[1]ボリス
【堅物刑事と貴婦人】
初めまして、ボリスです。拙い文章ですが、楽しんで頂けたら幸いです。
2010/02/02 21:43
[223]茜星
消えた…。
どこへ行ったんだ?
2010/04/07 11:49
[224]のーた
あ~やはり消えてしまいましたか・・・(お黙り)
うん、黙って見ます☆(笑)
2010/04/07 11:53
[225]チーズ探偵
あの少年はやっぱり…言わないでおこう。
2010/04/07 15:42
[226]ボリス
>>town
彼は無事に(?)元の世界に戻ったようです……伝えたかった事は、ご想像にお任せします(笑)
>>茜星
彼は違う場所から来た迷子かな……?
>>のーた
お約束だったかな?彼の正体は薄々感づいていると思うけど……(笑)
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「―――…アメリーさんは、あの少年の事はどうお考えですか?」
長い沈黙の後、私は彼女の考えを聞く事にした。
「あの子が私を救ってくれたように思えて……そうでなければ私………貴方に逢う事すら出来なかったと思います」
「―――あの子が何者かは別として、感謝しなければなりませんね?」
「そうですわね……チェルミーさん」
彼女が無事で良かったと私は心の底から思った。
2010/04/07 15:48
[227]town
たしかにそうだよね~!
2010/04/07 16:38
[228]ボリス
>>チーズ探偵
想像通りだよ?番外編で書けたらいいなぁ……
>>town
本当だよね~チェルミーと少年が来なかったら………想像したくないよ(汗)
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「アメリーさん、遅くなりましたが、お話があります。」
実際、このタイミングで喋っていいか迷った。
「どうしたんですか?改まって……」
私は内ポケットから、彼女に渡す筈だったモノを取り出して、
「私は、貴女を幸せにする事は出来ないかもしれません。寧ろ、苦労ばかりかけると思います。―――…それでも私の側にいてくれると言うなら………この指輪を受け取ってくれますか?」
―――言ってしまった。でも、後悔はしていない。
彼女の答えは簡素なものだった。
2010/04/07 17:53
[229]のーた
だ、黙ってみておこう・・・ドキドキ・・・
2010/04/08 15:26
[230]ボリス
>>のーた
いつもドキドキさせてごめんね~(^-^)
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―――彼女は小さく頷き、
「チェルミーさん、指輪をはめてくださるかしら?」
「…………!!!―――…後悔はしませんか?」
―――てっきり断られるかと思っていた。
「後悔なんてしませんわ……他でもない貴方ですもの……」
―――私は、指輪を彼女の左手の薬指へ移動させる。
「―――……結婚して下さい」
私は、アメリーさんを抱きしめて言った。
2010/04/08 18:02
[231]ボリス
第9話~結婚~
……遂にこの日が来てしまった。
ネクタイを締めている時に、ノックがした。
「チェルミー、入ってもいいか?」
――聞き覚えのある友の声。
「グロスキー達か……」
「他に誰が居るんだ?」
「チェルミー、結婚おめでとう……」
「ありがとう、コーギー、グロスキー……」
「おぅ。チェルミーも結婚かぁ~」
「グロスキーの方こそどうなんだよ?」
「ん~内緒?」
「グロスキーはねぇ……「コーギー、何を言うつもりだっ」
グロスキーはコーギーの言葉を遮る。
結婚してもこの空間は同じような気がする。
―――暫くして彼らは、
「なぁ、ちょっと花嫁さんの所に行ってみないか?」
「チェルミー、行くよ?」
「……ドコに行く気だよ!?」
半ば引きずられる様に控え室から出た。
**********
「良く似合ってるわ、アメリー……」
ロザリーは、アメリーの花嫁衣装の着付けを手伝いながら言う。
「お姉様……私っ……」
「泣いちゃダメよ?せっかくのお化粧が落ちるでしょう?」
―――何も知らない花嫁達が支度を整えていると、
「……グロスキー押すなって」
「ご対面~」
ドアがバンっと開かれそのまま押される。
「貴方達っ………さっさと出てお行きなさい」
………私達はロザリーさんに、文字通り叩き出されました。
少しだけ彼女の姿を見ることが出来た。
―――一瞬、時が止まっような気がした。
2010/04/08 19:02
[232]ボリス
純白のウェディングドレスが彼女を更に美しく可憐にさせている様にも見えた。
「あっ………」
――私はすぐに現実に引き戻された。
「どうだった?」
「やっぱり綺麗だったんだよな?」
「………お前ら、それなりの覚悟は出来てんだろうな?」
「「二度としません……」」
「二度目があってたまるかぁあ」
結婚式の前に無駄な体力を使ってしまった。
***********
「……ったく結婚式の前に疲れさせるなよ」
ぶつぶつと言いながら控え室に戻ると、
「大分疲れているようだね?」
慌てて背筋を伸ばす。
「――お養父さん」
アメリーさんの父、アレンさんがにこやかに座っていました。
「チェルミー君、私の娘、……アメリーを宜しく頼みます」
「はい」
―――……アレンさんはゆっくりと立ち上がり、握りこぶしをつくる。
「娘を泣かすような事だけは絶対にしないでくれ……」
「約束します」
「約束、ですよ?」
頬に鈍い痛みが走る。
――お養父さん、二度も殴らなくても良いじゃないですか…。
―――こうして、私達の結婚式は幕をあげたのだった。
2010/04/08 21:24