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【レイトン教授と愛の花】
初めまして&こんにちゎ☆ミミ
*.+ina+.*と申します♪
私が書く小説は、これでなんと3作目なんです。
初めての人は、よかったら、
第1作目「レイトン教授と星空の王女」と、
第2作目「レイトン教授と7人の魔法使い」も見てくださいっ(≧ω≦/)
でゎ、ざっくりとこの小説の説明を。
私の2作品目で出てきた、レミは、今回は登場しません。
えっと、まだこの作品のストーリーはだいたいでしか決まっていないので、短編になるか長編になるかは未定です。
でゎ、小説をお楽しみください♥〝
2010/02/18 17:26
[165]*.+ina+.*
「なんで愛の花を守らなきゃいけないの?」
僕はゆっくりとミアナちゃんに問いかける。
「このお花には・・・大切なものが詰まってるの…。」
「大切なもの…?それは、なんなの?」
「分からない。それを思い出そうとすると頭が痛くなる。胸も苦しくなる。
何にも思い出せないのっ!!」
その言葉を聴いて僕は直感した。
大切なもの…。
それは、ミアナちゃんの気持ち…。
きっと今までの辛い思いを捨てるために愛の花に縋ったんだ。
そこで愛の花は呪いをかけた。
自分の生きていくための糧となる、人々の〝愛〟を食らうために。
そしてその呪いはミアナちゃんや先生に…。
「ミアナちゃん、大丈夫。もう花を守る必要なんてないんだ。」
僕は根拠のない励ましの言葉を彼女にかけた。
「なんで?お花が私を必要としてくれる。
毎日寝るときに話しかけてくれる。
誰もしてくれなかったことをしてくれるの!
愛情をくれるの!お兄ちゃんに何が分かるの?!」
僕は何も言えなかった。
親に見離されたミアナちゃん。
やっと祖母に会えた時には、心は完全に巣食われてしまっていた。
「ミアナちゃん…。」
「お兄ちゃんなんて何も分からないくせに!
お母さんにいっつも悪口言われて。
おばあちゃんだって、いっつも仕事に行って…!寂しかった。悲しかった…。
みんなミアナのこと嫌いなんだよ!
お父さんだっていなくなっちゃったんだもん!
毎日毎日一人ぼっちで…寂しかった…。」
ミアナちゃんは泣き出してしまった。
「ミアナちゃん…。もう、大丈夫なんだ。
おばあちゃんも毎日お家にいる。
お母さんも優しくなった。お父さんにも会える。
もう、大丈夫なんだ。昔みたいな環境じゃないんだよ。
安心して・・・帰れるんだ…。」
2010/03/20 15:52
[166]*.+ina+.*
「でも…、私の心は…」
ミアナちゃんは戸惑っていた。
家に帰りたいという心の叫びと、昔の気持ちも取り戻したいという意識が頭の中で葛藤しているようだった。
「ミアナちゃん、君の心は、今、どこにある?」
「私の中…。」
「頭で考えて動くよりも、心に素直になってごらん。
僕も、そうして明るい世界に出て来れたんだ。」
数年前の僕…。
世界が終わることを予知し、何事にも消極的になっていた。
光の無い暗い世界から、先生は僕を出してくれたんだ。
だから、英国少年として、1人の人として…。
――――――――この子を助けたい――――――――
素直にそう思えた。
2010/03/20 15:57
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☆*.+*.+*.+*.+*.+*☆*.+*.+*.+*.+*.+*☆
緊急のお知らせ
リアルタイムで考えながら書いていたら、なんかクライマックスに近づいてきてしまいました!!
ということで、ここからはドキドキしながら見てくださいね♪(激笑)
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2010/03/20 15:59
[168]*.+ina+.*
「君の心は、今、なんて感じてる?」
ミアナちゃんはしばらく静かになった後、叫びながらこう言った。
「家に…帰りたい!!!」
彼女がその言葉を本心から言った途端、
愛の花が活けられた花瓶が、
――――――――カシャンッ!――――――――
と音を立てて割れた。
水が溢れだし、愛の花は虚しく倒れてゆく。
あちこちで活けられた花はたちまち横倒しになった。
そして、倒れた花からキラキラした何かが立ち昇ってくる。
その〝何か〟は吸い寄せられるようにミアナちゃんのもとへと近づいていった。
「これは・・・・」
たちまちミアナちゃんは〝何か〟で包まれ、見えなくなってしまった。
しばらく時間がたった後、少しづつ〝何か〟が消えていく。
〝何か〟が消えたその先には、生き生きとした表情のミアナちゃんがいた。
「お兄ちゃん!ありがとう!
