[1]olive
【レイトン教授と呪縛の魔国(幻の王国3)】
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のつづきです。
約100年ほどむかし、最大の繁栄をみせた二つの王国が、理由も不明のまま破滅した。
それを知るは、その国の民の僅かな末裔のみだった。
王国の破滅はいかにおきたか、それを探るべく、レイトン達はタイムマシンにのって過去へと調査にむかう。
ネグリシャムラの呪縛はいかなるものか
どこかでひっそりとうごめく闇
砕け散る運命のハグルマに
レイトン達は真実を見るか
そして
誘惑の先の目的とは…?
お楽しみに………
2010/08/17 23:50
[150]Ewota
レイトンのメモ
1897・4・24
☆4・24卍タララの乱
死者38名
うち
翼2
陽(卍)36
捕虜1名
司令官
弟G(ガルシュエル・スコ・ムッソ・マルミゲラ)
勇士
マーク・ゴレグソン・テルマニシマリノ
ショウル・デイビス
ロッパ(ロウパ)・トマニーニ・セクマジャリガンダ
2010/10/09 13:52
[151]Ewota
みなさん、気付きましたか??
このお話のベースには、悪ノ…ゲフッ
誰が召使いかは、解りますよね??
あて、ここで夜中三時の目線はきえます。
後に(お話のなかで)解明されます。
おたのしみに!!
2010/10/16 22:11
[152]Ewota
「サンステリの犬は取り逃しました」
「ならば、指揮官は」
「…。しかし、捕虜は一人」
こんな会話はききたくない。僕らの目の前では地獄が繰り広げられたのだ。
ただただ、アイズィーが顔をぐちゃぐちゃにして泣いているのをひたすら見ていた。
カルロさんは爆風で杖が飛ばされた時にけがをおい、かなり痛がっていた。
「でも、アイズィーはサンステリにいたんじゃないの」
「……いつ、誰に連れてきてもらったんだい」
「…彼に」
「彼?」
「…ザルシュ…。彼が暴動の知らせを聞いてすぐに」
「連れてってくれたのかい」
彼女はうなづく代わりにさらに声を上げてないた。
「いそいできたのに、何だこの様はあ!
卍はなんてひどいことを簡単にやってのけるんだ…」
そう、アイズィーが向こうで感じた地震は人工のもので、彼女に出兵する卍軍を見せないために外に連れ出す秘策だった。
彼女はそこで、ザルシュが深く卍に関わっていることを理解したのだ。
それなのに―――。
アイズィーは、サンステリの国民は野蛮ではない、王子ほ心やさしいままだ、と言い張り泣きだした。
それにウィダード国民が突っかからないはずがない。
昼の号外には
『サンステリ(太陽)は翼壱の令嬢を洗脳した!!』
とかきたてた。
「冷酷な記事だ」
カルロさんはそんな先生の台詞に、やっぱり突っかかった。
「アイズィーは本当に洗脳されたんですよっ。
大金持ちの、しかも地主の令嬢の言葉は、かなり地位をもってますから」
「協調をもとうとしたんだね、サンステリは。いい噂をながしてもらって、野蛮、という誤解をといてもらおうと」
「ただし、弟は馬鹿だから兄のそんな配慮をくみとれず」
「攻撃したのかい」
「だろうと」
「兄はあわてて令嬢を国に返したけど」
「遅かった」
「でも、どうやって洗脳とやらをしたんだろうね」
「さあ。
でも、まあ」
「?」
「大切な令嬢をかえしたんだよ?先生。
いままでウィダードの強硬姿勢に無駄な抵抗をしなかったサンステリが」
「と、いうと」
「今日昼過ぎ、サンステリの王子が隣国を訪れるそうでして」
「戦乱のはじまり、か」
2010/10/16 23:00
[153]Ewota
第7章
戦乱
CとAの出逢い
2010/10/16 23:13
[154]Ewota
何故うまくいかなかったんだ。
捕虜もつかまってしまったし、死者の数が予想外におおいではないか。
ガルシュはおちこんだ。
いつも力任せに物事をこなすせいで、いつも兄には迷惑をかけてきた。だからこそ、こんどは計画を練って練ってしぼりだしたのを実行した。
兄には秘密で、彼をよろこばせるために……
何よりこの計画がつぶれたのは、あの世間知らずなアイズィー嬢が、いつのまにか帰ってきていたことにある。そして、群衆に向かって
「なんてことしてくれるんだ!
