[1]トライトン
【レイトン教授と時の歯車】
う~ん・・・、最近ヒマなので こちらに初の小説書こうかなあと・・・。
・・・この掲示板、もう少し 使いやすくなりませんかね・・・? いえいえ、何でもありませんよ。
それでは、はじめます。
「レイトン教授と時の歯車」
・・・うそだ、僕はこんなの信じないぞ!きっとこれは 1年前の事件と同じ仕組みなんだ・・。
信じてしまったら、僕は・・・、僕は!!
2009/03/10 20:13
[62]トライトン
この大学は、ドアを見るだけで誰の部屋なのか大体分かってしまう。先生の研究室のドアには山高帽の絵が刻まれているのですぐに分かった。・・・たとえ場所は変わってしまっていたとしても。
僕の今隣にいるレイトン先生の研究室は先生にとって、とても大切な恩師、シュレーダー博士からゆずりうけたもの。それをいくら建て替えたからって、場所まで変わってしまうなんて・・・。未来の先生に何か特別な出来事があったのかもしれない。
2009/06/21 11:44
[63]トライトン
「僕から中に入らせていただいてもよろしいでしょうか?」
先生の方を緊張した眼差しで見ると、我慢したようすでコクンとうなずいた。僕よりも先生の方が早く会ってみたいと思っていたに違いない。
『コンコン』
ノックをし、ドアノブを握り、ゆっくりと回す。
開かない・・・
「先生、どうしましょう。鍵がかかっています。・・・・留守なのでしょうか?」
「それは違うと思うよ。今の時間帯なら、普段の私なら研究室にこもっているはずなのだが・・・。」
先生は僕の前に立ち、もう一度ドアノブを回した。僕と違って緊張はしてなく、意外と回すスピードは速かった。
でも、やはり開かない。どうしてだろう。
すると、先生は何か閃いたようで、とても嬉しそうな顔で僕に言った。
「・・・未来の私も相変わらずかなりのナゾ好きだね。ルーク、このナゾに縛られた鍵をはずしてごらん。」
なるほど、そういうことか!
2009/06/21 12:12
[64]トライトン
ナゾ3~謎の数字~ピカラット:20
1→2
2→1
9→3
上の数字には、ある法則がある。
では、
2+5+7+9+6
これらの数字を法則に従い、和をもとめてほしい。
2009/06/21 12:24
[65]フルート
私の推理が正しければ…
答えは「9」です[a:0420]!(間違えていたらごめんなさい[a:0330])
例にあげられた数字と導かれた数の法則から、各数字を平仮名表記した時の文字数と考えました!!(*^^*)
トライトンさんの小説、いつも楽しみに読ませて頂いています[a:0420]ミステリアスな部分の表現もとても流麗で、レイトンやルークの言動もよく活かされていてステキです!!
更新楽しみにしています♪頑張って下さい!
2009/06/21 13:36
[66]トライトン
フルートs>応援ありがとうございます★
ふだんあんまり応援してもら ったことがなかったので、と ても嬉しいです。
もちろん、正解ですよ!おめ でとうございます★
2009/06/22 18:34
[67]トライトン
↑文字が変になりました(汗)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ナゾ解明★
まあ、これくらい当然かな♪
「解けました!」
『ガチャ』
ドアノブの鈍い音が僕たちの耳に響き渡る。いよいよ未来の先生と会えるんだ・・・・・・!!
待ち遠しさと不安の、とても解きようのない複雑な気持ちをなんとも思わず、扉は自然と開いていく。開くとき、僕は一度ドアを閉めようかなとおもった。
木材の香りが微かに残る、研究室の扉を開けたとき、そこには
だれもいなかった。
研究室も跡形もなく綺麗に片付いていた・・・
2009/06/22 18:45
[68]トライトン
すぐ目の前に映るこのなんともいえない光景に、僕はただ立往生しているだけだった。
なぜ、わざわざ誰もいないはずの部屋のドアにナゾの鍵を仕掛けてまで・・・・
言葉が詰まる。
『研究室で、先生がお待ちですよ』
未来のアロマさんが僕たちに伝えた言葉。あれはまさか、嘘だったのだろうか。
僕があーだこーだと考えていると、先生はすでに空っぽの部屋を調査し始めていた。
「う~ん・・・・。どうやら、私の研究室をそのままそっくり別の場所へ移したみたいだね。」
そうつぶやきながら、先生は床やら壁やら天井やらを繰り返し見ていた。
わざわざ研究室をそのままにして、場所だけ移すなんて・・・おかしいな。
僕もそのまま立っているのも失礼だと思ったので、先生と一緒にあたりを見回す。
「え~っと・・・・」
今度は僕が唸りながら足を一歩踏み出す。
「うわ!!」
「大丈夫かい、ルーク」
僕としたことが、何かにつまずいてしまったようだ。それにしても、痛い・・・。
★!!
僕が今つまずいたところに、何かがある!
