[1]みかん
【記憶の砂時計】
お久しぶりです、みかんです。
……生きてます(笑)
来れなくてごめんなさい;
ではでは! 第7弾となるこの小説、今度こそ初のオリジナル小説です!
合作でもないです。(笑)
もちろんオリキャラ含みます。多分前作よりは少ないと思いますが。
では、長々とすみませんでした。
「記憶の砂時計」
スタートです!
2010/12/12 18:57
[208]みかん
むきさめ
私も自分で書いてて上着脱ぐってどうなの…って思った(笑)
ちゃんと下にも服着てるから大丈夫じゃないかな!←
雫
そう、傷がある者どうしなんですよねぇ…過去に何があったかはこれからの展開にご注m((
女性は過去に無理やりキリをつけたんだけど、凜はまだ引きずってるって雰囲気なのです。許されちゃいけないからもっと罰を、みたいな…(語彙力)
riddle
ただでさえリマが子供っぽくないから余計ね…(笑)
今回の事件はサスペンスとかトリックっていうよりも人間関係に重きをおいているので、切ないっていうコメントはとても嬉しいのです…!^^
2014/04/17 18:34
[209]みかん
更新デースコ!!←自分の中で遅めの流行がきてる
ルーク目線です。
「おっ、ととと…うーん、やっぱりこれは買いすぎちゃったかなぁ」
日本に行く事が決まってから、僕と先生はその為の準備に追われていた。
一応依頼人という立場だし、それ以前に女の子なんだから準備は僕達に任せておいて、とリマには伝えたけれど、やっぱり微妙な顔をされた。なんとか大人しく引き下がってくれたものの、研究室に残しておくのも不安ではあるんだよなぁ…アロマさんも一緒に残ってくれているけど、まだリマは彼女に不信感をもっているようだし。
この前なんて、虫の居所が悪かったのか、ふぁっくゆーという言葉をアロマさんにぶつけようとしているところを僕がギリギリ止めたんだっけ。アロマさんにはなんとか気付かれないですんだし、リマにもその言葉は言っちゃ駄目だよと伝えたから、しばらくは大丈夫だと思うけど…いつもはものすごくクールだったり、かと思えば急に感情的になったり、やっぱりリマにはまだ分からない部分が多い。
だけど、少しずつ分かってきた事もある。彼女の捜しているお姉さんは、リマと双子だという事。
ぼんやりと記憶に残っている情景をひとつひとつ吟味した結果、そういう結論に至ったらしい。以前、ほぼ何も覚えていないと言っていたから少し疑わしいけれど、どのみち戸籍がないというなら本当の事は彼女にしか分からない。先生もその証言を信じてみると言っていた。
その出来事を追い風だと感じた僕は意気揚々と不足している荷物の買い出しを買って出たのだが、思った以上にその量は多く、お昼時だというのに僕はまだ先生の部屋へ帰れていないのだ。
ひっきりなしに情けない音をたてるお腹に促されるように、いい匂いがそこかしこから漂ってくる。うう、我慢だ我慢…!いくらあそこのカフェのスコーンが美味しそうだからって、買いだし用のお金をそんな事に使っては英国少年失格……あれ?
