[1]YK
【レイトン教授と幻の王国】
改めて、四作目。三部作分全て詰め込みます。
(オノメシンは無しです…すいません)
「僕は皆に手紙の配達をするよ。
でもね…
その傍ら…」
幻の国、ウィダード王国と
謎の配達人…
「私は彼方様をずっとまっておりますわ!」
悲劇の姫君。
「全て恨み呪ってやる…!」
過去と残された跡継ぎ…
滅んだ国、ウィダード王国の裏とは!?
お楽しみに……
2009/09/13 10:39
[217]olive
「カルロは父親の私をを自分から突き放され、母親のカレラは人質にとられて替え玉でくらしていたりと、色々あったからね。
そういう様に追いやった、ガードン・エクスレラを恨んでいるだろう」
「しかし、アンネさんは…」
「私の苗字はエクスレラ。ガードンは私の父親です。
カルロが私のお父様を暗殺しようと企てていたのをしって、私……」
アンネさんは顔を手で覆った。
『お父様』か。
僕は、明日の会見兼報告会が恐ろしく思えた。
お父様…………。
きっとアンネさんは、父親であり偉大で支持率のある政治家、ガードンさんを心から愛しているのだ。
だから…………
しかし、それを知ったブレッドさんはアンネさんを酷い様に扱ったらしい。
大きなアンネさんのお腹をみながら、ため息が漏れる。
―――――――――――
アンネさんはエルドマクさんが匿ってくれるそうだ。
明日の会見兼報告会を待つしかないんだ。
僕は隣で何もしらず―いや、知っているかもしれないが―寝ているブレッドさんを横目でみた。
2010/02/25 19:19
[218]olive
第14章
―――――――――――
ガードンの計画
いざ、ウィダード王国
2010/02/25 20:19
[219]olive
コンサート会場。
今日のコンサートは……カレラ・フォードの「MyBoy」。
なんで僕らは此処にいるか。
此処は会見兼報告会の会場だ。
先生もなかなか意地悪なものだ。
君には解るかい?
いまから起こることが。
何故此処が会場なのか………。
今から起こる、泥沼の世界を………………。
2010/02/28 12:01
[220]olive
現代、London。
今回のコンサートの主催者は、ガードンさんらしい。
まあ、元々、カレラさんのスポンサーだったから、なんともないが…。
ガードンさんは特等席で踏ん反り返って座っていた。
カレラさんの立つステージ裏で僕らは待機していた。
「先生も意地悪だね」
ブレッド……いや、カルロさんが呟いた。
「カレラさんとガードンさんの化けの皮を剥がすために」
クラウスさんが顔を少しだし、沢山の観客をみながら一言。
「僕らは乱入だなんて」
「ナゾトキを仕掛けてね」
エルドマクさんが笑った。
「全く、ガードンの奴の目的は何だろうねえ。カレラを奪って、替え玉にこんなの歌わせて」
「……金だよ!」
「……カルロ?」
「金だよ……」
先生はずっと黙っていた。
―――――――――――
コンサートが始まった。
観客の拍手のなか、カレラさんが紅のドレスに包まれ、何度もお辞儀をしながらステージに入ってきた。
「皆様、有難う。私の思い、カルロに届きますように。
『MyBoy』」
カレラさんはマイクに手を置くと、息をした。
伴奏が会場に響く。
♪こうして
何年も
待つけれど
やって来ない
林檎ちゃん
そう
我が息子
MyBoy MyBoy
愛しい我が子
どこにいるの
MyBoy MyBoy
愛しい我が子
私のもとに
戻っておいで
そうよ
私の
MyBoy MyBoy
さあ
このもとへ
だから戻っておいで
私のもとへ―――………
カレラさんは一拍おくと、涙をながしながら、最後のMyBoyを歌おうとした。
MyBo―――………
「カレラさん、これ以上は歌わせませんよ」
2010/02/28 12:31
[221]olive
レイトン先生が会場にはいった。
会場はざわつき、コンサートは中断した。
カレラさんも最初はきょとんとしていたが、直ぐに笑った。
「レイトン教授…また来てくださったのね。
随分派手ですこと。今流行りのDOKKIRIとやら?」
「ドッキリではありません。真面目ですよ。私はね」
「……では、あの言葉の意味は?」
「……貴女には歌う資格がない」
「………?」
「貴女に歌う資格がない!」
レイトン先生の大きな声に気付いてか、ガードンさんが怒鳴った。
「エルシャール・レイトン!貴様、この家族愛を踏みにじるつもりか!」
「その言葉、そのままお返ししますよ」
観客達からもブーイングが飛び交う中、レイトン先生は推理を伝えた。
エルドマクさん。
スネーク団。
ウィダード王国を利用したあの悲劇。
レイトン先生は一つ一つを丁寧に話すと、話題をかえた。
2010/02/28 14:54
[222]olive
「スネーク団のボスと、ウィダード王国を利用した悲劇の首謀者は同一人物でした。彼は一体だれだか、皆様は解りますか?」
「……………それは」
ガードンさんが呟いた時、カレラさんが囁いた。
「カルロ」
「……謎解明」
「……カルロが…生きているの!?エ、エルドマクのように、カルロもまた、生きているのね!」
「はい。彼はスネーク団のボスで、事件の首謀者です。
確かに、23歳の美しい若者でした。私が見る限りは」
「………嬉しい…カルロ、ああカルロ、いるの、カルロ!!」
とたんに、先生が笑った。
「偽物のカレラさんが何故嬉しいのかね。金ですよ。
ね、アリシア・ヘルツェコビナさん」
先程まで喚くように叫んでいたカレラさんの声がぴたりとやんだ。
「貴女はカレラ・フォード(アンドラ【旧姓】)ではない。
貴女は継母。しかも、貴女のスポンサー様の送った」
「……?」
レイトン先生はニタリと笑うと、会場いっぱいに叫んだ。
「この会場の中に、カルロは隠れています!見つけだした方は報酬を、アリシア様から………ね」
「…………」
会場いっぱいがカルロ捜しになった。
どこにいるのか、どこにいるのか…そうやって捜す観客とカレラ―いや、アリシアさんをレイトン先生はただ見つめていた。
カルロさんが深くハンチングを被ると、僕らと一緒に、さりげなくステージにでた。
2010/02/28 15:07
[223]olive
アリシア・ヘルツェコビナ
偽物カレラの正体。
金に目がない。
2010/02/28 17:07
[224]olive
次回予告
いま、レイトンの手によって、カルロの過去が明かに!!!!!
カルロを捩曲げた正体は………?
2010/02/28 23:29
[225]riddle
お久しぶりです!riddleです。今まであんまり来ずで申し訳ないです[d:0142]
レイトン先生、かっこいい[d:0139]そのいつも冷静な所尊敬します♪(笑)
カルロさん、気を付けて下さい。私アリシアさん苦手だなぁ…(汗)
なんかグダグダでごめんね[d:0162]olive更新頑張ってね[d:0150]
2010/03/01 06:23
[226]olive
有難うriddle[s:0316]
まあ、カルロもカルロだし、アリシアはアリシアだし、なんとも言えないよね[s:0319][s:0319]
ピーター「どうせ二人とも悪役だし」
olive「!?」
2010/03/01 21:29