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レイトン教授と制裁のミイラ

t.o

はい。
僕の小説第5弾です。
過去作
第1作「レイトン教授と世界への塔」
第2作「レイトン教授と幻の三角都市」
第3作「ルーク少年の事件ファイル」
第4作「レイトン教授VSルパン三世」
とはストーリー内の直接的な繋がりはとくにありません。
更新はまばらになりますがよろしくお願いします。

2015-11-12 20:54:12


t.o

序章「舞い戻った教え子」

2015-12-01 15:09:29


t.o

Chapter.1「真夜中に」
ロンドンの暗い夜に霧がたちこめていた。
どこからともなくコウモリのキィキィ笑う声がこだましていた。
電気がほとんどついていない部屋の窓からそんな薄暗い真夜中を覗きながらまったりと晩酌をするのがその男の日課だった。
男はシャンパンに入ったワインをちびちびと飲みと深い息をついた。
ワインには男の顔がボンヤリと反射して揺れている。
男はワインが無くなってしまったので、席を立ち、窓に背を向けて冷蔵庫へと歩いて行った。
冷蔵庫を漁って新しいワインを取り出した時、男は寒い外の風が吹き込むのを感じた。
気になって振り返ると、そこにはぼんやりとひとりの人の影があった。
顔は確認できなかった。
「何者だ!!?」
彼は叫んだがその人は聞く耳を持っていなかった。

鈍い音が部屋の中に響き渡り、男はどっと倒れた。
ワインより濃い赤色の血がツーッと染み渡っていた。
「これがアトネミアの怒りだ・・・。」
入ってきた人はニヤリと白い歯を見せると、入ってきた窓から出て行った。
===================================================
更新遅れてすみません。

2015-12-01 15:21:56


榊 杏里

はじめまして、榊杏里という者です!
序盤から事件ですね!!この先がとても気になります。

t・oさんは、今回が5作目という事ですが、時間を見つけて、前作も読み進めていきたいと思います。
更新、頑張ってください(*^_^*)

2015-12-20 18:21:00


t.o

久しぶりのコ・ガ・マ!
>榊 杏里
読んでくださりありがとうございます!
更新してなくてまだ本当の最初ですが楽しんで頂ければ幸いです。
過去作に関しては1、2、3作目と続けて三部作となっており大きな1つの物語となっています。
4作目はその後から始まる時間軸となっています。
1作目から読んで頂ければいいです。
また、今作の時間軸設定は前作「レイトン教授VSルパン三世」から3週間後くらいです。
更新まばらですみません。

2015-12-24 11:34:46


t.o

Chapter.2「連続殺人事件」
ある晴れた暖かい日であった。
ロンドンにある大学、グレッセンヘラーカレッジの研究室でレイトン教授と助手のルークが話をしていた。
「先生、世の中も物騒ですね。もう3件目ですよ。」
ルークは新聞に目を通しながらつぶやいた。
「なんだって?見せてごらん。」
レイトンはルークから新聞を受け取ると、目を通した。
「どれどれ、本当だね。」
新聞には昨日あったというある事件が報道されていた。
『《連続殺人事件第3夜!》
昨日の夜10時ごろに殺されたとみられる遺体が発見された。死亡したのはロンドンに住む男性ストリング・ライファー氏38歳。彼は後ろからナイフで刺されたとみられており警察は詳しい死の状況を調べているとのこと。また、現場には過去二回の事件と同じく古い小槌が落ちており、色は赤だったという。警察は過去二回と同一の犯人とみて捜査をしている。』
レイトンはぼそりとつぶやいた。
「全く恐ろしいものだね。この三日間毎日殺人が起きてるなんて。しかも同じように小槌を落とすという痕跡が残ることも不思議だ。」
そう。いまロンドンでは毎日のように殺人事件が起こっているのだ。
今回の事件で3度目となるが、どれも同じなのは現場に古い小槌が落ちているということだ。
それ以外に手がかりと思えるものもなく、捜査は難航している。
話していると、ローザが扉を開けて入ってきた。
「教授、お客様がお見えになっています。」
「お客様?」
「ええ。なんでも教授にお会いしたいとのことで。見覚えのある方でした。」
レイトンはちょっと考え、わかったと言い、その人物に会うために部屋を出て行った。
====================================
【深まるナゾ】
① 残る小槌
・ロンドンで毎日殺人が起きている。しかも現場には小槌が転がっているという。
果たして犯人は何者なのか?そして目的はなんなのか?
〔教授のひとこと〕
「小槌が古いというのも何か裏がありそうだね。それにわざわざ証拠となりうるものを残していくのも胡散臭いね。」

