[1]olive
【レイトン教授と呪縛の魔国(幻の王国3)】
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のつづきです。
約100年ほどむかし、最大の繁栄をみせた二つの王国が、理由も不明のまま破滅した。
それを知るは、その国の民の僅かな末裔のみだった。
王国の破滅はいかにおきたか、それを探るべく、レイトン達はタイムマシンにのって過去へと調査にむかう。
ネグリシャムラの呪縛はいかなるものか
どこかでひっそりとうごめく闇
砕け散る運命のハグルマに
レイトン達は真実を見るか
そして
誘惑の先の目的とは…?
お楽しみに………
2010/08/17 23:50
[210]のなりい
お知らせに関しては了解^^
新しい小説も楽しみにしてます!!
おぉぉぉ~~・・・・ドロドロだぁ~~(笑)←
人間って金が絡むと恐ろしいねぇ~^^;
2011/03/06 01:13
[211]Ewota
ほんとデロデロドロドロだああああwww
「先生、後味わるそうですね、この話」
「ああ」
カルロさんがうまれ、フォードの歯車は空回りしだした。
「アリシアに虐待されていたカルロさんは、アリシアが継母だと知ってからも彼女をうらんだんです。
カルロさんが生まれたころ、第二次世界大戦のはじまりでした。
やがて、弟マルコさんは養子に出て、父エルドマクさんは圧力をかけられたガードンに大戦用の毒薬をつくらされた。
二人が二度と仲良くなって、王国の秘密をさぐられまいとしたザルシュさんの計画でね」
でも、二人は和解していた。僕の瞼の裏に、二人が酒をのみあう絵がでてくる。
酔いながら、「お互い圧力には負けないように」と手を組んだ。馴染みだったから。
やがて、ザルシュが安堵のため息をついて手を抜いた時、世界にスネーク団の実態がばれてしまう。
彼らは力を合わせた。
事実を捻じ曲げた。スネーク団は処罰されて、リーダーであるエルドマクは死刑。そう世界に報道した。
ほんとうは、彼とその両親は身を潜めているだけだった。
一方、自分の命が短いと悟ったアイズィーは、夫ににて大嫌いだったカルロに王国の真実を伝える。物語としてだったけど、いつかそれが真実だと知って欲しかったのだ。
体は弱くて右足は不自由だったけど、頭はずば抜けてよかったからだった。
学問もtop。でも、彼女は彼をオクスフォード学校にいれたとき、隠居を決意した。
ずっと「彼、ザルシュを見ているみたいだったから、つらかった」
小さな声が、会場に鳴り響く。アイズィーさんの声だった。
そこで、カルロさんは彼にあった。
自分の曾祖父に。
2011/03/06 22:53
[212]のなりい
うわぁぁぁぁぁ・・・・。
色んな人がいろんなことを・・・・・。
カルロさんが曽祖父に会った・・・。
それが前のイラストかな・・・。
う~ん・・・続きが気になる・・・^^
2011/03/11 14:11
[213]Ewota
「そこでです」
僕が不可解に思っていることの中に、ヘッツイさんの存在があった。
スネーク団の一員で、マークのひ孫。そんな彼は、カルロに裏切られたとおもったらまた手を組んでいたりする。最終的に「もうやめないか」とカルロさんの肩を射抜いているのに、またカルロさんは暴走して今に至る。
また僕や警部の推理から、城での惨事は嘘とわかった。それをなぜヘッツィは知っているんだ。
ならば、ガードンの秘書スタニ―を、カルロさんが見せしめに変装していたのも変だ。スタニ―、本名タンスィ―は、あの惨事で死んだはず。
それのつじつまがあうには、たった一つしかなかった。
「ヘッツィさん、あなた、もしかして、カルロさんの計画をすべてしっていませんか?それどころか、逆に計画の立て主なんじゃ……」
この会場にいるのは確かだった。
「……おれがいるの、ばれた?」
2011/03/26 21:15
[214]のなりい
ま・・・まさかの計画の立てぬし!?
い~や~~~っっ!!←
頭が・・・頭がついていけないorz
なんか皆賢すぎだよ~・・・。←←
2011/03/27 00:54
[215]Ewota
のなりい
こいつら、私より頭いいです。
のなりい、あと少しですかっとするよ~~!!
