[1]YK
【レイトン教授と幻の王国】
改めて、四作目。三部作分全て詰め込みます。
(オノメシンは無しです…すいません)
「僕は皆に手紙の配達をするよ。
でもね…
その傍ら…」
幻の国、ウィダード王国と
謎の配達人…
「私は彼方様をずっとまっておりますわ!」
悲劇の姫君。
「全て恨み呪ってやる…!」
過去と残された跡継ぎ…
滅んだ国、ウィダード王国の裏とは!?
お楽しみに……
2009/09/13 10:39
[177]olive
「はい!変わってませんよ、キャラ設定!ニヤリ」
「く、黒い!なにか黒い!」
「黒い?ああ、僕の中のなにか、ね」
「なにか……?教えて下さいよっ」
「いまからだろ」
「……宣伝してますよこの人。てか作者も悪いですね…」
てなわけです。
やっぱりブレッドは怪しいですからね[s:0319]
2010/02/12 17:41
[178]olive
と、その時。
「うわああああ!」
ミダル君が大声を挙げた。
「どうしたんだい、ミダル君」
ミダル君は血相を変えて、私に迫った。
「あの薬、空気より重いんですよね!」
「ああ」
「…空気にすぐなる液体なんですよね!………ふ、沸点が低いんですよね」
「…………ああ!」
彼はこう言いたかった。カルロは自分の父親、エルドマクの開発していた、あの薬、出来上がらなかったあの猛毒薬品を遂に完成させ、いま、ビンに入れて取り出していたのだ。そしてあのビンは圧力を調節していたのだ。そう、あの薬品は沸点が低い。あれをビンから取り出せば、圧力は変化する。
沸点の低いあの薬はすぐに気化し、なおかつ空気より重いため、底に沈む。
屋根の上に登れば、沈んだ薬品をすうことはない。下にいる市民が死ぬのだ。
カルロはそれを知っていたのだ!
「……に、逃げろ〜!」
あわてて高いところに避難する住民。
混乱しているところを、カルロはまるで征服者のような目で見ている。
薬品の入ったビンに手をかけかけていた。
しかし、カルロは一向に動かない。手も動かさない。
ただ、せせら笑っていた。
すると、ブラウン博士が避難しているところを逆流し、カルロのいるところに走っていった!
「ブラウンさん、危ない」
ヘッツィさんやマリンさんが馬鹿みたい、と呟いた。
が、ブラウンさんはただカルロに向かって行った。
「あんた、馬鹿じゃないのかい」
マリンさんが笑った。
ブラウンさんは立ち止まると、マリンさんに向いた。
「ああ、分かっている。
しかし、私にはそれをとめる責任がある。責任がね」
「あんたには資格も責任も糞もないわ」
「ある。
あれは、私の犯した罪によって起きた事。私のせいだ。…では」
「私の……せいだ…?」
ブラウンさんはまた走っていった。
2010/02/13 13:12
[179]olive
そして。
ブラウンさんは屋根に飛び上がる(素晴らしい運動神経)と、ちかくにいたカルロさんに飛びついた。
「カルロ君、止まりなさい!」
「……?うわあっ!」
カルロにブラウンさんが飛びつくと、必死に抵抗するカルロを押さえ付けた。拳銃を頭に突き付けられながらも、カルロの手からビンを力ずくで奪う。そして、そのビンの栓を取った。
「あ!ブラウンさん!」
そのビンから紫の液体をドバっと出し、それを手でうけた。
「カルロ君。これは…紫の染料を溶かした水溶液だね?」
「なに?」
私は思わず耳を疑った。
「君の自作自演は飽きたよ。カルロ君。」
「な……」
「君の目的…本当の目的は、自分の父親、エルドマク・フォードを取り返す事だ。違うかい?」
「えーー、なんで!?エルドマクさんは死んだんじゃ…」
「生きていた」
私は言った。
「カルロ、君はそれをある日知ったんだ。12歳のあの時、目の前で撃たれ、倒れた、あの父親が生きていたとね。
きみはそれを知ってから、とにかく復讐の為に全てを捧げた」
私の推理に、ブラウンさんが続けた。
「カルロ君、君はね、そのあときっと、エルドマクさんがリーダーを勤めて、毒薬をつくりあげようとしたあのグループ、スネーク団の遺族を集めた。
なぜならカルロ君、君は、真実を告げられていたから」
「スネーク団は、ガードン・エクスレラという政治家が、後に起こるであろう戦にそなえて猛毒薬品を作らせるために、強制的につくりあげたグループだ。
しかし、自分が作らせていたにも関わらず、スネーク団が世に知れると、責任をリーダー、エルドマクに押し付けた。
『あの下劣な薬品をつくりあげようとしたのは、リーダー、エルドマクフォードだ!』とね」
「それをカルロ君、君はね、エルドマクさんの口から直接聞いていた。
その時、ブレッドライという偽名を、皮肉で君につけた。
『かつては私もパンの一部だった。しかし父さんはね、ある人の嘘でパンカスのように棄てられた。
私はパンカス、ははは、nobodyだよ、……いや、ブレッド・ライだ、ははははは……!
