[1]アドネ
【ようこそ、タイニーロンドンへ。】
はじめまして、アドネという者です。
ロンドンライフにそれはもう物凄くハマってしまい、小説まで書くに至った、というわけです。や、どういうわけなんでしょうね(笑)自分でもよく分かりません。
簡潔に言うと、ロンドンライフの物語を小説にしちゃうんだぜ!という感じです。
基本はタイニーロンドンでの生活が中心になると思いますが、主人公が男女二人いるので恋愛も少し入ります。
日付ごとに書いていくので、短編集のようなものになると思います。
男主人公サイドの時は日付の横に○が,女主人公の時は日付の横に●を付けます。
……自分で分からなくなりそうな予感がします。
感想頂けたら号泣して喜びます。もちろん批評も大歓迎です。これからの作品に役立てますので、厳しい批評じゃんじゃんお願いします!
すんげーヘタクソな小説になるとは思いますが、読んでいただけると嬉しいです。天へ飛び立つ勢いで喜びます。
それではスタート!←
2009/12/27 22:14
[23]アドネ
12月27日 ○
んーと、これはどういう状況なんだろう。
ヒノカちゃんを追いかけて着いたオールドハウス。その大家さんらしきお婆さん。僕とヒノカちゃんは大家さんの部屋で並んで正座している。
「ごめんねぇ、待たせちゃって。はい、淹れたての紅茶よ」
にこにこと笑みを浮かべながらお婆さんがテーブルに紅茶を置く。ありがとうございます、と小さくお礼を言って、早速淹れてもらったんだから、と早速紅茶を飲む。
「この匂い……カモミールティー、ですか?」
「あらぁ、よく分かったわねぇ」
これでも紅茶には詳しいのだ。どうせならクッキーか何かほしかったな、と思いながら、ちらりと隣を見ると、ヒノカちゃんは何かを考えるような眼差しで明後日の方向を見ていた。声をかけようとした時、お婆さんに遮られた。
「それじゃ、本題に入りましょうか」
お婆さん(リーサさんというらしい)は、「ライフ」と「リッチ」のことを教えてくれた。あとで市役所までお金を両替しなければいけないらしい。ちぇっ、めんどくせー。
そして、いよいよ住居の話になった。
「それでね、申し訳ないんだけど……」
「何ですか?」
「何だよ」
「その、空き部屋が最初はちゃんと二部屋あったんだけど、今すぐに入居したいとおっしゃる方が来て……」
「で?」
「それでね、二人で一部屋に住んでもらおうと思うの」
沈黙。
そりゃそうだろう、皆黙るだろう、とか他人事のように考えてる自分がいる。いや、だって、ほら、僕らって仮にも(もうちょっとで)大学生って年でしょ?その、ほら、……うん。
先に口を開いたのはヒノカちゃんだった。
「ざけんじゃねーぞこのやろう!こいつと私が同じ部屋ぁ?脳味噌沸いてんじゃねーのか!」
「落ち着いてヒノカちゃん」
そう言って肩を叩くと「るせえ!」と振り払われた。……悲しいなぁ。
リーサさんは本当に申し訳なさそうに何度も頭を下げている。
さて……どうなることやら。
2009/12/28 19:48
[24]遜
ヒノカちゃん落ち着いて~!!
「るせえ!」って・・・悲し!(私もたまに言うけど)
続きがんばって!
2009/12/28 20:25
[25]アドネ
遜さん
ヒノカって一昔前のヤンキーみたいだよね←
ヒノカは男に対しての理想が高いのです。
よってミトシは相手にされてないのです!←
応援ありがとうございます。これからも頑張ります!
2009/12/28 21:07
[26]lemon
私ならミトシと同居してもいい……って駄目か、年齢差結構あるし。
ヒノカ怖い……私の友達にもそういう子います。
2009/12/28 22:47
[27]dragon
ヒノカ恐ろしい…
本当にこのあとどうなるんだ…
2009/12/28 23:07
[28]アドネ
lemonさん
ミトシと同居ですか。
……本当に同居していんんですか?ファイナルアンサー?←「全世界の女の子は僕の恋人☆」
とか笑顔で言うやつなのでやめといた方がいいですよ☆
ヒノカはクラスメイトがモデルです。
怒りっぽくて単純なのって書きやすいですね←
2009/12/28 23:29
[29]アドネ
dragonさん
ヒノカ怖いでしょうか。それは私にとっては褒め言葉なのだ!←
さてはて、二人は同居することになっちゃうんでしょうか!
どうする!どうなる!
2009/12/28 23:36
[30]dragon
早く更新されないかなぁ…
今ある小説の中ではこれが一番更新が楽しみです[a:0343]
2009/12/29 12:56
[31]アドネ
dragonさん
はわわわわっ!
更新が楽しみだなんて!嬉しすぎて涙が……
こんな小説の更新が楽しみだなんて……ありがとうございます。
俄然やる気が出てきたので更新頑張ります!
2009/12/29 14:18
[32]アドネ
12月27日 ●
これは多分、悪い夢だと思うんだ。
一緒に住めとかいう馬鹿げた提案をされて、とりあえず荷物だけでも置いたらどうかと部屋に通された。ミトシとかいう奴は、さっきまであんなにベタベタしてきたくせに、今は鼻歌なんか歌いながらノートに何事か書いている。ペンキで塗ったのであろう、少しはがれてきている白い壁に、無地の白いカーペット。木製のゴミ箱。家具は一つも無し。殺風景を絵に描いたような何もない部屋だった。かろうじて小さな台所と風呂場、洗面所、トイレはあったが、生活に必要なベッドやらタンスすら無いとはこれいかに。……いやいや、落ち着け自分。家具なんて少し頑張ってお金(リッチだっけ)を稼げば買えるではないか。少しの間我慢すればいいだけなのだ。それよりも何よりも今一番重要で由々しき問題なのは……
「……で、お前はいつまでここにいるつもりなんだ」
「ん?」
私の声に振り向いたミトシは、大層不思議そうに聞いてきた。
「え、いつまでって、僕たち一緒に住むんでしょ?」
「…………」
ああ駄目だ堪忍袋の尾が切れる音がする。
「はぁぁ!? 何当然のように一緒に住むとか言ってんじゃこの腐れチャラ男が!」
「ちょ……胃が、胃の中の物がシャッフルされるからやめて」
肩をひっつかんで揺さぶると、このアホは口元に手を当てて吐きそうだの何だのとほざきやがった。ムカつく。すげームカつく。
「言っとくけどここに住むのは私だかんな」
「えー、僕の住む場所無くなっちゃうじゃん」
……無言で拳を振り上げると、「ちょ、早まらないでよ」とか言い出した。
「てゆーかさ、自己紹介、しようよ。とりあえずさ。僕はミトシ・フレデリカ。よろしくね」
こんな奴によろしくしてやる必要はないので、よろしくとは言わない。ただ、名前くらい教えてあげてもいいんじゃない?と良心の欠片が囁いているので、まぁ……名前くらいなら……
「……ヒノカ・セスリタ」
「ヒノカちゃん、ね」
「……馴れ馴れしいっ!」
再び拳を振りかぶると、慌ててミトシは口を開いた。
「まあまあ、落ち着いてよ。とりあえずさ、市役所行かない? 住民登録と、お金の両替と、あと住居登録も」
「……待て。住居登録はまだだぞ」
「えー、いいじゃん同居ってことで」
「ざけんじゃねぇっ!」
「ちょ、ストップ!」
……やっぱり同居なんて無理だ。
2009/12/29 14:49