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こちらスコットランドヤード!3~交響曲~

ユリちゃん

どうも、ユリちゃんです(*^_^*)
おかげ様で3作目です。

こちらスコットランドヤード!には1と2も
ありますが、そんな関係ないのでお気にせずヽ(^o^)丿

そして今回、
ゆいこ様と雫様作のシャアナ&クレイブコンビが登場します☆

ぜひお楽しみにヽ(^o^)丿

2013-07-13 15:16:19


むきさめ

ぷぷ、ルーク抱きしめられ…
ルーク!!?大丈夫!?吐血!?
レミさん加減を…
…とりあえず、生きててよかったねルーク。

2013-09-20 20:56:54


星野 麗奈

面白い!
笑いがとまらn(wwwwwwwwwwww
フ「いい加減にしろ」
すみません(汗)
更新頑張って♪

2013-09-21 19:35:31


志村 妙

コメント返し

toリオ
レミとルーク。
何してんの?こいつら……って
思ってくれて構わないから(・。・)
ルークは大丈夫だよ!
さすがに公式のキャラ、
しかもルークを殺すわけにはいかないから←
読んでくれてありがとう^^

toむきさめ
ルーク抱きしめられてますw
レミは加減を知らない。
ルークは吐血してるけど大丈夫☆
そうだね、とりあえず生きてて良かった(*^。^*)
レミにやられて生きてるなんてラッキーだよルーク。
ル「……(無言の笑みで怒り中)」
レ「……(無言で殴る準備中)」

to麗奈
面白い?よかった~ヽ(^o^)丿
笑いが止まらないほど!?
人は15分笑い続けると
死んじゃうらしいから気をつけて!←
それ言ったら、作者はもうとっくに死んでるけど(・。・)
更新頑張ります(*^。^*)

