[1]YK
【レイトン教授と幻の王国】
改めて、四作目。三部作分全て詰め込みます。
(オノメシンは無しです…すいません)
「僕は皆に手紙の配達をするよ。
でもね…
その傍ら…」
幻の国、ウィダード王国と
謎の配達人…
「私は彼方様をずっとまっておりますわ!」
悲劇の姫君。
「全て恨み呪ってやる…!」
過去と残された跡継ぎ…
滅んだ国、ウィダード王国の裏とは!?
お楽しみに……
2009/09/13 10:39
[297]olive
「情けねえ……」
「……はあ?」
ザルシュ君が呟いた言葉に、カルロさんがとげのある返事をした。
「情けねえの!いやさ、愛がね、愛がものすげえスケールでくずれてっから!」
「ザルシュ!」アイズィーがとめる。
「アイズィー様あ〜、だって、阿呆みたいですよ…ぷっ」
「ちがうのよ、ザルシュ!これは、悲しい二人の恋の物語なのよ!察しの悪い!
……カルロとアンネさんは…愛し合ってたの。お互いの身分を隠して、許されない愛を……。
でもね、それは崩壊したの。もう紡ぎ直すのは難しい、そこまで」
ザルシュ君の顔が赤くなる。
そして、叫んだ。
「それが阿呆らしいんだよ。
坊ちゃまとお嬢ちゃまの分際が何をほざくかこの野郎!!愛で計画が崩れるだとか、勝手にほざいてやがれ、馬〜〜鹿!」
ザルシュ君は怒った顔で叫んだ。
なにか、おかしな顔で。
2010/03/31 14:02
[298]olive
僕は溜息をつく。
ザルシュ君は一体なにを考えているのだろう。
何気なく、目を閉じた。
しかし、その時だった!
まぶたの裏側がにわかに明るくなり、一人、また一人と、なにか人の映像が見えてきた。
少年と、男女がいた。女性が、少年の頭を撫でていた。
男性が口を開いた。
―ザルシュ、新しいママだよ。―
―ママ?ママはお空にいるんでしょ?―
―新しく、ママを迎えたのさ。―
―ふうん…―
ザルシュ?新しいママ…?彼は孤児のはずだが………
―はじめまして、ザルシュ王子。コリブですわ。新しいママになるからね。―
―………ママ!―
―ははは、ザルシュ、ご機嫌だな!―
―ママ、ママ、ママ!―
≡ははは………≡
「…………」
僕が目を開くと、さっきまで怒っていたザルシュ君が鼻歌をうたいながら歩いていた。
僕は新しい力を身につけたのか?もう一度、目を閉じた。
2010/03/31 14:35
[299]town
久しぶり!
目を閉じたら....?!
2010/03/31 15:46
[300]olive
town
久しぶり!
なにやら超能力を発揮したルーク…[s:0319]
おかしな展開になったよ[s:0319]
2010/03/31 17:26
[301]olive
本当の300。
この小説、じかんかかるぞお…!?
2010/03/31 17:27
[302]town
300レス達成おめでとう!
2010/03/31 17:39
[303]olive
ありがとう、town!!
読んでくれる方が少ないので、とても嬉しいよ〜[s:0316][s:0316]
さて、これからの話の予告。
ついにセシルに会える!
なぜ彼は殺人鬼なのか、問い詰めるカルロ……。
「貴方は、ロチェス王子ですか?」
時の止まった呪われた姫、シラーマの過去とは?
「その傍ら…」
「お待ちしておりますわ!」
「すべて恨み呪ってやる!」
「Mr.ダミイをたおします」
お楽しみに……
2010/04/01 11:25
[304]olive
こんどは、まぶたの裏には部屋がみえた。
「アンネさん」
「はい?」
「そこのレポートを」
「ああ、あれですね。はい」
「ありがとう」
若い男女の会話がきこえる。
……………誰だろう?
「全く、よそよそしいなあ。もっとこう、フレンドリーにいかなくちゃ、アンネちゃん、ブレッドちゃん」
「うるさいなあ、ヘッツイは」
「……でも……私…達」
「だから駄目なのさ。たかが宿題、軽くやってこうぜ!!な!」
「…………ううん……」
なんの会話かさっぱりだ。
2010/04/01 11:34
[305]olive
しかし、話を聞いているうちにわかった。
ここはカルロさんが出た大学、オクスフォード大学の研究室。
カルロさんばブレッドさんと名乗っているから、すこし前のことだ。
物理学をとっていたのは、カルロさん、ヘッツイさん(タイムマシーン発表会の偽物カメラマンで、カルロさんのグル。会場にいたような…)に………アンネさんだ。
しかも、カルロさんとアンネさんがよそよそしいから、随分まえで………
バタン
ん…?
奥からへんな女の人が歩いてきた。
そう、へんなんだ。なにか、不思議なオーラを放つ…………
僕は慌てて目をあけた。
「ぼうや」
「!?」
「あんたに話をしたげるよ」
2010/04/01 13:21
[306]olive
僕は目を開けて、後ろをみた。
そこにいたのは、カルロさんやヘッツイさんの仲間の(つまりスネーク団二世。いまおもえば、スネーク団って名前、皮肉じみでいるよなあ)マリンさんがいた。(海の……なんだろう。名前はきっと偽名だろう)
「ぼうや、はやめに先生にことわりいれてきな。いまから面白い話をするわ」
「………あ、はい」
僕は言われた通り、先生に断りをいれて待っていてもらった。そして、路地裏のマリンさんのもとへはしった。
「おつかれ。
…………。(煙草をいつのまにかもっていたんだ)ふう。
じゃあ、話をしようかね。
私はこの見た目通り、まあすっかり薄汚れちまったけどねえ………もっとやばかったんだよ、あ・い・つ」
マリンさんは煙草の先でカルロさんを指した。
「カルロさんが?」
「ああ、そうさ!まあ私、そんなあいつに惚れ込んじまったんだけどさ。そんで会っててみたら、妻子持ちとおなじようなもんじゃないかい!………はあ」
煙草の煙りに包まれたマリンさんは、それらしくてなにかこわかった。
が、なにかマリンさんの言葉に違和感を感じた。
……可愛いとこもあるんだなあ。
「可愛いとこもあるんだなあ……って?」
「…え!?(考えてただけなのに…!?)」
「まあ、それはべつとして…………
カルロとアンネが会った頃のお話さ。きっと、本人達からは聞いてないだろうから」
「……めっちゃきになります!」
2010/04/01 14:42