[1]ウィザー
【レイトン教授と双子の少年】
私の小説を読んでくだっさている皆さん、はじめまして。 レイトン教授ファンのウィザーといいます。 将来、作家を目指している者です。 まだまだ、初心者ですが、この作品の感想をいただければ嬉しいです。
2009/12/29 16:32
[28]プリン
こんにちは!
ウィザーさん、私の小説見に来てくれたから見に来ました!!
とっても、上手いですね!おもしろいし・・。
これからもがんばってください!
2010/01/03 14:55
[29]ウィザー
~プリン様~
ありがとうございます! プリン様のほうが、とってもおもしろいですよ♪
2010/01/03 14:57
[30]ウィザー
それでは、はじめます!
~続き~
「つ・・・・・・、捕まえた・・・・・・」
僕はゼイゼイと肩で息をしながら、ロイの肩をつかんだ。
まったく、これだから小さい子どもとの約束は信じ難いんだ。今のように、怒れなくなるような無邪気な笑みを浮かべて平然と約束をやぶってくれるからね。
レイトン先生は、レイを捕まえている。
「はやく、緑(あお)にならないかな」
「まだ赤だね」
ロイとレイがつぶやく。
いや、まだ信号は赤のままのほうが嬉しい。
僕とレイトン先生の体力はまだ、あんまり回復していない。
いきなりダッシュは案外、体力を消耗する。
レイトン先生が僕に耳打ちをする。
「ルーク、ロイをしっかりと捕まえておくんだよ」
「もちろんです! また追いかけることになるのはいやですからね」
「もっともだよ」
・・・・・・この2人の首に首輪でもつけないといけないかもしれない、そのうち。
信号が赤から緑に変わった・・・・・・瞬間にまた2人が走り出す!
しかし、2人は走れない。僕とレイトン先生が捕まえているからだ。
「大丈夫、公園や街は逃げないよ」
僕は、じったばたするロイに優しく言い聞かせた。
「焦らなくてもいいじゃないか。ゆっくりと風景を楽しみながら、目的地に向かうこともいいことだとは思わないかい?」
さすが、レイトン先生。いいことを言う。
2人は、「ええ~っ」と叫んでいたが、レイトン先生の言うことに納得して、ゆっくりと歩き始めてくれた。
ふう、よかった。これで「そんなのヤダ!」と言われたらどうしようかと思ったけど、2人とも、分かってくれたみたいだ。
僕たちは、ゆっくりと街に入った。
今日も相変わらず、楽しげな雰囲気が街を彩っている。
「すごく人が多いですね」
僕はレイトン先生に話しかけた。
レイトン先生がうなずく。
「そうだね。今日はなにかイベントでもあるかな?」
「いや、なかったような気がします」
それにしても、本当に今日は人が多い。
「うわあああああ! すごいね!」
ロイが目を輝かせる。
レイもロイと同様。
「先生!私、あそこに行きたい!」
レイが、ぬいぐるみをたくさん売っている店を指さす。
「なら、行くかい? ロイ、いいかな?」
レイトン先生に訊かれたロイは、大きくうなずいた。
僕たちは、かわいいぬいぐるみがたくさん売っているお店に向かった。
うわぁ! 本当にかわいいぬいぐるみだ!
僕とレイは夢中になってぬいぐるみを見た。
「見て! かえるのリアル人形!! かわいいでしょ?」
レイが、気味の悪い人形を僕に見せつける。
「いや、こっちのほうが、かわいいですよ!」
負けじと僕は、くまのぬいぐるみをレイに見せつけた。
レイが鼻でふふんっと笑う。
「こっちのほうが、かわいいもん! ねえ、先生!」
絶対にかぶりは振らせないと言わんばかりにレイがレイトン先生に、かえるのリアル人形を見せつける。
僕も負けるわけにはいかない!