………さすがにレミが強烈だった、シータ目線です!………




あっさりアジトにたどり着いてしまった。

心に誓った復讐まで、あと少しの道のり。

別に後悔なんてしてない。

別に引き返そうとも思っていない。

ただ進もうとしか、考えていない。

むしろ、俺は進まなければならない。

それが俺自身の選んだ、ひとつの道なんだから――――。

「大丈夫かい?シータ」

ふいに、教授の心配そうな声音が耳に入った。

はっと、我に返って俺は

「別に、大丈夫ですよ」

と、笑顔で答えた。

だけど、本当は大丈夫じゃないのかもしれない。

自分自身で気がついていないだけ。

いいや、気付こうとしていないだけ。

笑って答えたのは、嘘をついたから。

ひんやり、冷たい地下に風が通る。

まるで俺の心を表しているような、そんな場所。

暗く、冷たく、どこかに何かを

隠しているような、それが自分―――。

「……行こうか」

教授の声が聞こえて、無言でうなずいた。

ぐるぐると回る思考回路をやめて、再び歩み始める。

『それが俺の選んだ答え』。

復讐と言うこと。


        *


聞き覚えのある声が聞こえる。

うるさくて、うっとうしい、暑苦しいような男たちの声。

忘れたくとも忘れられない、嫌な記憶が再びよみがえる。

やっと、ここへ来た。

俺達はアジトへの近道を通り、今。地下のアジト前へ来ていた。

目と鼻の先、そこに奴らはたむろしている。

2番目に、復讐してやりたい奴ら。1番目は、ボス。

教授とレミさん、ルーク君という仲間を持った

俺は、とても心強かった。小心者の俺が、強く見えた。

アジトは目の前にある扉を開ければ、すぐそこにある。

そのドアノブをひねれば、すぐ。

俺はゆっくりドアノブに手を伸ばした。

教授達は何も言わない、ただ黙って見ている。

金属製のドアノブが、ひどく冷たく感じた。

そして、ゆっくりノブをひねった。

もう戻れない、そう自分に言い聞かせて―――。

「「バァァァァン」」

力任せに、ドアを開けた。

するとこちらを見て驚く、数10人の男達がいる。

「なんだァ?お前ら。
 俺達に何か用かい?」

数10人の男たちのひとりが、ガラの悪さを強調して

尋ねて来た。

「……ために来た………お前らに復讐するために来た!!」

12年の怒りを、すべて思い出した。

怒りのまま声を出し、きっと顔つきも凶悪になってるはず。

男達は金属バットを手に、俺にかかってきた。

「何ぬかしてんだガキがよォ!」

ひとりの大男が、力任せに金属バットを俺に向け振った。

俺は軽くかわしてから、右拳を大男の腹にぶつけた。

大男は拳が入るとともに地面へ倒れ込む。

「ガキだァ?ふざけるな!!
 お前たちに踏みにじられた人生取り戻しに来たんだ!!」

怒号とともにひとり、数10人にかかっていった。

教授達は見ているだけだった。

無言のまま、無表情のまま。

きっと俺をバカにしているに違いない。

別に、バカにされようが一向に構わない。

ただ、復讐ができれば―――――。

しかし、そこでレミさんが男に両手をつかまれ、

ナイフを突き付けられた。

「おいガキ、この女がどうなってもいいのか?
 お前がひとたび動けば、コイツで切っちまうぜ」

男はそう言い、レミさんの首に突き付けたナイフを

ちらつかせている。

チッ、と舌打ちし俺は男に言った。

「その人を離せ。俺とは関係ないだろ」

しかし思った通り、男はレミさんを離さない。

「関係ないんだ、離せ!!」

今度は叫ぶように言ってみる。

すると男も反応した。

「やられてばっかじゃ、喧嘩はつまんねェんだよ。
 思いのまま動かせる喧嘩じゃねェと、な」

そう言って、男はレミさんにナイフをさらに突き付けた。

「てめェが降参すればコイツを離す」

俺はレミさんの様子を見る。

レミさんは無表情だが、嫌そうな様子がうかがえた。

「さァ、どうする!あと3秒で決まらなければ
 このキレイな顔に傷つけんぜ?」

男はイライラしながら言う。

俺もイライラしてんだよ、コノヤロォオオオ!!

――なんて思っていると、

レミさんが口を開いた。

「私に触らないで下さ――――いっ!!!」

声と共にレミさんが強烈な回し蹴りをお見舞いする。

「ぎゃあああああ」

男は回し蹴りをまともにくらい、悲痛な声をあげる。

本当にイライラしてたのは、レミさんかもしれない…。

改めてレミさんを、敵に回してはいけない事がわかった。

―――しかし、あの男より強いレミさんが、

なぜずっと黙って、じっとしていたのかが判らない。

「シータ、後ろ!!」

考えていると、レイトン教授の声が聞こえた。

後ろを見ると、男。

俺は蹴りで退散させる。

復讐は、いまやっと始まったのだ―――――。


……続く………



12年の怒りの復讐。

次回もシータ目線の続きを書きます!

それでは、また次回(*^。^*)

9月22日  志村 妙

2013-09-22 18:10:56


むきさめ

あっさり着いたね~
シータかっこいいな!
より強いのはレミだが…
復讐頑張って~

2013-09-22 19:43:33


ちょっ、レミィィィィ!!

ルーク締め付けすぎでしょ(゜□゜;ノ)ノ

ネージュ「と言いつつ、爆笑してたのはどこのどいつだ?」

はい、聞こえません!

シータ強いんだね!
あ、うん。レミも強いね^^;
回し蹴りくらった人可愛そうに…。



シータの後ろにいた男って誰なんだろう?

2013-09-23 19:28:57


志村 妙

コメント返し

toむきさめ
あっさり着いたよ~(゜o゜)
シータは普段、普通の26歳ですが
いざという時はカッコいいよ☆
シ「年齢まで言わないで欲しいな。普通ってなに」
普通とは一般的な事を言います、シータよ。
あぁ…より強いのはレミさんです(*^_^*)
復讐頑張る…頑張っていいことか?←

to雫
ルーク、死ぬ寸前(または一歩手前)。
レミさん、あなたも大人なんだから加減を知りましょうね。
ああ、私も書きながら爆笑してた(^◇^)
雫をはじめみんなに笑ってもらえたら……とか思ってました。
そうそう!シータは年の割に強い(*^_^*)
シ「だから年齢ひっぱんなァァァ!!」
だって君はいい年した大人ですから、シータよ。
レミも、ある意味強いよ…恐ろしい。
回し蹴りをくらった人は全治…●か月でした☆←
レ「私の背後に立ったら命はないわ」
まぁ、生きてはいるけどね。レミよ。
シータの後ろにいた男は不運、レミの後ろにいた男もね^^
誰だったか?それはね……モブによくいる男。←

