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こちらスコットランドヤード!3~交響曲~

ユリちゃん

どうも、ユリちゃんです(*^_^*)
おかげ様で3作目です。

こちらスコットランドヤード!には1と2も
ありますが、そんな関係ないのでお気にせずヽ(^o^)丿

そして今回、
ゆいこ様と雫様作のシャアナ&クレイブコンビが登場します☆

ぜひお楽しみにヽ(^o^)丿

2013-07-13 15:16:19


むきさめ

突然失礼いたします。
チェルミー警部とグロスキー警部のお話ですね!やっぱり仲良し~
時間あったらまたお邪魔します!許してください!

2013-07-22 05:43:57


ユリちゃん

コメント返し(*^。^*)

むきさめさん>
初めまして!
読んでいただきありがとうございます。
許すも何も、大歓迎です(*^_^*)

2013-07-22 15:09:47


リオ

グロちゃんの心の声が面白い!
ユリちゃん小説上手!
またみにくるよ~♪

2013-07-22 16:36:33


ユリちゃん

昨日は更新できなくてごめんなさい。
コメント返します!
更新もします!(^^)!


リオ>
あ、チェルミーの心の声?
よかった…なぜか暴走したあげくウケ狙いで
勢い書きしてしまったので。
な、な、なな何を言ってるんです!?←
小説が上手い…いわゆる文才はリオにあるけど
私には縁もない…でもありがとう(*^_^*)
















ペルシアナ音楽堂・ホール


音楽祭の上演時間が

10分も過ぎているのに関わらず、

客は全くいない、空席が目立ち

エントランスは賑やか、

チェルミー達は驚きの光景を目にしていた。

少しくらい上演時間が遅れることも

ごく稀にはあることだろう。

しかし、おかしい。

この音楽祭はめったに開催されるものではないし、

イギリスいちと言ってもいいほど

素晴らしい歌手たちが集うもの。

それを、上演時間が過ぎても

座席に来ないのは、おかしいんじゃないだろうか。

「おい、グロスキー」

隣で珍しく静かなグロスキーを肘で小突いて

チェルミーは辺りを見回した。

「ここのホールの座席の数が
 いくつあるのか知っているか」

辺りをきょろきょろと見回しながら

グロスキーに問うと、

グロスキーは意外にも即答で返した。

「確か500席だろう。
 チケットは即売り切れでなんちゃら…」

後頭部をかきむしりながら

あくびをして、グロスキーは

チェルミーを見た。

「あぁ、正解だ。
 イギリス中の金持ちが悔むほど
 座席数は少なくチケットは売れ、幸い
 チケットを手にした者もここにはさほどいない…」

チェルミーがため息をつき、言った。

「お前は幸せ者だな。
 知り合いからチケットを貰ったなんざラッキーにもほどがある。
 …じゃなくて、
 その500の席は満席なはず。
 しかし今ここにいるのは我々を含めて
 たった15人だ」

「13人………皆金持ちそうだな。我々以外は」

イラッ…←感情

こいつなんなんだ…警察か!?

金持ちだからなんだ、カツアゲでもする気か?(チェルミー・心の声)

「それで、この状況をどうするつもりだ」

急に人が変わったかのように、

グロスキーが真っすぐで真面目な目つきを見せる。

チェルミーは表情を曇らせ、

腕時計に目をやった。

時刻は11時45分。

15分も上演時間が遅れている。

「何か、嫌な予感がするんだ。
 事件が起こるような、何かが…」

真面目に怪しさを疑うかのようにして

鋭い眼光を尖らせるチェルミー。

「わっはっはっはっは!!
 なんだ、刑事の勘、とでもいうか!!
 刑事ものの見すぎだな!わはははははは…」

真面目なチェルミーの発言に

腹を抱えて思い切り笑うグロスキー。

こいつ…

信じられん…なんだこいつ!!(チェルミー・心の声)

