[1]ウィザー
【レイトン教授と魔女の涙】
遂に、2作目を始めることができました!
前作よりも長編になる予定であります。
1作目より、行動範囲を広げようかと・・・・・・。
2作目も、よろしくお願いします!!
2010/01/30 20:39
[332]ゆうん
えぇ!?
ルーク見損なったよ!!
ゆうんだったらクッキ食べてから行くもん(笑
2010/03/29 11:49
[333]ウィザー
もう、後半の中盤に突入しています!
皆さん、見捨てないで下さいね~(笑)
【続き】
「ねぇ、ルーク君」
「なんですか? カールさん」
「この世はさ、実は都合の良いものなのかもしれないね」
「そうですね。確かに、都合が良すぎていますね」
「あと、突っ込ませていただくと、今日は4日目だよ」
「な、なんでそんなことを?」
「さっき個室で、君は 開始からもう3日目と呟いていたよ」
「良く考えると、ピンチですね。今日をあわせてあと2日しかない」
僕とカールさんは、無理に声を上げて笑った。
なぜ、こんなくだらない会話をしているのか。
それは、予想外というよりも、考えてもいなかった事態を目の当たりにしたからだ。
……よし、冷静になろう。
今、僕達は魔女の所有する3階にいる。
詳しく言うならば、そこの廊下。
そこで、石像を調べようとしていたんだ。
そこで、僕達が最初に目にしたのは、口元に手をやり咳をしている女性の石像の足元に転がっている、ルビー。
そう、間違いなく真っ赤なルビー。
さらに、胸を押さえて苦しそうにしている女性の石像の足元には、サファイア。
そう、間違いなく真っ青なサファイア。
さらに、切羽詰った表情をしている女性の石像の足元には、ダイアモンド。
そう、間違いなく透明の、ダイアモンド。
こんな価値のあるものが、廊下に転がっていていいのだろうか?
もちろん、よくないに決まっている。
「魔女の体液は美しき石。
吐血したように思われたが、魔女はルビーを口から吐いた。
涙を流したように思われたが、魔女はサファイアを流した。
冷や汗を流したように思われたが、魔女はダイアモンドを流した」
カールさんは、低い声で呟いた。
カールさんは、ポケットからハンカチを取り出し、慎重に、廊下に転がる宝石を拾い上げた。
「これは、教授に見せないと!」
「カールさん。
この宝石たちが、伝説どおりの展開のものなら……。
もしかしたら奇跡を起こす時の魔女の石像に、なんか仕掛けがあって、そこに黄金の涙があるかも知れませんよ!?」
なんて幸運なんだろう!
まるで、誰かに仕組まれたように、素晴らしすぎる展開だ!
カールさんは、顔を赤らめながらうなずいた。
「そうに違いないよ!
だとしたら、手を合わせて祈ってる魔女の石像を調べないと!」
本当に、僕達はついているのかも知れない!
2010/03/29 12:06
[334]ウィザー
~town~
まさかの4枚です。
何味かは、カールしか分かりません。
カ「ルーク君も、どう?」
ル「頂きます!」
カ「あぁ、それ、言っとくけどドクダミ味」
ル「っ!?」
カ「ははははは! 嘘だよ、うーそ!」
~ゆうん~
急いでるのは分かるけど、4枚食べるぐらいの時間はあげてもいいですよねぇ!?
ル「カールさん! 本当に急いでくださいってばぁ!」
カ「分かってるよ。でも、あの4枚のクッキーが湿気ってしまうと思うと……、彼らが可愛そうで可愛そうで……」
ル「なんでクッキーに同情してるんですか!!」
カ「ルーク君。こういう心も大事なんだよ」
2010/03/29 12:11
[335]town
後半なんだ~! いよいよクライマックスかな?
黄金かぁ~! その内プラチナとかでるのかな。(それはない!)
2010/03/29 16:06
[336]ウィザー
~town~
プ、プラチナがあったか!!(軽くショック)
そ、それもあったではないか……。
後半に入りました!
