[1]ウィザー
【レイトン教授と双子の少年】
私の小説を読んでくだっさている皆さん、はじめまして。 レイトン教授ファンのウィザーといいます。 将来、作家を目指している者です。 まだまだ、初心者ですが、この作品の感想をいただければ嬉しいです。
2009/12/29 16:32
[88]ウィザー
~riddleさん~
お、お、おひさしぶりです! わわわ、私なんかうまくないですよ!それにあなたさまのほうがハラハラするものをお書きになりますよゥ!
しかし、いい時にいらっしゃいましたね! もう少しで、この小説も終わりになるので、謎が解かれます!(さて私の、もう少し、は本当に少しなのか・・・・・・)
一応、これは謎解きなんです(笑)
実は、全てとても単純なんです。
2010/01/13 21:35
[89]lemon
ディス(略)は何故ライターを……炎がトリックに必要なのでしょうか? レイちゃん無事で良かった……続きが楽しみです[s:0062]
2010/01/13 23:05
[90]ウィザー
~lemonさん~
やっと、すんなりLが見つかるようになりました!!(笑)
ライターは、重要です! が、特に難しいトリックじゃないんです。いや、トリックとも言えないかも・・・・・・!
これから、どんどん明らかになってきます。
2010/01/14 16:43
[91]ウィザー
更新致します!!
~続き~
僕らは、とにかく人の多い所へ行くことにした。
ロイとレイが、
「人の多い所の方が、怖くない」
と、言ったから。
たしかに、迷子になったり逸れたりしてしまっても、心優しい人が手を差し伸べてくれるだろうし、さすがにディスターバンスもやって来ないだろう。
「先生! あれ、なに?!」
レイがレイトン先生の腕を引っ張る。
僕らの近くで、僕より3つ年上ぐらいの少年が、バグパイプを演奏していた。
レイはどうやら、バグパイプに驚いているようだ。
はりのある大きな音に、ロイが
「うるさいね、あれ」
なんか言うから、僕はロイの口を塞ぐことになった。
まったく、本当に正直者なんだから。これが演奏者に聞こえていたら大変失礼だ。
でも、僕も正直、この演奏を長時間は聴いていられない。耳がおかしくなりそうで。
「あれはバグパイプといって、ヨーロッパの民族楽器だ。スコットランドのものが有名だね」
レイは、バグパイプに興味津々だったが、ロイに、早く行こう、と言われしぶしぶその場をあとにした。
「レイって、楽器が好きなの?」
「うん。ピアノを習ってるんだ」
「そうなの?」
「うん。3歳から」
3歳からって、そうとうやっていないか?
しかし、ピアノを弾くレイは似合っている。木登りなんかするよりも。
「ルークお兄ちゃんは?」
「僕は、ヴァイオリン」
「ヴァイオリン!? すごーい!!」
そこまですごいことだとは思わないけど、なんだかそう言われると嬉しかった。
「いつか、私もルークのヴァイオリンを聴いてみたいものだ」
レイトン先生が興味深そうに言った。
「いえ、僕は下手ですから」
いつか、自分の演奏に自信が持てたら、ぜひレイトン先生に聴いてもらうんだ。
いつか、絶対に。
ロイがポツリと言った。
「フィルも弾けるよね」
「フィル?」
僕とレイトン先生は小首をかしげた。
レイが、ロイの代わりに教えてくれる。
「劇団員の仲間なの。まあ、私たちのオモチャ!」
・・・・・・オモチャ?
