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レイトン教授と記憶の扉

雪野 蜜柑

おはこんばんにちわ♪蜜柑です!

ついに6作品目です!

では、読むに当たっての注意を。

・更新は不定期な上、遅いです
・誤字、脱字があるかもしれません
・展開が急すぎることがあります
・小説の書き方にそっていないところがあります

大まかなものは以上ですね。
増えましたら、またこれ以降の文で書かせていただきます。

それと、今作品では、とある企画を考えております。
詳細はあとで書きますが、皆様が参加してくだされば嬉しいです。
よろしくお願いします。

2014-01-01 16:58:53


雪野 蜜柑

第二章 ~現実~


次の日。
ブレンダは、ルークを起こすため、ルークの部屋の前にいた。

「ルーク、起きなさい。レイトンに会いに行くんでしょ?」

ブレンダはいつも通り、ルークに呼び掛ける。
普段ならこれで起きるのだが、今日は全く起きる気配がない。

「ルーク? 入るわよ」

ブレンダはそう言いながら部屋へ入る。
そこには、自分の手を見つめるルークの姿があった。

「ルーク、熱でもあるの?」

ブレンダは、そんなルークの様子を心配し、額に手を近づける。

「さ、触るな!」

ルークは、そんなブレンダの手を振り払った。
ブレンダは、驚きに固まってしまう。

「ルー……ク?」
「貴方、誰ですか!?」

ルークがそう叫んだ。
実の母親に対し、「誰だ」と言ったのだ。

「ク、クラークを読んでくるわ」

ブレンダはそういうとすぐにクラークを呼びに行く。

「クラーク、ルークの様子がおかしいの! すぐに来て!」

ただならぬブレンダの様子に、朝ごはんを食べていたクラークも、箸を置き、すぐにルークの部屋へ行く。

「ルーク、入るぞ」

クラークはそういうとルークの部屋へ入る。

「……誰ですか?」

ルークは、警戒心を明らかにしている。
かくそうともしていない。

「ルーク? 俺がわからないか?」

クラークは、優しくルークに話しかける。

「わかりません」

ルークは、はっきりと答える。

「ク、クラーク……。どうする?」

ブレンダは心配そうに、クラークに尋ねる。

「……病院にいったあと、レイトンのところにつれていこう」
「わかったわ。じゃあ、早速病院へいきましょう」

二人はそういうと、なんとかルークを病院へとつれていった。

2014-01-07 22:01:03


t・o

え!?ルーク、家族がわかんないの!?もう物忘れする歳に………、
ル「そんなことないです!」
更新頑張って!

2014-01-07 22:26:48


オカリナ

タメokです。(^^)d
記憶をなくした人って大人しいイメージがあったけど、全然違ったことにビックリ!

2014-01-07 22:42:16


楼凜

ルーク!!まさか認知症なの?
ル「なにげにひどい。」
きおくそーしつなのかな?
ル「たぶん・・・・」

2014-01-08 15:10:09


雪野 蜜柑

t・oさん
忘れちゃいましたねー

ルーク、君……。
ル「書いたの誰ですか」


オカリナ
よかった……

私の想像だけどね。
記憶がなくなると混乱して、冷静さがなくなりそうだったのでこうしました♪


桜凜
認知症……
ル「違います!」

わかってるよ。
記憶喪失……なのかな?

