[1]olive(YK)
【レイトン教授と幻の王国†2†】
私の小説、ついに5作品目です。
今まで読んで頂き、有難うございます。
約100年も昔の事でした……
この世界の何処かに、とても栄えた王国がありました……
その名前は、ウィダード王国といいます…
しかしこの王国は、約100年を境に、この世からぱたりと姿を消しました…
今は何処にあったのか、何故消えたのか……
何も分からなくなったのです………
そう……たった一人の生き残りと、その一族のみは…………
時はロンドン事件から5年後…
そんな王国の場所を探しもとめ、王国消滅の理由を探るべく、レイトン教授達は立ち上がったのです!
完成したタイムマシンに乗って…
「僕は皆に手紙の配達をするよ。
でもね…
その傍ら…」
幻の国、ウィダード王国と
謎の配達人…
「私は彼方様をずっとまっておりますわ!」
悲劇の姫君。
「全て恨み呪ってやる…!」
過去と残された跡継ぎ…
幻の王国の真実とは……!?
お楽しみに………
前作「幻の王国1」
http://layton.g-takumi.com/novel_detail.php?bbs_id=23813
2010/04/20 23:48
[8]みっきー
はじめまして・・・だったっけ
読ませてもらいました。すごいですねぇ。
がんばってください!!
2010/04/22 22:14
[9]olive
みっきーさん
こんにちは!
読んで頂き、ありがとうございます[s:0062]
凄くうれしいです[s:0316]
2010/04/23 17:13
[10]olive
「先生」
「なんだい、ルーク」
僕は椅子に座り、近くのティーカップを引き寄せた。
「あの…先生、アンネさんは………」
「ルーク君」
クラウスさんに言葉を遮られ、僕は少しむっとした。けど、それはわざとだったんだ。
「ルーク君、それ以上は駄目」
「何故ですか」
クラウスさんはそれ以上は喋ろうとせず、ため息を一つついた。
「ルーク」
今度は先生に呼ばれた。
「ルーク、今は祈ろう。私達が一人騒いでも意味はない。だから」
「祈るしかないんですかっ」
苛立つ僕の声を遮るように、先生はああ、とだけ呟いた。
と、その時だった。
セシルさんが外に何かの気配を感じたか、窓を開けた。
「誰だ?」
「カルロよ!!!」
アイズィーちゃんの大声が響く。
2010/04/23 17:28
[11]town
来ました!
おめでとう~!
2010/04/23 18:28
[12]Louis
私もOKです。タメでしゃべってください☆
私も小説を書いてますが、そんなうまくないから困ってるんですよね~~(@_@;)
いいなぁ^^
2010/04/23 19:28
[13]olive
town
きてくれて、有難う!
これからも宜しく(^-^)/
Louisさん
有難うございます!
では、早速……
いやいや、私もここまで書いてきたけど、まだ上手くはないんやて[s:0319]
2010/04/23 20:49
[14]olive
レイトン先生は窓を開けた。
たしかに、男の人が立っていた。
それは、カルロさんで……はなかった。
でも、カルロさんと瓜二つだった!
髪と瞳は褐色で、甘い香りのするような雰囲気を醸し出している。
青みのあるふんわりしたシャツに、紫に近いスカーフの様なものをふわりとまとっている。しかも、留め具、銀色の留め具が美しい。カーキをさらに黒く深くしたような色のズボン。
優しげな顔をした、優しげな青年。
彼は僕達に歩み寄ってきた。
「あ、あんた」
ナターシャさんが彼を指差した。
「カルロと偽って、アンネちゃんをさらった………。
あんた、アンネちゃんを何処へやったんだい!」
「……すいませんでした」
青年は答えた。
声もカルロさんに似ていたが、カルロさんはどこか冷たい。この青年の声は、淡い哀しみを思い出させるような、穏やかで、優しげな声だった。
まるで、ブレッドさんの時のカルロさんのよう。
「…でも、アンネちゃんは苦しがっていたんですぅっ……
僕、そういう人を見捨てられない質(たち)なんですよ!」
「しかし」
レイトン先生が語るように話し掛けた。
「どうも引っ掛かるな。君は、カルロやアンネさんの事を知っているのかい?」
「………知ってるも何も…」
青年は口をつぐんで、唸り声を出した。
そして、口を開いた。
「僕は……」
「マルコ」
エルドマクさんが呟いた。
「……え?」
僕は、思わず声をだす。
「やっぱり、父さんは……。
僕の名前はマルコ・フォード、カルロは僕の実の兄です」
2010/04/23 21:36
[15]olive
「………え、えええ~~~~!!」
「ルーク」
先生が、僕を制した。
「君のことは薄々…気付いていた。
君は兄であるカルロの言いなりに、色々動かされていたね。
……君は素直な性格だからね」
「……はい」
エルドマクさんがため息をついた。
「それにしても…何故マルコがここに」
「そ…それは…」
マルコさんが言いかけた、その時。
「おいおい待て待て、教授さん!!
俺たちゃカルロに弟がいたなんて、聞いちゃいねえぜ!!」
ザルシュ君が立ちあがった。
「確かにそうだね、ザルシュ…。
ところでみんな、マルコとカルロの容姿の違いに気付かないか」
「え?」
「カルロは灰色の瞳に、褪せたような髪の色をしているね。
では、マルコは?深い褐色の髪と瞳だろう」
「……あ」
「褐色の髪と瞳で、まるで甘い香りのしているような……雰囲気を醸し出している」
「…、ブ、ブレッドさん!!」
先生はニコリとわらった。
「つまりだ皆、マルコは……ブレッド役をこなしていた」
「でもあれは、カルロさんの芝居じゃ…」
「見せかけ。
マルコは、ブレッドの役を演じているカルロの役をしていたんだ」
「なんて複雑なんだ……」
ディミトリー博士が、ぼそりとつぶやいた。
2010/04/24 00:04
[16]olive
この兄弟かっこええ~~
と、さわいでました;
2010/04/24 00:09
[17]olive
「マルコは、カルロと年子の兄弟だ。カルロは兄、マルコは弟にあたる」
エルドマクさんが話しはじめた。
「何故、マルコの存在を教えてくださらなかったのです」
先生の言葉に、エルドマクさんは言葉を詰まらせた。
頬を雫が伝う。
「ガードンに目をつけられてカレラが人質になった時、ガードンはカルロという長男には気付いた。
ガードンは彼を利用しようと、必死に計画を練った。
ただその時、私の親戚の屋敷にいた次男のマルコの存在には、気づかなかったようだ。
マルコは、奇跡的にガードンの目から……免れたんだ。
だから、最後の切り札に…無事、フォード家が続くようにと、マルコの事はひた隠しにしていたんだよ。
でもマルコ、お前…何故兄さんの言いなりになったんだい…?」
「………それは…」
マルコさんは、じいっとエルドマクさんを見つめた。なんだか、瞳がキラキラしているようだった。
「兄さんはやっぱり、僕より頭がいいんだよ。
分かった。今度はなす」
「…こ、今度!?」
「今は、父さん、父さんの…可愛いお孫さんを紹介しなきゃ。
それが僕の目的さ」
2010/04/24 11:49