「とっても、よわっちいんだ」
「お料理上手だけどね」
「僕と戦いごっこをすると、すぐに降参するんだよ」
「お父さんのお気に入りの人で、私たちの遊び相手なの」
なんだか、2人の話を聞いていたら、気の弱そうな人のいい人物像になった。そのフィルっていう人の僕の空想の人物像が。
「その人も、ヴァイオリンが得意なのかい?」
レイトン先生がそう訊く。
そういえば、レイトン先生はピアノが弾けたはずだけど、ヴァイオリンはどうなんだろう。
「うん。僕らによく聴かせてくれるんだ」
ますます、優しそうなひとになってきた。
けれど、小さい子って不思議だ。
平気で自分しか知らない人のことをしゃべるのだから。
信号が赤になり、僕らは足を止める。
「あそこに行ってみたいな」
「あそこに行ってみたいな」
本当に、この2人の意見はいつも同じだから助かる。
2人は、にぎやかな通りを指差していた。
「なら、あそこにしようか」
レイトン先生がOKをだすと、2人は嬉しそうにキャッキャとジャンプした。
全て、行く先は2人が決めてくれるから、僕もレイトン先生も楽なんだ。
だけど、この2人。決めるのが異常に早い。迷う時間など、1秒もないくらいに。
そこが、なんとなく引っかかる。
パッと信号が緑にかわった。
また、2人がダッシュしようとするので、僕とレイトン先生は2人の首根っこをつかんだ。
やっぱり、この2人は反省してないな。
とにかく僕らは、交通ルールを守って、にぎやかな通りへとむかった。
2010/01/14 17:20
[92]ウィザー
次の章に入りたいと思います!
一応、5章で終わるつもりです。
4章~見えてきたディスターバンス~
「うわぁ! すごーい!」
「なにこれ! 初めて見た!」
ロイとレイは、露店に心を奪われたようだ。
目を輝かせ、しきりになにかを話している。
「これ、かっこいい! いつかお父さんに買ってもらおうっと」
ロイは戦士の人形を手に言った。
レイは、また気味の悪いものに手をのばしている。
「見て! 骸骨!」
「あわわわわっ!!」
顔面すれすれに骸骨が迫ってきた。空洞の黒い穴と目が合う。
「や、やめてよぉ」
本当に、大声で叫んでしまうところだった。
いきなり、骸骨との距離が10cmになったうえに、こんな物とにらめっこ状態になったから。
レイトン先生は、興味深そうに興奮する2人を観察していた。
「ロイは、普通の男の子らしい物を選ぶね」
「そうですね。でも、全部かっこいい物ですよ」
「それに比べると、レイは変わっている」
「あ、やっぱり先生もそう思いますか?」
変わっているというレベルをはるかに超しているような気がするのだけど、どうなんだろう?
案外、こういう女の子も少なくないのかもしれない。
はしゃぐロイとレイの肩に、すっと青白く細長い手が置かれた。
「やっと見つけましたよ。ロイ様、レイ様」
地獄から自力で帰ってきたような、疲れきった声がその場を支配した。
ゾッと寒気がはしる。
ロイとレイは、ギョッとしたように肩を竦めた。
レイトン先生と僕は急いでその人を見た。
もしかしたら・・・・・・、ディスターバンスじゃ!?
嫌な予感と恐怖と不安が、僕を襲う。
そのせいで、しっかりとその人を見れない。
レイトン先生は、平然としながらその人に声をかけた。
「あの、どなたでしょうか? この2人に何かようでも?」
ふっと、男の目がレイトン先生に向けられる。
よく見ると、こげ茶色をした髪を肩まで伸ばしている男性だった。茶色の瞳は、まるで小動物のよう。
レイトン先生のような、人を和ませる顔の人だ。
なんだ、まったく普通の人じゃないか。びくびくして損した。
男は、すっと曲げていた腰を伸ばした。
うわぁ。けっこう背の高い男性だ。
「失礼しました。えっと、あなた・・・・・・、レイトン教授ですか?」
「はい」
男は、2人から手を離すと、慌ててお辞儀をした。
「はじめまして! アラン団長からレイトン教授のことは伺っております! 僕は、スタンフォード劇団一員兼ロイ様とレイ様の世話役のフィルといいます。まさか、本物のレイトン教授に会えるなんて・・・・・・!!」
この人が・・・・・・フィルさん!?
僕は声に出さずに叫んだ。
レイトン先生も目を見開いて、驚きを隠せない様子だ。
噂をすれば影がさすとは、まさしくこのことだ!
