[1]さくら
【変わらぬものは】
お久ぶりです。(誰も知らないだろうけど;)
2作目を書きたくなったので書きに来ちゃいました。^^
以前「最後のロンドン」という作品を書いていたので、よかったら探してみてください。
駄文かもしれませんが読んでください!
同じような小説がもしあっても、パクリではありません。
一読の後、感想を頂けると嬉しいです…。
2010/01/28 22:52
[17]未玖
はじめまして
未玖です
前作も読みました
お上手ですね
更新がんばってください
2010/01/31 16:14
[18]さくら
紐子さん
教授はクレアのことになるとまるで駄目な人だったらいいと思う。……っていう妄想です(笑)
遜さん
はじめまして。ありがとうございます^^
いやいや……おこがましいお言葉で;
とても嬉しいです。絶対頑張ってちゃんと完結させます!
未玖さん
はじめまして!前作も読んでくださったんですか!ありがとうございます^^頑張ります!
2010/02/01 01:52
[19]紐子
ああ…それいいね☆
初々しいぞっ!エルシャール!
2010/02/01 20:02
[20]さくら
第三章「君と同じ場所へ」
「いらっしゃい。ふふふ。お客さんなんて久しぶりだねぇ」
街が動き出した午前のポルトウィーン、ミッドレント通り三番街、路地裏の小さな時計店。
心地の良いやわらかな振り子の音が、幾重にも重なる不思議な場所。
「いきなり失礼します。このような手紙が届いて、この時計店に来るように言われたのですが、何かご存じありませんか?」
「ふふふ。手紙ですって?どれどれ見せてごらんなさい」
怪しげな笑顔を浮かべたまま、ご婦人は手紙を確認する。
読み終わったであろう頃にもう一度ふふっと笑って、手紙にむかって小さく頷いた。
「この手紙を出した人物に、心当たりはありませんか?」
「それは分からないけれど…あなたレイトン先生なのかい?」
私の顔をまじまじと覗き込んで言った。「はい」と返事をしようと思ったときに、ルークが話し出した。
「先生を知っているんですか?」
ほんの少し嬉しそうなルークの表情。私はなんとなく勘付いたが、婦人は新聞で私のことを知っていてくれたらしい。
私を「さすがだ」と目を輝かせて言うルーク。
こんな待遇をうける私を見て、君はなんて思うのか…きっと嬉しそうに笑うんだろう。
時が流れると人間は変わるね。今の私なら、もう少し君に幸せな時間をあげられたかも知れない。
告白の状況だって考えるし、君の笑顔にも照れずに紳士的な対応ができたし、プレゼントだってもっといいものをあげた。
あの頃の私の反省点を挙げたらキリがないけれど…
それでも君がどんな状況でも笑っていてくれたから
勝手に幸せにした気になってたよ。
「そうそう、その手紙だけどねぇ、おじいさんなら何か知っているかもしれないよ」
------○-------
努力が実ったか、運が良かったか…何にせよ怖いくらいに最近の僕は上手くいっている。
先日の調査で発見した遺跡の発表が、各学会で高い評価を得ることが出来た。その中の一つからお声がかかり…
簡単に言えば、僕は念願の考古学者になることが出来たんだ。
「おめでとう。レイトン」
僕にタイムマシンの研究に参加するように頼んできた、あの友人だ。
「あぁ、モーガン」
「やっぱりお前は早かったな。相当頑張ってたし。お祝いに今度なんかおごるよ」
「ありがとう。珍しいね、君がそんなサービス」
「ははっ、そうだろ?ありがたく貰っとけ」
周りの人からの祝福が温かくて嬉しかった。ただ、まだ完全には満たされない。
「……彼女には報告したのか?」
またお得意のにやにや顔で、彼が言う。
思わず、僕の表情が変わる。
「…これから行くんだよ。じゃあ」