人が真面目なのに、

笑い飛ばしてしまう。

それもまぁ、ひどく分かりづらいが

この男・グロスキーの長所でもあるのだ。

その理由は、きっと

長くにわたってそばにいれば、自然と分かるものなのだ、と

このチェルミーが証明してくれている。

それは、この2人になんだかんだ言って

信頼関係があるから…と言いたいところだが

このままではチェルミーに殴られる危険があるのでやめよう。



時刻は、11時50分。

とっくに時間は過ぎた。

15人だけのホールはひどく静かで

恐ろしかった。

私語を慎み沈黙を守る。

しかし、そんな静かな

ホール内も、とあるひとつの

出来事で沈黙が破れる。

ただ時計の秒針を眺める、

過ぎていく時間に目をそらす、

そんなチェルミーは

あたりに散らばって自分の座席に座る

自分とグロスキーを抜いた13人に目をやった。

誰もが不安かつ、あきれた様子を見せている。

もっとも、この隣に座る男―グロスキーは違うが。

すると、その出来事は起きた。

「フッ」

一瞬にして、ホールの

照明は全て消えた。

辺りは真っ暗闇、13人は慌ただしく乱れ、

見ていなくても手探りで何かをしているのは

すぐに分かった。

「ちょっと、なんなのよ!」

と怒鳴る者もいれば、

「このまま出れないんだろうか…フッ…俺なんて…」

というネガティブ思考の者、

「助けてェ!!!誰か…誰かぁ!!」

といったホラー映画のような声をあげる者、

「ちくしょう、こんな音楽堂のホールなんて
 ぶちのめしてやるわ!!叩きのめす!放火してやるっ
 ここから出たら、絶対に館長を半殺しにしてやるんだから!!」

と言うなんて言えばいいかわからない者、

「うっ…うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

…………、

「死にたくないぃ!」

…とにかく、色々な者がいるのだ(ちょっと、いや、かなり危険な者もいるが)。









気になる(?)続きは
たぶん明日できたらの更新で(*^。^*)

2013-07-23 16:18:05


ゆいこ

いきなりっ停電(?)
半殺しにするって、
すごいこといってる人が…!
それこそホラーや!!←

いろんな人いますねぇ。
確かに、危険な人も。

チェルミーの心の声は面白すぎる!!
チェルミーが言いそうなことばっかり!

さすがユリですね☆

いつもは500席満席になるはずなのに、
何で15人だけ?

これが…ペルシアナ音楽堂の事件の幕開け?
どんな物語があるんだろう!
やっぱりユリの文章にはひきつけられる!
読みたくなる!なんかね、
『よーみーたーいー』ってなる。
↑何か言い方ホラーだねwww

ところで、
停電しちゃってロザンネは大丈夫なの?

シャアナはいつ出てくるんだろ~。

また読みに来るね!
ユリは神だね!
文才ありすぎだよ~☆

2013-07-24 12:05:25


ユリちゃん

更新します!(^^)!