2015-12-24 12:52:10


れもん

お久しぶりです
いや〜、前作やっと読み終わりました。
ルーク「おっそ!」
すみませんでした。
今作は教授の一言が入っているんですね!
どんな展開になって行くのか楽しみです!

2015-12-28 18:09:44


t.o

コ・ガ・マ!
>れもん
久しぶり!
いやあやっと完結しましたよ(笑)
なんとか綺麗にまとめたつもりだけどどうだったでしょうか?
今作もよろしくね!
教授のひとことというよりも今作から「深まるナゾ」のコーナーを入れたんだよ。
徐々に増えていくからお楽しみに!

2015-12-29 20:29:17


t.o

Chapter.3「帰ってきた優等生」
レイトンは自分を訪ねてきたという人物が待つ待合室へ向かった。
扉を開けるとそこには茶色の髪の毛をした爽やかな青年が椅子に腰掛けていた。レイトンにはそれが誰なのかすぐに分かった。
「おお、君は!」
相手も扉が開いたので振り向くと顔を明るくして話しかけてきた。
「あっ、エルシャール先生!」
レイトンはにこやかに笑いかけた。
「いやあ久しぶりだね!まさか君が訪ねて来るとは。」
レイトンを追いかけてルークも入ってきた。
「先生!誰なんですかその人!」
レイトンはハハと笑うと説明をした。
「ああ、君は知らないね。彼の名は『ブラウン・トナー』。6年ほど前に私の元で考古学を学んでいた教え子だ。今ではアトネミア遺跡研究の第一人者として立派に研究をしている。私の教えた中では最も優秀だった生徒といっていいだろう。」
それを聞いてルークは目を丸くした。
「ええーっ!それは凄いですね!アトネミア遺跡といえばちょっと前にミイラ発見とかって騒いでた遺跡ですよね!それを研究しているなんて!」
ブラウンは謙遜して答えた。
「そんなことないですよ、僕が一番だなんて...。」
ここでレイトンはブラウンがなぜここに来たのか聞くことにした。
「ところで、ブラウン。今日訪ねてきたのはなぜだい?」
ブラウンは急に表情を変えて答えた。
「実は、先生にどうしても解いてほしいナゾがあるんです。」
こういった後でブラウンは静かに話を始めた。

2015-12-29 20:49:43


t.o

Chapter.4「消えたミイラ」
ある日突然レイトンのもとに舞い戻った元教え子ブラウン。彼はレイトンの推理力を見込んで、難解な謎の解明を頼みに来たというのだ。
「私にどうしても解いてほしい謎?」
「ええ。ふたつあります。僕が知りたいのはその謎それぞれについてはもちろんですがその関連性についてもです。」
レイトンはどっかりとソファに腰掛けた。
「わかった。話してみなさい。」
ブラウンは下を向き、静かに語り始めた。
「今から5日くらい前の出来事です。
僕らはいつものようにアトネミア遺跡の調査を続けていました。そして調査で発掘された古代の食器とかを保管庫に運んでいた時にそれを見つけました。」
ルークが不思議そうに聞く。
「何があったんですか?」
「...保管場所から消えていたんですよ。“ミイラ”と“小槌”が。」
「なんだって!?」

2016-02-09 11:06:35


真時(元清瀧)

久しぶり!
前作完結おめでとう!

もうすでにミイラと小槌の行方が!!

犯人はドン・ポールに決定!

ドン「何でワシ!?」←

更新頑張って!

