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レイトン教授VSルパン三世

t・o

はい。僕の小説第四弾です。
過去作
「レイトン教授と世界への塔」
「レイトン教授と幻の三角都市」
「ルーク少年の事件ファイル」
とはあまりストーリーのつながりはないと思います。
ルパン三世とのコラボ作品です。ルパンのことをよく知らないという方もいるかもしれないのでところどころに説明コーナーを入れたいと思います。
頑張るので応援よろしくお願いします。

2014-05-25 18:28:01


れもん

おお!グロスキー警部勝った!さすがです!
うーん、ナゾの答えは2かな…たぶん画数だと思うんだけど…
レイトン教授とルパンの脱獄が成功することを祈ります!
ル「ぼくも脱獄しなきゃなんですけど!!」
ルークもファイト!

2015-05-18 20:35:58


t・o

コ•ガ•マ!
>れもん
グロスキー警部勝ちました!いやあ、さすがスコットランドヤードを代表する名警部!これからも頑張ってほしいですね!
そして、レイトン達の脱獄!しんどいねー!ルークも大変かなー?
ルーク「そんなことないです。未来の英国紳士ですから。」
そしてナゾ、正解です!
そのとおり!全て画数に変換されていたので二画の「わ」は2となります。
お見事!

2015-05-29 23:38:36


t・o

EPISODE.75「再びのぼれ」(レイトン、ルパンサイド)
レイトンはロックにナゾの答え、「2」を入力した。
「これでどうかな?」
ロックは番号を読み取ると、静かな音声を出して、アンロックされた。
ルパンが笑う。
「さっすが先生ーー!!」
レイトンは帽子に手をのせた。
「英国紳士としてこれくらいは当然さ。」
そして、扉を押し開け、ルークとルパンの方を向いた。
「さて、ふたり共。反撃開始といこうか。」
「はい先生!」
「はぁーーい!先生ェー!」
3人は牢屋を脱出し、階段へと向かった。
急ぎ足で階段を駆け上り、上の階へ出た時、壁にあった案内を見た。
「なるほど。ここは一階。つまり牢屋は地下だったんだね!どうりで一回目にジョドーのもとへ向かうときに見かけなかったわけだね。」
「次元達の戦いは終わったようだな!」
ルパンはニヤニヤと笑う。
レイトンはそれに微笑んでみせたあと、ふと横を見て、あることに気づいた。
「おや、ふたりともご覧。さっきと違い、エレベーターのなかの兵が消えているよ。これでエレベーターが使えるね!」
見ると、今エレベーターは三階から四階の間をのぼっている最中だ。
「グロスキー警部たちですね!先生!合流するためにも今すぐ追いかけましょう!」
レイトン達は上の階へのぼるため、エレベーターを待つことにした。



ーそのころ、コブラのアジトの前にある軍団が現れた。
その前に立って指揮をとっていた人物が声を張り上げた。
「ここが犯罪組織、コブラのアジトだ!しかもルパンもここにいる!なんとしても今日こそはあいつらを逮捕する時がきたのだ!全軍突撃!!!」
その軍団はアジトへと突入した。

2015-05-29 23:57:19


t・o

EPISODE.76「合流」(次元、五右衛門、グロスキーサイド)
名ばかりの慈善団体“コブラ”のアジト5階に3人の男が辿り着いた。
戦闘を終え、レイトン達との合流をはかる次元、五右衛門、グロスキーの3人だ。
グロスキーはエレベーターから降り、あたりを見回した。
「レイトン達はどこだ?」
廊下には人影は無く、ひっそりとしている。
エレベーターを振り返り、五右衛門がつぶやく。
「ム!見ろ!誰かがエレベーターをのぼってくるぞ!」
見るとエレベーター上部の表示のエレベーターを表す印が階を上がっている。
「敵だとまずい!隠れるぞ!」
3人は近くの部屋に駆け込み、扉を閉めた。

エレベーターが開き、中から3人の人が出てきた。
「無事戻ってこれてよかったですね〜!」
それはレイトン、ルパン、ルークの3人だった。
それを見て、次元達は出て行った。
「なんだ、オメェらだったか。なんで下から来るんだ?」
ルパンはハハと笑う。
「おお!次元!いやちょっとな、面倒な事に巻き込まれちまってよ!」
それを聞き、次元はぼそりとつぶやいた。
「そりゃしんどいな。」