確かに、ヘッツィさんはいた。
ただし、今まで僕らが見たことのない人格のヘッツィさんだった。ひょうきんなカメラマン……とはいかないようだ。
「あなた、もしかして、カルロさんと一緒に計画を練ったんじゃないですか?自分が裏切られるってのも、もしかして……」
「教授さん、きみの弟子は凄い。なんでこんなことまでわかるのかなあ。
そうさ。僕たちは一心同体。一緒に計画して、実行した。
なんたって、僕たちは幼馴染なんだもの!」
「幼馴染……」
「僕は何だって知っているよ、あいつのこと」
ヘッツィさんは目を細めて、腕組しながら話をしだした。
「1937年うまれの23歳。A型で、さそり座」
「そんなことはどうだっていいんだ!!」
クラウスさんがいらただしげに呟いた。
「まあまあ。
あいつ、ほんとは泣き虫なんだぜ?いっつも冷静…つーか通り越して冷酷を装ってるけどさ」
泣き虫……。
「たしかに弟子さんの言うとおり、あんまりカルロは先がないね。第一、アンネちゃんとこいつが会った時、こいつひょっろひょろだぜ」
「そうだった」
アンネさんがぼそっと言ったのを、この中で聞いたのは僕だけだった。
「俺がそれをしったのは、4、5歳かな」
「えっ!?」
「村がちっちゃかったから、学校とかみんな一緒なわけ。そろそろイタリアが連合軍に負けるって時だから、うん、それぐらい。
知り合ってね、はじめてあいつの家にお邪魔したんだ。
泣き虫で内向的なあいつが友達連れて来たって言うから、みんな歓迎してくれてさ。
そしたらね、遠くに離れて暮らしているひいじいちゃんが
「ヘッツィのことだったのかあ!!」
って走ってくるわけ!!あははは」
「……」
「そしたら、兵士が『マーク隊長のひ孫さんですか!!これはちょうどいい!』ってさ。大人に取り囲まれて、『今から話したいことがある』ってさ!!こわいだろ。
そこで知ったんだ。カルロの血筋や、病のせいであんまり長くないってこと。
『彼には、アイズィーさまの怒り(ザルシュに似ていること)にふれたのもあって、孤独だ。サポートしてくれる人物が欲しかった』
と、そう伝えられた。
だから、俺は知っているよ。全部俺達の計画だもの」
「それって、かわいそうだ」
ディミトリーさんが悲しげにいった。
「ザルシュが王子、マークさんが護衛。末裔も同じ道をたどっているんだよ。
君は、護衛をして一生を終えるのかい?」
「それももうじき終わるからさ」
カルロさんの目はふわふわ浮いているようだった。
「ぼくらね、一緒にザルシュのいる村にでかけてんだ。アイズィーさまには秘密でね」
ヘッツィさんがいった。
2011/03/31 16:08
[216]Ewota
「なにもかも、自分が圧力をかけたって、詫びられたんだ。
それが、ザルシュさんだと思う。
カルロがおお泣きしていたのを思い出す」
「ほんとなんですね!?僕がどうしてこんなにアイズィーに嫌われているか、なんでガードンや父上がもめあっているのか、全部、あんたがしかけたものなんですよねえ!?」
「お、おちつけ!!」
「すまないな」
「すまないだあ!?こっちはそのせいでろくにうっかり本名もいえやしないぜ」
「でもそこで、カルロがまた、とんでもないこと考えたんだよ」
「あれがもし全部、あの老いぼれがやったんていうなら、僕だってやれるに違いない。
ヘッツィ、もし自分たちが上層部に圧力かけられたら、それほど凄い事はない」
「なににやけてやがるんだ、カルロおお」
「あいつに、
世界相手に、騙しあいってどう??」
2011/03/31 16:37
[217]Ewota
ヘッツィさんが、カルロさんの全てをばらしてしまった。
「なんで全部いっちまったんだ」
「……いいじゃない、そんなことさ」
カルロさんは一度宙を見、目を閉じた。そのまま「うそだうそだ」と呟きながら、ふらつき二、三歩さがり、崩れ落ちた。途中、なにかに躓いてクルリと力なく旋回した。
どこまで真相がばらされたか探しているようだった。
でも、これ以上は僕の頭ではわからなかった。真相が分かったのはここまで。
「ごめんな、でも」
「ここまでだ」
ヘッツィさんの声をさえぎったのは、べつの誰かだった。
「みごとにやられた。でもカルロ、ここまで来て、遂にやられたな」
カルロさんが顔をあげた。
観客席から、人影が下りてくる。
「あのひとがいちゃ、おしまいだぜ」
ヘッツィがにこっと笑った。
2011/03/31 16:56
[218]Ewota
次回
再会と出逢い
実は、影塗ってないんスよ;
2011/03/31 18:44
[219]Ewota
「観客の方ですか。
申し訳ないが、今は着席ねがいますよ。
なんたって、この状況ですからね」
「その必要はありませんよ。すみませんね、迷惑をかけるようですが」
その男性は、ゆっくりと階段を下りてくる。
時間が長く感じられる。
男性はかなり背がたかい。
白髪。
声からして、イングランド人ではない。
遂に、胸まで暗がりからライトに照らされ見えたころ、右腕の袖がからっぽで揺れているのが分かった。
男性は見覚えのある仮面をつけていた。やがて、ゆっくりとステージに上がった。
「……」
「見覚え、ありますか?」
言葉を選ぶように彼が話すと、アイズィーが僕の前を横切って走って行った。
「ザルシュッッ!!」
そう言いながら、胸元に飛び込む。
「あなた、生きていたのね……。
あの時、もう……」
目から涙がぼたぼたとながれる。
それを、ザルシュは抱き返さなかった。
きっと、燃え上がる憎しみを感じ取ったからだった。
2011/03/31 20:37