「先生! 絶対こっちのほうがかわいいですよね!」
2人に言われ、困るレイトン先生。
「どっちもかわいいと思うよ」
と、苦笑をまじえて言うレイトン先生に、僕とレイは、
「うそだあ!」
「実は、そう思ってませんね!」
と、言った。
さらにレイトン先生は苦笑した。
レイがちっちっちと指を振る。
「分かってないのね、先生も! このリアルさがかわいいのに」
「いいえ! こっちのほうがかわいいです! 普通の人たちは、絶対にこっちを選びますね」
レイの趣味は、相当変わってるような気がする。女の子が、そんなものを好むとは思えないんだけど。
「そうだ、ロイに訊いてみましょう!」
僕の考えにレイは大きくうなずいた。
「そうだね! ルークお兄ちゃん、頭いい!」
レイが嬉しいことを言ってくれる。
僕は、少し胸を張った。
「もちろんです! 僕はレイトン先生の弟子ですからね」
そう言いつつ、僕はレイと振り返った。
「ねえ、どっちがかわ・・・・・・」
目の前の光景に、思わず僕とレイは、かたまった。
「どうしたんだい? 2人とも」
まだ振り返っていないレイトン先生が、かたまっている僕たちに訊く。
僕は、はっと我にかえり、レイトン先生に慌てて言った。
「せ、先生! 大変です、ロイが・・・・・・。ロイがいません!!」
2010/01/03 16:45
[31]プリン
ロイどこに行ったの!?無事なのかな?
あと、様つけなくていいよ!ふつうに呼び捨てで・・。私もタメ&呼び捨てでいいかな?
2010/01/03 17:49
[32]みるく
はじめまして
ウィザーさんの小説面白いです^^
早く続きが読みたいです^^
2010/01/03 19:10
[33]ウィザー
~プリン~
は、はい! これからは、私のことも呼び捨て&タメでお願いしま・・・・・・じゃなくて、ヨロシク!!
~みるく様~
こ、こんなものをおもしろいと言ってくださり、ありがとうございます! 続き、がんばります!
2010/01/04 14:03
[34]ウィザー
~続き~
「何だって!?」
レイトン先生が格好良く振り向く。
「大変! お兄ちゃん、また勝手にどっか行っちゃったの?!」
レイは、リアルかえる人形を棚に戻した。
いや、君も充分勝手な行動をとっていたよ。
僕は、くまのぬいぐるみを戻して、レイトン先生の腕を引っぱった。
「先生、店から出てみましょう!」
「そうだね。この店にはいなさそうだ」
慌てて店を飛び出す。
どこだ? どこにいる? いつから、ロイはいなかったんだ!?
心臓が恐怖と不安に攻撃され、バクンバクンと高速で動く。
レイが泣きそうな顔をになる。
「どうしよう。迷子になっちゃったのかな、
こんな広い街で!」
「それは、ものすごく困るよ。こんな広い街で迷子になられたら、大変だ!」
「それよりも、大変なことはあるよ、ルーク」
レイトン先生が、厳しい顔をして目の前に広がるロンドンを見つめながら言った。
僕はレイトン先生を見上げる。
「迷子よりも?」
「そうだ。・・・・・・レイを迎えに来ると言っていた人物と接触してしまう、というね」
「はっ! そうでした!」
僕はようやく思い出した。
そうだったじゃないか、さっきまであれほど頭の中に残っていたのに、ぬいぐるみのせいで忘れてしまっていた。
レイトン先生が僕を見る。
「それのほうが、私は心配なんだ」
「僕もそうです! 迷子なら、どうにかなりますが、もし誘拐とかになったら・・・・・・」
それだけは、イヤだ!