ペルシアナ音楽堂・ホール



真っ暗闇になったホール。

照明はもう戻りそうにもない。

13人の叫び声を聞きながら

チェルミーは冷静に考えていた。

それに意外なのが、グロスキーが

あまりにも静かなこと。

あの13人のように奇声を発したり

驚いてどこかへ走り去ったりするものかと

チェルミーは思っていた。

あまりにも奇妙なので、

チェルミーは声をかけようと試みた。

「おい、グロスキー」

隣の席にいるはずの

グロスキーに声をかける。

帰ってきた返事は

「なんだ?」

と言う陽気で…まるで夜のキャンプファイヤーの

テントの中でワクワクして眠れない

子供のように弾んだ声だった。

「…いや、なんでもない。
 それよりこの状況を何とかしよう」

チェルミーは驚きながらも

この状況を切り抜けようと策を考えた。

グロスキーも黙って考えているようだ。

「まず扉へ向かってみないか」

「え?」

数秒もたたないうちにグロスキーが

パンと手を叩いて言う。

「あ、あぁそうだな」

そうして、チェルミーとグロスキーは

ホールの扉へ向かったのだった。


「ふんぬぅぅぅ…」

低く長いうめき声のようなものが

ホールの扉周辺で聞こえる。

声の主は…

「グロスキー」

「なんだチェルミー…ふぬぅぅぅ」

グロスキーである。

彼は今、扉を力ずくで開けようとしている。

「開かないならもうやめておけ」

チェルミーはため息をつく。

「でも……」

「いいんだ。それより
 外の様子がおかしい」

チェルミーが表情を曇らせる。

「グロスキー、耳を澄ませてみろ」

「あぁ」

グロスキーが言われるがままに

耳を澄ます。

すると、驚いたことに

数分前までにぎわう声が上がっていた

エントランスの方からは

誰ひとりとして声が聞こえなかった。

「なぜだ…?」

グロスキーが首をかしげる。

「この状況も、エントランスの様子も
 少し引っかかる。
 やはり嫌な予感は的中したんだろう」

チェルミーの弱々しい声が

耳に残るグロスキーは、
・・
何かに気がついた。

そして後ろを振り返り

暗闇で見えないものの

舞台の方へ眼をやる。

もちろん13人の声以外は

静かだ。

「?グロスキー…どうしたんだ」

当たり前だが見えない。

暗闇の中でグロスキーの威圧感を感じて

チェルミーはグロスキーがいるものと

思われる方向へ声を浴びせる。
 ・・
「何かがいる…………」

グロスキーが答える。
 ・・
「何かとはなんだ」

チェルミーは不審げに辺りを見回す。

見えなくとも、気配は感じれたからだ。
          ・・
グロスキーが勘づいた何かとは一体、何の事なのだろう―。






続きは今日、もしくは明日の更新で☆

お待ちしております

2013-07-24 12:22:57


ユリちゃん

コメント返すよヽ(^o^)丿

ゆっこ>
おぉっ!長文ありがとう^^
いきなりの停電…
半殺しにすると叫ぶ人物…
まさにホラーだね(T_T)
色々な人の中に、危険な香りがする人も…

チェルミーの心の声、面白い?あ、言いそう?
好評でよかったね、警部。
チェルミー「無理矢理言わせたのは君だろう(怒)」

ペルシアナ音楽堂で巻き起こる事件。
15人はこれからの物語に登場するよ^^

え!?引きつけられる?
それはゆっこ様の小説ですね。
え!?読みたくなる?
それはゆっこ様の小説ですね。
でも嬉しいなぁ…(*^_^*)

ロザンネは平気だよ^^
シャアナもクレイブも、アイシスもドレアも
久しぶり(でもない)のメンバーが
のちに登場(*^_^*)

神じゃないけど、ありがとう^^

2013-07-24 12:34:26


リオ

ああ!
グロちゃん閉じ込めたな!
チェ「俺は?」
いやそのー←
こうしんはやいねえ~
尊敬するよ!またくるねえ

2013-07-24 13:48:08


ゆいこ

私のコメントにコメ返しアリガトウ☆

ユリ様は交信早い!
お話の先が決まってるってことだね!

私は決まってないから遅い…((泣

何か、何か…に続く勘っ!!
まさか、13人の客の中にシャアナ&クレイブ、
アイシス&ドレアがっ!?
私的にはいてほしい(*^_^*)

ユリ様はやっぱ神でしょーよ♪
私が全力で証明しよう!!

やっぱり、ひきつけられる&『よーみーたーいー』ってなる、
これからも全力で応援します!

ル「何か応援団長になろうとしてません?」
ゆ「!?」

これからも応援してるよ☆

長文すみませんm(__)m

2013-07-24 18:24:45


ゆいこ

すいません!
さっき書かせていただいたコメントが、
『更新』のハズが『交信』になってました…。

申し訳ありませんm(__)m

連レス失礼しました

2013-07-24 18:25:58


ユリちゃん

コメント返し!(^^)!


リオ>
グロスキー警部閉じ込めちゃったの私です!←
え、更新早い?ノロマだと思うんですが…
それはともかく ありがとう(*^_^*)
尊敬!?私は文才のあるリオに尊敬してるよ?
読んでくれて嬉しいよ~頑張ります。

ゆっこ>
わぁっ、ゆっこまで(汗)
更新早くないよ…亀よりも遅い…
お話の先?大まかには決まってるけど
あとはpcのキーボードに手を任せて打ってます…←
ゆっこは遅くないよ?早いと思う!

あぁ、シャアナ達は…
おっと、言ったら駄目だね。
次の更新で明らかになる!はず。
神!?違う違う…
ゆっこ=神  だよ☆
全力応援ありがとう^^
長文ご苦労さまです、ありがとう。

2013-07-25 12:02:43


ユリちゃん

更新なう!(^^)!




ペルシアナ音楽堂・ホール




とうに過ぎた上演時間、

少なすぎる観客、

突然の停電、

開かない扉、

不可解極まりない出来事が起こる中、

ホールに閉じ込められてしまった

チェルミーとグロスキー。
         ・・
そしてグロスキーは何かに気がつく。
    ・・
果たして何かとは何なのだろうか―。


「グロスキー、何がいるんだ?」

恐る恐るチェルミーが尋ねた。

グロスキーの顔は見えない、だが

なぜか表情が分かってしまうチェルミー。

「あ、あいつは…なぜいるんだ?」

戸惑ったような、恐ろしいというような、

そう言った声をあげるグロスキー。

暗闇の中、何が見えると言うのだろう。

と言うか、お前視力いくつなんだ?