フィルさんは、ロイとレイなんかそっちのけで、はしゃいでいた。
「僕、レイトン教授に1度でもいいから会ってみたかったんです!! 考古学者なのに警察よりも様々な難問を解き明かしてきた、“エルシャール・レイトン” スタンフォード劇団の中では、よく話題になるんですよ!」
感極まって、止まらなくなっているフィルさん。
根っからの、レイトン先生ファンらしい。
アランさんの口から、よくレイトン先生の名前が出てくるので、フィルさんやロイ・レイのようなスタンフォード劇団員の中では、レイトン先生のことを知らない人はいないそうだ。
レイトン先生が、そんなに有名だったなんて、知らなかった。
嬉しいな。レイトン先生のことを知ってくれている人がいっぱいいて。そんな人の1番弟子がこの僕だなんて、なんだか恥ずかしい。
フィルさんが、レイトン先生の手を握り、しきりに頭を下げる。
そんなフィルさんに、レイトン先生は困り果てていた。
感動のあまりおかしくなってしまったフィルさんにかわり、ロイとレイが、仕方なさそうにフィルさんの紹介をしてくれた。
「フィルは、見た目の通り25歳」
「劇団員の中の、期待の星」
「僕らのお遊び相手」
「お父さんの命令で」
「まぁ、年の離れたお兄ちゃんって感じかな」
「いつも優しいけど、怒ると怖いんだ」
「僕らの嫌いなタバコを吸うのが大好き」
「運動神経がいいの」
「見ての通り、先生にあこがれてるよ」
「お父さんの影響で」
なんて簡単で分かりやすい紹介なんだろう!
僕は心からの拍手を2人に送った。
ロイがフィルさんとレイトン先生の間に割って入った。
「で! 何のようで来たの?」
ロイに訊かれ、はっと我に戻ったフィルさんはレイトン先生の手を離した。
「そうです、そうです! 頼まれていたものが出来上がったので渡しに来ました。ここ辺りにいるとおっしゃってましたけど、なかなか見つかりませんでしたよ」
そう言って、フィルさんはロイとレイにカッセトテープを渡した。
ここ辺りにいる? 誰がそんなことをフィルさんに言ったんだろう。
ここに来ることなんて、ギリギリまで決まらなかったのに。
フィルさんが前髪をかきあげる。
「出来たらすぐに持って来い、と頼んだのは貴方方じゃないですか」
疲れたようにフィルさんは言った。
「あ、そうだったね」
「あ、そうだったね」
完全に他人事だと思っている2人。
レイが珍しそうにフィルさんを見た。
「珍しいね。フィルがタバコを吸ってないなんて。歩きながらでも、いっつも吸うのに」
「それがぁ、ちょっとライターを無くしまして・・・・・・」
しょぼんと肩を落とすフィルさん。
なんだか、かわいそうに見える。
「ライター? あっ、僕ライター持ってるよ」
そう言って、ロイはさっき拾ったライターをポケットから取り出した。
それはディスターバンスの物なのに、いつの間に?! あ、レイトン先生から見せてもらったときにそのまま持っていたのか。
僕は急いでそのライターをロイから取り返そうとした。
けれど、その手よりもフィルさんの手の方が速く動いた。
「ちょっと、見せてください」
ライターを手にのせてそのライターをじっくりと見るフィルさん。
そして、フィルさんは、ほっとしたように言った。
「これだ、間違いありません。この大きな傷が付いているから私のライターです!」
2010/01/15 17:31
[93]プリン
えっ!?ライターって、ディスターバンスのものじゃなかったの!?それとも、フィルさんがディスターバンス?(まあ、それはないか・・・。)
続きもがんばってね!
2010/01/15 17:55
[94]riddle
やっぱり上手いです[d:0158]
…凄く簡単な問題の方が意外と頭を悩ませたりするんですよね[d:0154]という事でさっぱりわかりません[d:0210]
あっでも、ロイ君とレイちゃん、なんだか怪しくなって来ちゃいましたね?(←勘です)
続き楽しみにしてます[d:0150]頑張って下さい[d:0230]
2010/01/15 18:04
[95]ぴろー
フィルってディスターバンス!?
めっちゃ気になる!!!