ははは……は…』
とね」
2010/02/13 13:48
[180]olive
……ところで。
ガードンがゴードンっぽいです。
2010/02/13 23:53
[181]olive
「なんでそんな事まで…家族しか分からないはずだ!」
「……カルロ君。君はこう考えた。
ボス自身が入り込むというその斬新なアイディア。わざとブレッドライという人物を謎めかせ、カルロフォードだ、とレイトン君にナゾトキさせる。ばれた時には薬の実験を王国でやると見せかけ、実はレイトン君をパニックに陥らせようとした。
君は、レイトン君に架空の人物、ブレッドライのナゾトキをさせることで、自分自身の目的を達成しようとした。
きっと、『あのアラン・ディミトリーの助手が王国で暴れている』とレイトン君が学会に報告するのを待っていたんだ」
「………つまり、レイトン先生の頭脳を逆手にとった計画だったんですか…」
「……ああ。
きっとレイトン君は実験されるというパニックと混乱の中、タイムマシーンで未来に戻り、いそいで学会に報告するだろうとね。
そうすれば、カルロフォードの正体がばれる。
レイトン君は君に操られて、エルドマクという父親が存在していると推理でわかっているから、それも報告するだろう。
ガードン・エクスレラは問題がおきる。
レイトン君のナゾトキは、意図的に仕掛けられたものだったんだ。
カルロが、ガードンの化けの皮をはがすためのね……」
私は肩を落とした。
「……ブラウン博士…私は…操られていたのか…」
「…………ああ。
つまり君は、意図的にナゾトキさせられ、意図的に学会に報告させられそうだった。そして意図的にエクスレラ氏の正体がばれる。カルロは自分自身を謎めかせ、レイトン君を自分に向けさせ、意図的に推理させた。そのようになっていた。
カルロ、君の演技力と頭脳を褒めようか」
「…………破られた…
ふふふ、ブラウン博士、……貴方は凄すぎる…」
「……違うよ、カルロ……」
「……………?」
「……マ………マイ……」
「…………?」
2010/02/14 13:21
[182]olive
推理わけわかんね〜よ!のあなた。
こういう事です。
[s:0208]謎めいた人物、ブレッドライをつくりあげる。
[s:0209]レイトンが不思議がって推理する。てか、させてる。
[s:0210]カルロってばれる。その瞬間、王国で薬品実験するためにボス自身がもぐりこみました〜〜〜っていうように勘違いさせる。
[s:0211]レイトンが勘違いして、それを食い止める為に、タイムマシーンにのって未来に戻る。てか、そうさせてる。
[s:0212]レイトン学会に報告。カルロとエルドマクがが生きていた、政治家ガードンは悪だとわかる。
[s:0213]親父のエルドマクが解放される。
[s:0214]ガードンに復讐。
話のいろんなところで、匂わせてます。皆さん、わかりました?
2010/02/14 13:30
[183]olive
「………もう、やめろ、カルロ…」
途端にブラウンさんがタメ口になる。
「…………いやです」
「…カルロ、そのような事をして、なんの為になる!復讐など無意味だ!やめるのだ!」
「……ブラウン博士。貴方に何が分かるのですかね…?
僕は父親を目の前で撃たれたんだ…!
スネーク団のみんなもそうだ
……僕の気持ちなんて…
僕はガードンとカレラに操られている!!あんな金の亡者に操られている僕も馬鹿だろうがね、あいつらに……僕は家族を奪われた!
……たしかに殺されたとおもっていた皆の父親、つまりは研究者は生きていた。
……でも〜〜〜っ!!」
カルロの言葉が目茶苦茶になった時、ブラウン博士は呟いた。
「……私のせいだ。私のせいだ……
私のせいで、カルロ、お前は………
本当にすまない…」
ブラウン博士の灰色の瞳が、カルロをみた。
カルロの灰色の瞳も、揺れていた。
「………カルロ…私の坊や…」
「…え?」
カルロがまさか、という顔をした。
「君にもっと早く会わなければならなかった…」
「…………!!!」
「My・Boy!!!!」
2010/02/14 14:19
[184]olive
「……私は…私はブラウン・ウソパンなんて名前ではない!エルドマク・フォードだ、私はエルドマクだ!」
「…まさか、父さん…」
「君の計画を食い止める為に、私はレイトン君と手を結んだ。
君の過ちを食い止める為にね!」
「………父さんが?」
「……私達は、君の計画をある人物から知り、食い止めようとした。
…私はすぐに学会に報告する。
エルドマクさんとカルロの事。
ガードン・エクスレラ氏の悪事を食い止める為にね。
君の雇われ継母もね」
「……何?カレラが継母だと…?」
「……ああ。あの「MyBoy」で有名な歌手にして、君の母を名乗る人物……カレラ・フォードは偽物だ。
ガードンに人質にとられていた」
「………!」
「マリン。ヘッツィ。ロン、アイ。ゴートン。君達の父親、つまり元祖スネーク団の研究者達も、みな生きていたよ」
「まじかよ……!」
「……私達の負けね」
「…………」
カルロは涙を流していた。
しかし、この話はもっと泥沼だった。私はまだ、カルロの恐ろしい過去を知らなかったのだ。
「カルロ、学会に報告しよう」
「………はい」
私達はタイムマシーンに乗った。
2010/02/14 14:33
[185]olive
†序盤終了†
まだ序盤かよ!ですね。まだ王国の調査してませんから。
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†中盤†
フォード家の秘密
エクスレラの陰謀
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カルロの家、フォード家の秘密!
スネーク団、元祖スネーク団の紋章は、あの家の紋章だった!
謎の妊婦さんの秘密。
エクスレラと継母カレラの陰謀…
ウィダード王国のアイズィーとミダルとセシルの秘密?
王国の姫、シラーマと彼氏のロチェス?
ガン冷め(冷酷)したカルロと笑い上戸エルドマクのフォード家を仲間に入れて、レイトン達は調査開始!
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第十三章
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妊婦のアンネ
‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡
2010/02/14 14:44
[186]olive
あ、‡と†がつかわれてますが、脚注はないです。
ただ、囲みたかったので。
†何か文†、‡何か文‡
†††††††††††
‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡
[s:0231]
囲いとします[s:0319][s:0319][s:0319][s:0319]
†
‡
[s:0231]
脚注とします
とこの掲示板でかえます。
2010/02/14 14:56