[1]YK
【レイトン教授と幻の王国】
改めて、四作目。三部作分全て詰め込みます。
(オノメシンは無しです…すいません)
「僕は皆に手紙の配達をするよ。
でもね…
その傍ら…」
幻の国、ウィダード王国と
謎の配達人…
「私は彼方様をずっとまっておりますわ!」
悲劇の姫君。
「全て恨み呪ってやる…!」
過去と残された跡継ぎ…
滅んだ国、ウィダード王国の裏とは!?
お楽しみに……
2009/09/13 10:39
[317]olive
パソコンは、やっぱ描きにくいですね…
ミダル君が爬虫類みたいな顔…
カルロなどは、また、後。
2010/04/01 22:54
[318]にし
ふーっ
やっとここまで読めた;
こんばんは、不思議生命体にしがやってきたよ^^
まず……、私の小説スレにイラストのプレゼントをありがとう! めっちゃ嬉しかった!!
それにしてもoliveは絵が上手いなぁ……私も練習しなきゃorz
個人的にはシラーマ姫がお気に入りv
2010/04/01 23:05
[319]olive
にし
こんな長ったらしくて駄文を、読んでくれて有難う!!
しかも…絵のことまで…
にしの小説においた、セレアさんやね!!どういたしまして!!
2010/04/01 23:44
[320]olive
「二人は、最初は身分をかくしていた」
「しってますよっ」
「…………ほう。二人はブレッド・ライ、アンネ・ツェーカフと偽ってた」
「僕、前から思ってたんです。この頃はお互い敵同士と分かっていないのに、なんでそんな事を………」
「まあ、お互いに敵の子供同士とは分かってないさ。学校生活を営む上でって事。カルロ・フォードだと差別を受けるし、アンネ・ツェーカフだと嫌に頭下げられちゃうからさあ〜……」
「頭を下げられる……」
そうだ、僕はやっぱり、カルロさんに流されている。
どんなに悪い人でも、それは公に言われていないし、第一ガードンさんは人気のある支持率の高い政治家だ…。
「だから、こっそりとオクスフォード大学とかいう坊ちゃん・嬢ちゃん学校で知り合ったのさ」
「え、オクスフォード大学………」
「オクスフォード大学は金持ちの欲望学校さ。生徒は世間知らず、親の金持ちは子供の出世の為に裏金をつかう。そんな所になんでガードンはアンネを放り込んだか……」
「……………あ」
「彼女を学者にしてひと稼ぎ。学者の夫をつかえさせて、またまたひと稼ぎっ。
…ぷっ、ふふふ…」
「笑っちゃ駄目です!」
「だってよ、ここまで薄汚い奴もなかなかいないよ…?あっははは…」
「………。
あ、そうか、だからカルロさんは…」
「金さえあればスピード出世。だから、カルロも23で学者の端くれに……なれたのさ。
研究だけならいつからでもやれるけど、あのディミトリー博士の助手だからねえ。
カルロはどうやら、ディミトリー博士の助手の紹介で仲間入りしたみたいだが、その助手に裏で金を渡しているのは大学だから……」
「……………」
「そんな所で、二人は会った。
世間知らずもいい所のアンネ、大学の裏を知っていて、財産を悪用して入り込んだカルロ。
ドロドロだよねえ」
「…………怖いです」
「だけど、愛は甘酸っぱかったのよねえ。
二人はそこで、ラブラブを過ごしたのさ」
「成る程、とても気になります」
「もとはあれさ…………そう、グループ交際。
父親の縁で知り合った、……まあ、小、中、高と学校一緒だったからね、幼なじみか……」
「…誰ですかあ」
「ヘッツイ、ヘッツイ。カルロと同じ考え、価値観をもつ人間だよ。
まあ、ヘッツイの恋人がアンネと親友だったんだ。だから、お互いに紹介しあった。
図体と顔のミスマッチ加減が面白いブレッド君、可愛くて素敵だが、中身が抜けていて天然でお嬢様なアンネちゃん。
まあ、うまくいったみたいよ」
「………へえ…」
「おめめが女の子みたいに輝いてるよ、あんた」
2010/04/02 11:10
[321]olive
訂正
「アンネ・ツェーカフだと嫌に……」
↓↓↓↓↓
「アンネ・エクスレラだと嫌に……」
2010/04/02 11:13
[322]olive
シラーマの髪の線、わすれてました。
