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こちらスコットランドヤード!2

ユリちゃん

初めましての方も、
最初の作品を読んで下さった方も、

どうも(*^_^*)ユリちゃんです。
元・ユリッこです^^


本作は1がありますが、続きという訳ではないです。
  

では、よろしくお願いしますヽ(^。^)ノ

2013-05-13 21:06:27


ゆいこ

やっほ~(*^_^*)
お!ゆりりん帰ってきたネ☆
シャアナ、出してもらえるなんて…!
感謝です。超感謝です!
シャアナは基本的どんなカンジでもOKなので
ゆりりんが自由に趣味・特技など決めちゃってね♪
これからも応援してるよ!がんばれ~(^o^)ノシ

・長文ゴメンナサイ・

2013-06-08 20:12:00


えっ、超文明計画が動き出しちゃったの!
神の子、未来予知者、天才がいても止められないって…。
実行者のことを「彼」って呼んでいるから、実行者は男性なのかな?
でも、その「彼」も知らないシナリオって一体…。
チェルミー警部たちはとめることができるのかな?

アンケだね^^
1、クラリネさんと、レイさん
2、面白い! 書き方のアドバイスください(笑)
3、お互い更新頑張ろう!
4、クレイブ・マクファーレン(男)
年齢:14歳
特徴:砂色の髪にオリーブ色の瞳
性格:前向きで優しい性格だけど、一度キレルと手がつけられない。

2013-06-09 15:59:40


ユリちゃん

コメント返し&雑談♪

ユイちゃん>
やっほー!
うん 予定日無視で帰ってきました^^
シャアナの設定等は 私に任せてくれるんだね?
温かい応援ありがとう❤

雫>
超文明計画 動き出しました!
よく読んでくれてありがとう☆
実行犯の男はすぐ登場するのでお楽しみに(^o^)/
アンケートありがとうヽ(^。^)ノ

クレイブ君かぁ~。
細かい設定、感謝です!!特に男子ありがたい^^



雑談なう~作者日和~

アンケートで2人新たなキャラが誕生!

・シャアナ・ルーグル   (ゆいこ様作)
・クレイブ・マクファーレン(雫様作)
この2人の登場は
超文明計画が動き出したあとから!

