[1]みかん
【記憶の砂時計】
お久しぶりです、みかんです。
……生きてます(笑)
来れなくてごめんなさい;
ではでは! 第7弾となるこの小説、今度こそ初のオリジナル小説です!
合作でもないです。(笑)
もちろんオリキャラ含みます。多分前作よりは少ないと思いますが。
では、長々とすみませんでした。
「記憶の砂時計」
スタートです!
2010/12/12 18:57
[218]雫
ごめん、前回のみかんのコメントスルーしちゃった(汗)
完結おめでとうって言ってくれてありがとう☆
3年かかったけど、本当に書くの楽しかった^^
読んでくれたこと、コメントを残してくれたこと、本当に感謝です//^^//
モカさんって、やっぱりルークを消そうとしている女性なのかな?
「あの子が邪魔って」の「ルーク」のことかな?
芹さんとレナさんを消してしまった?
一体この2人の過去に何があったの???
ナゾだらけだ~(汗)
ネージュ「頭がパンクしているこいつは置いといて、更新頑張ってくださいね^^」
更新は自分のペースで! いつでも待ってます☆
2014/06/22 22:22
[219]レグルス
はぁ、やっとこさ追いついた・・・。あ、とても久しぶりにコメントを残します。ここに来ること自体くっそ久々なので変に緊張。嫌に色々思い出してしまうわ・・・。
さて、簡潔に感想をば。
やれ凛さん、色々大変ですな。色んな女性達に囲まれているようだし、とてつもなく羨ましいですぞ。
読んでいる時間中ずっと雨が降ってたので、しんみりしながら読んでました。なんだか、雨が似合う作品だなぁ、と・・・。
えっと、そんなところです^^;
ではお邪魔しました。更新、頑張って!
2014/07/27 16:05
[220]みかん
雫
そうですー、モカは凜といつも喋ってる怖い女の人です←
凜とリマとモカと芹とレナ。果たしてこの名前にはどんな関係があるのでしょう…乞うご期待(( …それを語る前に更新せねば。
雫がいつも更新頑張れって励ましてくれるのが何気にすごい原動力になってます。頑張るぞー。
レグルス
お久しぶりです!!訪問ありがとう!!!(o・ω・o)
女性に囲まれてるっていうの、書いててものすごく思ってました。ハリーしかり、何故こうもハーレム状態にさせてしまうのか。男ばっかりだと華がないからかな、そうかな…
雨が似合う…だと……!?うおおありがたい…!そう言ってもらえると密かに調子に乗りだすから良くない。自制します。
2014/07/29 16:54
[221]みかん
夏休み期間ですね…ここぞとばかりに更新しに来たいのですがそうもいかない。参った。
今回はルーク目線です!うだうだ長引いてる暗い話ですがようやくちょっとずつ進展させられるかと。
日本へ出発するまで、いよいよあと一週間を切った。凜さんの同行が決まってから、彼は時々旅の行き先や計画の相談のためにしばしば研究室を訪れた。あまり長居する事はないけれど、来た時は僕ともよく話をしてくれる。彼の落ち着いた低い声は、どことなく心地よかった。
凜さんと初めて会った時は、正直怖い人だって印象が強かったなあ…ぶつかってしまった僕が悪いとはいえ、いきなり睨まれたし。後で右目がよく見えないんだと教えてもらったけれど。
だけど、その後色々とよくしてもらった事もちゃんと覚えてる。服を貸してくれたり、失くしたと思った手帳の場所についてヒントをくれたり。彼が優しい事を僕はちゃんと知っている。優しい声を、覚えている。