2010/04/02 15:31
[323]olive
「……………あんたはさ」
「…はい?」
「もし、大好きな人がいて」
「はい」
「その人の父親が」
「…はい」
「人々を苦しめるような奴で」
「……はい」
「でも好きな人は」
「…………」
「その父親を愛していたら…?」
「……僕は……我慢します」
「なぜ即答出来るの…!?」
「ユラ………………………」
「ユラ?」
「……え?は、あ、はひ、ははは!!はあ………」
「ユラって、あんたの彼女かい?」
「みたいな、みたいでないみたいな…」
「…ユラの父親は、どんな奴だった?」
「大金を巻き上げる人だった」
「でも?」
「ユラはそんな父親が好きだった」
「……」
2010/04/04 15:31
[324]olive
「……坊や」
「…はい」
「悲しいかい」
「我慢できたから、悲しくないです!」
僕はにこりと笑って見せた。
「本当に?」
「はい!!!」
「……じゃあ」
「…?」
「今から話すのは、それが悲しくて悔しくて、同時に憎くて仕方のない、心の繊細な、まるでガラス棒をとかしてさらに伸ばしたような、ガラスペンの先の様な、花の花びらのような」
「………」
「卵の殻のような青年のお話さ」
この例えに、二つの意味がある……そう僕はわかった。
卵殻は中からは脆く、崩れ易い。
これは、ひなが殻をやぶりやすいようにしているらしい。
しかし僕らが卵を割るとき、何回か叩きつける。突いて(つついて)も、割れはしない。
外敵に割られないため。
カルロさんも卵の殻につつまれ、オブラートにつつまれ、更に卵の核には、エスケープの入口が小さくあいているだろう。
僕等は外敵。叩いても、びくともしない。
彼自身が打ち破るまで…………
僕等は外敵。カルロさんの心は卵の殻なんだ。
脆く、固い………。
2010/04/04 15:46
[325]olive
第十七(?)章
†††††††††††††††††††
Eyeこそ力
2010/04/04 15:58
[326]olive
「カルロとアンネのラブラブぶりは、こっちが見ていて恥ずかしいくらいだったさ」
「へえ…」
「本名は違えども、お互い、何処かの金持ちだとわかってたしねえ」
「……そっか」
「だから、二人とも楽しくやっていたさ。
マフィアのアジトに居ようとも、その奥の研究室でいままさに毒薬をつくっていようとも。
アンネちゃんは、それが何処だかわからない、なんか怖い人のわんさかいる部屋としか思ってなかったからさ。
それを知ってて、こっそりつくっていたカルロは腹黒いこの上ないね」
「……」
でも…それは一時期の事なんだ。
「でも……」
ほら、切り替わった。僕は耳を塞ぎたくなる。
「遂にアンネちゃんは、カルロの正体を知ってしまう」
「ああ………」
絞り出すような、つらい声を僕はあげた。
「アンネちゃんは、部屋に置かれた毒薬の正体を知ってしまう。カルロの企てていた陰謀を知ってしまう。最近、自分の父親に近付いていたマフィアの黒幕がカルロだと知ってしまう。
アンネちゃんは、父親の命を優先した」
「…マリンさんっ…」
マリンさんは溜息をついた。
「アンネちゃんは、カルロの企てていたその計画を、こっそり父親に伝えようとした。
しかしカルロはそこで、アンネちゃんの正体をやっと知ったんだ。
………カルロのアンネちゃんに対する態度が豹変した」
「……」
「カルロはこっそり逃げ出そうとしたアンネちゃんを捕まえさせ、逃げ惑う彼女をアジトの牢獄に放り込んだ。
手足を縛り、逃げ出そうとするならば容赦なく痛めつけた」
「……ええっ!!……」
「見兼ねた私と、ボスの替え玉のゴードン(本名をヘルマン)がアンネちゃんを牢獄から出して、帰ってこないように、と念をおして逃がした。
ただ、カルロが何故あんなにも愛していたアンネちゃんを閉じ込めたか、よく解らなかった………」
「………そういえば、なんで…?」
「後にわかったんだが、ありゃ独占愛ね」
「独占してまで、好きだったんですか」
「イエス」
「………な………………なぜ………」
僕は言葉が出なかった。
2010/04/05 09:24