しばらくして、レイトンが全員をまとめた。
「さて、みんな。まとまった所で再びジョドーの元へ向かおう。」
「はい!」
「ようし!」
「へっ!」
「心得た。」
「おう!」
一向は社長室へ向けて進み始めた。

2015-06-05 22:28:16


t・o

EPISODE.77「揃って社長室へ」(レイトン、ルパンサイド)
コブラのアジト五階にある社長室の前に男たちがズラリと並んだ。
レイトンが他のメンバーの顔を伺い、扉に手をかける。
「では、開けるよ。」
一同は同時にうなずいた。
扉のとってをゆっくりと下ろし、レイトンは扉を引いた。
すると、そこにはジョドーが戻っていた。
ジョドーは3つの宝石をジロジロとのぞいて不気味な笑みを浮かべている最中で、突然開いた扉に驚いた。
「!?何だ!?貴様ら!」
レイトンは静かにつぶやいた。
「久しぶりだね。ジョドー。話をつけに再び舞い戻ったよ。」
ジョドーの額を血管が貫いた。
「レイトン…!ルパン…!それに小僧…!貴様ら牢屋はどうした!!?それに後ろにいるのは次元大介…!石川五右衛門…!グロスキー…!シーバたちは何をしてやがる!!?」
ルパンはケラケラと笑った。
「全て処理しちゃいましたぁ~!」
「き、貴様ら…!!!」

2015-06-14 16:13:41


れもん

おお!
お久しぶりです 暫く来ないうちにものすごく進んでました汗
全員…いや、ほぼ全員揃った!
ル「なんなんですか"ほぼ全員"って…」
しかし、ジョドーさんレイトン教授とルパンたちを見下しすぎですよ!あっ、ルークも脱出できたんだね〜
ル「…」
この後の展開が楽しみです!

2015-06-14 21:30:22


清瀧

急いで読んできたよ!
先生とルパンが手を組んだらどんなことでもできそうだよね
レイトン「よくない方向でかい?」
ルーク「先生はそんなことしません!」
いや、キリマンジャロの上から自転車で無事にふもとまで降りてくるとか・・・
レイトン「おふざけにもほどがあるよ?」
スミマセン・・・

2015-06-14 23:25:59


t.o

コ・ガ・マいっくよ!
〉れもん
そんな進んでないよー!最近話数調整のために少し引き伸ばして1話あたりの内容が薄いからねー(笑)
うまいこと調整して第100話で終わりたいとおもってるけど難しいのなんのって(笑)
コメントありがとう!
〉清瀧
久しぶりー^_^レイトンとルパンがなんと手ェ組んじゃいました(笑)すでにタイトルをぶち破っております。(笑)
でもレイトンとルパンが手を組んだらほんとすごいことになりそうだよね!
あーんなことやこーんなこともできそう(笑)
ルーク「どんなことですか!?」
お互いがんばろー!

◯お知らせ◯
えっとたまにいろんなところで書いてますが、僕は今年高校生になりました。その関係でかなり忙しくなっており、更新頻度が壊滅的状況となっております。
これはこれまでの作品は3ヶ月に一作くらいのペースで上げてきたのに今作に一年以上かけている点からも一目瞭然です。
とりあえず頻度は遅れてますが、なるべく時間を見つけて一刻も早く次回作に移れるよう努力するので何卒よろしくお願いします。
それでは最新EPISODE.78、お楽しみ下さい。