どうにか、ちゃんと終わらせたいです。
カ「プラチナ!?」
ル「カールさん。目が輝いていますよ」
イ「どうせ、良からぬ事を考えてる」
カ「ち、違うよ! プラチナは、僕の誕生石だから、そのっ……」
ル「プラチナは、誕生石じゃないですよ」
2010/03/29 18:40
[337]ウィザー
さて、参加者達も魔女を自分なりに見つけたようです。
【続き】
石像を、僕とカールさんは調べて回った。
怪しいところは一つも無い。
見たところでは。
次は、本当はやってはいけないのだろうけれど、石像の大移動。
ここは、カールさんに頑張っていただいた。
「ぬおおぉぉぉっ!」
「カールさん。手伝いましょうか?」
「いやっ! 大丈夫!」
「そう言っているわりには、時間が予想以上にかかっていますよ?」
「それは気のせいだと思うよ。君が見ている時計が早いんだよ」
「多分コレ、電波時計です」
「電波も疲れたから、怠けてるんだよ!」
本当に、カールさんの頭の中を覗いてみたい。
カールさんは、大きく息を切らしながら、予想以上の時間をかけて、石像をどかした。
「やっぱりねぇ!」
カールさんは、汗を拭いながら、得意げに微笑んだ。
カールさんがどかした石像は、さっき宝石が転がっていた三つの石像。
石像があったところには、突起がはえていた。
置かれていたのではない。
これはどう見ても、はえている……。
「おそらく、石像のカラクリはこの突起だ」
カールさんがどけた時、石像から宝石が一つ、落ちてきたのだ。
間違いない。この突起から石像が離れると、こうなる仕組みだったんだ。
こうなれば、手を合わせて祈っている魔女の石像も、同じだろう!
「んーーっ!!」
「な、何しているんだい。ルーク君」
「う、動かしてるんですっ!」
「言っちゃあ悪いけど、3cmぐらいしか動いてないよ」
結局、これもカールさんに動かしてもらった。
予想以上に、石像が重かったのだ。
この石像があったところには、突起など無かった。
その代わり、石像で見えなかった壁に、怪しい小さな扉を見つけた。
「これ、でしょうか?」
「分からないけど、ともかく入ってみよう」
カールさんは、出来るだけ石像でこの扉を隠した。
その間、僕は扉を開ける。
ドキドキする。先は、真っ暗だ!
カールさんが、ポケットから小型懐中電灯を出す。
「よーし!」
「準備がいいですね! さすがです!」
「いやぁ。いつ、停電するか分からないから、いつも持ち歩いてるんだよ」
カールさんが、懐中電灯で扉を照らす。
「中は、緩やかな滑り台式だ」
「滑り台!?」
なんて、素晴らしい道なんだ!
つまり、この扉は、地下に繋がっていると言うことになる。
カールさんが、扉に体を入れる。
「安全のために、僕が先に入るよ。
ルーク君。スピードは出しすぎないでね」
「はい!」
カールさんは、口に懐中電灯をくわえると、ゆっくりと扉の中へと消えていった。
僕も、扉に足をかける。
そして、一回大きく深呼吸をし、思いっきり扉の中へと滑り込んだ。
この道に、殺人カラクリがないことを祈ろう。
2010/03/29 18:59
[338]ウィザー
こんな楽しいカラクリ、あったんですねぇ。
本当に楽しいのか、分からないけれど……。
【続き】
多分、この滑り台は、長年使われていないんだろう!
くもの巣はある。なにか分からぬ虫の屍骸がある。ほこりが舞う。
なっ、なんて、楽しい……ん、だろ……う……。
無理矢理、そう自分に言い聞かせるが、限界に近かった。
こんな滑り台には、滑りたくない!
