[1]みかん
【青い空に散った絆~Dream~】
小説第6弾です!
今回は初の試みとなるオリジナル小説を……と言いたいところですが(笑)
実はこれ、この掲示板で知り合った「愛吉」のアイデアを基にして
書く予定のものなんです。
という事で、この小説は私と愛吉の♪合作♪になります!
では、駄文ですがお付き合いお願いします。
原作:愛吉 執筆:みかん 「青い空に散った絆~Dream~」
スタートっ!(笑)
2010/03/17 19:59
[268]みかん
では更新です。
~キャロル目線~
……なーんてね。
もちろんこれは嘘。だって私、もう美術関係の物には手を触れられないくらい嫌ってるから。
瓶だけ本物だけど。中身はただの水を入れただけよ。
でも、足止め程度にはなるでしょう?
「――――なんだ、つまらない。やっぱり動けないのね」
当然の事だけど。
……なんか、今更ながらに後悔する。
こんな自分勝手な事に、レイトン先生やルーク君、クラウスさん、アロマちゃん、そして先輩まで巻き込んでしまった。
でも時間は戻らない。戻せない。もしそんな事が出来るなら、過去に戻ってあの絵を消し去ればいいだけ。
――――そうしたら私、こんな事せずに済んだのかな? 笑顔のままでいられたかな?
そんな思考を、一つの言葉が遮った。
「…………嘘だろ」
「え?」
「それの中身。そんな危険な物じゃないだろ?」
そう言いながら少しずつこちらに歩み寄ってくるのは……
ハリー先輩。
なんで? どうして分かったの?
それに、何故私を庇ったりしたの?
そんな事したら、捜査を撹乱したって事で何らかの処罰を受けてしまうのに。
それだけ、心に引っかかっている。
でも、問う事はしない。そんな時間はない。
私は無言のまま、手に持っていた瓶を先輩の足元に向かって投げた。
破裂音がして瓶が割れ、中身が飛び散る。
流石に一瞬驚いたようで、先輩は足を止めた。
隙を見て、私は側にあった自分の裁縫鋏を手に取る。
「キャロル!? 何を……止め…………」
メイが床に座り込んだまま、焦点の定まらない瞳で問いを投げかけた。
――――これでいい。これでいいのよ。
操り主を失くしたマリオネットは、もう自分では動けない……
私は刃先を自分の方向に向けると、
勢いをつけて体へと突き立てた。
――――ねぇ、メイ。
もし、生まれ変われたならば…………
今度こそ私は、貴女に謝る事が出来るかな…………?
2010/05/25 23:21
[269]のなりい
キャ、キャロルさん!?
一体何を!!
教授ーーー。止めて!!
キャロルさんは助かる。うん。助かるよね。
ハリー先輩はどうしてキャロルさんを庇ったのか。ここが最後のナゾかな~。
そのナゾが解けたとき、すべてハッピーエンドで終わってくれればいのに。
2010/05/26 00:55
[270]茜星
キャロルさんっ・・・!!
な、なんてことを・・・。
2010/05/26 06:26
[271]みかん
のなりい
実はここ、一番書きたかったとこでした。
結末思いついて、ストーリーをどんどん組み立てていくというね……;
最後のナゾ。確かにそうかも。
ちゃんとそこも考えてあるので、ご安心ください♪
茜星
ふふふ(怖い)
たぶんキャロルは以前から、こうして自分で事件を締めくくるつもりだったんだと思います。
……書いてて悲しくなってくるけど(泣)
2010/05/26 23:34
[272]みかん
更新します! しかし目線……固定されてます(泣)
~キャロル目線~
急に体が軽くなる。
痛みは無い。……ううん、感じられないのかな?