わ、私達の村を!!」
だなんていってくれる。
兄にどの顔がむけられようか。かなしくなってしまう。
「こんどこそ成功させましょうね」
そう励ましてくれる兵士に
「当たり前だ」
とかえしながら、あの日のことを思い出しては溜め息をついた。
2010/10/18 16:49
[155]Ewota
次回から、ガルシュとザルシュの再会の話を長々とやりたいとおもいます。
それまで(下書きがんばるんで)しばしおまちを!
2010/10/19 23:22
[156]Ewota
「なあ、知ってる?」
「ん?」
「俺達、変な血なんて流れてないんだぜ」
「…つまり??」
「ネグリシャムラなんて、存在しないんだよ」
かつてタララ革命で、父である国王と母の王妃がギロチンにかけられた。
IQ200近いと呼ばれていた、マークという、護衛の一人息子と亡命したのはいつの日か…
マークの父親は
「精一杯王子を守れ」
と言ったきり、腸(はらわた)を切られて死んだ。
火の中を潜り抜け、逃げ切った先は
憎きウィダードの地。
其処で、俺とロチェス兄は風俗街で働き、紋章が彫られていないミダルとザルシュ兄は孤児院に別れた。
すっかり商店街で下働きに成っていた。
顔に紋章があるため、すぐに血筋がばれて酷い扱いを受けていた。「野蛮」というのが、呼び名だった。
「ちゃんと働きやがれ!この役立たず!」
鞭を片手に店主は荒げた。
「今日は上客がくるんだ。こういうときにのろのろしやがって!!」
「……ただの肉屋のくせして…」
「なんだあ??その口応えはっ!!」
容赦ない鞭に、周りの店の店主も
「可哀そう」
と、また、
「当たり前」
というものもいた。
なんだっていい。腹が立つ。俺は王子だというのに…
でも、気になって仕方ない。
その上客とやらを、俺は見たことがない。なんで奴らはそんなにそいつの為にあくせく働いているんだ。
2010/10/23 15:20
[157]Ewota
鞭の音がなりやんだ。
「ああ、来ちまった!くそう、予定より1時間もはええじゃねえか!!」
店主はあわてて鞭を隠し、油を注いで火にかけた。そして、「鳥の足!!」という雄たけびを上げた。
上客はもうそこまで来ているのか、嫌らしい作り笑いを浮かべて唐揚げを揚げた。
「いらっしゃい!!運び屋!」
商店街の奴らがわらわら外に出るのを確認し、俺は唐揚げを積みながら、横目で一輪車の先を見た。
おれと同じ年位のおかっぱ頭の少年が、袋にうらやましい位の金を詰め込んで、ポケットに入れた。どうやら材料をはこびに来た運び屋らしい。
少年は愛想のいい笑顔で金をうけとった。
2010/10/23 15:39
[158]Ewota
「おっさん!!いつもの唐揚げと」
「焼き鳥」
「気がきくぅ~っ。あたり、焼き鳥。で、代金は何円なんだ」
「300」
「マジでか。ちょっと値上がりしたねえ」
「仕込みが大変なんだよ。すまんね」
「いいって。じゃあ、宜しく」
その奴はベンチに腰掛け、ウマそうに唐揚げをつまんだ。そして上着やシャツを全部脱いで、上半身素っ裸で焼き鳥に手を伸ばした。
行儀悪。
そう考えながら彼の肩にたすきのように巻かれた包帯をみて、ぎょっとした。
奴は隠しているつもりだろう。でも其処には、ザルシュ兄と同じ所に、ネグリシャムラのタトゥーがあった。
こいつ…
「もしかして!!」
思わず店越しに声をだした。ああ、後に店主からの鞭がくる。
「ん?新入り?」
「ああ、最近魚屋からもらった。こいつがまた…」
店主は奴の耳に囁き事をした。どうせ、
「こいつの左頬には、ネグリシャムラの刺青がある」
とでもいったんだ。
しかし、耳打ちされた奴の顔は案外穏やかに、涼やかに
「そう」
と答えた。そして、服を全部はおりなおした。
きっと、あの刺青を隠すためだろう。
「なあ」
「なんだい」
「俺とちょっと遊ぼうぜ。いいだろ、おっさん」
「しかし」
「同世代だし、相手がほしかったんだよなあ~~。なあ、あんたもいいだろう」
「………うん」
「じゃあ決まり!!」
奴はそういって、俺の手をとった。
2010/10/24 22:29
[159]のなりい
おひさ~♪
なんか、今まで以上にすごいことにっ!?
洗脳なんかされてないよ!!
アイズィーちゃんはザルシュ君が好きで・・・・・。だよね?そうだよね?
焼き鳥・・・・・(笑)
ザルシュ君だね。
2010/10/30 01:15