「ルークくーん! 大丈夫ー?」
下の方から、カールさんの声がする。
「はーい!」
声だけ、元気に返しておく。
滑り台は、そう長くなかった。
けれど、少しずつ、スピードが上がっている。
なんだか、嫌な予感がする……。
「おわっ!?」
ついに、カールさんに激突してしまった。
「わ、ごめんなさい!」
「いや、大丈夫だよ。それにしても、何でかな。どんどん、滑るスピードが速くなってる」
カールさんが呟いたときだった。
「カール君! 止まって!!」
どこからか、ヨアンさんの声がした。
「え゛っ……。い、今の声、空耳!?」
カールさんが、真っ青になる。
「ぼ、僕も聞こえました! そ、それも近くから……」
ど、どういうことなんだ!?
そう、考えているのもつかの間だった。
「止まれっていってんだろ!!」
「うわあぁぁっ!?」
何者かに、首根っこを掴まれた。
がくんと体が前に行き、首が締まる。
「カール君! 止まってください!」
「うわっと!」
カールさんは、自分で自分を止めた。
「お前らは死ぬ気か」
あきれたような、怒っているような低い声は……。
「グ、グランドさんっ!?」
僕を止めたのは、グランドさんだった。
グランドさんは、そのまま、片腕で僕を持ち上げた。
そして、ゆっくりと地面に立たせてくれる。
「ヨアンとかいう奴が見つけてくれて良かったな。
あと少しで、体中に穴が開いてたぞ」
全く、意味が分からない。
カールさんも、ヨアンさんの手を借りて、滑り台から脱出した。
「良かったですね。あと少しで、帰らぬ人となっていましたよ」
「はい……?」
「あれを」
ヨアンさんは、滑り台がちょうどきれるところを、手で示した。
その先には、何も無い。
いや、下を見てみると、無数の、大きい件や槍が5メートル下で待ち構えていた。
そうか。滑り台のスピードが上がったのは、下の殺人物に気付かれる前に、この下に落とすため……。
このせいだろうか。
下で待ち構える武器たちは、赤黒い。
「あと少しで、俺も死んでたところだった」
グランドさんも、ヨアンさんに助けられたらしい。
「ともかく、無事でよかったです」
そう、さわやかに微笑むヨアンさん。
もし、この人がここにいなかったら、僕達は、人間の串刺しになっていた……。
もし、ヨアンさんに見捨てられていたら……。
そう考えるだけで、恐ろしい!
あぁ。ヨアンさんが、こういう人でよかった!
「ちっ。また余計なのが増えちまった」
グランドさんは、不満そうに舌打ちをした。
けれど、グランドさんだって、僕を見殺しにすることもできたんだ。
本当に余計なものだと思うなら、僕を助けていなかったはず。
なんだかんだ言って、グランドさんもいい人じゃないか。
「ありがとうございます、グランドさん!」
満面の笑みでそう言うと、グランドさんは、
「うるせぇ!」
と、そっぽを向いてしまった。
2010/03/29 19:22
[339]Louis
なかなかこれなくてごめんね;;
だいぶ進んでますねぇ(*^^)v
頑張ってね☆
でわまたv
2010/03/29 20:24
[340]lemon
グランドさん……意外と優しいんですね…………うう、グランドさぁん……泣けてきますよ、あなたの過去は……[s:0366]
ファ「そうそう、僕も孤児院育ちです。親の顔を知らないので。
じゃ、僕はセシリーさんに弟子入りして来ます!」
ク「おい……」
ファ「あだ名付けて貰ったの、初めてなんです。
なんならクエルス、イヴちゃんのお世話してみれば?」
ク「どっから話せばそんな話になるんだよ!?」
イヴの世話は大変かも……やはりロザリーさんに任せたほうが無難ですね。
ちなみに、ルークの包囲磁針が使えない、という辺りから砂鉄(最初、鉄粉かと思ってました。あまり変わらないけど)が怪しいなぁと……
2010/03/29 20:54
[341]town
カラクリが....怖い....
ルークもカールさんも無事でよかった。
グランドさん顔真っ赤なんだろうな...(照れ隠し?!)
2010/03/30 12:29