[1]ウィザー
【レイトン教授と魔女の涙】
遂に、2作目を始めることができました!
前作よりも長編になる予定であります。
1作目より、行動範囲を広げようかと・・・・・・。
2作目も、よろしくお願いします!!
2010/01/30 20:39
[172]ウィザー
~Louis~
またまた、頑張って読んでくれて、ありがとうです!
イヴ、一番年下&女の子だから、3人よりも強いのかもしれません…。
イ「イヴ、強くない」
ル「いや。力とか、そういう問題じゃないと思うよ」
イ「何で強い?」
カ「口!! 言葉に決まってるじゃないか!!」
~紐子~
まじですか!? イヴさん、いる!?
いえいえ、こっちは生意気で可愛くないですよっ!!
イ「ほら、くだらない言い争いだった」
ル「く、くだらないっていうのは酷いよ」
イ「なら、しょうもない」
カ「イヴ。あれは僕らにとっては、テストに出る単語並に大切なものだったんだよ」
イ「……理解不能」
2010/03/02 21:04
[173]town[元twon]
カールさん詳しすぎ...(そりゃそうだ!)
2010/03/03 00:17
[174]ウィザー
~town~
カール、確かに詳しすぎですねぇ。
語り部というよりも、この伝説だけに興味があるような気が……。
レ「彼の集中力と好奇心は素晴らしい。それをぜひ、今回のレポートで発揮してほしいね」
カ「ガンバってみます! まぁ、今回は強力な協力者がいますし」
イ「イヴ、手伝わないからね」
カ「い、言うと思ったよ……」
2010/03/03 17:08
[175]ウィザー
今日で、二階を回りきってもらわないと……。
【続き】
まず、僕達は二階の絵画を見て回ることにした。
二階は、錬金術師の階。
さすが、そういうだけはある。本当に、錬金術師の絵ばっかりだ。
何かか壷を手に、本を読んでいる父親錬金術師。
本をたくさん読みながら、試験管のような筒を見ている兄錬金術師。
よく分からない歯車を手に、ひらめいたと言わんばかりに口を大きく開けている父親錬金術師と、それを眺めている兄錬金術師。
粉を振りまく兄錬金術師と、マントを大きくたなびかせて、それを見守っている父親錬金術師。
父親錬金術師と兄錬金術師の微笑んでいるもの。
机の上に横たわっている人を見て、なにやら真剣な表情で語り合っている2人。
若い女性を中央に並んで微笑んでいる2人。
床に描かれた魔法陣を指差し、何かを話し合っている2人。
絵画は、これだけだ。
どれも、錬金術師が必ず描かれている。
紫色のマントを着た父親錬金術師と、紺色のマントを着た兄錬金術師。
兄錬金術師は、本当に顔立ちのよい男性だった。
肩まで伸びている金髪は、父親錬金術師の長い白髪よりも目立っていて、蜂蜜のような輝きを持っている。
イヴの髪よりも、美しい色だ。
レイトン先生が、ほう、と言う。
「素晴らしい絵だ。描かれたのは、おそらく100年から200年前だろうね」
僕は、そんなことは全く分からなかった。
いつの間にか姿を消していたカールさんが、ひょっこりとレイトン先生の前に現れた。
「教授。言われたとおり探しましたけど、この階には一つもありませんでした」
「そうか。ありがとう、カール」
「いえいえ。
でも、3階はありそうです。二階から見えましたし。一階も天使とか女神風のものが」
「なるほど」
カールさんが、珍しく真剣な表情で話している。
それにしても、何があって何が無かったのだろう?
僕の周りには、ハテナマークが飛び交っている。
「先生。何の話ですか?」
「ん? まぁ、いろいろとね」
レイトン先生は言葉を上手く濁して、なにも教えてくれなかった。
イヴもレイトン先生に教えてくれるよう頼むけど、やんわりと拒否されている。
レイトン先生は、子ども達の教えて欲しいという視線をかわしきって言った。
「さぁ。次は部屋に入ろうか」
僕達はまず、本ばっかりの部屋に入った。
イヴが言う。
「ここは、錬金術師達の読書部屋兼調べ物の部屋」
本は、様々だ。
歴史書もあれば、化学の本もある。医療の本、小説、詩集、絵本……。
本当に、色々なジャンルのものがある。
それも、かなり古いものだ。
本は全て黄ばんでいるうえに、ページは糊が利いたように硬い。
カールさんが、手に取った本を抱きしめる。
「これ! すごいよ、錬金術師のメモなんだって!」
「本当ですか!?」
「もちろん!」
「カールさん。それには、なんて書いてありますか?」
「それがねぇ。錬金術師の字が汚くて、全く読めないんだ……」
な、なんということだ!!