2014-01-08 16:03:43


野薔薇

おー、ルーク、老けたんだねえ、認知症なんて★
ル「違いますっ!」
ルークの絵、上手ですね☆
そっくりです♪

2014-01-08 17:01:26


むきさめ

ルークの絵かわいい♪
ちょっルークどうした!?
おーっと、キオクソウシツカ
ル「あなたも、喋り方を忘れたんですね」

2014-01-08 18:07:32


雪野 蜜柑

野薔薇さん
老化が進んだか……
ル「違いますって!」

ありがとう♪
でもあれ模写の服をいじっただけだよw


むー
ありがとう♪

ルーク、記憶喪失だってよ
ル「何をもじったか知りませんがリズム微妙に悪いです」
自分でも思った。

2014-01-08 20:20:20


雪野 蜜柑

病院にいったあと、トライトン一家はグレッセンヘラーガレッジを目指し、歩いていた。

「レイトンなら、何故こうなったかわかるかしら……?」
「それはわからない。だが、何か思い出すかもしれん」

クラークは、すでに目前に迫っていたグレッセンヘラーガレッジを見上げた。

「よし、いこう」

そうして、グレッセンヘラーガレッジに入り、レイトンの部屋へ向かう。

「そう言えば、講義とかは大丈夫かしら」
「まだ開講には時間があるはずだ」

そうして、シルクハットのタイルがついた、個性的な扉をノックする。

「どうぞ、お入りください」

中からレイトンの声がした。

「失礼する」

クラークは、返事を聞くなり、すぐ中へ入る。

「クラーク? それにブレンダまで。どうしたんだい?」

レイトンは、突然の訪問者に驚きを隠せないようだ。

「少し、異常が起こってな。ルークのことだ」

クラークはそういい、扉の前で立っていたルークを、レイトンの前につれて行く。

「特に変わった様子は見られないが」
「見た目はな。話してみればわかるよ」

クラークは、レイトンにルークと話をするように促す。
レイトンは、すぐルークと話始める。

「体調が悪いのかい?」
「…………」
「嫌なことでもあったのかい?」
「…………」

レイトンがどれだけ話しかけようがルークは反応を見せず、ずっとレイトンを睨んでいた。
この事に、レイトンのそばにいたレミも驚きを隠せないようだ。

「どういうことだい、クラーク」

レイトンは、クラークにそう問う。

「どうやら、記憶喪失のようなんだ」
「何か事故でも?」

レミが、クラークに質問をする。

「原因は不明だ。病院でも、健康状態になんの異常もなかった」

クラークは、病院での検査結果を思い出す。
明らかな症状が出ているのにか変わらず、何もおかしなところはなかったのだ。
医者も驚いていた。

「不明、か。不思議なことだね」
「ああ。原因がわからなければ対処の仕方もわからん。何かわかるか?」

クラークは、少し期待の入った眼差しでレイトンを見る。

「すまない。私もはじめてきいたよ」

レイトンは、すまなそうにクラークを見る。

「いや、無理なことをきいてすまないな」

クラークがそういったとき、おもむろにルークがソファーから立ち上がった。
部屋にいる皆が、ルークを見る。
すると、ルークは何を思ったのか、部屋から走って出ていった。

「ルーク!」

レイトンもすぐ追いかける。
そして、状況を理解できていなかった三人もすぐにルークを追いかけ始めた。

2014-01-08 20:44:01


t・o

あれあれルーク、どこ行くの?
ったく記憶がないルークを「健康」って……、どんなヤブ医者だよ!!
更新頑張って!!

2014-01-08 21:03:02


むきさめ

健康状態はいいのかー……
ルーク、思い出してーーーーー
ル「少なくともあなたみたいなのは知り合いにいないはずです」
どういう意味だお前っ!!
ってちょっとどこ行くのーーーー??

2014-01-08 21:06:04


オカリナ

ルーク、何か思い出したのかな?

2014-01-08 23:08:06


楼凛

どうしたの?トイレ?
ル「は?」
じゃあ、
ル「嫌な予感がするので失礼します。」
待とう?ねえ、ルーク?ツッコミ役いなくて悲しいよ?
ル「調子狂う・・・・」

2014-01-09 17:53:18


雪野 蜜柑

t・oさん
どこにいくんでしょうね。
記憶がなくても「健康」なんですって。

頑張ります!