2015-06-26 19:32:51


t.o

EPISODE.78「対峙」(レイトン、ルパン、ジョドーサイド)
ついにコブラのアジトの社長室に戻ったレイトン達は、ジョドーの眉間に増えていく血管を観察していた。
窓からの光はギラギラとジョドーの背後からその大きな頭を貫き、ジョドーの顔に大きな影を残した。
ジョドーが口を開く。
「あいつら・・・、しくじりやがったか・・・全く使えない奴らめ!」
ルパンがニヤニヤと言う。
「そういうこと!ジョドーさんとやら!いっそギブアーップとかしちゃったりしたらどうなんでしょーか!?」
ジョドーはうつむきながらつぶやいた。
「ほざけ・・・まだ終わっちゃいない!」
グロスキーが鼻をならす。
「へん!どうだか!」
するとレイトン達の後ろの入り口が開いた。
「ジョドー!大変よ!あの3人が負けたわ・・・!」
みるとそこに立っていたのは峰不二子だった。
ルパン達が反応する。
「不ー二子ちゃーん!さっきのは酷いじゃなぁーい?」
「ケッ、ルパンってヤツはまーたこのロクでもない女に鼻の下のばしやがって!」
「情けのない奴だ。」
不二子の登場にジョドーは顔を曇らせ言った。
「分かってるよバカ!」
不二子が来たのを見てレイトンが切り出す。
「どうやら揃ったようですね。では、ここで皆さんに私の考えた推理を聞いていただきたい。」
それを聞いてルークがレイトンの顔を覗き込んだ。
「えっ!?先生はもう分かってるんですか?」
レイトンは静かに微笑んだ。
「ああ。ほとんどね。」
その後、レイトンは説明を切り出した。

2015-06-26 19:33:24


t.o

あ、いい忘れてましたが名前の点の位置すこし変えました。
ピリオドにしました。

2015-06-27 00:40:34


t.o

EPISODE.79「テムズ川の虹」(レイトン、ルパン、ジョドーサイド)
レイトンは身振り手振りを取り入れながら説明を始めた。
「我々は今回の事件、始まりはルパンのテムズ川の滴を盗むという犯行予告が届いた瞬間だと思っていた。
しかし、今回の事件は実はもっと前から始まってたんだ。」
ルークが疑問に思う。
「えっ!?それってどういうことですか?」
レイトンはふふと微笑むとジョドーの指先を指差した。
「ジョドーの持っている宝石をよく見てごらん。テムズ川の滴、テムズ川の石があるのが確認できるだろう?しかしよく見るともうひとつあるんだ。」
ルパン達も見てつぶやく。
「!?おい、あれって...。」
ルークは驚いたような顔で聞く。
「え?先生、それってまさか!」
レイトンは黙ってうなずくとジョドーの方を見て、呼びかけた。
「ジョドー、君が持ってるもうひとつの宝石、それを見てピンときたよ。」
その直後、レイトンはもうひとつの宝石の名を言った。
「その宝石こそが3つ目の宝玉であり、2ヶ月前何者かによって盗まれた“テムズ川の虹”だね。」
ここでルパンが口を挟む。
「ジョドー!なんでその宝石を持ってやがる!?その宝石は2ヶ月前俺たちが盗んだ物だぞ!」
レイトンは静かにうなずいた。
「ああ、そうだろうね。この答えに辿り着いた時からそうだろうと思っていたよ。実際テムズ川の滴やテムズ川の石を盗む時には、ジョドーが予告状を出して盗ませておいたんだからね。ジョドーには盗むという危険を冒す勇気がないのさ。」
次元が反応する。
「やっぱりそうだったのか!ルパンの名を語って予告状を出してやがったのはジョドーだったのか!」
ルークもきく。
「じゃあ、先生!テムズ川の虹がジョドーに渡ったのや、予告状の日時がルパン達の犯行予告予定日と一致していたのはなぜですか!?」
レイトンは少しうつむいて言った。
「ルパン達の予定や宝石を流している人物がいたからさ。」
「え!?先生、それってまさか!?」
レイトンは静かにうなずくと、ゆっくりと歩き出した。
「今回の事件において、ルパン達の犯行予定や宝石をコブラに流していた人物...。
皆さん、もう分かりましたね?
その人物とは...。」


「それはあなただ!」
レイトンは大きく指を突き出した。
指の先にいたのは...。

2015-07-17 19:25:55


t.o

今日は更新のみです。
他の方の作品を見ている時間がなくてすいません。
また、画像使い回しです。
すいません(笑)
更新頻度が壊滅的になってきていて申し訳ありません。
なんか謝ってばっかですが、夏休みにはなるべく更新しますので。
ではまた。

