[1]YK
【レイトン教授と幻の王国】
改めて、四作目。三部作分全て詰め込みます。
(オノメシンは無しです…すいません)
「僕は皆に手紙の配達をするよ。
でもね…
その傍ら…」
幻の国、ウィダード王国と
謎の配達人…
「私は彼方様をずっとまっておりますわ!」
悲劇の姫君。
「全て恨み呪ってやる…!」
過去と残された跡継ぎ…
滅んだ国、ウィダード王国の裏とは!?
お楽しみに……
2009/09/13 10:39
[157]YK
私がブレッドを追い掛けると、ブレッドは路地裏で辺りを見回した。
と、現れたのはあのカメラマン、カルロだった。
彼は何故此処にいる?私達の時代の人間なのに。
「あの教授、どうだ」
カルロが聞く。
「至って……」
「ふうん」
「ところで、例の薬品は見つかったの?」
ブレッドの狙いは薬品だったのか。
「ああ。色んな現地のマフィアをいじくってな」
「あとは明日を待つのみ、か」
「ああ」
何について話しているのか分からない。
「じゃ、ヘナチョコブレッドを装って、頑張れよ」
「……フッ、なんだよそれ」
「本当本当。中入れよ」
「ああ」
路地裏の中に入り、何故か店に入るブレッドとカルロ。
私は追い掛ける。
不思議な屋敷の中。
そこにいたのは、どうやら現地(王国)のマフィアや、タイムマシンのコピーを使ってやって来たスネーク団本部の人間だった。
「………!」
そして、カーテンに隠れた舞台のような所に向かって、色んな人(勿論マフィアだ)が争うように現地の薬品を差し出している。
「ボス!儂たちの薬品を受けとって下さい!」
「褒美を!」
マフィアの入り乱れる中、カルロとブレッドは平然と歩く。
カーテンが開くと、いかにも厳つい身体をした人物が、女に囲まれながら出て来た。
「フッ、では右から二番目のを貰おう。グフフフ………」
ボスらしい、厳つい人物は彼を指差すと、「ブレッド」と呼んだ。
まさか!
ブレッドは「はい」というと、男から薬品を貰った。そして、てけてけと舞台にのぼり、ボスらしい人物に薬品を恭しく差し出した。
「うむ」
ボスはブレッドから薬品を受け取ると、ブレッドが「痛い」と言うまで頭を撫で回した。
「……痛い」
ブレッドが声を上げると、マフィア達は怒りだした。
「てめえ、ボスの使いの分際が、何文句言ってやがる!許せねえ……!」
マフィアはブレッドに物という物を投げつけた。
ブレッドは「キャー」と甲高い声を出しながら、逃げ出した。
追い掛けなければ。
2010/01/24 11:19
[158]YK
いきなりですが、流石にYKというイニシャルは面倒なので、多分改名することになります。
他と統一させます。
2010/01/24 11:22
[159]olive(YK)
他の掲示板ではoliveやアンバーといっていたりするんで、oliveにしますが…………
―――――――――――
次回予告
次の日、レイトンは皆を広場に呼んで推理を始める。
王国調査タイムマシン計画とスネーク団の陰謀、ブレッドの正体とは??
お楽しみに…………
2010/01/24 12:05
[160]olive(YK)
ブレッドはナターシャさんの家にはいり、ブラウンさんのまつ部屋に入った。
「遅かったねえ」
「すいません」
張り込もう。
「ブレッド君、お茶でも飲まないかね??」
「戴きます」
ブレッドとブラウンさんは紅茶を飲んでいた。
と、ブラウンさんが顔をフッと上げた。
「ブレッド君は」
「はい」
「エルドマク・フォードを知っているだろう」
「!!!」
ブレッドの顔が変わる。
「フフフ。彼は世紀一の極悪科学者でな、なんと猛毒薬品を作っていたらしいが………」
ブラウンさんが煙草をふかした。
「いや、作らされていた」
ブラウンさんがそう言った時、ブレッドは驚いた顔をした。
「君も真実を知る一人かねえ」
「………っ、はい…」
ブレッドは何故か泣いていた。しくしくと泣いている内に、ブラウンさんは頷いた。
「何か辛い思い出があるんだね。よしよし…」
ブラウンさんはブレッドを抱き寄せた。
「君の名前はかなり皮肉ってるもんだわ。何か有るとは分かっていたが……」
ブラウンさんが呟くと、ブレッドが呟き返した。
「貴方にもっと速く逢いたかった」
2010/01/24 12:18
[161]olive(YK)
第十一章
―――――――――――
ブレッドの正体
2010/01/24 12:20
[162]楓
今 読み終わりました
YKさん(Oliveさん)表現の仕方が凄い…!
物凄く物凄く尊敬します!!!
更新頑張ってください
2010/01/24 13:15
[163]YK
有難うございます。
そんな……表現がよいなんて……光栄です[s:0323]
更新頑張ります。
2010/01/24 19:08
[164]olive
次の日。
私は推理をするため、町の皆さんを広場に呼んだ。
このままだとどうなるか……平和が続くか、死か。
死だからだ。
私は皆がいったのを確認すると、一人で広場へ向かった。
と、その時。
「レイトン教授ですね」
金髪に青の瞳。すらりとした身体は、まさに美女だ。しかし、おなかは膨らんでいる。赤ん坊がいるのだろう。
その女性は呟いた。
「貴方は行動に移しては駄目です」
「え?」
「絶対………」
「………絶対?」
「貴方はこのままでは死と考える」
「そうです」
「本当は、貴方が行動に移せば死が訪れる」
「!!」
「……私が助言したことは秘密です。私は……此子の父親を裏切ったから……」
女性はお腹をさすった。
「では」
「…………」
彼女は何者だろう。
―――――――――――
私は町の皆さんが広場に集まったのを見て、推理を始めた。
「皆さん、此処に来て下さいまして有難う御座います
これから、皆さんの命に関わる、謎解き推理を始めます」
2010/01/24 19:23
[165]olive
久しぶりにきたので、どうやら読んでくださっている人が少ないみたい……[s:0319][s:0319]
ついに一つ目のクライマックスです。
次回は、かなり今度に更新します。
†次回予告†
ブレッドの正体、スネーク団の関わり、ブラウンさんの計画、謎の妊婦さんの裏切り、これは全て繋がっていた!
お楽しみに……
2010/01/24 23:33
[166]olive
「私達の時代に、エルドマクフォードという、極悪科学者がいた」
「彼がなんだね、未来の教授さん」
「彼は猛毒薬品を作り上げようとしていたのです。しかし、彼の行動は世間にばれてしまった。そして彼は学会から追放され、殺された。勿論、彼の研究グループ、スネーク団もね」
「す、スネーク団!?」
「ああ。彼の研究グループもスネーク団という
……本題に戻そう。しかし違った」
「……?」
ルークがびっくりした顔をした。
「彼は猛毒薬品を作り上げようとしていた訳ではない。作らされていたのです」
「ええっ!!」
「本当かねレイトン君」
「ええ。その当時、戦争がちらつかれていたものだから、学会は彼らにスネーク団という名前をつけて、戦争に使える、猛毒薬品を作らせた。
しかし、戦争はなかった。
しかも、スネーク団は世間にばれたのです」
2010/01/25 01:11