小説上手いね!やっぱり☆
更新楽しみにしてるよ―♪
2010/01/15 23:29
[96]ウィザー
~プリン~
ディスターバンスのライターじゃなかったの?! 一体どういうこと!?、なってるかもしれないけど、このライターは意味があるんですよ。実は!!
それは、あとちょっとでわかりますよ~♪
あっと驚くような結果になるはず・・・・・・!
~riddleさん~
そんな、貴方様のほうがテクニックをもっているから、上手ですよ!
いやはや、あなたは、なんと恐ろしい!!
たぶん、レイトンが謎解明するまえに貴方が解いちゃうかも・・・・・・(ぎゃああぁぁ!!)
嬉しいです! 謎を考えるのが苦手な私にとって、その言葉は! ありがとです!
~ぴろー~
おお! ぴろーじゃないか!!(なんとなくやってみました)
なぁに、君の方がおもしろいに決まってるじゃないですかぁ! キャラが君のは良いもん♪
ディスターバンスはもう少しで、暴かれます!!
2010/01/16 14:03
[97]ウィザー
更新します!
~続き~
フィルさんの言葉が、この場を支配した。
スウッと、ここだけいきなり気温が下がったような気がする・・・・・・。
フィルさんは、大切そうにそれを鞄の中に入れた。
「良かった良かった! これでタバコがやっと吸えますよ」
男性にしては高く、明るい声で言っているフィルさん。
善良な笑みを浮かべているフィルさん。
僕は、こんがらがっている頭を一生懸命に働かせた。
あぁ、そうだ。あのライターはディスターバンスのものじゃないいだ。
たまたま、フィルさんがあそこで落としたんだよ。
なに、焦って考えていたから、
このライター=ディスターバンスのライター
という、考えになってしまったんだ。
ディスターバンスを思い出せ。
フィルさんは、あんなに高い声をしているのに、ディスターバンスは少しだけ高くてひょうひょうとした声じゃないか。
それに、この態度の差!
あのライターは、ディスターバンスのでは、なかったのだ。この人の物なんだ。
それだ、そうに違いない。
「ありがとうございます。えっと、誰が拾ってくださったのですか?」
フィルさんが、固まっている僕らの顔を見ていく。
レイトン先生が僕を手で示した。
「この少年です」
フィルさんの輝いた顔が僕に向けられる。
そして、強く手を握られた。
「ありがとう! えぇっと、君がルーク・トライトン様ですか? レイトン先生と一緒に謎に挑戦しているお弟子くんっていうのは」
「は、はい。僕です」
フィルさんの硬い手が僕の軟らかい手から離れる。
「お会いできて光栄です! 君も劇団員の中では有名ですからね」
「い、いや、僕はただの12歳ですよ!」
なんだか、顔が熱い。こんな風に言われると、照れてしまう。
フィルさんが、さりげなく自分の腕時計を見る。
「おおっと、もうこんな時間か! いけない、舞台のリハーサルが始まってしまう!」
そう言うと、フィルさんは僕とレイトン先生に頭を下げた。
「すみません。引き続き、ロイ様とレイ様をお願い致します」
「いえ、大丈夫ですよ。フィルさんこそ、劇、頑張ってください」
レイトン先生は、シルクハットのつばに手をやり、ちょっとだけ上にずらした。
フィルさんは、ちょっと顔を赤くして微笑した。
それから、ロイとレイに向かって言った。
「ロイ様、レイ様。くれぐれもレイトン様とルーク様に迷惑をかけないように行動してくださいよ。絶対に」
すっと、フィルさんの目が細められた。
まるで、なにかを狙うように鋭く、脅すように怪しい光を灯しながら。
「・・・・・・さもなければ、恐ろしいお仕置きをしてさしあげましょう。二度と悪さが出来ないように」
僕は、叫ばずにはいられなかった。
目を細めたときに出したフィルさんの声と、ディスターバンスの声と全く同じだったことに・・・・・・。
フィルさんは、優雅に一礼すると、風のようにその場を素早く去り、姿を消してしまった。
現実を理解できずにいる僕たちを、置いていくかのように。あざ笑うかのように。
2010/01/16 14:41