だからこそ、別の面が際立って見えてしまうのだ。
初めて会った時から、ユラみたいな瞳の翳りが消えない事。
いつもはクールだけど、感情が昂った時は足が震えてしまうくらい怖い事。
…僕や先生やアロマさんと違って、リマに決して触れない事、とか。
凜さんとリマには何か、特別な関係があるんじゃないだろうか。
探している筈のお姉さんの事でさえほとんど覚えていないリマが「知っているのかも」と言ったんだから。
僕が言った覚えのないリマの名前と性格を凜さんは知っていたんだから。
あれ以来リマもとにかく彼の事が気になるようで、今だって先生と話してばかりの凜さんをじっと見つめている。時々何か思いだそうとするようにしかめっ面をしていたけれど、ついに諦めたのか机に突っ伏してしまった。
その時、ちょっとしたアイデアが頭にひらめく。そっと彼女に近づいて、囁いた。
「…ねえリマ、ちょっとだけいいかな?」
「……あら? ねえルーク、リマちゃんを知らない?」
しばらくして些細な異変に気付いたアロマさんが僕のところへやってきた。その声を聞き取ったのか、先生と凜さんも座ったままこちらを向く。
「本当だ、いませんね…また一人でどこかに行っちゃったのかなぁ」
僕は今だけ有名俳優だ!と自分に言い聞かせて返事をする。もちろん僕は彼女の居場所を知っていた。後で迎えに行くからと約束して、建物の外へ出て目立たない場所に隠れてもらうよう頼んだのだ。もちろん嫌そうな顔をされたけれど。
理由はただひとつ、凜さんがどんな反応をするかを見て、少しでも彼らの関係を探りたかったから。
暗くなる前に帰ってきてくれるといいんだけど…と心配そうなアロマさんに少し胸が痛んだけど、これも調査のためと自分自身に言い聞かせてちらりと凜さんを見る。彼は少し目を伏せた後溜息を吐いて立ち上がった。
「ルーク」
静かな呼びかけに少し肩が跳ねる。気付かれないように細心の注意を払いながら「はい」と返すと、凜さんは僕の近くへ歩み寄ってきてしゃがみ込んだ。僕たちの目線の高さが等しくなる。
「あの子がどこに行ったか、心当たりはないのか? 部屋を出るところを見たりもしてないのか?」
リマを名前で呼ばなかった事、あくまで冷静なままの声色。彼から目を逸らしちゃいけない、きっとバレてしまう。そう思って彼の目を見続けた。
「いえ…ごめんなさい、僕は何も」
「嘘だろ」
思わずはじかれたように顔を上げてしまう。どうして。凜さんはどこか勝ち誇ったように笑い立ち上がった。
「すぐ目を逸らすのも確かに怪しいけど、意識的に見つめ続けるのも僕は隠し事してますって証明してるようなもんなんだよ。…一応大学で心理学やってんだから、これくらいの事は分かる」
で、何か言う事は?と続けた彼を見上げて、ごめんなさいと呟いた。残念ながら調査は失敗みたいだ。
2014/07/29 18:01
[222]雫
いえ~い、ルーク見破られてんの~^^
といっても、凜さん凄いね^^
心理学勉強してても、よく気づいたな~
さて、ルークはこの後どうするのか楽しみだな(笑)
更新お互い頑張ろう!
2014/08/19 22:05
[223]みかん
雫
ルークは素直だから分かりやすいんだと思います(笑)
反対に凜は洞察力鋭いからね…相性最悪だね……
本当にのろのろペースだけどなんとか書き進めますー。いつもありがとう!