照れた顔をモーガンに見られないように、振り返って早歩きで彼から離れた。
僕の背中に向かって、笑い混じりで彼が叫ぶ。
「俺に感謝しろよー!」
かるく右腕をあげて足早にその場を去った。
早く彼女に会って伝えたい。
研究は今日は休みだから研究所には居ない。僕が建物内のいたるところを探しまわっていると、
「エルシャール!」
以前までとは呼び方の違う、無邪気な明るい声。二階の廊下から僕を見る、楽しそうな顔。
「クレア!」
僕の恋人。
-------
「なんだ、知ってたのか。報告をしようと思ったのに」
「ふふ。もう大学中の噂よ。本当におめでとう、エルシャール。目標達成ね!」
自分のことのように嬉しそうに笑う君を、ちゃんと見ることにまだ馴れない。
「あぁ、とりあえずね。次の目標はこの大学の教授だ。頑張るよ」
「えぇ!もう次の目標?無理しないでって言ってるのに…」
「無理なんてしてないさ。」
「……ふふふっ。あなたらしい。私も頑張らなくっちゃ!」
「君の方こそ無理してないかい?今日だって、久々の休みなんだろう?」
「私は大丈夫よ。だって楽しくて仕方ないんだもの。タイムマシンなんて夢のある研究、生きてる間に出来る人なんてそうそういないでしょ?」
「…そうか。君らしいね。でも…」
「でも?」
「その実験って…危険じゃないのかい?」
「え?」
僕には前から気がかりだった。大がかりな装置に流れる電流、いつかは人を使う実験、未知の時空を旅する事実。
「すまない…君が一生懸命やっていることなのに…でも、心配で…分かるだろう…?」
下をむいたまましばらく黙っていると、クレアは僕の頬にそっと手を当てた。相変わらず、細くて温かい。
顔をあげると、とても優しい笑顔をして、たった一言、僕に言った。
「……大好きよ。エルシャール」
「…クレア…」
頬の手に、そっと自分の手を重ねた。
ただただ、温かさだけを心に感じていた。
君が言った言葉の意味も、よく分からないままに……。
-----○-------
店内をしばらく見ていると、ドアを開く音がした。店の亭主が帰ってきたのだ。
「おじいさん、こちらはレイトン先生だよ。なんでも、この時計店に用があるんだそうだよ」
「なに?レイトン先生かね」
亭主は困っていた。私が来たら動かすはずだった時計が動かない、と。
「あの大時計ですか」
店に入ったときに真っ先に目にとまった見事な大時計。これと未来のロンドンと、いったい何の関係があるというのか。
亭主の代わりに私は時計の修理をした。
しかし、あまりにも簡単な作業。いくらご年配とはいえ、専門家がこれくらいの修理もできないものなのか…?
妙な違和感を抱えたまま、作業を終えた。
「おぉこれで時計が動くぞ。さっそく動かしてやろう」
亭主と婦人は時計の周りに付き、操作を始めた。
「見ておれ!」
大きなレバーを下げる。
その後、大きな振動と鐘の音と共に
物語が始まった。
2010/02/02 02:31
[21]さくら
・レイトン教授のカッコの表示かえました!
紐子さん
上手く描写できてて安心しましたー;
2010/02/02 02:35
[22]紐子
へ?
なんか変わってた?
ゴメン、きずいてません。
あと、タメ&呼び捨てでいきたいんだけど、
おkですかー?
2010/02/02 18:34
[23]さくら
はーい、いいよ(^^)v
2010/02/03 21:45
[24]さくら
第四章「君へ贈る」
「先生!変ですよ。ここもさっきまでと景色が違っています!」
どんよりした雲の色。錆びた鉄と油のにおい。
あるはずのない酒場。五年後に止まったバス停。
そして、私を恐れている人々。
「うむ…いったい何が起きたのだろう?」
さっきまで居た時計店からは閉め出された。ただの勘だが…私たちは上手いことここにおびき寄せられた気がする…罠にはめられたか…?