ついつい目移りしていた視線が一点に定まる。そこに、見覚えのある人物がいたからだ。
あれは…凜さんだ!誰かと話しているようだけど……
彼の向かいに座っている人物を見て、僕はひどく驚いた。
その女性は、リマにそっくりだった。髪の色も瞳の色も、彼女と全く違わない。大きく異なるのは、この女性の方がリマよりもずっと表情豊かだという点と、少し髪が短いという点だけ。
もしかしたらリマのお姉さんかも、という考えが頭をよぎるが、僕はすぐにそれを打ち消した。女性はまだ学生のようだったが、凜さんとさほど変わらない年齢に見える。どう見たってリマと双子である筈がなかった。それに、もし姉妹なのだとしても、凜さんが僕達に伝えず隠しておく理由もないだろう。
あれこれ考えを巡らせていると、おもむろに2人が席を立った。彼らは何事もないように会計を済ませ、入口へ近付いてくる。僕は咄嗟に物陰に隠れた。偶然見かけただけだから別にやましい事はしていないけれど、凜さんが同年代の女性と親しく話しているイメージがあまりなかったので、興味が湧いてしまったのだ。
少しだけなら…なんて、それこそ英国少年失格だと言われても仕方が無い気持ちを抱きつつ、空腹も忘れて、僕はこっそり凜さんと女性の後を追った。
しかし僕の予想と少しの期待に反して、店を離れてから数分程度で2人は手を振って別れてしまった。
なんだ…やっぱり普通のご友人だったのかな。ちょっとだけ残念だ。
そこで僕は我に返った。そういえば、買い出しの途中だったんじゃないか!時計の針が12時を回ってからどれくらい経ったんだろう。先生達が心配して待っているかもしれない、早く帰らないと…!
そう思っていると、後ろから突然衝撃が走った。
「どーんっ!」
「うわぁ!?」
立ち上がりかけていた僕はその衝撃に驚きよろけて、思わず転びそうになってしまう。リマと出会った時の二の舞にならないよう必死に耐え、なんとか荷物は死守した。
「だ、誰ですか一体!」
「あ、ご、ごめんね! 勢いに任せたら強くぶつかりすぎちゃったみたいで…荷物大丈夫? 怪我もしてない?」
文句のひとつでも言ってやろうと勢い良く振り返ると、そこにいたのは女性だった。しかも、さっき凜さんと一緒にいた、あの。
「…うん、大丈夫みたい。本当にごめんね? でも、君には理由を説明してほしいな。さっき…私ともう1人、男の人の事、追いかけてたでしょ」
悪戯っぽく笑われてしまい、ぐうの音も出ない。まさか気付かれてたなんて……
どうしよう、謝らないと。いやでもまずは聞かれた事に答えるべきなのかな…そんな考えを巡らせていると、女性に軽く頭を撫でられた。
「そんな顔しないで。怒ってるわけじゃないの。ただ理由が知りたくて…うーん、でも最初に自己紹介しようかな」
そう言うと彼女はしゃがみ込み、僕の目を覗いてこう言った。
「私の名前はモカ! モカ・ミオシレっていうの。君の名前は?」
2014/04/17 21:36
[210]みかん
まったく、オリキャラが前作より少ないなんて言ったのはどこのどいつだ!!(お前だ)
…大人しく更新しまーす
ルーク目線です!
モカさん、と名乗ったその女性は、僕の目を覗きこんだまま、ふふっと笑った。顔立ちが本当にリマに似ているから、なんとなく気恥ずかしくなって視線を逸らしてしまう。
「えぇと…僕はルーク・トライトンです。さっきは本当に失礼な事をしてしまってごめんなさい…つい好奇心で、なんて理由になってないんですけど……とにかくすみませんでした!」
謝罪の気持ちを込めて勢いよく頭を下げる。動揺してしまっているのか、上手く言葉を伝えられないのがもどかしい。
お辞儀をしてきっかり10秒は経っただろうかという頃、僕はモカさんのあまりのリアクションの無さに、そろそろと顔をあげた。
そこには、お咎めの1つもくるだろうと考えていた僕の頭の中とは裏腹に、目を輝かせ僕を見つめる姿。
「…え、」
「あなたがルーク君!? うわぁそっかぁ! じゃあ私を追いかけてた訳じゃないんだねー…うわーでも可愛い! あいつには勿体ないくらいだよー」
