レイトン教授シリーズの攻略
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マモリーヌ
はい、こんちにわこんばんわ
初めましての方は初めまして、「マモリーヌ」と申すものです。
前回の「―レイトン教授と予言姫―」を完結(という名の凍結)にし、新しくルーク成り代わり書き始めていきます。
修正が入りますが、特に物語の変更は特にないです。
魔神→奇跡→超文明→不思議→悪魔→時間旅行の流れで書いて行く予定です。
ネタバレになりますが、オチはエルシャール・レイトン教授です。
これだけは譲れないです。
凍結した前回のほうはこれからは一切更新はしません。
よろしくお願いします。
※これはルーク成り代わりなので、ルークは出ません。
成り代わりの意味が分からない方は、調べてください。
「ルーク少年が出ないなんてヤダ!」という方は、ブラウザバックをオススメします。
※ちょこちょこオリジナルをぶっこんでいくので、ゲームとは多々内容が違うことがありますので、ご了承ください。
2015-02-09 21:58:37
マモリーヌ
設定
名前 ルーナ・トライトン
性別 女
年齢 13歳(魔神の笛時)
身長 先生の胸辺り
容姿 腰までの栗色の髪と栗色の瞳。
真っ白な肌で、可愛らしい顔立ち。
その他 予知夢が見れるがハッキリ見れるわけではない。
ぼんやりと、重要なところだけ見れる。
両親はその事を知らない。
知っているのは、ドーランドのみ。
(見れるようになったのは、7歳頃)
時々、子供らしくない発言をする。
2015-02-09 22:02:52
t・o
移行したんだ!!
また更新頑張ってね!
ところでルーナちゃんの絵また必要になったらいつでも言ってね!
頑張って!
2015-02-09 22:18:32
マモリーヌ
>>t・o
ありがと~
一応、ルーナの絵は自分の駄絵を載せるつもり
あくまで自分の妄想だけどねww
2015-02-09 23:37:58
マモリーヌ
―序章―
霧が立ち込める町――『ミストハレリ』。
その町にある一つの屋敷のとある部屋にいる一人の少女。
住民達が寝静まっている中、その少女は一人起きていた。
腰まである柔らかな栗色の髪、栗色の瞳。
肌は透き通るように白く、月光に反射している。
少女の名は『ルーナ・トライトン』。
ミストハレリの町長『クラーク・トライトン』の一人娘だ。
ルーナはベットから下り、小さくつぶやいた。
『また…現れる。“あいつ”が…』
ルーナは月を見上げ、目を瞑る。
脳裏に浮かんでくるのは、闇に浮かぶ黒い影、そして微かに聞こえる“笛の音”。
目を開けると、ただただ外を見つめていた。
その時、部屋の扉がノックされた。
入ってきたのは、執事の『ドーランド』だ。
ルーナは目線をドーランドへ写し、その見慣れた姿を栗色の瞳で捉えた。
「お嬢様、どうかされましたか?」
『ドーランド。…ううん、ただ目が覚めてしまっただけなの』
「そうですか…。また、あの夢を?」
『うん。ぼんやりと、霞んで見えるけど確かに見えた。…それより“あの人”宛に手紙出してくれた?』
ルーナはドーランドにとある人物に手紙を出していた。
その人物がきっと、この町のナゾを解決してくれると願って。
「ええ、しっかり。お嬢様が夢で見たという、“魔神”のことを解決してくれる人物…“エルシャール・レイトン”に…」
『そう、ありがとう』
ルーナの言っていた“あいつ”とは、突如町に現れた“魔神”のことだったのだ。
手紙の人物は、父の昔からの友人だという「エルシャール・レイトン」。
会ったことはないが、彼の噂はここまで届いている。
また月を見上げる。
ルーナはポツリといった
『……もうすぐ、もうすぐでこの町の悲劇は終わる。お父さんもきっと、戻ってくれる…』
脳裏に浮かぶのは、優しかった父。
事件のせいで変わってしまった父。
ルーナの言葉が聞こえたドーランドは安心させるように
「大丈夫ですよ、きっと」
と微笑みかけた。
ルーナはドーランドを顔を見てはいなかったが、いつもの優しい声色で安心させてくれているとわかった。
ゆっくりと振り返り、ドーランドに微笑みかけた。
ドーランドもその微笑みを見ると、安心したように笑った。
「そろそろお休みになられないと…明日のためにも」
『うん』
開けていたカーテンを閉めて、ベットに入り、目を瞑る。
しばらくし、寝息が聞こえてきたのを確認するとドーランドは「おやすみなさいませ」と小さな声で言うと、ゆっくりと扉を閉めた。
―――――あなたは、“魔神”というのを信じますか?