………ギャグはさておき、シータ目線の続きを書きます………



そこには、かすかに血の匂いがした。

殺気や、黒い思いが交差する空気、でも3人は黙っていて。

ここには自分が居ていいのか、判らなくなる。

自分だけが、普通の人と違う気がして。

思えば、いつだってそうだった。

俺の人生は、いつだって普通の人と違って、痛い道だった。


          *


両親は、考古学者。

毎日研究づくめで、部屋に閉じこもる。

家庭も家族関係も、そこにはもうなかったかもしれない。

研究しか頭にない両親。家事もろくにしなかった。

その変わりに、まだ8歳やそこいらの俺が、家事をすべてした。

俺と妹は、幼いながらに孤独な家庭で過ごしていた気がする。

学校に行っても、放課後は家事があって、友達と遊べない。

せっかく友達をつくっても、妹の世話をしなければいけない。

子供時代を、青春を、俺は謳歌できなかった。

そのうち、どんどん孤立して普通の子供じゃないなんて言われて。

じゃあ、聞くけど。みんなの言う『普通』ってなんだ?

どんなんだったら、みんなの言う『普通』なんだ。

『普通』じゃない?あぁ、そうだった。

俺の家庭は、両親は、『普通』じゃないんだった。

誰か、教えてくれ。『普通』の家庭ってどんなものなんだよ。

なんで、俺だけ。なんで『普通』じゃないんだ。

どうして、どうして――――。

―――その数年後、俺が14歳、妹が9歳のとき。

『普通』じゃない家庭が、ついに崩れていった。

考古学の研究に日々を費やしていた両親が、

やっと俺らに目を向けてくれた。

嬉しかった。でもその反面。とてもとても、腹が立った。

自分たちの都合がよくなれば、

今まで全部任せっきりだったものを丸ごと、

自分たちで新しく変えていってしまう。

今までやってきたことすべてを否定されたみたいで、

どうしようもなく怒りがおさまらなかった。

「幸せな家庭をつくろう」なんて言った両親。何をいまさら。

散々放っておいたくせに。

俺達兄妹のことなんて見向きもしなかったくせに。どの口が言う。

「散々放っておいて、今更親ヅラすんじゃねーよ」。

それは、俺が大雨の日、両親に吐いた言葉。

今で言う、反抗期だったのだろうか?。

本当は、俺達兄妹なんて、どうでもよかったんだろ。

産まなければよかったって、思ってんだろ。

いいよ、別に。俺だって、産まれたくなかった。

親は子供を選べない。だけど子供だって親を選べない。

しょうがない、でも。こんな家庭にだけは産まれたくなかった。

俺達のことなんて、愛してもいなかったんだろ。

俺だって、妹だって、一度も親を好きとは思わなかった。

それから―――『あの日』が来た。

組織は両親を連れていった。俺は、別によかった。

でも、本当は、とても哀しかった。最愛の妹すらいなくなって。

一度も好きだと思ってないなんて言った、

産まれたくなかったなんて言った、

愛してなんかいないんだろと言った。

だけど、本当は。大好きだった。産まれて良かった。

愛されているのをわかっていた。

本当は、本当は――――両親が、俺達を愛していたこと、知っていた。

俺は、妹は、確かに愛されていた。

家庭を放って置いたけど、料理と妹の世話以外は、母がしていた。

俺の気付かなかった、何から何まで、実はしてくれていた。

父が、『あの日』の前に、話してくれた。

「お前は、確かに愛されて育った。
 わたしたち両親は家庭を顧みない酷い親だった。
 でも、それはお前のためだ。
 判ってほしい。いつか、必ず判る時がくる。
 ありがとう、ごめんな。シータ、お前は、わたしの人生の誇りだよ」