2014/12/25 16:28
[224]みかん
夏から何も進んでいない事に一番驚いているのは私です。何事だこら。
空き時間とかにぱぱっと更新出来るような筆の速さでありたかった…
更新します! 引き続き目線はルークです。
凜さんを始めとした皆に謝ってから、僕達は建物の外へ出た。後ろで頬を膨らませているアロマさんから後でどんなお仕置きがあるんだろう。おやつ抜きとか、そういうもので済めばいいんだけど…僕自身がやった事なんだから弁解できない。うう……
「あっ、いました。リマー!!」
名前を呼ばれると彼女はゆっくり立ち上がって、服に付いた砂を払った。どうやら木陰で花壇の花を眺めていたらしい。
「何? 早かったじゃない。もう用事は済んだの?」
「うん…ごめんね」
「…元気ないわね」
少し気遣うような声にそんなことないよと返す。それでも疑うような顔は変わらなくて内心焦る僕に、先生が助け舟を出してくれた。
「ルークの話は部屋の中でゆっくり聞こう。少し風も出てきたし、体を冷やすといけないからね」
…前言撤回。結局、僕は失敗してしまった計画について根掘り葉掘り聞かれるみたいだ。
部屋に戻ってから僕はリマとアロマさんの質問攻めにあった。紅茶とお菓子は僕の分も用意されていたけれど、それに手をつける暇もないくらいだった。
話が進むにつれてリマは呆れ、アロマさんと先生は苦笑していたけれど、凜さんだけは苦い顔で、そのせいでやっぱり彼が気になってしまう。そうこうしているうちにやっと僕への尋問が終わり、先生と凜さんが調査の話に戻ろうと立ち上がった時、凜さんのポケットから何かが落ちて高い音をたてた。
「…指輪?」
音に気付いた凜さんが慌てて拾おうと手を伸ばしたけれど、距離の近いところにいたリマが先にそれを拾ってしまった。チェーンに通された銀色の指輪が彼女の手の上で光る。凜さんの顔が蒼白になった。
僕はそこでひとつの違和感に気付く。彼と最初に出会った時も、今日ここで彼を出迎えた時も、彼は確かに指輪を持っていた。だけどその時はちゃんとチェーンが首にかけられて、指輪は彼の胸元にあったはず。どうして今は外しているんだろう。
一瞬の沈黙を破ったのはリマの声だった。
「…私……これ知ってる」
「――――!!」
凜さんが息を呑む。
「リマ、それは本当かい?」
「どこで…とか、そういう事は全然分からないわ。でも、ほら」
そう言いながら彼女は自分の指を凜さんの指輪に通した。左手の小指に輝くそれは、リマの指にぴったりだ。
「…私の指、しかも小指にぴったりなのよ。こんなの貴方には小さすぎるでしょう」
彼女の言うとおりだった。少女のリマと男性の凜さんとでは明らかに指輪のサイズも違うはずだ。どうして彼がそんなに小さな指輪を…?
「ねえ、本当の事を教えて。…これは貴方のものじゃなくて、私の――――」
「違う!!」
徐々に大きくなる彼女の声に、もっと大きな彼の声が重なった。
「…ずっと持ってる、俺のものだよ。とても大切なものなんだ」
「……嘘吐かないで」
「嘘じゃない。だから、返してほしい」
そう言って手を差し出した彼に、リマは更に言葉を投げた。
「嘘よ!! だって、だってこれは私の……!」
だけど、そこで終わりだった。リマ自身、そこから先の言葉を失くしてしまったみたいだった。
無言で指輪を彼に突き返すと、怒ったように「…そんなに大切なら、宝箱にでも仕舞っておけばいいのに」と呟いて扉に向かって歩いていってしまう。何処に行くのとアロマさんが訊けば、散歩とだけ返ってきて、扉は閉まった。
「…そういうわけにはいかないんだよ」
先生とアロマさんは扉に視線を向けていたから、囁くようなその声に気付いたのは、もしかしたら僕だけだったのかもしれない。
「これは、記憶だから」
2014/12/25 17:23
[225]雫
指輪が記憶…?
凜さんのあの慌て様、リマが言っていることが事実だってことだよね。
何でもっているんだろう?
リマが何者なのかますます気になる!
凜さんが隠しているものも…ね^^
今年も宜しく^^
お互い頑張ろう☆
2015/01/04 18:24
[226]みかん
雫
果たしてリマの言葉通り、指輪は凜のものではないのでしょうか…!