ロイとレイの父親である、アラン・スタンフォード氏から、レイトン先生は(双子のおもりという)大切な仕事を引き受けたんだ。
もし、誘拐されてしまったら、アラン・スタンフォード氏に僕とレイトン先生はあわせられる顔がない。
それより今は、ロイは無事なのかということのほうが大きい。
誘拐されたら、どうなるか分からない。
以前、アロマさんがドン・ポールに誘拐・・・・・・とまではいかないけど襲われ、ドン・ポールがアロマさんと入れ替わったという事件があった。
あのときは、犯人がドン・ポールだったから良かった。ドン・ポールは、アロマさんに何も危害をくわえなかった。そこが、まぁドン・ポールの優しさだ・・・・・・と思う。
しかし、誘拐犯というのはピンからキリまである。ドン・ポールのような優しい(というか、女性に対してヒイキ的に優しい)犯人のほうが、少ないだろう。
「どうしましょう、先生」
「とりあえず、ここらへんを探そう」
そのとき、レイがレイトン先生の腕を叩きながら叫んだ。
「あ、あの人!!」
あ、あの人?
僕は、レイが震える手で指さすところを見た。
そこには、仮面をつけた人が・・・・・・!!
「君は・・・・・・!」
レイトン先生が、レイを後ろへと隠す。
僕はレイトン先生の隣に立った。
「これはこれは、お会いできて嬉しいよ。
グレッセンへラーカレッジ考古学教授のエルシャール・レイトン。そして、その弟子のルーク・トライトン」
仮面の人が優雅に一礼した。紺色のマントがひらつく。
「お前だな! レイを狙う奴は!」
僕が叫ぶと、仮面の人は大きくうなずいた。
「我が名は、ディスターバンス。アラン・スタンフォードの愛する者をいただく者」
ディスターバンスは、肩を震わせて笑った。
そして、顔に手をやり、疲れたように言った。
「残念だよ。アランめ、私から双子を隠すために、こんなやっかいな方のもとへ2人をあずけたのか」
ディスターバンスが、レイトン先生の後ろでおびえているレイに声をかけた。
「なにを怖がっているんだい、レイ。さあ、こっちへおいで」
「いやよ! さっき会ったときは、もっと優しそうだったのに、今のあなたは怖い!!」
レイが怒鳴るように言った。
「君、狙っているのはレイだけじゃなく、ロイもだね?」
レイトン先生がディスターバンスに訊いた。
ディスターバンスは、少し間をあけてから答えた。
「もちろんだ。アランの愛する者は2人のどちらかだからな。さきに、2人とも手にしておくのもいい」
レイがレイトン先生から離れる。
「2人のどちらか・・・・・・って、どういうこと?!」
これは子どもにとって、ささいな問題のようで重大な問題だ。
ディスターバンスは、レイトン先生の時と違い、すぐに答えた。
「言葉の通りさ。君かロイのどちらかが、アランの一番愛する者だ。2人とも、同じくらいに愛するわけがなかろう」
それを訊いて、レイは青ざめた。
ディスターバンスは続ける。
「だが、この私でもアランの一番愛する者が二人のどちらかは分からない。安心したまえ、レイ。まだ、それは闇に包まれたままの謎だ」
レイは、キッとディスターバンスを睨んだ。
「お、お兄ちゃんは、お兄ちゃんはどこ!? あんたが誘拐したんでしょ!!」
「そうだ! お前がロイを誘拐したんだな!!」
僕とレイはぎゃあぎゃあと言った。
「たしかに、さっき君達がぬいぐるみに夢中になっている時に、ロイは手に入れたよ」
しゃあしゃあと言ってくれるディスターバンス。
「なんだって!?」
僕は叫んだ。
ディスターバンスがゆっくりと言う。
「安心したまえ。残念なことに、途中で逃げられてしまったから、まだどこかにいるはずだ」
「ほ、ほんと?!」
レイは少し笑みを浮かべた。
「本当さ。けれど、またいずれか、私が捕まえてあげるがな」
ディスターバンスが少し後ろへさがった。その後ろには、人が多すぎて先の見えない道が広がっている。
「エルシャール・レイトン。その身をはり、双子を守ろうとしても無駄だ。君の自慢の知識と発想を使ってもね。アランの子は、いずれは私の物となろう」
ディスターバンスは、せせら笑いながら言った。
「教えて欲しい。君はなぜ、アランの子ども達を狙うんだ」
レイトン先生は、語勢を強めて言った。
ディスターバンスが少ししてから言う。
「私の名を思い出せば分かろう。・・・・・・我が名はディスターバンス。アラン・スタンフォードの愛する者をいただく者」
ディスターバンスが、街の人ごみの中へと走り出した。
「あっ、待て!」
僕は急いでディスターバンスを追いかけた。
すごい人ごみの中に入ったはいいけど、人が多すぎて先が見えない。
でも、あんな怪しい格好をしてて、レイトン先生ぐらい身長があるから、すぐに見つかるはずだ。それに、ここを走れるわけがない。人にジャマされて、走れたもんじゃないぞ。子どものため、、体の小さい僕なら、大人以上の速さでここを歩ける。これなら、あいつも捕まえられるはずだ!