『お前のため』という意味は、まだ判らない。

いつか判る―――そう言った父は、かすかに笑っていた。

そして、翌日、両親と最後の会った日だった。


           *


アジトには、血の匂い。

次々とかかってくる男たちを倒す俺を、

教授たち3人はただ黙って見ていた。

全員を倒した俺に、教授は微笑で聞いてきた。

「シータ。これで満足かい?」

まだだ。まだ満足じゃない。

復讐は、こんなものでは済まない。ボスにたどり着くまで。

「教授、あなたは何故黙っていたんですか」

尋ねてみる。

「………それは………」

ゆっくりとためてから、教授は続けた。

「君の気が済むまで、見ていようと思ったからだ。
 12年の怒りはそんなものじゃないだろう?
 だからせめて、ここぐらいは殴らせてやりたかった」

目を細める教授に、俺はピンとこなかった。

「せめて……って、
 ボスまで復讐させないってことですか」

「ああ。君はきっと、人ではなくなる」

「人ではない……?」

「…憎き者の血を浴び、やりがいを感じる獣になってしまうよ。
 判っているのかい。シータ」

「………っ……」

教授の一言は、どこか12年前の、

父との最後の会話で見た口調に似ていた。


………続く………



シータ目線、まだ続きます。

ところで!こちスコ!3は

前作こちスコ!2のレス数を超えました(*^_^*)

まぁ、前から言おうと思ってたのですが…

今言ってみました。

それでは、次回!お楽しみに(*^_^*)


9月23日  志村 妙

2013-09-23 20:44:53


シータが愛されてないって、そんなこと絶対ないと思う。

ほったらかしにされていたって、繋がりは確かにあるはずだと思う。

私はまだ、その繋がりが切れてないから、シータの辛さの、本当の所は分からない。

だけど、復讐はその辺にして!
どうか、メイが好きなシータのままで。

レイトン先生! シータの変わりに、ボスと戦ってください!

お互い更新頑張ろう!

2013-09-23 22:00:04


むきさめ

シータ…
家族って難しいな
復讐はもういいんじゃないか?
レイトン先生やっぱり紳士や!
レスの件おめでとう!
これからも頑張ってねー

2013-09-23 22:05:17


雪野 蜜柑

全然これませんでした。本当ごめん!

まず、思いっきり笑わせてもらいました。うん。

シータくんの言う『普通』私もたまに考えるな。答え見つけられないけど。
まあ、自分の感覚によって変わるから当たり前なんだけどね。

レイトン先生、止めてくれてありがとうだね。

これからどうなるのか楽しみ。頑張ってね!

2013-09-24 09:28:45


星野 麗奈

両親に愛されるとか、愛されないとか、難しいよね
私も時々考えるよ♪
答えはいつも違うけどw
レス、おめでとう!
これからも頑張って!

2013-09-24 10:27:26


志村 妙

コメント返し

to雫
私も雫と同意見、
真剣に考えてくれてありがとう(*^_^*)
シータの辛さは作者の私にも判らない。
シ「作者なのにな」
メイの好きなシータは、
復讐がある限りそのままでいられない
教授はシータの変わりにボスと戦う――――かもしれない←
お互い更新頑張ろう!私も応援してます^^

toむきさめ
そうだね、家族って難しい。
つながりって、案外もろくて、壊れやすい。
私はシータにそれを表現してほしかった。
復讐、もういいんじゃないかって思うよね(*^_^*)
教授はどんな時も英国紳士☆
レスが前作を超えたのは、あなた様のおかげでもあるんですよ?
ありがとう、これからもがんばります!(^^)!

to蜜柑
いやいや、全然構わないよ^^
来てくれてありがとう。
思いっきり笑った?よかった~ヽ(^o^)丿
作中で出てきた『普通』は私の考えることを
シータに代弁させた、感じですね(*^。^*)
答えって、やっぱり見つけられない(汗
感覚って、人って、難しい。
教授はベストなタイミングで止めるからね☆
レ「英国紳士としてはね」
蜜柑を楽しませられるような物語で書きます!頑張る^^

to麗奈
両親に愛される、愛されない。
本当難しい(ToT)/~~~
麗奈も時々考えるの?私もだけどw
答えは違うよね、やっぱり。人によって。
レスが前作越えしたのは麗奈のおかげでもある!
ありがとう、これからもずっと頑張るよ^^