2人の関係とは一体何なのでしょうか……っ!!(精一杯のあおり)
遅くなりすぎちゃったけど今年も宜しくね♪
2015/03/03 14:53
[227]みかん
私事ですが、最近ようやく私生活に落ち着きが出てきたのでもう少しここに来る頻度を上げられそうです。放置してるのかしてないのかギリギリのラインでちょいちょい書き込みに来る程度で本当にすみませんでした…
しかも確認してみたらこのスレ立てたのが2010年ってどういうことでしょう。引き延ばしすぎです。自分でも若干引くレベルです。
気をつけてはいるのですが、もしかしたら文中に以前述べた事との大きな矛盾があるかもしれません。そういう時はぜひ教えてやって下さい…練り直します……
今回もルーク目線になります。
リマと言い合いになって以来、凜さんが研究室を訪れる事はなくなった。
最後に部屋を出ていく時に告げられた通り、連絡は電話でとり合うしかなくなってしまった。勝手な事を言っているのは分かっているが、残りの打ち合わせは会わずとも済ませられるだろうから、と言った彼の顔が頭から離れない。笑い方を随分前に忘れてしまったかのような、ぎこちない表情。指輪はずっと彼の手の中にあるままだった。
「リマ。リマ、起きて! もう朝だよ。今日は日本に行く日でしょう?」
今となってはもう慣れっこだけれど、どうやらリマは朝に強くはないらしい。何度か声をかけないと起き上がってくれないのだ。今日はこれで3度目。
「……朝から元気ね。おはよ」
「おはよう。僕は別に普通だよ。ほら、早く着替えて朝ごはん食べて。飛行機に遅れちゃうよ」
はいはい、と僕の言葉に相槌を打って、ようやくリマは動き出した。いつも通りクールに見えるけれど、いつもよりもう少しだけてきぱきと支度をしているみたいだ。…緊張してるのかな? 僕も人の事は言えないんだけど。
先生も僕もリマもちゃんと支度を終えて、アロマさんに留守番を頼んで、空港に向かう。バスの揺れが心地いいのか、リマはまたうとうとしていた。なんだかやっぱり僕も緊張しているみたいで、先生と何を話すわけでもなく、ただ窓の外を眺め続ける。目的地に近付いた時、そこに見覚えのある人物を見つけた。
「…凜さん!」
程なく停車したバスから降り、すぐに駆け寄る。いつも通り真っ黒な服を着て肌を見せない彼の姿に妙に安心した。よかった、ちゃんと来てくれたんだ。
「走るなよ。また誰かにぶつかったり転んだりするだろ」
「す、すみません。…なんだか凜さんって、お兄さんみたいですね。僕には兄弟がいないので新鮮です」
「冗談。俺にも兄弟はいないけど、こんな手のかかる弟は御免だよ」
言っている事はそっけなくても表情はどこか優しくて、嬉しくなる。あんな事があったとしても、やっぱり僕には彼がリマを騙しているなんて思えないよ。
「凜さん、こんにちは。日本については分からない事が多くご迷惑をかけてしまうかもしれませんが、宜しくお願いします」
「こんにちは、レイトン教授。俺なんかでお役にたてるといいんですけど」
少し遅れて先生達も僕達のところへやって来た。リマの表情は厳しい。凜さんに向けた視線が、まるで彼を睨んでいるみたいに見える。
「…なんだ。逃げたわけじゃなかったのね」
「リマ、そんな言い方をしてはいけないよ。未来の英国淑女としてはね」
「いいんですよ。非礼を働いたのは俺の方ですし、逃げたのも事実です」
「ふーん。だったら今日はどうして来たの? 私に会いたくないんでしょう?」
「そうじゃない。会いたくないとかじゃなくて…約束だから」
凜さんはそう言って僕達に背を向け、行きましょうか、と歩き出した。
あの日首にかけられていた指輪は、今日はないみたいだった。
2015/03/03 16:04