2015-07-17 19:27:51


t.o

EPISODE.80「裏切りの女」(レイトン、ルパン、ジョドーサイド)
レイトンの指先はまっすぐにある人物へと向かって伸びていた。
その先にいる人物に視線が集まり、誰もが納得する。
「この事件は君がいたことで成り立った。いや、君がいなければ成り立たなかったろうね?」
そして、ぼそりとその名を言う。
「峰不二子!」
そう、指の先にいたのは峰不二子だった。
次元がタバコの主流煙をフーッと吐き出して鼻を鳴らす。
「ヘッ、やっぱお前だったか。な、ルパン!だから言ったろ?この女に関わるとロクなことにならんと!」
五右衛門も納得したようにうなずく。
「うむ。裏切りはこの女の18番。ジョドーに加担していたことも含め、今更なんの驚きもあるまい。」
不二子は黙っていた。
ルパンは絶望した顔で叫ぶ。
「そうだったのか!?不二子!君はまたしても!?」
レイトンがつぶやく。
「ああ。私の推理ではテムズ川の滴を盗むときのルパン達の犯行予定をバラしたのも、ルパン達があらかじめもっていたテムズ川の虹を持ち出したのも峰不二子によるものだ。」
不二子はここまで黙っていたが、ここで大きく声を出して言った。
「フフフ、そうよ!ルパン!いまレイトン教授が言ったこと、したのはすべて私よ!でも裏切ったつもりはないわ!私は始めからお宝さえ手に入ればいいの!男なんていくらでも乗り換えるわ!」
そのとき憎悪に満ちあふれた低い声が響いた。
「なんだと…!?不二子…!貴様…!」

2015-07-25 11:20:54


t.o

EPISODE.81「裏切りの男」(レイトン、ルパン、ジョドーサイド)
声に驚き、一同の目はある男に釘付けになった。
そこには眉間に大きくシワを寄せたジョドーがいた。
ジョドーのシワは眉間いっぱいに広がり、大きく見開き、憎悪に燃える目を引っ張っている。
ジョドーは低く、憎悪で潰れた声を出した。
「不二子、お前今男などいくらでも乗り換えると言ったな・・・。つまり貴様はあわよくば俺さえも裏切るつもりでいたのか!!?」
「そ、そんなわけないでしょジョドー!私はきちんとあなたと一緒にルパンを出し抜く覚悟だったのよ!」
そんな不二子の言い訳はその後のジョドーのうなるようなひとことにかき消された。
「フフフ、今知ってよかったよ。“今”消せる!」
そう言ってジョドーは大きなライフルを掴み、不二子の頭に突き付けた。
「不二子!」
「動くな!この女の頭に風穴が出来るぞ!」
「・・・っ!」
ここでレイトンが叫ぶ。
「どういうつもりだジョドー!もはや君に逃げ場はない!それに“今”ってどういうことだ!?」
ジョドーはニヤリとしてからボソリといった。
「峰不二子は初めから処分する計画だったんだよ!用済みになったらなあ!」
「なんだってぇ!?」
「ハハハァ!!!ルパンを利用して宝石を手に入れさえすればもう峰不二子は用済みだからなあ!」
「おのれ・・・!」
ここでジョドーは不二子に突き付けたライフルの引き金に手を当て、いつでも撃てる体勢を整えた。
「ちょっとでも動いてみろ!この女はこの世からいなくなる!おとなしく逃がせばこの俺をここまで追い詰めたことを讃えて峰不二子だけは見逃してやる!」
「・・・!」
もはやジョドー逮捕は難しくなり、誰もが額に汗を浮かべていた。
=============================================================
はい。いよいよ佳境です。
ここから先は初期構想とだいぶ変えたところです。
もともとは違う展開を考えてました。
また、前回とサブタイトル揃えてみました。
ではまた。