♦コメントありがとう!
 みんなのコメントあってこそのこちスコ!です☆

2013-09-24 17:16:54


志村 妙

用事があり、来れませんでした。
すみませんm(__)m

………シータ目線の続き^^もうじきシャアナ達を書きます………



獣になってしまったとしても。

俺は後悔なんてしない。

ずっと昔から、12年前から望んでいたことだから。

復讐のためなら何だってする。

この復讐が終わって、俺が獣になって、

メイが好いてくれた俺じゃなくなっても。

復讐が、12年の生きがい、生きる望みだったから。


「教授、俺は復讐を果たします」

顔をしかめるレイトン教授たちに向かい、

宣言した。

教授はいい顔をしなかった。

当たり前、そう、当たり前なのだ。

「獣になっても、メイさんが
 好きだった兄に戻れなくても、いいんだね」

重く、苦しく、長い声だった。

肩に背負った、重荷は、いつまでたっても重く…

そんな感じがした。

「お兄ちゃんも、普通の人間も、
 もう要らない。獣になったって構わない」

歯を食いしばり、拳を強く握り、

俺は教授に言いきった。

レミさんやルーク君が、哀しそうな顔をしているのにも、

俺は気付きたくなかった。

気付いたら、復讐ができなくなってしまうから。

「わたしには、シータの意思を止める
 権利なんてない。
 だが、妹のメイさんにとってはどうだろうね」

「メイにとって………?」

「12年、兄に会えず、両親は研究。
 孤独な日々を送ってやっと今会えた。
 なのに、目が覚めて、兄が自分の知っていた兄じゃなくなる。 
 それがどんなにつらいか、君にもわかるはずだろう」

目が覚めて、俺を見たら。

自分の知っていた、兄じゃなくなっている。

メイの気持ちは、俺にだって痛いほどわかる。

12年、両親が変わり果てた姿で再会したこと。

12年、妹に婚約者がいたこと。

「メイさんに哀しい思いをさせても、
 君は獣になることを望むのかい?」

レイトン教授の、強く冷たい声音に、

俺は一瞬の戸惑いをみせた。

「……っ…望みます」

怒りの滲むような声で、俺は続けた。

「復讐が俺の生きる目標だった。
 誰かが苦しい思いをしても、
 何になったとしても、俺は復讐を果たします」

冷たい冷気、交錯する視線、固い誓い。

すべてに動揺し、迷い、困った。

目をそむけたくなった。考えるのも嫌になった。

何も考えず、何もせず、そんなふうに生きていたかった。

それが無理なのは、百も承知、叶わない願いなのだとしても。

復讐するか、しないか。俺の生きる糧だった。

何かにすがらなければ生きれない、ちっぽけな俺の命綱。

俺は、後悔なんてしない。


………続く………


短くてごめんなさい。

これからは普通に、なるべく早めに

更新できると思うので読んでやってください(*^_^*)

シータ目線、次回も続く☆彡


 9月30日  志村 妙

2013-09-30 11:21:19


むきさめ

シータ…
後悔しないのか?
メイ止めてあげてー
超短文だがまた来るぜ☆

2013-09-30 18:56:20


星野 麗奈

シータ!
それでいいのか!?
ル「いいって言ってるじゃないですか!」
シータ、考え直せ~
ル「人の話を聞いてください!」
更新頑張って♪
ル「だから聞いてくださいよ…」

2013-09-30 19:45:49


志村 妙

コメント返し

toむきさめ
シータは後悔しないらしいです。
復讐ができたら、なんだってやる、と。
メイ、目覚めたら即座に止めてねヽ(^。^)ノ
お兄ちゃんを止められるのは君だけ!!
いつもご愛読、感謝です(*^。^*)

to麗奈
シータにはびっくり。
それでいいらしい……(・。・)
シータが考えなおしてくれるのは
メイが目覚めた時。
さぁさ、目覚めよ、メイ…ヽ(^o^)丿
更新頑張るよ~^^