2016-06-13 17:36:13


t.o

皆さんお久しぶりです。
ルーク「どの面下げて戻ってきてんですか。」
すみません。最終更新の2月9日からまる半年ほど音沙汰無くいましたが生きてます。
実は色々と忙しい事が続いていてここに顔を出す事が困難になっておりました。
合間を見つけて少しだけ書き溜めたものがあるのでそのストックをゆっくりと公開しつつ、やっていこうと思います。
今後はストックを常に切らさないようにしてやっていきます。
これからも遅い更新になるかと思いますがたまに見にきていただけるとうれしいです。
ではコ・ガ・マやって更新したいと思います。

2016-08-11 19:27:11


t.o

コ・ガ・マのコーナー!!
ルーク「このノリほんといつ以来でしょうね」
本当にね。
では行きます。
>真時
久しぶり〜!
返信遅れてごめんね!
そー前作終わらせるのに相当かかったよ(笑)
今回もゆっくりペースだからほんといつまでかかることやら(笑)
ミイラと小槌の行方はどうなるかこの先注目してね!
犯人ねー、ドン・ポールは(僕のシリーズでは)「幻の三角都市」のラスト以降行方不明だからどうなるか分からないね(笑)
今回はストーリーが進むにつれて読者の人にも犯人を予想してもらう作りになってるから是非考えてね!

2016-08-11 19:32:28


t.o

Chapter.5「なくなったモノ」
「ミイラがあった場所から消えるなんてそんなの誰かが動かしていなければ絶対にありえない事だね。その様子だと無論、誰も動かしていないというんだろう?」
ブラウンはすぐに答えた。
「まさか、それはないですよ!いくら考古学研究の調査団とはいえ、遺体を個人的に欲しがる人はいません!」
するとルークは背筋の凍ったような表情で、つぶやいた。
「まさかミイラが復活して逃げ出したんでしょうか?」
ここでレイトンがすかさず止めにかかる。
「確かにミイラというのは死者の蘇生を信じた古代人が死者の肉体の腐敗を妨げる為に乾燥して作ったもの信仰的産物とされている。しかし科学的に考えて死者の蘇生などありえない。」
ルークは少し苦笑いをして答えた。
「えへへ、冗談です。」
ブラウンが付け加えた。
「しかし、もしこの事実を公表したらマスコミは面白がってそういう報道をするでしょうね。」
「ああ、小槌の話も合わせて公表するかどうかは後で相談しよう。」
ここでレイトンは一回話を切り、改めて次の話に移した。
「では、もうひとつの謎を話してもらおうかな。」
ブラウンは黙って頷くと一息ついて話し始めた。
===============================================
深まるナゾに「②消えたミイラ」を追加しました!
【深まるナゾ】
① 残る小槌
・ロンドンで毎日殺人が起きている。しかも現場には小槌が転がっているという。
果たして犯人は何者なのか?そして目的はなんなのか?
〔教授のひとこと〕
「小槌が古いというのも何か裏がありそうだね。それにわざわざ証拠となりうるものを残していくのも胡散臭いね。」
②消えたミイラ
・数日前にアトネミア遺跡から発掘されたミイラと小槌が突如姿を消したという。
果たしてどうしてなくなったのか、どこへ行ったのか?
〔教授のひとこと〕
「いくら歴史的に重要な遺産だとはいえ、人の遺体を盗もうと考える人がいるとは思えないね。ましてや死者が蘇生したなどとはもっと思えないね。」

2016-08-11 19:33:07


t.o

Chapter.6「連続殺人の犠牲者」
ブラウンは一息ついた後、もうひとつの謎について話し始めた。
「もうひとつの謎というのはここ最近毎日のように続く連続殺人についてです。」
「ちょっと待ってくれ。」
ブラウンが話し始めたばかりであったが、レイトンは話を割った。
「その殺人事件というのは新聞を騒がせている話だろう?まさかこの事件も君たちと何か関係のあるものなのかい?」
ブラウンはレイトンの問いかけに対し、落ち着いて頷くと、答えた。
「ええ。話すと長くなるんですけど、今回の連続殺人事件の犠牲者は3人とも知っている人なんです。」
「なんだって!?」
ここでルークが怯えたようにつぶやく。
「まさか遺跡の呪いじゃないですよね!?」
レイトンは額に汗を浮かべて返す。
「いや、まさか。確かにファラオの呪いみたいに解明されていない呪いもあるにはあるが。」
するとブラウンは慌てて訂正した。
「あ、いえ、すみません。その犠牲者は遺跡の発掘調査とは直接関係ないんです!」
「なんだそうなのか。ではどのような流れで知っている人達なんだい?」
「実は、3人とも道路建設会社の管理職に当たる人たちなんです。」
「道路建設?それが何故君と知った仲なんだい?」
「話すと長くなるんですけど・・・」
ブラウンはゆっきり深呼吸をして話し始めた。

