[1]黒ルーク
【黒ルーク・トライトンのダーク図書館】
(このスレの詳しいルールは、レイトン教授 雑談掲示板 ゲームの匠をご覧ください)
・・・では、ご協力(?)おねがいします。
2010/11/06 19:02
[2]りーや
はじめまして、黒ルークさん。
質問がありまして…恐ろしい話っていうのはいわゆる心霊系のものに限るのでしょうか?例えば狂気?みたいな危ない感じのものも恐ろしい話に入りますか?
もしよろしければお答えいただけると嬉しいです^^
2010/11/06 19:25
[3]黒ルーク
りーやさん
勿論、危ない感じのものも入ります。
2010/11/06 19:31
[4]りーや
黒ルークさん、お返事ありがとうございましたっ
2010/11/06 19:39
[5]サキ
じゃあさっそく書いてもいいですか?
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これは…私がまだレイトン先生と出会う前のお話です。
私は、塔の最上階の自分の部屋のソファーでくつろいでいました。
父が言った、私を迎えに来る誰かを想像しながら。
「どんな人が来てくれるのかしら…。優しくて、頼りになる素敵な人がいいな…」
その時です。コンコンというドアのノックが聞こえました。
ブルーノさんかしら…まさか…私を迎えに来てくれた人?
私は何の疑いもせずドアを開けました。
「…あら?変ね…」
そこには、誰もいなかったのです。
気のせいかな?と思い、その時は気にしませんでした。
しかし…恐怖は夜中に訪れたのです…。
―――――――――――
長くなりそうなので続きます[d:0199]
視点はもちろんアロマです[d:0244]
最初に言っておきますが、バットエンドにするつもりはありませんのでご安心ください[d:0198]
2010/11/06 20:34
[6]ナゾボーイ
はじめまして。
僕も書かせていただきます。
もしかしたら知っている方がいるかもしれない物語ですが、レイトンキャラ版にして
みました。
長すぎる&最終的にアンハッピーエンドです。
それでもOKなら・・・↓
「ゲームオーバー」
車の中には防音装置が施され、後部座席と前の席はガラス製の仕切りで
へだてられていた。
後ろの席で聞こえるのは、ルークのゲーム音だけだ。
ピーッ、ピーッ、ピーッ。コントロールボタンを押すたびに、音がでる。
勝利のファンファーレがかん高くなると、また一匹、ドラゴンがたおれた。
家への私道にはいった車のタイヤが砂利とこすれる音がしても、ルークには
聞こえなかった。携帯型ゲームの小さな液晶画に、目がくぎ付けだったのだ。
ドーランドがドアをあけたとたん、つめたい風がさっと吹き込んで、ルークのほほを
うった。
「家に着きましたよ、ルークさま」ドーランドはいった。
ルーク・トライトンはドーランドをにらみつけ、またゲームの画面に目をやった。
ちょうど、首がなくなった勇士の体が地面にたおれるところだった。
まさに、最悪のタイミングで邪魔されたのだ。
「おまはクビだ!」ルークはわめいた。
「おっしゃるとおりですね、ルークさま」ドーランドは答えた。
「夕食は7時でございます」
勿論、僕にはだれもクビにする力なんてないさ。のろのろと家の中にはいりながら、
ルークは思った。13歳じゃ、そんなことは無理だ。
ルークは玄関で立ち止まり、ふりかえった。
この家は森を見下ろす高台にあり、町全体が眺められた。下のほうにはみんなが
住んでいるんだよな、とルークは思った。唇をかむ。
同級生たちが住んでいる。みんな生活があって、仲間がいるんだ。
そう考えると寂しくなった。けれどもルークは、寂しさを押しやるのが
上手くなっていた。
やつらは仲がいいにちがいないけれど、ぎゅうぎゅうづめのところで
暮らしてるんじゃないか。ルークは自分にいい聞かせた。
いつも肩がすれちがうところで。いつもだれかに邪魔されて。
だけど、ここにいる僕は自由だ。
みんなの上に住んで、みんなを見下ろしている。
前に、同級生を何人か家に招待しようとしたことがあった。
そうしなさい、と母さんがいったのだ。たぶん、子供の成長に関する本で
こんなことを読んだのだろう。
「友達をつくるように、お子さんを励ましましょう」と。
でも、誰も来なかった。
大画面のテレビがあるし、ゲームやDVDも山のようにあるんだ、とルークが
話し聞かせても。
・・・ちょっぴり話しを大きくさえした。
でも、なにひとつとしてみんなの興味をひかなかった。
いいさ、みんなが僕から離れていっても。
ルークはくるりとふりかえって家の中に戻った。
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2010/11/07 01:28
[7]ナゾボーイ
みんなをうらやましがる必要はない。
誰も持っていないほど素晴らしいものが、僕にはあるんだから。
あらゆる意味で、現実よりずっといいものが。
<ハロー、ルーク。ようこそ『ベター・ザン・リアリティ・ゲームズ・ワールド』
(現実より素晴らしいゲームの世界)へ。「あなたがルークでなければ、ここを
クリックしてください」>
ルークがインターネットに接続すると、画面にそんな言葉があらわれた。
パソコンの前に身を落ち着ける。パソコンをたちあげると最初にでるトップページに、『現実より素晴らしいゲームの世界』のサイトを設定していたし、この家では最速の
インターネット接続ができた。
だから、電源を入れるだけで、このサイトがあらわれるのだ。
サイトはどんな友達よりも信頼できた。
あたたかくて魅力的で、いつも僕を待っていてくれる。
ふだんと変わらない夜だった。宿題、ゲーム、食事。そして、またゲーム。
ルークが一日を終えるのは、いつも『現実より素晴らしいゲームの世界』を
覘いてからだった。
こういうゲームは、現実よりはるかに素晴らしい・・・実をいえば、ルークの生活よりずっとよかった。頭をつかい、ただ歩き回るだけではないゲームがいい。
二度と同じことがおきないゲームが。
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2010/11/07 02:01
[8]ナゾボーイ
いつものように、「オーダーメイド版ゲーム」のサイトにつながるところに
マウスのカーソルがのった。
一度、そのサイトをおとずれたことがある。でも値段を見るなり、ルークの気は
変わった。せめて無料の見本か、おためし版でもあれば・・・けれども、そんなものは
無かった。
価格の画面をすぎると、次はクレジットカードの番号をうちこまなければならない。
ルークにはカードがなかった。それに、父さんや母さんのカードを使ってはらえば、
とんでもないことになるのは経験から知っていた。両親の注意は確実にひくけれど、
欠点がある。
たとえば、一週間もパソコンをとりあげられる、とか。
ルークがため息をついた時、ドアをノックする音がした。ドアがわずかに開いて、
女性の頭が覗いた。緑色の髪。
ルークはとびあがった。「母さん!」
「ルーク、まだ起きてたの?」ルークの母親、ブレンダは部屋の中に入らなかった。
「最近、あまり顔をあわせていなかったわね?今はベッドにはいってちょうだい。
朝になったら、いっぱいおしゃべりしましょうね。おやすみなさい。」
ルークが何も答えないうちに、ドアは閉まっていた。
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2010/11/07 02:33