[1]夜桜
【レイトン教授と二重人格】
●プロローグ●
皆さんは二重人格を知っていますか?
そう。1つの体に2人入っているという意味。
このストーリーは、レイトンたちと出会った1人の少女とレイトンたちのお話……
フィクションです。
夜桜です。
新しい作品です。
シリーズ3つ書きたいのですが……
一応1つめにしておいてください。はい。
2009/05/02 11:55
[118]夜桜
ガチャッ……
先生が帰って来た。
「先生!!アイスさんが……アイスさんが!!」
「一体何が……!?」
「今、救急車を呼びました!!」
ピーポーピーポーピーポーッ
2009/05/03 22:49
[119]愛吉
はわわわわぁ!
アイスさーん!!
2009/05/03 22:51
[120]夜桜
「アイスさん…は?」
「……意識不明の重体です」
「そんな……」
車の中。僕は落ち込んでいた。
あの声が気になるだけで、興味を持っただけで。
ルビアさんとルカさんが行方不明に。
アイスさんは重体に。
エミリさんはあいつらに誘拐された。
僕はホントに無力だ。
とっても落ち込んだ。
「ルーク。全てが君のせいではない」
「でもっ!!」
「私もその場にいなかった。それだけでもルークと同じ立場だよ」
「……ッ!!」
先生も悲しい顔をした。
なぜ僕たちはこんなに複雑な事件に巻き込まれたんだ?
僕は自分を憎んだ。
全員を守れていない。
もちろん。先生やショコラさんもだ。
僕は……ホントに無力だ。
僕はずっと。自分を責め続けた。
2009/05/03 22:53
[121]愛吉
責める必要ないよー!
ルークの力は可愛さなんだぁーー!!
(感情異常の重体)
2009/05/03 22:56
[122]夜桜
●組織編●
「ふふっ」
「……楽しそうだね。ミノリ」
「あら?分かる?」
「なぜだい?」
「……全ては自分のせい」
「え?」
「自分のせいで…そう思い込み、暴れだし、乱し、心を失う。自分が誰かが分からなくなる。それが、今のルークの状態よ」
「……」
「過去の憎しみで自分を失った。彼は何もかも失った。哀れな…悲劇の少年なんだよ」
―――――――――――――――――――
ガシッ……
バニラは僕の手を握った。
「落ち着けよ!!あたいが何をしたって!!」
「俺にはもう何もない!!お前には分からないだろうがぁぁぁ!!」
僕は持っていたホウキをバニラさんに振り落とした。
でもからぶり。綺麗に避けた。
「やめろよ!!仲間を傷つけるなんて…」
「僕はショコラさんがいいんだよ」
「はぁ?」「お前なんかいらねぇ」
「お前……!!ルークじゃない!!」
「……ルークだよ。ルーク。俺がルークだよ」
「ルークじゃない!!ルークはそんなに狂わない……お前誰だ!!」
「お前こそ誰だよ」
2009/05/03 23:01
[123]夜桜
「!!」
「お前、ショコラの体だけどショコラじゃねーんだろ?ならお前と俺は同じだ」
「まさか……!?」
「久しぶりだな……バニラ・トライトンさん?」
「…!?」
―――――――――――――――――――
「ホント、哀れだわ。人間は」
「なんでだい?」
「過去の苦しみに閉じ込められ、出れない。逃げれない。迷路のような部屋。それを利用して、乗り移ろうとする。それが二重人格よ」
「ショコラの病気か」
「彼女の場合は……過去で知りすぎた」
「何を?」
「秘密を……よ。全ての秘密を知りすぎて、失敗の時に『自分のせい』と責める。そうすると、迷路に閉じ込められ、出れなくなる。ここまではひきこもりね。でも、がんばろうとする力もある」
「そんな人間に乗り移られた人の事を二重人格…ねぇ」
「そういう事」
「ミノリ。お前は一体何を……?」
「私の狙い?そんなのないわ」
「あるはずだろう!!」
「スパーダ。落ち着いて」
「……ッ!!お前らしくねぇぞ!!」
「全ては王様の言うとおりなんだから」
「王様が!?」
「えぇ。王様にいう事は間違いないの。私は王様を心から信じている。スパーダもそうでしょ?」
「おぉ……そうだな!!」
「くすっ……人間は全て、哀れで騙されやすい存在」
2009/05/03 23:08
[124]夜桜
あしたは少し出かけるのであさって更新いたします。
4章も後5回ぐらいで5章に映ります。
お楽しみに~☆
2009/05/03 23:48
[125]愛吉
楽しみでーす☆
2009/05/03 23:50
[126]夜桜
「…………」
僕は先生と部屋に帰った後。ずっと部屋に閉じこもっている。
自分のせいで……皆が……!!
また頭が混乱しそうだった。
自分がいていいのか。
自分が存在していいのか。
そうとも思った。
そのときだった。
手紙が降ってきた。
「先生!!」
僕は気分が治ったように、先生の元へと駆けた。
―――――――――――――――――――
次は決闘とでも行かないかい?
戦う決闘ではないよ。
話合いでの……決闘…だよ?
―――――――――――――――――――
「先生。どうするんですか?」
「話合いの決闘……」
「……!!この待ち合わせ場所!!」
「あぁ。エミリさんがいる場所と同じなんだよ」
「じゃあ!!」
「でもこちらは2人ではね……不利なんだよ」
そうだった……。
エミリさんは誘拐され、
アイスさんは重体。
残りの2人も行方不明。
全て……僕のせいで……!!
『そうだ。お前のせいなんだ』
……!?
『全てお前のせいなんだよ』
誰!?バニラさんじゃない……。
頭がズキズキッと痛い。
「うわぁぁぁ!!」
「ルーク!?」
2009/05/04 08:48
[127]夜桜
●組織編●
「エミリ。あなたの出番なんだから。彼らは助けに来てくれるかな……?」
「…………」
―――――――――――――――――――
「なぜ……お前私の名前を!?」
「あれ? トライトンさん。びっくりしてますね」
「…………私。ここの人たちには誰も本名は…!!」
2009/05/04 08:50