これで全て終わり。物語にふさわしい結末。
ありきたりな推理小説で最後に犯人が自殺するっていうのは良くあるけど、まさか私が実際にやってみせるとはね……
自分で驚いてる。
私はずっと誰かと一緒じゃないと生きていけない弱い人間だった。
正に『マリオネット』のような。
もう、疲れたの。
人を恨んで、憎んで、こんな生き方も終わり方もしたくはないけど……
関係無い人を巻き込んだ罪も、友達の心を傷つけた罪も、これで償えるとは思わないけど。
そんな考えはまるで走馬灯のように、私の頭の中を巡る。
走馬灯…………
そっか。
私、もうすぐ死ぬんだ。
最後は笑って死にたい。
そんなささやかな願いも、叶わないかな――――
床が紅く染まる。
誰かの声が聞こえた気がしたけど、顔を上げる気力は無かった。
一瞬で意識が飛んで、重い音と共に、私は床へと倒れ込んだ――――
2010/05/26 23:47
[273]のなりい
キャロルさんが死んじゃったら、メイさんは自分のせいだと思いながら生きていくことになっちゃうよ!?キャロルさん!それでいいの?
・・・勝手にメイさんの気持ちを考えてみました。
でも、キャロルさんは自分が思っているほど弱い人間ではないよ!
方法を間違ったとしても、自分の思いをメイさんに伝えたんだもの。
みかんはどのようにこの物語の幕をとじるのかな?楽しみだよ!
2010/05/27 00:42
[274]茜星
キャロルさん!!死んじゃだめ!
最後どうなるのかドキドキしてます。
2010/05/27 05:25
[275]town
流れたのは赤い絵の具...血糊...じゃないよね...
ルーク 「キャロルさんのいいところ...明るいところですかね!」
アム 「絵が上手なところかな?」
イム 「賢いところでしょ!」
2010/05/27 17:38
[276]みかん
のなりい
勝手じゃないよ! たぶんメイも本当にそう思ってるんじゃないかな?
そっか……うん、自分で弱いとか決めつけちゃ駄目だよね。
有難う♪
茜星
死ぬなキャロルーーーー!!←
ドキドキ……どうしよう、茜星の期待を裏切ってしまったら……;
town
流石にたぶん本物だろうなぁ……
キャロル「わ、私の良い所ってそんなにあるんですか……? 嬉しすぎます……有難うございます!」
みかん「ほら、こんなに想ってくれる人がいるんだから、死ぬなよー」
2010/05/27 23:31
[277]みかん
やっと目線を切り替えます;
~ハリー目線~
たった今、目の前で起こった事が、にわかには信じ難かった。
徐々に靄のかかっていた頭の中がはっきりしてくる。
……キャロル――――?
「――――きゃあああぁっ!!」
背後から聞こえてきたアロマさんの悲鳴と同時に、完全に意識が引き戻される。
真っ先に行動を起こしたのは、レイトン先生だった。
「まだ息はある……クラウス、急いで救急車を!」
「は、はい!!」
クラウスさんは胸ポケットから素早く携帯を取り出し、ボタンを操作した。
それとほぼ同時にアロマさんは顔を蒼白にして座り込んでしまう。
様々な事が一度に起こった事で、俺の頭はまた勝手に判断を鈍らせ始めた。
落ち着け……ここは素人の俺が下手に手を出すより、先生に任せておいた方が確実だ……
俺はメイとアロマさんについていれば、きっと大丈夫なはずだ……
あいつは男がやるような重労働だってこなしてみせる奴なんだから、こんなところで死ぬはずが無い。
もう1回、きっと前の様に、笑ってくれるはずだから…………
でも――――
そんな確証は、何処にも無い。
俺は拳を握り、思いっきり壁に叩きつけた。
相当勢いをつけたため、右手から血が滴る。
落ち着いてなんていられるかよ……っ
こんなのより、キャロルの方がずっと長い間傷ついた。苦しんだ。
こんな痛みなんて、比べ物にはならない――――
いつの間にか救急隊員が到着していて、このままでは非常に危険だとか、輸血が必要だとか訴えていた。
俺はあいつとは血液型が違うから無理。
じゃあ、誰が――――
どうして俺はいつも、
何も出来ないのだろう?
あの時、メイが1人でキャロルのアトリエに向かった時だって、俺になら止められた筈だったのに――――
2010/05/27 23:55