いきなり僕の肩を掴んでさっきより一層顔を近づけられる。キラキラとした目のまま捲し立てられるモカさんの言葉を、僕は思わず遮った。
「え、えっと、モカさん、僕のことをご存知なんですか? それにあいつって一体…」
「へ? …あーごめん! そうだよね訳分かんないよね…」
僕の肩から手を離すと、彼女はごめんなさいと言葉にするように、もう一度僕の頭を撫でた。
「あいつっていうのは、凜のこと。凜と私はちょっとした知り合いでね、前に一度だけルーク君の話を聞いてたの。あーんな無愛想な奴が他の子の名前を出すなんて珍しくって、会ってみたいなって思ってたんだ! よろしくね、ルーク君」
無愛想、という時にわざとらしく顔をしかめた彼女に思わず笑ってしまった。とても明るい人だ。僕の事を可愛い、というのは少し微妙な気持ちになるけれど。
「はい、こちらこそよろしくお願いします!」
「あはは、やっぱり可愛い! なんだか弟が出来たみたいな気分だよー」
また可愛いと言われてしまって思わず頬を膨らませる。するとモカさんはにこにこと笑いながらまた頭を撫でてくれた。これは彼女の癖なのだろうか。
「うーん、もう少しお話したいけど、その荷物を持って帰らなくちゃいけないよね。それに私もそろそろ行かないと…重そうだから一緒に持ってあげられたらいいんだけど、ごめんね」
モカさんの言う通りだ。お腹も限界を訴えているし、戻らなきゃいけない。だけど、彼女と凜さんの関係、モカさんととても似ているリマについて、聞きたい事はたくさん残っていた。
「荷物の事は大丈夫です。…でも、またいつか会えませんか?」
「うん、もちろん! 私もまだまだお喋りしたい事いっぱいあるもん。えーっと、じゃあねー」
モカさんは鞄から手帳とペンを取り出して、何かをさらさらと書く。
「はいこれ、私の家の電話番号! ここからそんなに遠くない所に住んでるし、忙しくもないから、いつでも電話してきて。待ってるよ」
「ありがとうございます! それじゃあ、また」
別れ際まで笑顔のまま手を振ってくれたモカさんに、僕も少しだけ元気がわく。よし、荷物は確かに重いけど頑張って戻ろう!
時々千鳥足になりながら、僕は帰る途中ずっと凜さんとモカさんの様子を思い返していた。僕の名前を出した事が珍しいと彼女は言っていたけど、あの2人だってかなり親密そうに見えた。性格はかなり違うようだけど、どうやって知り合ったんだろう。今度、聞けたらいいな。
2014/04/29 13:21
[211]雫
女性の名前が出たーーー!!
待ってました☆
モカさんって言うんだね^^
リマと顔が似てるんだ…。
リマが探しているお姉さんってまさか…。
ルークに危害を加えるつもりは今の所無さそうだけど、ちょっと心配^^;
彼女がこれからどう関わっていくのか楽しみ☆
お互い更新頑張ろう!
2014/05/06 20:41
[212]みかん
画像が携帯から投稿できる…だと……
掲示板の進化に完全に取り残されてる柑橘類ですこんにちは。
画像投稿が可能ということで、とりあえずリマ(設定画なので色々汚いです)をば。この服のどこが着物なのかとかは突っ込まないでやってください…
2014/05/16 15:24
[213]みかん
またしても更新遅くなりまして…申し訳無い;
ラストまで書ききりたい気持ちは突っ走ってるのに時間が許してくれなくて涙涙です。
コメント返しますねー^^
雫
ふふ、凜と一緒にいる女性が一人とは限らないのだよ…( モカさんもまた機会があったら(下手な)設定画とか載せたいですん。
リマとそっくりなモカさん。でもリマの証言とは年齢が食い違ってる…っていう。どういうことでしょうかねえ……((
そういえば遅くなっちゃったけど(しかもここで言ってしまうけど)完結おめでとう……! コメント残さないくせにストーキングだけは立派にしてました。本当おめでとう…しかし私のやつ完結おっせえ……
2014/06/02 20:01
[214]みかん