最大のヒントともなりうる物が見つかったのに、字が汚くて読めないなんて!
はあぁぁと、長いため息が出る。
それを聞いて、レイトン先生は苦笑した。
「違うよ、カール。
それは、汚く書いたのではなくて、自分達にしか読めないよう、書かれているんだ」
「そ、そうなんですか!? じゃあ、解読も可能ってことですよね」
確かに、そう言うことになる。どうにかして解読法を見つければ。
まだ、望みはある!
しかし、レイトン先生は首を横に振った。
「それは無理だ。
この字は、書いたものしか分からないように書かれているはずだ。暗号レベルじゃない」
「そ、そんなぁぁ~」
「よく考えてごらん。
新聞記者の中にも、自分しか読めないようなメモを取る人がいるんだから、それと同じだよ。
それほど、それには大切なことが書かれていたのだろうね」
大きな宝を、僕らは諦めることになった。
レイトン先生によると、この部屋の大半を占める本は、医療系の本と機械の本。
なんだか、僕の抱いているイメージと違った。呪文書や錬金についての本が多いかと思っていたのに。
時間がもったいないと、イヴに促され、次は父親錬金術師の部屋へ。
この部屋は、いたって普通の部屋だった。
生活に必要なものしか、置いていない。
実は、兄錬金術師の部屋も同様。
「この2人は、自分の部屋にいることが少なかったんだって。だから、何も良いものは無い」
きっぱりと言うイヴ。
それを、早く言って欲しかった。
他の部屋は、休憩の間。これは、美しい庭を眺められる部屋。
他は、いろんな楽器がある音楽の間。
それ以外は、みな空き部屋。
とっても、情報が少なかったような気がする。
「先生。なんだか、あんまり良い情報は見つかりませんでしたね」
「そうかい? いくつか、見つかったけれど?」
レイトン先生は、平然としてそう言った。
「えっ。本当ですか!?」
「あぁ。本ばかりの部屋でね」
「そうだったんですか? 知りたいです!」
駄目もとで頼んでみたのだが、やっぱり苦笑されてしまって、教えてもらえなかった。
「1階と3階を全て回り終えた時に、ちゃんと教えるよ」
笑顔で言うレイトン先生。
それまで、僕は我慢していないといけないのか……。
2010/03/03 17:52
[176]lemon
なにっ、本ばっかりの部屋!? 行きたい行きたい入りたい! 本好きの私には夢のような場所じゃないか!
先生、そこは教えて欲しいポイントだよ……更新頑張ってね[s:0062]
2010/03/03 23:13
[177]ウィザー
~lemon~
本ばかりの部屋、憧れるよねぇ。
図書館でもテンション上がるけど、図書館じゃない本ばかりの部屋というのにも憧れます!
レイトン教授は、大抵タメを作る人のような気がする……。
レ「今回は、ちょっとした情報しか手に入っていないから、そんな良いことではないよ」
ル「それでも教えて欲しいんです!」
レ「大丈夫、しっかりと教えるよ」
イ「それ、全て謎解きが終わった時に皆がわかる感じのもの?」
レ「う、うーん……」
2010/03/04 17:00
[178]town[元twon]
自分の字が解読できない....(自分が書いたのに...)
2010/03/04 17:24
[179]ウィザー
今回は、3階には上りませんが、いろいろと頑張らないと……。
【続き】
僕達は、3階へと繋がる階段を目指して、歩き出した。
カールさんが、イヴに訊く。
「イヴ。ロザリーさんって、いくつなんだい?」
「ロザリーさま、何歳? 25歳」
「に、25!? 僕と同じぐらいか、それより一つ年上ぐらいかと思ってたよ!」
僕も、それには驚いた。
まだ少女らしさの残る奇麗な人だと思っていたけど、思った以上に大人なのか。
レイトン先生が苦笑する。
「カール。女性の年齢は訊くものじゃないよ。英国……」
「僕は、英国紳士じゃないんで大丈夫ですよぉ~」
レイトン先生が言いかけているというのに、カールさんはそれを笑顔で制した。
な、何と言う技を持っているんだ……。
ちょんちょんと、僕はレイトン先生を突付いた。
「先生。ロザリーさんって、どことなくジェニスさんを思い出させませんか?」
「……あぁ。そう言われてみれば、確かにね。顔立ちが似たような感じだね」
「なんとなく、ですけどね。ロザリーさんには、ジェニスさんのような美しさはないけど、神秘的な方ですよね」
ずっと、僕はそう思っていたんだ。
正直に言ってしまうと、ジェニスさんの方が美しい女性だ。
ロザリーさんも美しいんだけれども、ジェニスさんと違って、目に輝きが無い。
そこが、大きく違うのだ。
ロザリーさん、目に輝きが無いというか、力が無い。
ひょっこりと、突然カールさんが現れた。
「ロザリーさんはオッドアイだよ。知ってた?」
「え、えぇっ!?」
オ、オッドアイ!? そんな風には見えなかったぞ?