2016-08-17 17:09:08


t.o

Chapter.7「遺跡発見」
「僕達がアトネミア遺跡の存在を知ったのは2ヶ月ほど前、ほんの些細な事からでした。
ある日僕が自分の研究所に向かう道を歩いていた時、ふと道路脇の丘の中に何かが見えたような気がしたんです。
不思議に思った僕は試しにちょっと近寄ってそれを掘ってみたんです。
するとどうでしょう。
中から出てきたのは古くて壊れかかっている黄色の小槌だったんです。
最初はただのおもちゃだと思ったんですがなんとなくその小槌に何かを感じた僕はそれを研究所に持ち帰って調べてみたんです。
すると驚いた事に1500年以上昔のものである事がわかったのです。
もしかしたらあの丘には考古学上貴重な遺産が残っているのかもしれない。そう思った僕は仲間数十人を集めて調査チームを結成。
すぐさま丘の調査に取り掛かりました。
掘れば出てくる出てくるで絶好調だったので調子に乗ってたくさん掘りました。
小槌も赤や青など他のものも見つかってこれは大手柄だと思いました。

...しかし、そう思った矢先でした。彼らが現れたのは...。

2016-12-07 08:16:24


t.o

Chapter.8「土地買収依頼」
 「それは、我々の発掘調査がようやく軌道に乗った頃のことでした。
発掘調査をしていた丘を崩して道路を敷きたいという話がきたのです。実際に道路舗装をするという会社の職員が現れて、正式に土地を譲れという依頼をしてきたのです。」
 そこで話を聞いていたレイトンが尋ねた。
「つまりそこを道路にするために発掘調査から手を引けということだったんだね。」
「その通りです。」
それを聞いてルークが割り込む。
「ええっ!?そんなのひどすぎますね!アトネミア遺跡の発掘考古学上の大発見なのに!」
「そうだね、しかしその時はまだ遺跡の価値もわかっていない段階だったのも確か、それ以前に考古学は面白さが本当にわからない人にはどうしても分かり合えないものであるからどうしても仕方ないものがあるものさ、考古学者の苦しいところだよ。ブラウン、続けてくれるかい?」
レイトンが自身の経験からルークをなだめたがまだ納得行っていない様子だった。
 ブラウンは言われた通り話を再開した。
「その通りです。ここまでが約1ヶ月前までの出来事です。すでに発掘開始から1ヶ月経っていたので我々もそこそこの手がかりをつかめていた頃でそう簡単に土地を譲るわけにはいかないと思いました。そこで最初の依頼の時点ではかなりはっきりと断ったんです。しかし彼らもそう簡単には引こうとしませんでした。そこは確かに幹線道路を作ると街と街の間の所要時間を約1時間短縮することができ、道路を作るには捨て難い場所ではありました。その時は割とすぐに帰って行きましたが、近い将来仲間とともに来ると行っており、後日実際に現れました。お互い一歩も引かない状況が続きこうして我々は数週間論争を繰り広げておりました。その間にも我々は最初に見つかった黄色や赤、青の小槌と同じような別の色のものがさらに複数、さらにミイラを発掘し、調査は順調に進んでおりました。このミイラを発掘したのが約1週間前のことでした。」
「コブラの事件のまとめが出ていた時と同時に新聞に載っていたものだね。」
「はい、エルシャール先生のテムズの秘宝発見という偉大な発見と同時に考古学上のニュースに載れたのは本当に光栄でした。」
 ここでレイトンがこう返す。
「しかしその小槌とミイラもその2日後には盗難に遭ってしまうのだね?」
「その通りです。そしてそのさらに2日後、今日から数えると3日前ですね。それは連続殺人犯としてロンドンに現れたのです。」