今回は目線が途中で切り替わります。分かりにくくてすみません…
前半はルーク、後半は凜が喋ります。
「…随分ご機嫌じゃない?」
リマにそう声をかけられて、初めて自分の頬がゆるんでいたのが分かる。いつも難航する鞄への荷物詰めもやっと要領を掴んだのか、かかる時間は少し短くなったみたいだ。念の為早起きして取りかかったけどこのままいけば午前中には終わるだろう。
「えっ、そ、そうかな? …うーん、あんまり良くないのは分かってるんだけど、調査に出かける前はわくわくする気持ちが大きくなっちゃってさ。それに日本は遠いから余計楽しみで」
「…まあ別に構わないけど。ただ向こうに着いてまで鼻歌とか歌うのはやめてよね。間違いなく変な目で見られるわ」
「え!? 僕そんなことまでしてた…!?」
もともと持っていた荷物の少ないリマは、アロマさんの見立てで買った服を手際よく小さな鞄に詰めていく。言葉は冷静なようだけどリマだって口元が弧を描いている。やっぱり小さな女の子だから可愛い服は好きなのかな。
「変だなんて酷いよ……そ、そんな事言うならリマだって! いつも着けてるリボンはどうしたのさ」
「リボン?」
朝起きて間もなくだから忘れているだけかもしれないけど、髪を下ろしているリマの姿は新鮮でどこかあどけなく見えた。
彼女は綺麗に切りそろえられた薄い黄色の髪を少しの間弄んで首を傾げる。
「…私、リボンなんてしてた?」
「え、うん。ほら、あの真っ赤で大きなリボン。それで髪を結んでたでしょ?」
「リマちゃーん、これ、テーブルに置いたままだったわよー」
ちょうどそのタイミングでアロマさんが話題のものを持ってやって来た。リマは一度目を瞬かせて、彼女のもとに無事戻って来た赤いリボンをじっと見つめていた。
「フルーツタルト、モンブラン、いやいやここは王道でショートケーキ……うああああぁもう、迷うなぁ!!」
「…モカ、お前」
目移りするほどのケーキが所狭しと並んだケースの前で目を輝かせるこいつの姿に、思わずため息が出た。
「……太るぞ」
「はぁ!? 何よ凜の馬鹿!! 女の子に向かってふ、ふ、太る…とか……ほんとデリカシーないわね! 凜なんてデリナシーよデリナシー!!」
「…好きに言えば……それより早く選べよ、俺もう席行くぞ」
「待ってよー…大体凜が奢ってくれるんでしょ?」
もうちょっと気前良くしてくれたっていいじゃない、とぶつくさ文句を垂れる横顔を見ていると、女ってやつはみんな甘いものに目がないのかと呆れてしまう。
…そういえばあいつも甘いもの好きだったっけ。頻繁には食べられなかったけど、毎年誕生日に俺がケーキを買ってやって。満面の笑顔でありがとうだなんて、いつもいつも嬉しそうで。毎回決まってリクエストされたのは――――
「決ーめた! 凜ー、フルーツタルトがいい!」
思わず肩が跳ねた。驚いてしまうほど、タイミングも続く言葉も同じ。なんとなく、その次に言われる事も予想がついた。
「これなら、2人で好きなフルーツ分け合いっこできるもんね」
そう言ってモカはとても綺麗に笑う。あの頃は2人じゃなくて3人だったけれど、選んだ理由も全く同じ。こいつは本当に何を考えているのか。
御馳走になりますとばかりに突き出されたトレーを受け取る。載っているのはケーキが2つだけだった。
「…分かった。会計してくるから空いてる席とっといて。それと首、解けかけてる」
言いながら相手の首元のチョーカーを指差す。チョーカーと言っても、より合わせた赤い紐をリボン状に結んだだけのちゃちなものだけれど。
「ほんとだ…んー、これすぐに解けちゃうんだよねー」
「今日くらい外してくれば良かったんじゃないの。外、風強いだろ」
「駄目だよ」
そう言ってモカは首元に手を寄せた。ゆっくりと、気持ちを声に乗せて。
「これは、記憶だから」
そして懐かしむように、チョーカーを握り締めた。
2014/06/02 23:53
[215]雫
ルークよ、確かに隣で鼻歌とか歌われたら、ちょっと怖いぞ^^;
あれ? リマ、今リボンの記憶が無かった?
