[1]アリス
【【ルーク少年と龍の導因】】
自作の小説です[d:0101]
途中で感想、質問を書き込んでもかまいません[d:0206]応援よろしくお願いします[d:0140][d:0150]
2009/02/20 22:48
[27]アリス
すいません前レスの訂正です。
"焦げ茶色のさや"="焦げ茶色のつか"
でお願いします。
「ちょっと待ってよピル!」
ただでさえ武器をあまり扱った事のない僕にいきなり真剣はないだろう!?
「僕にはまだ早…」
と言いかけたところで今までレジに顔を向けていたピルが静かに振り返った。
その表情は笑ってはいるが、どこか謎めいている。
「大丈夫、剣の事ならそいつが良~く知っているさ…。」
彼の瞳がほんの一瞬真っ赤に染まった気がした。僕が自分の目を疑いまぶたをこすろうとしたその時、
ズキッ! 不意に左手から痛みが走った。あまりにも突然だったため、僕は訳がわからず、他の人に見られないようにチラッと左手の甲を確かめた。
そこには、例のあのスペードしかなかった。が、そのスペードに異変が起きていた。
さっきまでただ当たり前のように黒く浮き上がっていたはずなのに、今はどうだ。黒、金色、黒、金色の一定のリズムで点滅しているのだ。
僕は何かを察して、すぐに印しを隠した。
何なんだこれは。点滅に呼応するかのように左手がズキンズキンと痛む。まるで、すり傷にお湯を浸したあの痛みに似ている。
それに、何故だか胸の辺りが熱い。突然胸に火がついたかとでもゆうように。
突然の異変に僕がうろたえていると、ピルがさっきの剣をさやにおさめてこちらに持ってきた。
すると、痛みがふっとおさまった。と同時に火も消えたようだ。
何だったんだ?今の…?嘘のように痛みがひいたのを不思議がっている僕にお構いなしに、ピルは肩に乗った。
「ほら、いつまでそんな事をしているんだい?早くあっちにつきたいのならサッサと出発しよう。」
「え、でも…」
僕が取り乱して言うと、しっかりしな!と一声かけて無理やり立たせた。ふらつく僕をよそに、彼は僕のズボンになんとか剣を備えた。
小さな手でも、彼はすごく手先が器用で、簡単に剣を備え付けた。
ピルが手を離した瞬間、重みでズボンが落ちそうになったが、間一髪のところで最悪の事態はまぬがれた。
慌ててズボンを履き直す僕にピルは優しく肩をポンッと叩いた。
ピルのそのさりげない動作のおかげで、僕は混乱から立ち直る事ができた。
僕が感謝の眼差しを救い主に向けると、ピルはグッと親指を立てて微笑んだ。
僕達は何も言わないまま、武器屋を後にした。
2009/03/08 17:52
[28]アリス
第3章 ~危機~
それから、僕達は朝食をとった。レストランのような店に入り、メニューを見ると、信じらんない物を目にして、深くため息をついた。
内心、こんな事じゃないだろうと思っていたさ。でも、「イモリの唐揚げ」って何なんだ?
イモリって、まさかあのイモリ!?
そんな感じの、料理名を見ただけでガクッと食欲がなくなる単語が、ずらっと並んでいるのである。
中には憎い事に、写真までついているのもある。その見た目っていうのは…あぁ!説明したくもない!
簡単に言うと、アロマさんの"愛情料理"よりも凄いのである。(悪い意味で)
それでも、僕は一番まともそうな、『虹色カレ―』を(頑張って)食べている。
その名の通り、ルーの部分が見事に七色なのである。
率直に感想を述べると…
甘い。とにかく甘い。一口食べただけでも、一瞬にして口の中が砂漠になる。慌てて水(幸いにも水はちゃんとした水だった。)を流しこむ僕を見て、ピルは腹を抱えてケラケラと笑う。
残そうにも残せない。ここから先はしばらく食べ物にありつけるかわからないというのだ。
それに、お金もかかっている。「どうしたんだ?早く食べなよ」としきりにはやしたてる。ピルを、僕は横目で睨んだ。
それに比べて彼は、リンゴのような赤い果実に美味しそうにかじりついている。
僕はつくづくそっちにするんだったと後悔する。と同時にカクンと首をうなだれる。
食紅をふんだんに使ったようなカレーをなんとか完食すると、僕はまた深くため息をついた。
ため息ばっかりしていると、幸せが逃げて行くなんて言うけど、今まさに幸せが逃げて行ってしまった気がした。
2009/03/10 01:00
[29]アリス
水を止め処なく飲んでいると、ピルがチラッと僕を見たのに気づいた。
なんとか口の中の甘~い後味を消し去って、コップから口を話すと、待ち構えていたかのように、
「さて、食後のデザートといきますか。」
サッとピルが口ずさんだ。
デザート?途端に僕の目は期待で輝いた。デザートなら別さ。いくらでも食べれる。
期待している僕をよそに、彼は呆れたように言った。
「君、何か勘違いしてないかい?僕は食べ物なんて、一っ事も口にしてないぞ。全く。子供だねぇ。」
ヤレヤレという動作に、僕は少々カチンときた。コイツ、何様のつもりなんだ?
「じゃあ、何なんだよ。」
むっつりして僕が尋ねると、自信満々とでもいうように、人差し指を立て、静かに言った。
「もちろん、ナゾさ…。」
2009/03/10 01:59
[30]アリス
*ナゾ2*
[d:0081]リンゴ、メロン[d:0081]
木へんに『赤』と書いて『リンゴ』。
『青』と書いて『メロン』と読むとする。
では、木へんに『黄』と書いて何と読むか。
[d:0082]ヒント[d:0082]
例えに騙されるな!
普通に紙に書いてみよう。小学校で習ったはずだ。
2009/03/10 02:07
[31]アリス
もし答えがわかった方がいたら、ぜひレスしてくださいね[d:0206][d:0150]
2009/03/10 02:08
[32]Professor
横…ですか?
2009/03/10 06:40
[33]アリス
正解です[d:0158]
答えは"横"(ヨコ)
です[d:0140]
バナナやレモンと間違えた人はいませんでしたか?
2009/03/11 01:05
[34]アリス
スイマセン[d:0162]最近全く更新してませんでしたね[d:0163]これからは進めようと思います[d:0199]
少し違った(出だしだけ)【夢幻の龍】もよろしくお願いします[d:0101][d:0087]
2009/03/14 00:30
[35]アリス
「わかった。正解は"横"だよね?」
僕がテーブルに手をついて問いかけると、
ピルはふふんと鼻で笑った。
「何がおかしいのさ。」
「いや、あまりに自信ありげに言うからさ…クスクス」
ムッ。こういうところが嫌なんだよな~。
人をおちょくって、何が楽しいのさ。
「行くなら早く行くんじゃなかったの?」
僕がイライラして言うと、ピルはわかったと言いながらもまだ笑っている。
会計を済ませて、外に出ようとした時、「もしもし?」と後ろから声をかけられた。
僕達が同時に振り返るとそこには、人の良さそうな男の人が立っていた。
「すまないが、一つきいてもいいかい?」
「はい。何ですか?」
「君、腰に剣を備えてるって事は、旅をしているのかい?」
僕は今更のように腰にある剣に触れ、少し戸惑いながらも「そう…です…。」と答えた。
2009/03/14 00:47
[36]アリス
これからは
http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.php?mode=view&no=12311
で更新する事にしました。
今までここで見ていた方には悪いですが、よろしくお願いします。
2009/03/15 18:49