[1]YK
【レイトン教授と幻の王国】
改めて、四作目。三部作分全て詰め込みます。
(オノメシンは無しです…すいません)
「僕は皆に手紙の配達をするよ。
でもね…
その傍ら…」
幻の国、ウィダード王国と
謎の配達人…
「私は彼方様をずっとまっておりますわ!」
悲劇の姫君。
「全て恨み呪ってやる…!」
過去と残された跡継ぎ…
滅んだ国、ウィダード王国の裏とは!?
お楽しみに……
2009/09/13 10:39
[237]olive
歩きながら、カルロさんが僕に聞いた。
「レイトン先生や父さん、母さんに協力していた女性がいるんでしょ?」
「はい……」
「それって、誰の事?僕がブレッドを名乗っている時から、僕の正体に気付いていたみたいだけどさ」
「……いえません」
「先生に止められてるの?言うの」
はい、と僕が返事する。カルロさんは空を仰ぐと、「じゃあ、当ててやる」と一言いって、僕に笑いかけた。
「マリン」
あの、ブレッドさん時代のカルロさんを誘惑した女性のことか。その人じゃない。
僕は自信をもって、
「いいえ」
といった。
すると、カルロさんはニヤリと笑った。
「マリンじゃないんだね…」
「はい」
「残念だが、僕の正体を最初から知っていたのは、二人しかいないんだ」
「……え」
「成る程…アンネがねえ……」
カルロさんは呟くと、なんだか複雑そうな顔をした。泣くのをこらえる様な、哀しそうな顔だった。
「やっぱ、父親は無事でいてほしいからね…僕もそうだ」
カルロさんが消え入りそうな声で呟いた。
2010/03/10 20:19
[238]olive
カルロは一応23歳の恋愛真っ盛りですから、悲しすぎですよね。
彼女に裏切られるなんて。
さて、次回作とリンクさせます。
2010/03/10 22:56
[239]olive
ロッパ様
ある家に仕える剣士。
アイズィーに主につかえている。
wid王国と、サンステリ王国の秘密を知る男。
wid王国
ウィダード王国の略。
サンステリ王国
ウィダード王国の隣の国。
戦好きで有名で、マルミゲラ家が治めている。
因みに、ウィダード王国はウィダード家が治めている。
マルミゲラ家の紋章は、水平線に垂直に刺さった剣。
2010/03/11 22:30
[240]olive
僕は気まずくなり、黙り込んでしまった。
しかしカルロさんはすぐにニコッとした。
「僕は目的があるからね。こんなことでくよくよしていられないよね」
「え?」
「ウィダード王国とサンステリ王国。
サンステリ家とフォード家。
水平線に垂直な剣。X字の蛇。
僕は色々調べたいから」
「………詳しいですね」
「曾祖母に聞いたんだ」
「………え?」
僕は話の展開のはやさにびっくりしながらも、聞いた。
「僕の偉大な曾祖母」
「………………それは」
「多くを語らないが故、僕達は狙われた」
「……えっ??」
2010/03/11 22:44
[241]olive
「このことはまた話すよ」
カルロさんはそう話すと、辺りを見回した。
「おや?」
何かに気付いたのか、カルロさんの目の先は一点に向かった。
X字に絡んだ蛇の描かれた旗を持って、兵隊さんが行進していた。
「あれはフォード家のパトロールだよ」
ミダル君がカルロさんに話しかけた。
「フォード家って、この町の領主の?」
「うん。ここマッタレラの領主さんだよ」
カルロさんは僕よりこの町に詳しかった。
僕は考古学者の弟子だというのに物理学者にも知識は劣るのか……。
「ゴルゴン・フォードさんというんだ」
「ゴルゴン?」
レイトン先生も食いついた。
「知ってるんですか?」
「ああ、ミダル。
私が探していた人物の一人だよ。
済まないがミダル、ゴルゴン・フォードさんのお家へ案内してくれないか?私は彼と話がしたい」
「はい。分かりました。でも、ゴルゴンさんは頑固ですよ」
「いいんだよ」
先生達が話をしているとき、カルロさんがなにか不思議な笑みを浮かべた。
2010/03/12 21:46
[242]olive
間違い
カルロの台詞
「サンステリ家とフォード家…………」
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
「マルミゲラ家とフォード家…………」
2010/03/12 21:50
[243]town
久しぶりです!
進んでいる~!
2010/03/12 21:53
[244]olive
僕らは程なくして、フォード家についていた。
僕らを蛇の銅像が迎えてくれた。
鎌首を擡げ、ねめるようにこちらをむいたその銅像は、僕らを監視しているようにみえる。
それをくぐり抜けると、兵隊さんが立っていた。
「何か用かね」
「未来から来たものです。御主人に話が」
「ああ、新聞に載っていた。
わかった。呼んでまいる。そこから逃げるでないぞ…」
兵隊さんは僕らを睨みながら、屋敷に入っていった。
「怪しまれていますね、僕達」
「まあ、ね」
「これは、やは…」
「許可が降りたぞ!早くこぬか!!」
僕らの話を、兵隊さんの声が遮った。
僕らは撃たれないためにも、すぐ言うことを聞いた。
屋敷にはいることとなったのだ。
屋敷は装飾が施され、シャンデリアが高い天井にぶら下げられていた。
広間はまるで僕らの家一軒建つくらい広く、真ん中は真っ赤な絨毯が敷かれていた。
その上に壇があって、そのまた上に設置された階段の上に、黄金の椅子がとんと置かれていた。
そこにはきっとゴルゴンさんと思われる髭面の男性と、頻りに髪を撫で付ける女性―奥様だろう―、可愛らしい少女―御息女だろう―が座っていた。
2010/03/12 22:12
[245]olive
ごめん、town!
すれ違い!
来てくれてアリガトー[s:0351]
2010/03/12 22:13
[246]riddle
兵隊さん怖い……。
屋敷のイメージがしやすいです!凄いなぁ…[d:0207]
ゴルゴンさん、頑固かぁ…先生はどんな話をするんだろう!?気になります!
2010/03/12 22:30