============================================================
少しわかりづらいかもしれないので時系列をまとめますね。前作の内容も含んでいます。
2ヶ月前 ブラウン、アトネミア遺跡発見
1ヶ月前 土地買収の依頼が初めて現れる
3週間前 コブラ事件解決(レイトン教授VSルパン三世 EPISODE.98に対応)
1週間前 コブラ事件のまとめとアトネミア遺跡からミイラ発掘のニュースが同時に新聞に載る(レイトン教授VSルパン三世 EPISODE.100に対応)
5日前 ミイラと小槌盗難に遭う
3日前 連続殺人1日目
2日前 連続殺人2日目
1日前 連続殺人3日目

2018-12-12 11:40:40


t.o

Chapter.9「最初の犠牲者」
 「最初の殺人は3日前でした。殺されたのは我々に土地を譲るように干渉してきた道路舗装会社のチームのリーダーを務めていたマサミーネ・ダグベル氏、彼は自宅の自室で後ろから絞殺、家族によって遺体で発見されました。検視の結果死亡したのは18時頃だと見られているようで、部屋は窓が空いており、現場にはアトネミア遺跡から発見された小槌が転がっておりました。色は黄色でした。」
ここでレイトンが確認する。
「その黄色の小槌というのは最初にブラウンが発見したものだね。」
「そうです。」
「小槌とミイラが盗まれた研究施設からダグベル氏の自宅までの距離はどのくらいなんだい?」
少し考え、ブラウンが答えた。
「そんなにないと思います。ダグベル氏の自宅はロンドン市内なのでアトネミア遺跡との距離は20キロもないと思います。2日間間が空いていることを考えると犯人が移動するのに十分な時間があったということになります。」
「そうだね、そして犯人はその2日以内にダグベル氏の自宅を知ることができる人物、あるいは事前に彼の自宅を知っていた人物ということになる。この後現在までにその部下を2人連日で殺害していることから社員全員の自宅をすでに把握していると見ていいだろう。」
ここでブラウンの顔が曇る。
「そうなんです。これは相当な脅威です。犯人はおそらくこの幹線道路計画チームのメンバーを全員殺害するつもりなんでしょう。チームの主なメンバーは全部で8人いるそうなんですが恐ろしいことに実際盗まれた小槌も8個なんです…」
チームメンバーと殺害現場に残される小槌の数が同じ、これは明らかにこの先8人全員が殺されるということを暗示していると言える。ここまでにすでに3人は連続で殺害されており、残された5人もこの先の5日間で殺されることになるのであろうか、何れにせよ最悪な事態を避けるために犯人を何としても早急に捕まえなくてはならない、ここにいた全員に一気に焦りが生まれた。
「それではのんびりしているわけにはいかないね。今日こうしている間にも人1人が殺されようとしている状況というわけだからね。これまでの事件について詳しく知っておく必要がある、残り2人の死についてもなるべく簡潔に話してくれないかい?そこから次の被害者が誰であるか予測できるかもしれない。」
「わかりました。」
こうしてブラウンは話の続きを始めた。
============================================================
深まるナゾに「③犯人の被害者住所の情報源」を追加しました!
【深まるナゾ】
① 残る小槌
・ロンドンで毎日殺人が起きている。しかも現場には小槌が転がっているという。
果たして犯人は何者なのか?そして目的はなんなのか?
〔教授のひとこと〕
「小槌が古いというのも何か裏がありそうだね。それにわざわざ証拠となりうるものを残していくのも胡散臭いね。」
②消えたミイラ
・数日前にアトネミア遺跡から発掘されたミイラと小槌が突如姿を消したという。
果たしてどうしてなくなったのか、どこへ行ったのか?
〔教授のひとこと〕
「いくら歴史的に重要な遺産だとはいえ、人の遺体を盗もうと考える人がいるとは思えないね。ましてや死者が蘇生したなどとはもっと思えないね。」
③犯人の被害者住所の情報源
・犯人はミイラと小槌を盗んでからわずか2日で犯行に及んでいる。さらにそこから3日連続で殺害している。どうやってこんなにスムーズに犯人の居場所を探っていたのだろうか。
〔教授のひとこと〕
「犯人は幹線道路計画チームのメンバーの情報を簡単に得ることのできる人物、またはかなり身近な人物であると考えられるね。そしてこの後も情報をもとにあっという間に残りのメンバーを殺害する可能性がある以上こちらものんびりしてはいられないね。」

2019-01-21 21:14:40


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