[1]バートン
【レイトン教授と悪辣な島】
「痛…っ」
座礁した小舟には穴が空き、これで島を出ることは不可能なようだ。
「大丈夫かい、ルーク?」
「はい…なんとか…」
投げ出された場所が、砂浜で良かった。
多少のかすり傷はあるが、僕も先生も大怪我はしていない。
帽子を深くかぶり直し顔を上げると、ロンドンでは決して見ることのない木々が…ジャングルがそこにはあった。
(タイトルのとおり、リレー小説を書いていって下さい。続きお願いします。決まりは特にありません。)
2009/02/04 21:02
[69]サラ
僕は言葉につまった。そしてやっとの思いでこう言った。「う・・え・・あ・・何でそんなこと!?」するとコルダはしょぼんとした顔で言った。「心配に・・なったのです。」それはあまりにも小さな声で僕にはよく聞こえなかった。「もう一回言ってくれる?」ぼくはそう要求した。「カシスでは国以外の人間と愛し合うことはゆるされないのです。」「へ・・・?」なっ何でぼくとアトラが愛し合わなきゃいけないのさ!?「いえ・・こんなこと聞いてすいませんでした。」沈黙があった。「さっ夕飯にしましようか。」コルダがあわてていった。
2009/02/16 19:02
[70]テルナ
去って行くコルダの後ろ姿はすごく悲しそうだった。
「国以外の人と愛し合ってはならない。かぁ…」僕は一言そうつぶやくと、コルダの後を追って洞窟に戻った。
焚き火を囲いながら、今日も焼き肉を食べる。
張り切って獲物を狩りに行くアトラを見て、そこにすかさずコルダが「肉ばっかりじゃダメです」とツッコミを入れて木の実を持ってくる。
さすが幼ななじみのコルダだ。あの高飛車な姫をうまくなだめている。
そういえば、さっき岬に行った時、コルダはこんな話もしてくれた。
「何十年か前に、その掟を破った不届き者がいて、ラクーアと人間の間に子を作ってしまったやつがいました。
今まで、みんな掟を忠実に守ってきたから、過去にこんな事は一度も無かった。考えてみてください。ルーク様。
ラクーアの強大な攻撃力と、人間の…こう言ってしまうと人間を侮辱しているように聞こえますが…人間のどす黒い欲望を持った化け物が
生まれてしまったんですよ。」
2009/02/16 21:32
[71]アロマ
そして、コルダはみんながいる洞窟へと戻っていった。
「あっ、待って下さいよ!!」
僕は慌てて洞窟へ戻ってゆくコルダを追いながら言った。
「どこに行ってたんだ?飯の準備はもう出来てるぞ!!」
帰ってきた僕達に向かってアトラが言った。
「すみません、待たせてしまって…。」と、コルダは深々と頭を下げながら言うと、
「いや、準備が出来たと言っても先程出来た所だったので別に良いですよ。」と、先生は優しく言った。
2009/02/16 21:44
[72]アロマ
あっ、さっきの投稿はなかった事にしてください[s:0098][s:0319]
2009/02/16 21:46
[73]リク
「犬の成長が早いのと同じく、その子もまた、すぐに人を殺めるぐらいの力がつきました。
すると、自分の母親だったラクーアを殺してしまったのです。
人間だった父親は我が子の凶暴さに驚き、国から逃げて行きました。
その父親は、今でも行方不明だそうです。
その悪魔の子を止めに、たくさんのラクーアが犠牲になりました。
誰もが諦めかけてたその時、海の向こうから、一人の人間がやってきたのです。
その者の周りには、黄金に光る毛並みをした狼が何百といました。
人間が島に上陸するやいなや、黄金狼の兵は悪魔の子に襲いかかっていきました。悪魔の子がどんなに兵に噛みついても、全く隊列を乱さず、次々と攻撃を繰り出す。
やがて、子供はぼろ雑巾のようになり、動けなくなってしまいます。
しかし人間は子供にとどめをさすかわりに、ラクーアとしての力を抜き取り、結晶化させました。
そして、生き残ったラクーア達に狼のことで
『この者を殺す必要は無い。この【ラクーアの秘宝】を守りぬくのだ。さすれば、このような酷い争いは無くなるであろう』と。
そう伝えると、人間は狼達を引き連れて海に帰って行ったとされています。
私達はその人間を【サークリス】(救いの神)
と呼び、崇め、秘宝をどこかの島に隠したとされています。」
2009/02/16 22:04
[74]アリス
「で、その子供はどうなったの?」
僕は気になったのできいてみた。
「その後子供は、箱に入れられ、海に流されたとされています。」
そして、少し考えるように低く唸ったあと、
「確かその子供の名前も一緒に伝えられたのですが…………」
長い沈黙の後、コルダはようやく口を開いた。
「そうです!
