・その時、何か怪しい事をしている人物はいませんでしたか?知らない人がきたとか、見覚えのない物を持っている人がいたとか」
ナツ「・・・いませんでしたね、私が見る限りでは。特別変わった事なんて、何も・・・」
ル「そうですか・・・。台所に、ユキさんは来ましたか?」
ナツ「いいえ、一度も。彼女、食べる専門ですし・・・」
ダニエルさんの情報にも、ユキさんの情報にも合っている。
ル「先生は・・・何か質問ありますか?僕、もう無くなりましたけど・・・」
小声で先生に言う。先生も考え込んでいるが、しばらくして小さく首を振った。無いようだ。
ル「あの・・・後で、ハルさんの家に伺ってもよろしいですか?」
ナツ「あ、ええ。それは別にかまいませんよ。自由に捜査なさってください」
ル「ナツさん達も同行しないんですか?」
ナツ「ええ。私達はハルのそばにいますから」
ル「そうですか・・・。あの、それじゃあ・・・ありがとうございました」
椅子から立ち上がって、僕はぺこりと礼をした。
ナツ「もう、いいんですか?」
ル「ええ。それにしても・・・やっぱり、憶えていませんよね。僕もそうですけど、日常のこと・・・特に、習慣になっていることなんて、あまり気にとめませんし。取り分け皿ですから、どの皿がハルさんに行くか分からないのに・・・今回の犯行が、もう分からなくなってきました」
つい、愚痴をこぼしてしまった。言っても仕方ないことなのに。
・・・愚痴を言ってしまった事を謝ろうとしたその瞬間、思いがけない言葉が、僕の耳に入った。
アキ「分かるよ、ハル姉のお皿は。特徴あるもの」
え・・・?
ル「今・・・なんて?」
アキ「だから、絶対に分かるの。ハル姉のお皿はどれなのか。取り分けられていても、特徴があるから・・・」
僕は椅子に座りなおした。まさか、ハルさんのお皿に特徴があるなんて思わなかった。
ル「ハルさんのお皿に全部、特徴があるんですか?」
アキ「ううん、“シーフードパスタのお皿だけ”だよ。だって、粉チーズを振りかけてあるもん」
アキは淡々と言った。
ル「粉チーズ・・・?」
シーフードパスタのお皿・・・しかも、ハルさんのお皿にだけ、粉チーズが振り掛けられていた。
僕はどきどきしていた。少しだけ、真相へ近づけたような気がしたからだ。
アキ「あのね、ハル姉はシーフードパスタに粉チーズをたっぷりかけて食べるのが好きなの。でも、私もそうだけど・・・みんな粉チーズ好きじゃないから、粉チーズはハル姉だけのものみたいになってて。・・・そういえばあの時、ハル姉が言ってた。自分のお皿に粉チーズをかけている時、“粉チーズ無くなっちゃった”って」
ハルさんのお皿に粉チーズを振りかけて、粉チーズは無くなった・・・。
ということは、粉チーズの残りは少なかった・・・ということになる。
この粉チーズの容器に、ソラニンを入れていたら・・・犯行は、可能なんじゃないか?
だって犯人は、粉チーズの容器にソラニンを入れるだけでいいのだから!