むー
異常なしで、健康です!
思い出さないかなー……

ル「貴女次第です」
ですよねー

帰 っ て こ い


オカリナ
今後の更新でわかるよ♪


桜凜
トイレ……ではないのかな?
ル「……多分」

ルーク、切れのある突っ込みはよろしく!
ル「……無理ですって」

2014-01-09 19:17:42


雪野 蜜柑

龍は、神秘学の講義を受け終え、レイトンの研究室へ向かっていた。

「龍! 次何の講義?」

そんな龍に、一人の少女が声をかけた。
その少女は茶髪で、透き通った青の目をしていた。

「お、ミリー。次か? 考古学だよ。でも時間あるからレイトンさんの研究室行くところ」

龍は、ミリーに笑顔で答える。

「じゃあ私も行く! いいでしょ? 私も次考古学だし」

ミリーは、龍に詰め寄り、顔を傾ける。

「……ダメって言っても着いてくるだろ? いいよ」

ミリーは、「ばれた?」何ていいながら微笑む。
龍は、少し呆れたような、でも優しい笑顔を浮かべていた。

「にしても龍、ずいぶん雰囲気変わったね」
「そうか?」

龍はそう言いながら自分の髪についたヘアピンを触る。
龍は、前髪を左右に8:2わけぐらいにしていた。

「ちょっと大人っぽくなったかも。ほんの少しだけど」

ミリーは、悪戯っぽく笑う。

「うっせ。早く行くぞ」

龍は、ミリーの手をひき、歩き始めた。
その瞬間、龍に誰かがぶつかる。

「うわあ!」
「うおっ!」

龍は、バランスを多少は崩したが、倒れることはなかった。
だが、もう一人は思いっきり床に、尻餅をついていた。

「すみません、大丈夫ですか? ……ってルーク」

龍は、急いでルークに手をさしのべる。
だが、ルークはその手を睨み付けるだけで、とろうとしない。

「ルーク? あ、髪型変えたからわかんないか? 龍だよ、濱野龍」

龍は、ルークに自己紹介をする。
だが、ルークは睨んだまま、自分でたつ。

「ルーク!」

その時、レイトンが走ってきた。

「レ、レイトンさん?」

龍は、状況の理解ができなかった。
それは、隣にいたミリーも同じようで、二人で顔を見合わせた。

「説明は、あとでするよ。とにかく、ルークを捕まえてくれ」

レイトンはそういい、いつの間にか逃げ出していたルークをまた追いかけ始めた。
龍も、よくわからないまま、とりあえずルークを追いかけ始める。

「ルーク、待てよ!」

龍は、さすがと言うべきか、持ち前の運動能力を使い、すぐルークに追い付く。

「は、離してくださいっ。さっきから貴方達何なんですか!」

ルークは、龍の手を振り払おうと叫びながら、とにかく暴れる。

「ルーク、落ち着いてくれ。何も悪いことはしない」

レイトンは、どうにかルークを宥めようとする。

「じゃあなんで追いかけるんですか!? 訳がわからないです!」

ルークは、暴れはしなかったが、叫ぶのは止めなかった。

「……君、落ち着いてくれないか? ここは君の知らない土地だと思うんだ」

龍は、ゆっくりと話始める。
すると、ルークは叫ぶのもやめた。

「だから、きちんと君の出身を聞き、送り届けたい。そのために話を聞きたいんだ」
「でも……何も覚えていません」

ルークは、悲しそうにそういう。

「少し話してみたら何か思い出すかもしれない。話、してくれるか?」

龍の問いに、ルークは無言で頷いた。
そして、そこにレミやトライトン夫婦がやって来て、ルークを研究室へつれていった。

「龍、助かったよ。次は考古学かい? それなら研究室に来てほしいのだが」
「そのつもりです。ミリーも来るよな?」
「もちろん!」

龍の問いにミリーは、元気よく返事をする。
そして、三人も先にいった三人を追いかけるように研究室へ向かった。

2014-01-09 20:48:51


むきさめ

ルーク逃げんなし!
龍?やほうっ!!
ル「……次はあなたから逃げないと」
んー??
龍ナイス!
ルークは思い出してくれるかな?

2014-01-10 07:21:33


t・o

わぁ!ルーク逃げた!ずりーぞ!逃げるなんて!ね!先生!
レ「いや、そういう意味じゃ……、」
エェ!!?違うの!?

2014-01-10 20:02:25


雪野 蜜柑

むー
逃げんなし!

龍「どーも」

むーから逃げるとは……
どうしてやろうか((←

龍「作者権乱用するな。むきさめさん、ありがとうございます」

龍は弟がいるから扱いがなれていそうなので今回こんな役((
思い出すかな?

頑張ります!


t・oさん
ルーク逃げましたねー
ル「だって、だって……」
龍「作者が悪いんだよ」

えっ、そうなの? えっ?

2014-01-11 17:35:32


雪野 蜜柑

龍とレイトン、ミリーが研究室に入ったとき、他の四人はすでに席についていた。
紅茶もきちんと用意して。

「教授、もう準備できてますよ」

レミはそう言うと、三人に席につくように促した。

「ああ、わかったよ」

レイトン達は、すぐに席についた。

「あの、その前に何が起こっているか教えてもらえませんか?」

いまだに詳しい状況のわかっていない龍が、レイトンにそう聞く。

「まだ説明していなかったね。実は……」

レイトンは、これまでに起こったことを龍に話す。
すると龍は、ミリーと顔を見合わせる。
レミは、そんな二人の様子を不思議に思い、質問をする。

「何か思い当たる節でもあるの?」

レミの質問に、二人はまた顔を見合わせる。
そして、龍が口を開いた。

「実は、先程の神秘学の授業で似たような話を聞きまして」

龍がそう言うと、レイトンとレミ、クラーク、ブレンダの四人は、一斉に龍に顔を向ける。

「まあ、この分野に関してはミリーの方が詳しいですけど」

龍はそう言うと、隣に座っているミリーを見た。

「本当!? じゃあ、えっと……」

レミは、ミリーの方を見て、固まる。
初対面なので、呼び方がわからないようだ。

「あ、ミリーです。ミリー・ユナイデス。特技はバレエで、龍の彼女候補です!」

ミリーはそう言うと立ち上がり、爪先で一回転する。
すると、淡いピンクのワンピースのスカート部分が少し膨らみ、きちんと切り揃えられたパッツン前髪が、少し崩れた。

「あら、龍くん彼女いたの?」

ミリーの自己紹介に、レミは、驚いたような顔で龍を見る。

「ち、違いますよ! 俺に付き合っている人はいません!」

龍は、顔を赤く染めながら、否定する。

「その話は今度、じっくり聞こう。ユナイデスさん、お話いただけますか?」
「レイトン先生、ミリーでいいです。わかりました。」

ミリーはそう言うと、数回深呼吸をする。
そして、話始めた。

2014-01-11 18:05:31


t・o

お!ミリー!話してくれるんだ!
ミ「あなたには呼び捨て許可だしてませんけど、」
いいじゃん!それより龍、彼女いたんだ!
龍「いや、そうじゃなくて、」
お幸せにー!
龍「…………」

2014-01-11 18:48:17


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