2015-07-30 00:29:50


t.o

EPISODE.82「ジョドーの逃亡」(レイトン、ルパン、ジョドーサイド)
頭に拳銃を突きつけられ、さすがの不二子も青ざめていた。
その様子を見て放っておけないレイトン達は悔しそうにジョドーを睨みつけた。
「ガハハ!おーいい子だ!さすがに女が血を吹いて倒れる画は見たくないようだな!」
ジョドーは完全にたかをくくり、下品に笑った。
しかしその時だった。
突如入り口のドアが大きく開いた。
現場にいた誰もがそっちにクギ付けになった。
「ルパン!ジョドー!逮捕だぁ!」
見るとそこにいたのは銭形警部だった。
その一瞬の隙を見逃さず、五右衛門がジョドーに飛びかかった。
銭形に目が行っていたジョドーは若干反応が遅れ、五右衛門にはたかれ、拳銃を落としてしまった。
「くっ!命拾いしたな!」
ジョドーは慌ててポケットから煙幕を取り出し、その場に投げつけた。
白く濃い煙が辺りに立ち込めた。
どこからかジョドーの声が響き、やがて消えた。
「ガハハハハ!テムズ川の3宝玉ありがとうよ!」
そして煙が消えると、そこにジョドーはいなかった。
「くっ、ジョドーめ、派手な事をしてくれた。」
レイトン達は静かに立ち尽くした。

2015-08-01 14:53:51


t.o

EPISODE.83「消えた女」(レイトン、ルパンサイド)
あと一歩のところでジョドーに逃げられ、一行はとても悔しがっていた。
そんな中でも冷静に動いたのはレイトンだった。
「みんな無事かい?」
ルーク、ルパン、次元、五右衛門、グロスキーがうなずく。銭形警部はポカンとしていた。
周りを見渡してルパンがつぶやいた。
「不ニ子ちゃんは?」
いわれてみると確かに峰不二子の姿が見えない。
レイトンが苦い顔をして答えた。
「どうやらジョドーに連れ去られてしまったようだね。先ほどはジョドーに殺されかけてた訳だし少し心配だね。」
ルパンはわめいて走り出した。
「わああ!不二子ちゃぁーん!俺がすぐに助けにいくぞぉ!」
「まぁ、待ちたまえ、ルパン。私に考えがある。」
ルパンはピタッと立ち止まり、振り返った。
「考え…?」
レイトンはニヤリと笑った。
「ああ、だが、そのまえに銭形警部。ナイスタイミングでしたよ。あなたがあのタイミングにはいって来なければ最悪の場合、峰不二子が死んでいたかもしれません。あなたがICPOの部下を連れてくるために一旦別行動をとっていて下さったおかげで最悪のパターンを回避できました。」
そう、コブラのアジト突入前に銭形が一旦別行動をとった理由はICPOから部下たちを連れてくるためだったのだ。今回は合流タイミングが絶妙だったため、非常に良い結果につなげることができたのだ。
銭形はまだ状況が把握できていなかったが、話を合わせ、ぎこちない笑いを浮かべた。
「えぁ!?あー、そうでございましたか!?ハハハ、全く偶然というのは分からんものですなぁ!」
レイトンは再び話を元に戻すと、説明を始めた。
「ジョドーがこの後どのような出方をするのかは大体読めてます。そこで、皆さんに、協力していただいてある作戦を実行したいと思います。」
レイトンは周りの注目を確認すると、作戦の説明を始めた。

2015-08-05 19:02:54


t.o

EPISODE.84「テムズ川の言い伝え」(レイトンサイド)
テムズ川に沿った道を走る車があった。
中で運転しているのはシルクハットを被った英国紳士だ。
助手席に座ったルークが尋ねた。
「レイトン先生!あの作戦で本当に大丈夫なんですか?」
レイトンはニヤリと笑い、答えた。
「ああ、多分ね。」
その後、ちょっと考え、微笑んだ。
「当初作戦を考えたときからある程度成功する自信はあったが、ルパンがああ言ってくれたことでもはや自信は確信に変わったよ。」
「“ああ言った”ってテムズ川の石のことですか?」
「ああ。テムズ川の石がああだとジョドーが気づけば、もはや最も思い描いてた形になるはずだ。我々がなるべく早く駆けつければ何の問題もないよ。」
レイトンは静かに笑うと、ぼそりとこんなこともつぶやいた。
「…もとよりルパン達には優れた変装能力がある。あっちはあっちで上手くやってくれるさ。」
レイトンは思い切りハンドルを切り、テムズ川の上にかかる橋を渡った。
ここでルークは最も気になっていることをきいた。
「それより先生。僕たちは今ジョドーを追いかけているんですよね?ジョドーがどこへ向かったか分かるんですか?」
レイトンは得意げに答えた。
「ああ。大丈夫さ。ジョドーがテムズ川の3つの宝玉を揃えた時点でどこへ向かうかはすでに分かっていたからね。テムズ川の3つの宝玉はあるところへ集めると効果を現し、集めた者に素晴らしい宝の山を与えるという言い伝えがあるんだ。シュレーダー博士が研究していたから知っているんだ。」
ルークは興味津々にきいた。
「で、それってどこなんですか?」
「テムズ川上流にあるほこらだよ。そこに3つの宝玉をセットすると、何かが起こるらしいんだ。ジョドーもその宝を狙っているんだ、それくらいのことは知っているだろう。」
レイトン達は急いでそのほこらへと向かった。
はたしてレイトンの作戦とはー。そして、それは成功するのかー。そしてテムズ川の大秘宝とはー。