とにかく、今はあたりを調べるしかない。
私とルークが通りを抜けたとき、一人の男性が声をかけてきた。
「その帽子をかぶっているということは、おまえがレイトン教授だな」
-------○-------
息を大きく吸って、吐いて、意気込んで足を前に出す。思いとどまって、引っ込める。そしてため息。
さっきからこの繰り返し。それもレストランの前で。何度通行人に妙な目で見られたか。
(…クレアとの食事なんていつものことじゃないか…大丈夫だ。落ち着いて…)
しかし、いつもとは勝手が違う。クレアと付き合ってちょうど2年目の今日、戸惑ってしまうほどの決心が、一つあるのだ。
いつもより少し高いレストランの扉を開けようか開けまいか、かれこれ5分ちかくオドオドしている。早くしないと、約束の時間を過ぎてしまう…そもそも、彼女をいつまでも待たせてるなんて失礼な話だ。
(…よし…行こう!)
分厚いドアを開けると、賑やかな客の話声が漏れた。店員が丁寧に、私を迎える。
クレアは、奥の席で、僕に小さく手を振っている。
「こっちよ、エルシャール!」
---------
色とりどりの前菜たちが、目の前に並べられていく。目の前の彼女は楽しそうにそれを見つめている。
「おいしそう。私、ここは一度来てみたいと思ってたのよ」
「…そうだったのか。よかった」
もちろん知ってるさ。だからここにしたんだ。
「じゃあ、いただきましょうか」
「あ、ちょっとまってくれ、クレア」
「ん?」
「……これを…」
僕が差し出したのは、小さなプレゼント用の箱。彼女はまだキョトンとした顔をしている。
「せっかく今日は記念日だから…その…」
「プレゼント?」
「…あぁ」
僕の返事に微笑んだ後、彼女は箱を受け取った。
「開けてみてもいい?」
「あぁ、いいよ」
ゆっくりとリボンをほどいて、箱が傷つかないように優しく開いた。中には、ペンダントタイプの懐中時計。
それを手に取った彼女は一層声を明るくした。
「わぁ~素敵~」
その反応に、一気に安堵する。
「気に入ってくれたかい?」
「えぇ、こういうの欲しかったの」
…もちろん、それも知っていたさ。
「ありがとう、エルシャール。大切にする」
よかった。とりあえず、プレゼントは喜んでもらえた。
……ここからだ。
「なぁ…クレア…」
懐中時計とアルコールの力をかりて、勇気を振り絞る。
「ん?」
目線を僕に切り替えた。まっすぐな君の視線に、一気に緊張が増す。
「……もし僕が…教授に…なれたら……」
言葉が詰まった。視線を彼女から外す。
続きを気にする君が、さらに問いかける。
「教授になれたら?」
「…っ………」
言え…!
「…いや……いいんだ」
「なによー。そんな言い方したら気になるじゃない」
僕は結局言えなかった。笑いながらも少し残念そうな彼女。
情けないな。…まぁいいさ。
またいつか伝えられればいい。
時間はいくらでもあるのだから。
-------○--------
“やっぱり、先生は来てくれましたね。僕たちの時間に。あの頃の先生に、早く会いたいです。”
謎の郵便配達員から受け取った手紙。10年後のルークからのものだ。“僕たちの時間”…。
“一刻も早く、この街で起こっていることを解決してもらいたいところですが、先生のことだから、きっとここが本当に未来かと疑っているんでしょうね。”
察しがいいな。本当にルークなのだろうか…?
「先生…この街で起こっていることって…」
「うむ…」
“そこで、先生に信じてもらうために、証明する方法を考えてみました。この場所に行ってみてください。先生もきっと信じてくれることでしょう。オークランド横町1-23 グリーン病院312号室”
「行ってみよう」
もしも、本当にここが未来なら、タイムマシンは完成していることになる。
…それなら、私は未来ではなく過去に行きたかったな。と、
ほんの少しだけ幼いことを考えた。
「やぁよく来たな、レイトン君。ルーク」
2010/02/06 10:27
[25]紐子
(じゃあ、タメでいきます♪
時間ねェ…
ま、未来のことは、今の自分には分からないからなぁ。
2010/02/06 14:02
[26]アラン
お久しぶりです。
前作にもコメントしたのですが、覚えていますか?
今作も楽しみにしています。
2010/02/21 17:13