カールさんは、だろうというように少し、悩んでいるような顔をした。
「それに気付くのには、かなり時間がかかったよ。
ほら、ロザリーさん、緑色の目をしているだろう?」
「はい。茶髪とよく似合ってました」
「そうそう! 本当に! っていうのは置いといて……。
右目は、エメラルドみたいにキレイなのに、左目はただの緑色のガラス玉みたいなんだ。よく見ると、かなり色が違った」
そこまで、ロザリーさんのことは見ていなかった。
もしかしたら、カールさんだったからこそ、それに気付いたのかもしれない。
レイトン先生が、カールさんの話に興味を示した。
「ふむ。緑色だけれど緑色の中でも色は違う……。どういうことだろうか……」
次、ロザリーさんと会ったら、確かめてみようっと。
忘れていたんだけれど、イヴは全く興味なさそうに僕らを観察していた。
やっぱり、イヴにも僕らの話についていけないところがあるのか。
「ヘル! ヘルじゃないか!!」
少し離れたところから、ゴヴァン町長の声がした。
ゴヴァン町長は、どうやら僕らに言っているようだ。
けれど、ヘルという人は、誰もいない。
ゴヴァン町長が小走りでやって来る。
走るたびに、顎の脂肪やお腹の脂肪が暴れている。
息を切れさせつつ、ゴヴァン町長がイヴの肩に手を置いた。
「ヘル、どこに行っていたんだ! 探したんだぞ」
勝手にヘル扱いされているイヴは、きょとんとしていた。
「イヴ、イヴです。ヘルなんかじゃない」
「何を言って……、あっ!」
ゴヴァン町長は、はっと我に返ったように、イヴの肩から手を離した。
「そ、そうか……。君は、イヴだったね……」
ゴヴァン町長は、悲しそうに肩を落とした。
「イヴはイヴ。ヘル、誰?」
「ヘルか。
ヘルは、私の可愛いい孫娘なんだ。つい最近、病気で私より早く、逝ってしまった孫だ。
どうやら、私も目がおかしくなってきたらしい。
もう逝ってしまった孫とそっくりな子を、孫と見間違えてしまうなんて」
ふっと、ゴヴァン町長は笑みを浮かべ、イヴの頭を撫でた。
「すまないね。間違ってしまって」
ゴヴァン町長は、気を取り直して、僕らに訊いた。
「どうですかな? 順調ですか?」
「まぁまぁですね」
カールさんが、適当に返事を返す。
ゴヴァン町長は、そうですかと微笑んだ。
「それでは、頑張ってください。あと1時間ほどしたら、夕食の時間ですからね」
それだけを言うと、ゴヴァン町長は僕らに背を向け、一階へと降りていった。
レイトン先生はぽつりと言った。
「気の毒に……。幼いお孫さんを亡くしていたんだね」
「なんだか、寂しそうでしたね」
しかし、カールさんは……。
「そうですかぁ? なんだか、大袈裟に見えましたけどね」
なんて、言っている。
「カールさん!」
「あ、ご、ごめんごめん。でも、なんだかやけにわざとらしく見えて……」
少しだけ、僕は驚いていた。
超直情型のカールさんが、話を聞きつつ冷静に、話している人の様子を観察できるなんて……。
カールさんは、自分を軽く叩いて笑った。
「まぁ。僕の見間違いって言うか、捉え間違いかもしれないけどね」
2010/03/04 17:51
[180]ウィザー
~town~
確かに、発音に困るかもしれないけど、文字だから大丈夫だよ!
2010/03/04 17:52
[181]桔梗
ロザリーさん、オッドアイだったんだ!
更新がんばれ!
2010/03/04 18:08