あとは、ハルさんがパスタに粉チーズを振りかけるのを待つだけでいい。
“どうやって毒を入れたのか”・・・分かった気がした。
先生も同じことを思っていたようで、僕が訊こうとしていたことを代わりに聞いてくれた。
レ「その日、台所でハルさんは自分のお皿に粉チーズをかけたんだね?そして、粉チーズを切らしてしまった」
アキ「うん、そうだよ」
レ「その粉チーズの容器、普段はどこに入れているんだい?」
アキ「ええとね・・・あの、台所の・・・」
ナツ「台所の流し台の下にある、戸棚に入れています」
アキの代わりに、ナツさんが答えた。
レ「それで・・・使い終わった粉チーズの容器は、どこに?」
アキ「ゴミ箱の中にあると思うよ」
ル「そうなんだ・・・!ありがとう、アキちゃん」
僕は立ちあがって、深々と礼をした。
ならばおそらく、チェルミー警部にはもう分かっているはずだ。
鑑識が調べた際、きっと、ゴミ箱の中にある粉チーズの容器に・・・ソラニンの反応があるはず。
調べるべき事は、決まった。
レ「本当にありがとうございました」
僕達は礼を言って、ナツさん達を検査室へ連れて行った。
次はユキさんを連れて、ユキさんの家に行こう。そして、それが終わったらハルさんの家に行って捜査だ。
少しだけだけど、近づいた。
2011/03/21 11:58
[147]town◆jtHtMr3tGQ
収穫は思わぬところから....? じゃあ誰でも可能になる?
.....でも....客人を呼んでいるからやるのは危険になるよね?
ハルさんの癖に注目するのはすごいけれど...リスクが高すぎる。もしかして犯人は...?
2011/03/21 12:42
[148]レグルス
お、載せてくれるの?(笑)
楽しみd(((((
粉チーズに毒・・・・・
誰がいれたんだろう?
う~~む・・・・・←
2011/03/21 16:45
[149]のーた
>town
思わぬところから収穫、だったねえ(笑)
確かに、レイトン達を招待しているから危険過ぎるけど、これは犯人が望んだ訳じゃないし、偶然だよね。つまり・・・
・・・この続きは、ハルの家を捜査する更新の時にするね^^
さて、まずはユキさんの家に・・・からだね。更新をお楽しみに☆
>レグルス
あ、何か決定ぽくなってきてるな(笑)頭で考えてる事を急いでノートにメモしているから、字が汚い&私でも読めない時があるよ?(笑)
それでもいいなら、載せようk←←
新たに分かった「粉チーズ」の情報。ま、犯人が入れたっていうのは間違いないね(笑)←←
続きをお楽しみにね☆
2011/03/22 17:33
[150]雫
推理が成り立たない(汗)
まさか粉チーズの中に、ソラニンが仕込まれていたなんて…。
気づかなかった(汗)
う~ん…くそ~分からん(汗)
もう1回最初から読んでみよっと☆
2011/03/23 20:31
[151]茜星
粉チーズかあ…
むむむ…犯人は幽霊ではないはずなんだよな……。
と、思ったからちょっと始めの方の食事シーンとかをよくよく読んできたよ。
ソラニンの濃縮は医学とか科学に詳しくないとできないんだよね…。
うーん…難しいな。
2011/03/24 08:43
[152]ゆうん
あうー…分からん←
とりあえず幽霊のミズさんでないことは確かだよね。
でもみんな理系が苦手だから…
あ、やっぱりミズさんのメモ帳に頼るしかないのかなあ汗
…何かもう「理系苦手な人でも何とかなるっしょ!」という考えに笑←
2011/03/24 14:31
[153]のーた
>雫
まさかのここで粉チーズ、です(笑)
いや、気付いてたら私凄くびっくりするよ!?(笑)
粉チーズの「こ」の字も今まで出さなかったからね(笑)
もう一度最初から・・・ありがとう☆(涙)
更新お楽しみに☆
>茜星
少し前「ミスがある云々」って言ってたの、実はこの事だったんだよね(笑)
でも後になって、粉チーズは今(前回の更新)描いた方が驚き強いから・・・まあいっか☆という結論になりまして^^;←
犯人は少なくとも幽霊じゃないねえ。
この小説の更新考える時、毎回唸ってる私(苦笑)
更新お楽しみに☆
>ゆうん
あうーが可愛かった☆(笑)←←
とりあえず…うん、幽霊じゃないね。
皆理系苦手・・・っていう少し(いや、かなり?)無理やりな設定にしたからね(笑)
その考え方、何か潔くていい(笑)
メモ帳・・・次の更新で多分出てくるから、お楽しみに☆
2011/03/25 09:44