ましてや、それが町を破壊するなんて…。
信じられないかもしれませんね。
でも、この世界にはナゾが溢れてる…。
そんなことも現実になるんですよ――――。
この物語の結末は驚愕の真実――――。
このナゾがあなたに解けますか?――――
2015-02-09 23:59:19
マモリーヌ
△更新△
ナゾ/001/
翌日、クラークの屋敷に二人の客人が来ていた。
一人はシルクハットが特徴的な男―『エルシャール・レイトン』。
ルーナが手紙を出して、言っていた人物だ。
一人は黄色いコートを着た女―『レミ・アルタワ』。
二人は“ある手紙”を見て、ミストハレリにきたのだ。
「そういえばクラーク。君の自慢の美しい夫人と可愛い娘はどうしてるのかな」
「妻なら旅行中だよ。娘のルーナなら自分の部屋にいると思うが…」
「ルーナに会わせてくれないか?赤ん坊の頃に会ったきりだ」
「ルーナに?まぁいいだろう。部屋に行ってみてくれ。ただし、一つ言っておくが娘は最近ふさぎこんでいてな。私が呼んでも部屋から出てこない…一体何があったのかを聞いても話してはくれんのだ。たまには家族以外の者と話すのもいいかもしれん。君が声をかけてやってくれ」
「わかった。調査に出かける前に会って行くとしよう」
ルーナの部屋の前。
そこにはテディベアと食事があった。
レイトンは静かにノックする。
が、返事はない。
「いないのでしょうか」
「そんなはずは…。私はエルシャール・レイトン、君のお父さんの友人だ。少し話を聞かせてくれないかい」
『…わかった。それなら、その扉のナゾを解いてみて』
中から聞こえたのは、消えそうなほどなか細い声だった。
ルーナはノックしてきた人物が手紙を出したレイトンだとわかると、事前に用意していたナゾをレイトンへ出した。
「扉のナゾ…?そうか、ルーナは私達を試すつもりなんだ」
「教授、やってみましょう!」
「あぁ」
『貴方が本物のエルシャール・レイトンなら、これから私が言う事くらい簡単に理解できるはずです。15秒、時間をあげます。その間にこの扉の前で"あること"をしてください』
すらすらと簡潔にいうルーナ。
ただそれだけをいうルーナにレミは
「ちょっと待って!いきなりそれだけ言われてもわかるわけないじゃない」
と抗議をした。
だが、ルーナはそんなことは気にせず、相変わらずそっけなく答える。
『そこに置いてあるものは自由に調べてもかまいません。わかったら私に声をかけてください。もっとも、何をしても私には会えませんが』
その言葉を聞いて、レイトンはピンときた。
「なるほど…。わかったよ」
『…本当ですね?』
「ああ、嘘はつかないさ」
『…わかりました。では、扉の前で“あること”をしてください』
レイトンはそのままじっとしていた。
ただ“何もせず”にじっと…。
あっという間に時間は過ぎていった。
『あることの意味…分かったようですね』
「ああ。“何をしても会うことはできない”ということは、逆に“何もしなければ会うことができる”ということ。そうだね?」
『…その通りです。何もしないことが扉を開ける鍵になる…。部屋の中にいても間違いがわかるというわけです』
「そうだ。よく考えたね、ルーナ」
『…約束です。扉をあけましょう』
ルーナは中から鍵を開けた。
鍵が開いたのを確認すると、ゆっくりと扉を開けた。
扉の向こうには、警戒した様子でこちらを見ているルーナが静かに立っていた。
2015-02-10 00:11:00
マモリーヌ
△更新△
ナゾ/002/
「君が、ルーナかい?」
ルーナの部屋は電気はついておらず、カーテンから微かに漏れる光だけで薄暗い。
ルーナは、子供のような元気らしさはなく大人しかった。
レイトンはルーナの目も奪うような容姿に驚いたが、もっと驚いたのは肌の白さだった。
「(肌がいくらなんでも白すぎる…)」
ルーナの肌は、同年代の子供よりも白く、体は痩せ細っていた。
着ている黒いスカートからは、折れそうなほど細く白い足が見えている。
白い肌は、青白くも見える。
「君だね、この手紙を書いたのは」
レイトンが手紙を出すと、ハッと反応を見せる。