赤い目をした狼…
アンディ・フラット 」
僕はその一言で不安が再頂点に達した。
2009/02/16 22:14
[75]リク
前レスの訂正です。
狼のことで~
とありますが、
正しくは
狼の言葉で~
です。
2009/02/17 01:36
[76]サラ
「あっあっアンディ・フラット!?」僕はすっとんきょうな声をあげた。 「なっなんですか?」コルダがびっくりして言った。僕は少し考えた。先生の知り合いのアンディ・フラットは人間のどす黒い欲望を持った化け物だった。こういう事になる。つまりアンディ・フラットは自分を殺しかけた
者がかくした秘宝を僕たちに一週間で探せと言っているのか?こんな広い島で?どうやって?僕たちに探させる理由は何?ただのゲーム?でもこんな言い伝えになるほどすごい秘宝にアンディ・フラットがかかわってる(かもしれない)なんて・・・しかもその秘宝を探せなんて・・偶然すぎにもほどがある。僕は考えすぎで頭がくらくらしそのまま気絶してしまった。
2009/02/17 20:54
[77]バートン
僕が意識を取り戻したのは、洞窟内でのことだった。
どうやらコルダがここまで僕を運んでくれたようだ。
コルダはアトラと寄り添って寝息をたてている。
洞窟の外では、相変わらずふわふわと雪が舞っていた。
それにも関わらずここが暖かいのは、この焚火のおかげだろう。
しかし、僕は異変に気づいた。先生がいないのだ。
幸いにも、洞窟から伸びる足跡は未だ消えていない。
それを辿ると、砂浜に出た。案の定、先生は小舟を修理していた。
僕の気配に気づいたのか、先生が振り向く。
「ルーク、もう大丈夫なのかい?」
「はい。もうすっかり」
先生の微笑を見ると、なんだか落ち着いた。
僕は先生を手伝いつつ、倒れる前にコルダから聞いたことを話し始める。
サークリスの伝説のこと、
悪魔の子と結晶のこと、
悪魔の子がアンディ=フラットだということ。
先生は全てを話終えた僕に、こう言った。
「君は不自然に感じなかったかい?」
何のことかさっぱりわからず、僕はただ唖然とした。
「まず、何故あのアトラという少女はコルダから逃げたのだろうか」
「ラクーアの存在を知られたくなかったからではないでしょうか」「いや、それだけではないと思う」
2009/02/19 06:38
[78]アロマ
その時、僕はある事を思い出した。
「あっ、そうか!アトラはお父さんから逃げて来たって…。」
「いや、それは嘘だったんだよ。」
「えぇーー!?」
僕は先生の言葉に驚いた。アトラは、どこまで嘘をついているのだろうか。
それほど、知られてはいけない事があるのだろうか…。
「じゃっ、じゃあ、本当は何なんですか!?教えて下さい!」
僕が、そうやって先生に頼むと、先生は口を開いた。
「追われていたんだよ、アンディの手下達に。」
2009/02/22 07:34