う~ん、モカさんもリボンのことを「記憶」だと言っていたし…。
リボンの中に、記憶が閉じ込められている?
まさかね……
2014/06/08 22:44
[216]みかん
アイスが美味しい季節です。体重計に乗るの恐ろしいです。
とっても おそろしい です。
雫
確かに冷静に考えてみれば結構怖い(笑)
2人が持ってる赤いリボン、伏線ってほどでもないけどまた後で出てきます。覚えててくれると嬉しいですんd(・∀・)
2014/06/09 18:24
[217]みかん
今回は凜目線です。もうレイトンの名を借りた半一次創作みたいになってて申し訳ない…なんだかんだで愛着あるキャラです。
(ずっとこのまま、3人でいられたら…なんて。ううんごめんね、分かってる、今の環境に甘えちゃったら私達皆幸せになんてなれないの。だけど…だけどね、たとえ未来に救いがなくても、私は2人と離れたくなくて……そういうの、駄目なのかなあ)
「りーん!」
「っあ…ぁ、ごめん。ボーっとしてた」
「もう、また難しい顔して。せっかく美味しいもの食べてるんだからもっと幸せそうにできないのー?」
見てるこっちまで微妙な気分になるんだから、と続けながらも彼女はフォークを動かす手を止めない。みるみるうちに相手の皿が綺麗に片付いていくのに、俺の方はほぼ手つかずのままだった。
ああ、確かに幸せになんてなれなかった。神様ってやつはあいつを助けてなんてくれなかった。だけど憎むべきは神なんて非現実的なもんじゃない。俺の中にもう1人居座り続ける、右目に包帯を巻いた少年だ。
今ではもうあいつの笑顔も回想の中だけでしか見られない。ゴミ溜めみたいな状況で、伸びきった長い髪を揺らして、それでも明日を信じていたあの時のあいつを、芹は殺した。
「ちょっと凜聞いてる? 食べないと私が貰っちゃうからね! それが嫌なら早く…」
「お前さ、未だに満面の笑顔だけは作れないんだな」
自然とそんなことを口走っていた。モカの言葉が途中で切れる。
ここ数年でずいぶん表情のバリエーションは増えたが、彼女の満面の笑みだけはしばらく見ていない。似た表情が浮かぶとしてもそれは偽物じみた綺麗な笑顔だけ、そうそれはまるであいつのような。
「…別にお前が言うようにいつまでも過去を夢見てるわけじゃないよ、けど」
「残念。相変わらず嘘を吐くの向いてないわよ。それに、そういう嘘は相手の神経逆撫でするってまだ分からない?」
彼女は突然口調を変えて声のトーンを落とした。空気が少し冷えたように感じて、俺は思わず身構える。
「いい加減にそのお得意の甘さは捨てたら? それとも、あの頃に戻れるなんて本気で思ってるのかしら? 芹もレナも、もういないのに」
レナ。懐かしい名前だった。モカが最も毛嫌いする名で、二度と口にはされないと思っていたのに。
「あの2人は私達の手で消してしまった。だからもう先を見るしかない。何度も言ったわよね、だからあの子が邪魔なんだって」
ああ、彼女は意地でも過去を振り返らない。そこに救いは無い事を身をもって知っているから。
進みたい彼女と戻りたい俺がこだわっているのはもう止まってしまったあいつだなんて、こんなの笑い話にもならない。
押し黙る俺を尻目にいつの間にか2つ目のケーキをたいらげてしまったモカは席を立つ。その表情はやはり、どこまでも綺麗だった。
「ごちそーさまっ。さ、凜、行こう!」
2014/06/16 20:11