野生動物並だろ絶対!!(チェルミー・心の声)

「あいつって…どこにいるんだ」

少しあきれた様子を見せながら

チェルミーはだるそうに尋ねる。

「舞台の上だ…」

何故に見える…(チェルミー・心の声)

「舞台の上に誰がいるんだ」

「………エアフルト………」

「は!?」

「だから、エアフルトがいるんだよ」

「はぁ!?
 何言ってるんだグロスキー。目がおかしいんじゃないか」

「本当なんだ、見てみろ」

「お前とは違って見えないんだよ」

「そうか……」

「あぁそうだ!!
 全く、冗談にもほどがある。
 大体なぜあいつが…」

長く続いた話にもならない

2人の会話。

チェルミーは怒りと驚きで

感情がいっぱいいっぱいだ。

しかし、その瞬間。

パッと、照明が全てついたのだ。

不機嫌なチェルミーを

少しでも明るくさせるかの様に、

急な出来事だった。

13人の観客と

グロスキー、チェルミーは

わりと喜びを見せた。

しかし、喜ぶのもつかの間。

舞台の上に

見覚えのある人物が…。

「喜んでいる中悪いが…
 自分の席に戻ってくれませんかねぇ」

凶悪な顔つき、

丁寧な口調でも悪意の見える…

「「エアフルト!!」」

そう、エアフルトだ。

チェルミーとグロスキーは

同時に舞台の上を指さし叫んだ。

ついこの間の

超文明計画の中心、つまり

実行者という悩みの種だった

エアフルトが、また悪事を犯すのだろうか―。





短いですが、後に続く!

2013-07-25 14:00:24


リオ

わお!
グロちゃんそんなことが身に付いちゃったの?すごい!
グ「スコットランドヤードの警部としてはな!」
レ&ル「それは、私(僕)のキメ台詞なのですが・・・・」
チェルミー君がんばれ!←(なぜ?byルーク)

2013-07-25 14:38:17


むきさめ

すごいですねグロスキー警部!
ちなみにグロスキー警部の視力はいくつなんですか??
変なコメントですね、なんかすいません。

2013-07-25 17:07:09


ユリちゃん

コメント返し!(^^)!


リオ>
はい^^
グロちゃん←すごいです(*^_^*)
あのレイトン教授の名言(?)がグロスキー風に!!
それいいねぇw
チェルミー君も頑張らないとね。


むきさめさん>
ごめんなさい(ToT)/~~~
視力はちょっと判らないです…。
別に変なコメントなんかじゃないですよ^^
野生動物並の視力ってことでお許しを←

2013-07-25 20:34:01


ユリちゃん

すみません
4日あたり更新できません。
31日ぐらいには4日分書くので読んで下さい。
                   夏休みも暇人・ユリちゃん

2013-07-26 18:13:19


むきさめ

31日に4日分書くって大変そう…
更新待ってますね♪
私コメント短ェ…すいません(*÷*;)

2013-07-26 19:46:29


ゆいこ

4日間更新できないんだね。
31日頃には4日分更新するんだ!!
頑張ってね☆

エアフルトがまたっ!!
↑いきなり話が変わった(汗)
今度はいい人になってるといいなぁ。
ていうか、ユリのキャラなら
悪い人までもがいい人に見えてくる(*^_^*)

また来ます☆

2013-07-26 20:46:12


るーく♪

なかなかコメできなくてゴメン(>_<)
四日間更新できないんだ!!
四日分…………
私には出来ない………

チェルミーの心の声が大好き♪

じゃあ、四日分やるときガンバ(*^^*)

2013-07-27 06:06:11


ユリちゃん

コメント返し!(^^)!


むきさめさん>
どうも^^
予定変更で今日帰ってこれました!
このシリーズ3になってからあんまり書いてないし
4日分くらい書かねば…
大変そう?…おっしゃる通りです(汗)
更新待っててくれるの!?ありがとう(*^_^*)
ちゃんと 書きますよー^^


ゆっこ>
31日でなく今日来ちゃったユリちゃんです^^
うん、更新がんばるよ~(^o^)/
エアフルトしつこいねぇ…
全く懲りてないご様子…て感じで書くつもりですが(汗)
え!?
悪い人までもが良い人に?…母には「キャラ崩壊してるよね」
とか言われた人々が!?
ありがとう^^
またのお越しを心よりお待ちしています(^o^)/



るーく♪>
やほ☆
来てくれてありがとう^^
4日分…るーくならできるよ!
あのおもしろい小説の作者様ですから←関係あるのか…
チェルミーの心の声好評だな~
できた理由は勢いと私自身のツッコミだったのですが…←
大好きって言われたら、続けちゃおうか^^
応援ありがとう^^頑張るよ~



みんな応援ありがとう^^
4日分…長いかもだけどよろしくね
(まずコメ返しが長い…)

2013-07-30 21:36:27