「教授、どうしてわかるんですか?」
「クラークはタイプするよりも手書きが好きだった。しかしこの手紙はタイプされたものだ。そしてクラークと私の関係を知ることが出来るのは、クラーク本人から昔話を聞けるような深い仲の人物」
ルーナは静かに口を開けた。
『貴方が…レイトン教授?』
「本当か、ルーナ」
レイトンの後ろから声がし、振り返るとそこにはクラークが。
ルーナはクラークを見ると、キッと睨んだ。
「無断でこんな手紙を出すとは一体どうゆうつもりだ」
クラークの問いに、ルーナは答えず窓のほうを向く。
ルーナの態度にクラークの眉間にしわがよる。
「そうか、またそうやって無視するのか」
「クラーク…」
「ルーナは魔神が現れ始めた半年ほど前からほとんどしゃべらなくなったんだ。その上…」
『もうすぐ…世界は終わるんだ』
意味深なことをいうルーナ。
「世界が終わる…どういうことだい?」
『……』
レイトンの問いにも答えることはなかった。
「気になる事を言っておいてどうして黙るの?」
「その子は誰ともしゃべろうとしない。いつからこうなってしまったのか。口を開いたかと思えば今のように訳のわからん事を口走る。予言じみた馬鹿げたことをね」
『……本当のことを言っているだけ。大人はそうやって、子供のいうことをちっとも信用してくれない』
「ルーナっ!!」
声を荒げるクラーク。
そんなクラークを気にしていないのか、ルーナは窓の向こうをじっと見ている。
「クラーク、落ち着け。予言じみたとはどういうことだい?」
「……言葉どおりさ。こうなったのも私のせいなのかもしれん」
「クラーク……」
「すまないな。私は仕事があるので書斎に戻っているよ。ルーナ、レイトンさんは前にも話した通り父さんの昔からの友人だ。ゆっくり話を聞かせてもらいなさい。では、失礼」
クラークが部屋をでると、入れ違いでドーランドが入ってきた。
2015-02-10 00:23:35
マモリーヌ
レイトンと会っているときの格好です
作者の趣味です←
2015-02-10 00:28:36
マモリーヌ
バランスがアレなのは、無視でお願いします(´・ω・`)
2015-02-10 00:30:07
t・o
うおお!!なんか本当のレイトン教授と魔人の笛小説版みたい!!構成が上手で面白いです!
なんだ絵描けるじゃん!凄く上手いよ!!自信持っていいと思うよ!!
更新頑張って!
2015-02-10 16:19:05
マモリーヌ
>>t・o
構成はまったく上手じゃないよww
適当に書いてるだけだからねw
絵はねぇ…うん←何も言えない
更新頑張るよ~
2015-02-10 19:08:02
マモリーヌ
△更新△
ナゾ/003/
「ルーナ様、そろそろお休みの時間です」
「まだ夕方ですよ?」
レミの言う通り、日はまだ落ちていない。
空はまだ明るく、眠るという時間にはまだ早い気がする。
ドーランドは申し訳なさそうに
「時間ですから…」
と言った。
ルーナを休ませようとするドーランドにレイトンは
「待ってください。一つ聞きたいことがあります。町が魔神に壊されていながらまだ一人も犠牲者も出ていません。魔神の出現を予言する謎の人物が住人を避難させているそうですね。そして…その予言者こそがルーナなのではありませんか?」
と引き止めた。
ドーランドは、レイトンに問いに焦り始めた。
「な、何を!」
「答えてくれ、ルーナ。魔神はいつ現れるんだい?」
「ルーナ様はお答えになりません。お引き取りください」
ルーナから聞き出そうとするレイトンをドーランドは部屋から出そうとする。
レイトンの問いにルーナは小さく答えた。
―――『今夜です…魔神が次に現れるのは…今夜です』
ルーナが答えたことに、ドーランドは焦った。
「ルーナ様っ」
『いいよ、ドーランド』
自分のことを心配してくれるドーランドに柔らかく微笑みかける。
その笑みを見たドーランドは、何も言えなくなる。
「今夜…。なぜ君は、そんなことがわかるんだい?何か理由があるはずだ」
『…お父さんには内緒にしてくれる?』