・・・・・・なのに、いくら探しても、ディスターバンスの姿は見つけられなかった。
人が多すぎて走ることのできない人ごみの中、ディスターバンスは姿を消してしまった。
2010/01/04 15:47
[35]プリン
ロイは、捕まってはいないんだね!とりあえずよかった!!
それじゃあ、私も呼び捨てさせてもらうね!これからよろしく!!
2010/01/04 17:54
[36]ウィザー
~ぷりん~
はい! これからもヨロシク!
2010/01/04 20:16
[37]ウィザー
さて、続きに突入!!
~続き~
「ルーク!!」
レイトン先生に、肩を捕まえた。
振り返ってみると、レイトン先生のすぐ後ろにはレイがいる。
「先生、すみません。見失っちゃいました」
あんなに近くにいたはずなのに、逃げられてしまった。レイトン先生の弟子なのに、なんて恥ずかしいミスを・・・・・・。
気を落としている僕に、レイトン先生が優しく微笑んだ。
「しょうがないことなんだよ、ルーク。そう落ち込むことはない。君のとっさの行動力は素晴らしかったよ」
嬉しい。こんなミスをした僕を、レイトン先生は褒めてくれた。
レイが手を伸ばし、僕の肩をポンポンと叩いた。
「かっこよかったよ」
「えへへ。ありがとう」
レイトン先生はまず、この人ごみの中から脱出すると言った。
押しつぶされそうになりながら、頑張って人ごみの中から這い出る。
「ふう。すごかったね。ルーク、大丈夫かい?」
レイトン先生は、キュッとシルクハットを被り直した。
僕も、帽子をかぶり直す。
「は、はい!」
レイは、小さな体を上手く生かして、あの人ごみの中から楽々と出てきた。
「暑かったね、あそこ。でも、楽しかった!」
レイはキャハキャハと笑った。
たしかに、人が多すぎて暑苦しかった。でも、楽しくはなかった。
「どうやら、ロイは上手く逃げきったみたいだね」
「はい。ディスターバンスよりも先に、ロイを見つけ出しましょう!!」
僕たちは、ロイを呼びながら歩き回った。
「お兄ちゃーん!」
「ロイー!」
なかなか、ロイは見つからない。
いったい、どこにいるんだろう?
「あっ。先生、そういえば、ディスターバンスの言っていたことは、一体どう意味ですか?」
「言っていたこと?」
「はい。私の名を思い出せば分かろう・・・・・・って」
「ああ、それかい? あの者が、アランを狙う理由のことだね」
そうだ。それが、さっきから気になって仕方がなかったんだ。
名前を思い出したって、意味は分からなかったぞ。
レイトン先生がニッコリと微笑む。
「よく考えてごらん、ルーク。ディスターバンスを字で書くと、どうなる?」
「こんなときも、謎解きですかあ?!」
僕は思わずあきれたように言ってしまった。
レイトン先生がいたずらっ子のように笑う。
「これは、謎といえるようなレベルではないよ。ただ、知識が必要なだけさ」
知識!!! これは、解かずにはいられないぞ!
さっと、肩掛けバックからメモとペンを取り出す。
「ディスターバンス・・・・・・。えっと、書くと・・・・・・」
さらさらと、ペンを動かす。
ディスターバンスは、書くとこうなる。
『disturbance』
「あっ!!」
そうか、そういうことか!!
2010/01/05 14:47