「せんせ・・・」
いや、やっぱり今は先生にいうのは止めておこう。いくら助手とはいえ、すべてを先生のお手柄にしたいわけではない。こういうときくらい、僕だって・・・。
先生は今僕が発見したことを全く知らないみたいだ。
僕はそっとしゃがみこんでその『何か』に触れてみた。
『カチッ』
おや? 何かのスイッチを押してしまったみたいだ。それに気のせいか、だんだん僕の周りの床板が上がっていってるような・・・?
違う! 僕が下がっているんだ。
え・・・・じゃ、まさか そのまま沈んでしまうのかな・・・
「ッ」
いきなり床板の角度が急になり、僕は真っ暗な床下へ今にも落ちてしまいそうだ。
こんな大変あ目になっているとき、ナイスタイミングに先生は僕の方に振り向き、
「思い出したよ、ルーク、そこら辺の床板に地下へとつながるスイッチがあったはず・・・」
「うわあああぁぁぁ・・・・」
僕はそのまま滑り落ちた。僕がその瞬間最後に先生の口から聞き取った言葉は
「ああ、やっぱりそこだったのか。」
僕の心配は?
2009/06/24 22:58
[69]トライトン
『ドスン!!』
僕は先生が『地下室』という場所に大きな音を立ててしりもちをついた。運がよかったようで、ズボンが少し汚れたくらいですんだ。
それにしても、辺りは真っ暗。ここに落ちたとき、びっくりして目を瞑ってしまったが、落ち着いて目を開いても目を瞑っていたときとさほど変わりはない。
僕は何も見えないのに、どこかに明かりを灯せるものはないかとキョロキョロしていた。
『ストッ』
今度は先生が落ちてきた。僕と違って楽に着地したみたいだ。少しホッとした。
「ここの地下室はね、私が研究室をシュレーダー博士から譲り受けたときに発見したものなんだ。どうやらシュレーダー博士は若いころの遊び心で仕事の合間に取り付けたとはなしていたが・・・・。これまで残っているとはね。」
先生はそういうと、自分の鞄から洞窟で使ったのと同じ携帯型のランプを取り出した。
それとほぼ同時になぜだかは分からないけど、地下室に明かりがついたようだ。(少々薄暗いけど・・・)
誰がつけたのかな?
そう心の中でつぶやき、再び正面に向きなおすと、僕と先生がいる位置から、たった1メートルほどしか離れていないところに
『未来の先生』らしき人物が、今隣にいる先生と全く同じ優しげな顔で僕ら2人を見つめていた。
その人はこう言う。
「待っていたよ」
2009/06/25 15:58
[70]トライトン
容姿はアロマさんの時と比べると、茶色の髪の毛の色がほんの少し薄くなっているだけで、それ以外は何も先生は変わっていなかった。僕たちの時代から10年も経っているというのに・・・・いや、10年しか経っていないのか。
今僕たち3人は、地下室の古いテーブルの椅子に座っている。僕は2人の先生が一応初対面にも関わらず、何か熱心に話しているのをうわの空に、未来の先生が用意した紅茶の湯気をただ眺めていた。
その紅茶を一口飲んでみると、新しい葉だとすぐに分かった。レイトン先生と一緒に飲むお馴染みの味だ。不意に、僕たちの時代=過去に懐かしさを感じてしまう。
そのまま一時間くらいたっただろうか。紅茶も完全に冷めてしまっているというのに、この2人は・・・。だんだん話がエキサイティングになっていく。本当にいい加減にしてほしいくらいだ。
僕らはそもそも、あの賢い鳩に導かれてここまで来たというのに・・・。
「ねえ、先生。何をさっきから話していらしたのですか?」
いら立ちが限界に達し、僕は2人の一生止まらなそうな討論に突っ込んだ。
すると2人の先生はアッと思い出したようで、話しをピタッと止めた。
2009/06/25 23:08
[71]トライトン
まるで前から打ち合わせでもしてたかのように、2人の先生は僕の方をピタッと揃って振り向いた。
「すまない、ルーク。ちょっと未来の科学技術というのに好奇心が沸いてしまってね。」
「フフ・・・自分自身と話すのもなかなか興味深いね。」
僕を笑顔で見つめる2人の先生を眺めていると、どちらの先生が未来なのか過去なのか分からなくなってしまう。見比べているだけで、頭がふらついてくるほどそっくりだ。おっと、もともとどちらも同一人物だった。
そんな中で、唯一髪の毛の色以外に違うところを見つけた。それは眼だ。
僕と一緒にここまで旅を続けてきた『過去の先生』の眼は、初めて会ったときと変わらず、小さいが輝きに満ちていた。反対に『未来の先生』はどうだろう。確かにさほど変わらないが、ほんの少しだけ眼の色が濁っている・・・。今まで何年も見てきたので僕にはすぐ分かった。
「さて、もう少し君と話したいところだけど、そろそろ本題に入ろうか。」
未来の先生が顔を上げ、真剣な眼差しで僕と先生に語りかけてきた。
2009/06/26 23:36