「ああ、約束する」
レイトンは優しく微笑んだ。
ルーナはレミを見た。
「私も言いません!!」
『…わかりました。理由を言いましょう』
「ルーナ様……」
『この人達は信じても大丈夫。だから、心配しないで』
心配そうな顔をするドーランドにニコリと笑いかける。
ルーナは小さく深呼吸すると、レイトンとレミに“自分の秘密”を話し始めた。
『……貴方達は…予知夢が見れるといったら信じますか?』
「「「!!!」」」
「予知夢…?」
レイトンが小さくつぶやく。
ルーナは小さく頷く。
「まさか、あなたは予知夢が見れるというの?」
『はい。ハッキリとは見れませんが』
「…そうか。だから、部屋から出なくてもわかるわけだね」
『はい。……それだけじゃないんだけどね』
ボソリとつぶやく。
そのつぶやきはレイトンたちには聞こえなかったようだ。
「なぜ、執事のドーランドには言ってクラークに言わないんだい?」
『………』
その問いにルーナは俯き、黙り込んでしまう。
レイトンはこれ以上は聞かないほうがいいと思い、それ以上は聞かなかった。
『これが私が真実です。…そんなに魔神のことを知りたいなら私が連れて行ってあげます。今夜、魔神が現れる場所に…』
「ルーナ様っ、そのようなこと…」
今まで黙って聞いていたドーランドは、ルーナの言ったことに今度こそ本気で止める。
ルーナは危険なことだと分かってはいるが、せっかく魔神のナゾが解けるかもしれない。
そのことを考えると、例えドーランドが止めても行く。
『お願い、お父さんには内緒にして。大丈夫、ちゃんと戻ってくる。それよりドーランド、魔神のこといつも通り住人達に伝えてくれた?』
「はい、伝えてございます。念のためもう一度様子を見て参ります」
『お願い』
ドーランドはレイトン達に一礼をしてから、部屋から出ていった。
3人だけになった部屋で、レミはルーナに魔神の現れる場所を問いただした。
「それで次の魔神が現れる場所ってどこなの?」
『エリーノース3番街…』
「では、そこへ行ってみよう…と、言いたいところだが。まずルーナ、君は着替えた方がいい」
『え?』
改めてルーナの今の格好を見る。
ルーナは白のカッターシャツを着ており、赤色のリボンをしている。
黒いフリルのスカートに、フリルがついた白のニーハイを履いており、
まさにお嬢様という格好をしている。
レイトンは、さすがにこの格好では調査はできないと思い、ルーナに着替えるように言ったのだ。
「そうですよね~。さすがにこの格好じゃ、調査が難しいですよね」
「ああ。ルーナ、それ以外の服は持ってるのかい?」
『はい。一応、自分が動きやすいと思う服は持ってますけど…』
「なら、それに着替えてくれないかい?君もその格好じゃ動きにくいだろうからね」
『わかりました。なら着替えるので、外で待っていてください』
2015-02-10 23:40:17
マモリーヌ
△更新△
ナゾ/003.5/
(ちょっとした小話の場合はこのような表記にします。短いです)
ルーナが着替え初めてからしばらく経った。
レミは座り込んでしまい、待ちくたびれていた。
「遅いですね~」
「まだ子供だからとはいえ、立派な女性だからね。着替えと言っても、それ相応の時間と準備がいるんだよ」
さすが英国紳士。
どんなに時間が掛かっていようとも、気長に待つという気持ちが素晴らしい。
『すいません。お待たせしました』
そろそろレミが飽きてきたころに、扉が開いた。
そこにいたのは、水色のガーディガンを着て、さっきとは違う印象の服装のルーナだった。
『こんな服装でいいですか…?これしかまともなのが無くて…』
「さっきの服装よりは動きやすいのかい?」
『はい』
「君が動きやすいと思うなら、その格好でも問題はないよ」
「よかった…」と、胸を撫で下ろす。
「着替えたことだし、魔神が出るというエリーノース3番街へ行ってみよう」
『はい』
帽子を深く被った。
2015-02-10 23:56:39
マモリーヌ
着替えた後のルーナです
帽子が描けないので、描いてはないですがルークと同じ帽子を被っています