お兄ちゃんのおかげで・・・ミアナは、気持ちを取り戻すことができたよ!」
〝自分の気持ち〟を自覚できるほどまでに回復していた。
「そう、よかったよ!おめでとう!」
「ルーク、見事だったよ。」
「え!?」
そこには聞きなれた声の…。
僕の救世主の…。
――――――――先生がいた。
2010/03/20 16:07
[169]*.+ina+.*
「先生!!」
「ルーク、ありがとう。君のおかげだ。私も助かったよ。」
「レイトンさん…。
すみません、いくら呪われていたとはいえ…。」
ミアナちゃんが申し訳なさそうに謝る。
「大丈夫だよ。君が助かって本当によかった。」
「ありがとうございます!」
「先生、僕、ミアナちゃんと先生のこと、助けられました!」
「あぁ、今回はルークのお手柄だね。」
「ありがとうございます、お2人とも・・・。」
ミアナちゃんは、今度は感動の涙を大きな目からポロポロと零した。
頬を伝い、床にしみてゆく。
その涙は、僕が今まで見てきた涙よりも、とても綺麗だった。
2010/03/20 16:12
[170]*.+ina+.*
最終章
本物の愛
2010/03/20 16:14
[171]*.+ina+.*
※ミアナサイド
山を降り初めて3時間。
2人のおかげで町へ降りてくることができた。
色々な交通機関を駆使し、トリニムス一家が住む家へ。
私は震える指で、インターホンを押した。
――――――――ピーンポーン…
たった1,2秒ぐらいの音なのに、果てしなく長いように聞こえる。
そして、何年も前に聞いたあの声が…。
≪はい、どちら様でしょうか?≫
おばあちゃん…。
「あの…。」
≪・・・?≫
「えと、ミア・・・」
≪?≫
「ミアナ・・・です。」
世界中の時が、一瞬止まったような感覚に襲われた。
≪ミアナ・・・ミアナなの!?≫
「う・・・うん。」
≪ちょっと待ってね!!≫
「おばあちゃん・・・。」
私の肩はガクガクと震えていた。
「大丈夫。何も心配すること無いよ。」
そっと私の肩に手を置くルーク君。
安心して、震えが治まった。
ルーク君はどんなときでも私の見方でいてくれる。
本当のお兄ちゃんみたいだ・・・。
――――――――ガチャッ!!――――――――
勢いよくドアを開け飛び出してきたのは、あの頃と変わらないおばあちゃん。
「ミアナ!!!」
「おばあちゃんっ・・・!!」
おばあちゃんは目を真っ赤にしている。
「よく帰ってきたね・・・。」
「ごめんなさい・・・ずっと、ずっと待たせて・・・。」
「いいんだよ、ミアナが帰ってきてくれれば・・・。」
しばらくおばあちゃんと話していて、レイトンさんたちにお礼を言おうとしたとき。
「あれ・・・・?」
後ろには一通の手紙があるだけで、2人の姿はどこにも無かった。
「レイトンさん?ルーク君?」
まだ肩にはルーク君の手の温もりが残っている。
春の風に、ヒラリと東洋の花の花びらが舞っていた。
2010/03/20 16:27
[172]*.+ina+.*
手紙の封を開けて、読んでみた。
『ミアナちゃんへ
これからは、家族の愛と、自分の心を大切に生きていってね。
ロンドンから、応援しています。
ルーク・トライトン
エルシャール・レイトン』
2010/03/20 16:33
[173]Louis
いつの間に!!だいぶ進んでるよ(・o・)!
しかも最終章突入!!こんなに応援してきた小説がもうすぐ終わりかぁ~。。
感動的だね~(*^_^*)
ミアナちゃんは、家族から愛されていないと思っていたんだよね。でもちゃんとハッピーエンドになっているしよかったぁ~(^^♪
2010/03/20 20:06
[174]sana
すごい!inaさんの作品で、
これが一番感動しました!
ルークやさしい過ぎますね。
お兄ちゃんか・・・・(ぇ
2010/03/22 10:32