………シータ目線、いきまーす(・。・)………


頭が痛い。とてつもない疲労感が襲う。

何かを考える事も、もう疲れた。

思考回路なんて、馬鹿馬鹿しい。

だって考えたって、辛くなるだけじゃないか。


俺の前に立つ、教授、レミさん、ルーク君の

表情を見たら、なんだか自分自身の考えの

意味が判らなくなってきた。

「……シータさん………」

沈黙が流れる場に、レミさんの細い声音が響く。

「…なんですか?」

俺は短く言って、レミさんが続けた。

「本当に、後悔しないんですか?
 メイさんが悲しんでも、
 生きがいだった復讐を果たすんですか?
 血を求める生きる屍になって…獣になっても?」

レミさんは、哀しい表情で、

泣き叫ぶような声で、俺をまっすぐ見つめて言った。

「後悔はしないんだ。
 元の自分じゃなくなっても、いい」

短く返すと、3人は暗闇並のテンション。

そして、俺は海よりも深いため息をついた。

「…だから、あなた達みたいな人は嫌だ」

その一言に、うつむいていた3人は即座に視線を俺に向ける。

「太陽みたいに明るくて、人の黒さも、
 汚さも、何も知らないみたいな人達に
 俺の気持ちなんて判るわけない。
 ああ、判るわけないさ!恵まれてる3人に、
 苦しむ人の気持ちなんてな!!
 どんな思いで生きて来たのかも、何もかも!」

止まれ。止まれよ、俺の口。

思ってもいないことを、俺はなぜか口にしている。

判ってる。八つ当たりだってことも、

こんな事言ったって甘えられるわけじゃないってことも、

受け入れられるわけないってことも。

3人の顔色が変わって行くのが、容易に判った。

「だから、何も判らない無神経なあなた達なんて嫌いだ」

最後に冷たく言い放った。

自分でも、途中に何を言ってたのか理解できない。

でも、いいんだ。だって、自分が言ったこと。

教授達が嫌な思いをして、立ち去っていくのも、

目に見えているから。

青ざめたような表情の教授達。3人が一斉に口を開く。

まずは教授が、シルクハットを深くかぶり直してから。

「たしかに、私たちはシータの気持ちは判らない。でもね」

すると、レミさんとルーク君が加わり。

「「「支えになってあげることくらいできるだろう?」」」

言って、3人は俺の周りに集まって、

背中をポンポン、と叩いたりしてくれた。

驚いた。

普通、誰でも嫌な思いをして、嫌うはずなのに。

「「「私たちが、シータの支えに、
   友達になってもいいんじゃないかな」」」

思わず、涙が出た。泣く俺を、教授達は

背中をポンポン叩いてくれたり、一緒に泣いてくれた。

―――支えになる。友達になる。

俺は、初めて真の友達を、仲間を、持った気がした。

―――ありがとう、レイトン教授。
―――ありがとう、レミさん。
―――ありがとう、ルークくん。
―――これからも、こんな俺の、支えになって下さい。



………続く………


短いのは気のせいです。

はい、気のせいじゃないです☆←ごめんなさい。

シータ目線は、メイが目覚めるまで続きます!

いつ目覚めるかは…秘密です^^

それではまた次回!次回が明日だったらいいのに…

明日更新できることを願って、また次回ヽ(^o^)丿

 10月2日  志村 妙

2013-10-02 19:56:31


むきさめ

おおお3人ナイス!
かっこいいな~
短くないよーシータの心かなり変わったし
更新頑張って!
ル「あなたは更新…」
ナンノコトカナ

2013-10-02 21:19:19


雛実 結歌

妙ちゃん~お久しぶりです♪
読みに来られなくってごめんね(T_T)
教授たち凄良いこと言いますね^^
シータ!良い友達ができて良かった!
妹のメイは何時目覚めるんだろう。
関係ないのですが、
シータとシャアナたちは合流?するのかな?
変な質問?ごめんなさいm(__)m
シータたちの話の続き、とっても気になるよ!
妙ちゃんの文はいつも続きが読みたい!衝動に駆られますw←
シャアナたちの活躍も気になる(^o^)/
エアフルトのその後も気になる☆

また更新されてたら絶対読みに来るからね!!

長文失礼しましたm(__)m

2013-10-03 20:33:35


志村 妙

♦お知らせ
コメント返しも更新もせずすみません。
怪我をしてしまったので、少しの間
更新等はお休みします。
怪我が治り次第、かならず更新とコメント返しを
するので、これからも読んでやって下さい。
それでは、また(*^_^*)

2013-10-07 09:38:21


楼凛(元リオ)

ええ!!大丈夫?
お大事にね。まってるよう☆

2013-10-07 14:03:19


むきさめ

怪我…大丈夫か?
大変だなー、無理するなよ
治ったらまた続き書いてね♪
お大事に^^

2013-10-07 18:08:06