バックも一緒のものです
2015-02-10 23:59:28
マモリーヌ
バランスはスルースキルを使ってください(切実)
ニーハイは作者の趣味です。
絶対領域が大好きです←
2015-02-11 00:01:13
マモリーヌ
△更新△
ナゾ/004/
着替えた後、三人はクラークに見つからないように素早く家を出た。
ルーナの部屋を出ると、すぐ横にクラークの書斎がある。
見つからないかと冷や汗をかいたが、見つかることなく家を出れたことに胸を撫で下ろした。
家を少し離れ、本題に戻る。
魔神の現れる場所のことだ。
「それで、魔神はどこにでるの?」
『…さっきも言ったように今夜、魔神が出現するのはエリーノース3番街です』
「さっき、男の子が逃げてきた方向ですね」
『ドーランドはちゃんと伝えてくれてるみたいですね』
「ルーナ、エリーノース地区に行くにはどうすればいいんだい?」
ミストハレリの地形をよく知らないレイトン達。
長年、ミストハレリに住んでいるルーナは行き方を説明する。
『ボート乗り場を抜けたら十字路があります。そこから北に向かえばエリーノース地区です』
「さっき警官が見張りをしていた方角ですね」
ルーナの家に行く際に警官の姿を見た覚えがある。
そこがエリーノース地区へと続く道なのだろう。
『きっと、町の人たちを避難させてたんだと思います』
「途中で壊れた家も見たんだけど、あれも魔神に破壊されたものかな。ルーナちゃん、何か知ってる?」
『…それは、ブロッコさんの家ですね。つい最近、襲われたばなりなんです。被害者は一人も出なかったけど、建物はつぶされてしまいました』
「やっぱり魔神の仕業だったんだ。ミストハレリの人たちは大変ですね。早く解決できればいいんですけど」
『その為にレイトンさんを呼んだんですよ。何で用事もないのに知らない男性を呼ばなくちゃいけないんですか。そんな名前も知らない男性を呼ぶくらいなら、魔神に襲われたほうがマシですよ』
「そ、そうね…」
13歳とは思えない、淡々とした表情でルーナは言った。
二人は少しばかり汗をかいていた。
「……事件を解決するためにも、エリーノースへ向かう前に魔神の痕跡について調べておきたいね。町には魔神の暴れた跡が残っているはずだ」
『ええ、そうですね』
「では、まずはブロッコさんの家へ行ってみよう。何か見落としていた事に気付くかもしれないからね」
ブロッコの家に行くために、家を離れボート乗り場の前を通ると一人の男に声をかけられた。
ボートをよく愛す『ジャッキー』だ。
「お!ルーナちゃん。久しぶりに外に出てきたな」
『こんにちは、ジャッキーさん』
「せっかくのべっぴんさんなんだから、外に出ないともったいないぞ~」
『フフ、お世辞を言っても何にも出ませんよ』
ただのお世辞だと思い、普通に笑うルーナ。
だが、ジャッキーの言うことは決してお世辞ではない。
将来確実に綺麗になるであろうルーナが外に出ないのはもったいない。
「そうだ!ちゃんがもっと可愛くなるように、この水色のリボンをあげよう」
そう言って出してきたのは、鮮やかな水色の髪留め。
ルーナは嬉しそうな顔をし、「ありがとうございます」とお礼を言った。
ボート乗り場を離れると、ルーナは貰った髪留めをつけた。
水色の髪留めはルーナの栗色の髪によく似合っており、より一層ルーナを魅力的にした。
「よく似合っているよ」
『ありがとうございます…』
レイトンが微笑みながら褒めると、ルーナははにかんだ。
レミはそのはにかみの笑みが、「可愛い…」と心の中で思った。
2015-02-12 21:25:29
マモリーヌ
髪留めをつけたルーナです
前の二枚が無表情だったので、今回は笑わせてみました
バランスはスルースキルを発動してください
2015-02-12 23:24:20
マモリーヌ
作者の絵は、同じ絵柄で書いてるはずなのに顔が違ってくるので、気にしないでください←
2015-02-12 23:26:18
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