2015-08-06 09:44:04


t.o

EPISODE.85「それぞれの武器」(ルパン、グロスキー、銭形サイド)
レイトンたちと別行動をとっていたルパン、次元、五右衛門、グロスキー、銭形はそれぞれの車である場所を目指して走っていた。
ルパンのメルセデス・ベンツの助手席でタバコをふかしながら次元がつぶやいた。
「ルパンよ。おめぇなんでこの作戦に乗った!?おめぇほどの男が他人の計画に乗っかっちまうなんて珍しいじゃねえか!」
ルパンは笑って静かに答えた。
「まあな。だが、おもしれぇじゃねえか。俺ほどにもなると他人の計画に乗って何かするなんてこたぁそうそうねぇからよ。
楽しいんだ。他人の作戦には自分に思いつかない面白さがあるからよ。」
そして静かに目をつぶり、つぶやいた。
「それにエルシャール・レイトン教授の作戦には俺様が必要だってんだからよ。乗らない訳にゃいかねえだろ!」
〜回想〜
「そこで、皆さんに、協力していただいてある作戦を実行したいと思います。」
レイトンはこう呼びかけたあと、説明えお始めた。
「いいかい。まずこの作戦は二手に分かれて行う。
分かれ方は私とルークの2人のグループとと後の人たち全員のグループだ。
私たちはジョドーを追う。ルパン達はすぐさまあるところに行って準備をしてもらいたい。」
ここで次元が口を挟んだ。
「!?そっちは2人で大丈夫なのか?」
「ああ。むしろ1人でもいいくらいだ。なるべく準備の方に人を回したいからね。
中でもルパン一味の3人には準備に必要だ。
君たちの変装能力がこの作戦の鍵を握ってる。」
レイトンはニヤリと笑うと説明を続けた。
「で、その場所だが...」
〜回想終わり〜
「今回の作戦は俺様の能力とエルシャール・レイトン教授の頭脳、それぞれの武器が最大限に生かされた今回の事件の集大成だからな。」
ルパンはハンドルを大きく切り、道を曲がって突っ走っていった。
向かう先は...一体...。

2015-08-14 22:42:12


れもん

おお!なんか楽しそうだよルーク!
ル「…何ヶ月ぶりですか…」
…2ヶ月ぶりですね…しばらく来れなくてすみません。
そ、そうだ、作中でレイトン教授が
『私一人でも十分』的な事を言っていたけど、つまりルークはお荷m((( グハッ痛っ
ル「そんな事ないですぅぅぅ!!!」
…ファイト…ルーク…
レイトン教授が企てた作戦成功するといいですね!
次回楽しみに待ってます!

2015-08-15 21:09:29


t.o

久々のコ•ガ•マ!
>れもん
久しぶりー!
結構進めたよー(笑)
確かにルークはお荷物かもね!はっきり言って何もしてないし!
ルーク「うるさいですよ!」
レイトンの作戦については楽しみにしててね!
実はささやかではあるけど物語序盤のレイトンの発言が伏線になってるんだよ!
あまり出番のない“あの人”の存在が切り札になります!
また見返してみてね!
コメントありがとう!

2015-08-24 11:01:24


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