2013-06-10 14:34:14


ユリちゃん

更新!今日は2回するかも


ブランド―ルの街・アルフレッドの家


神にお供えするリンゴが消える。

すると、街には小さな災いが起きる。

そして、神はいけにえを望む―。

「この街の住人は、
いつ命を失うのか分からない。
明日か、それとも今か…。
若者は希望すら失っています」

海より深いため息をつき、

クレイヌ司祭はソファから立ち上がった。

そして、応接室の窓側にある

大きめの引き出しをガサっと探り、何か

うすい青色の紙を持ってきた。

「その紙は?」

チェルミーがクレイヌ司祭の右手に

掴まれている青色の紙を指さした。

「モレントロールに行くんだろう?」

クレイヌ司祭はチェルミー達に向かい

そう尋ねた。

チェルミー達は首を縦に振った。

「エリーゼ様のもとへ行ったあとは
メリーゼ様の所へ…か?」

再びクレイヌ司祭はチェルミー達に

尋ね、チェルミー達は

静かにうなずく。

「そうか、ならば彼の手が必要だろう」

クレイヌ司祭は満足そうな笑みを浮かべ

隣で黙り込むアルフレッドに

目をやった。

「アルフレッド、万年筆を貸してくれ」

アルフレッドは

言われるがままに、自分の上着のポケットに

あった万年筆を差し出す。

クレイヌ司祭がさらさらと

心地よい音で先ほどの青い紙にペンを走らせる。

「これを持って行きなさい」

クレイヌ司祭は万年筆をアルフレッドに返し、

チェルミー達に紙を差し出した。

差し出された紙に書かれた文字を

グロスキーが読む。

「モレントロール 4丁目6-3-13
スカイハウス102号室
シャアナ・ルーグル…………」

2013-06-10 15:08:28


ユリちゃん

シャアナ登場!更新します^^


ブランドールの街・駅のホーム


あの後、クレイヌ司祭から

早く行くよう後押しされたチェルミー達。

フレシア、トリア、レイには

黙って駅まで勢いで来てしまった。

とりあえず、

アレニウス双子姉妹の

妹・エリーゼに会うのがチェルミー達の

今の目的だった。

「間もなくモレントロール行きの電車が
 到着いたします」

そんなアナウンスを耳にし、

チェルミー達はふと、

自分達の荷物を思い出した。

今持っているのは

車以外全て。

「今日はモレントロールへ行き
 エリーゼさんの家へ行ったら終わりだな」

グロスキーは一人、

今日の行動をつぶやいた。

もう午後4時30分だ。

「電車が6番ホームに止まります」

電車がホームに到着し、

チェルミー達は電車に乗り込んだ―。














モレントロールの街・駅前の時計塔



クレイヌ司祭に言われるがまま、

勢いだけでモレントロールについた。

神の子、エリーゼがこの街の

どこかへ居るのだとしたら

今日中に探したいところだ。


モレントロールの街は、

人気(ひとけ)のない感じだった。

道や建物などは美しく

今いるこの駅前の時計塔は

いかにも街一番大きくて、シンボルだった。

茶色に染まった時計塔は

年季が入っているのにも関わらず

それなりに時を刻んでいる。

「まずは…クレイヌ司祭の紹介してくれた
人に会いに行かないか」

グロスキーはズボンのポケットに

しまっておいた、

あの青い紙を取り出した。












モレントロールの街・スカイハウス


クレイヌ司祭が紹介した人物の住む

アパートへ

足を運んだチェルミー達。

駅からここ、スカイハウスは

とても近かった。

「えーっと、102号室だな」

まだ新築と言った感じのアパート。

グロスキーは青い紙を見つめ

真っ白なペンキを塗りたくった外観の102号室の

ドアの目の前に着いた。

「すみません、シャアナ・ルーグルさんいますか」

チェルミーがドアを

顔に合わない行儀よさで叩く。

「は~い」

中から少女らしき声が聞こえた。

「どなたでしょう…って、まぁ!
クラリネお嬢様の予言の方!」

「はい、説明しなくても
ご理解いただけたようですね」

少女とチェルミーは真正面で

向き合い話した。

「紹介が遅れました、
シャアナ・ルーグルです。
中へ入っていください」

少女はシャアナ・ルーグル。

薄い茶色髪に、藍色の瞳をしている。

クレイヌ司祭に紹介された人物だ。

「…クレイヌ司祭様に紹介されたのなら
青紙の裏にもう1人書かれてるはず…」

シャアナはニコッと笑って

グロスキーの手にある紙を指さした。

「裏…?」

グロスキーは青い紙に書かれた

シャアナの名前の裏に、もう1人の名前を

発見した。

「クレイブ・マクファーレン…」

グロスキーは力なく走り書きされた文字を

読み上げた。

シャアナは部屋の奥へ行き、

少年を引っ張ってきた。

「ほら、クレイブ。
これからの仲間なんだから」

強引に連れてこられた少年は、

砂色の髪、オリーブ色の瞳をしていた。

「クレイブ・マクファーレンです。
よろしくお願いします」

優しそうな雰囲気の少年で、

チェルミー達はほっと一息。

「知っての通り、私たちは
超文明計画を止める仲間。
これからよろしくね」

シャアナの言葉が、チェルミー達にとっては

不思議でたまらない。

「計画を止める…仲間?」

聞き返すと、シャアナもクレイブも

こくりとうなずき同時に話した。

「超文明計画を阻止する、
神の双子姉妹を救出する、
世界を平和にする……これが活動内容」

チェルミー達は、

クレイヌ司祭から何も知らされていなかった…。

「早速で悪いけど、
エリーゼさんの家へ行かない?
早く済ませたいでしょう」

シャアナは全員をまとめ、

グロスキー達の荷物を預かっておいた。

「じゃあ行きましょう、
目指すは……その辺の森!!」

「その辺!?」

こうして、破天荒な仲間達は

結成されたのである―。












   第2章    神の子と恐るべし計画







シャアナ率いる計画阻止仲間。

神の子エリーゼを探してその辺の森へ

入っていく。




※深まる事件※

1 未来を予知する少女 クラリネの未来予知とは一体?
2 神の双子      アレニウス双子姉妹の宿命とは
3 いけにえ      街で起こる不可解な儀式
4 神の子の逃走場所  深い森の奥に隠れている家






モレントロールの街・森の奥



シャアナは案外雑に調査をした。

その辺の森から入って見つかるのか。




※ごめんなさい!ここで切ります
 本当に失礼!!

2013-06-10 19:51:27


ゆいこ

どーも^^

シャアナ出していただいてアリガトウ!

「計画阻止仲間」…!

シャロア!すごい良いポジション良かった!

ゆ「頑張ってきてよ!」

シャ「わかったよ!オーケー(*^_^*)」

これからも超ファンだよ~^^

2013-06-10 21:03:49


ユリちゃん

コメント返し&解説

ユイちゃん>
こちらこそ、シャアナ作ってくれてありがとう❤
あなたは大切なファン1号様です…(*^_^*)


※解説※
深まる事件とは?↓
深まるナゾならぬ深まる事件です。
ゲームに出てくるあれを思ってくれたら
いいと思います。

2013-06-11 16:03:19


ユリちゃん

第2章  神の子と恐るべし計画



モレントロールの街・森の奥


シャアナ、クレイブと

超文明計画を阻止する仲間になったチェルミー達。

まずはエリーゼの家を

見つけようと、森の奥へやってきた。

「こんな雑な探し方で
 見つかるのか…」

クレイブが不安げに

シャアナを見つめる。

シャアナは自信たっぷりに答えた。

「すぐ見つかるわよ」

チェルミー達まで不安になってきた。

草の茂みをよけ、

土道を真っすぐ進んでいく。

辺りは木ばかり、

家なんてものはない。

「本当に平気か?」

クレイブが尋ねると、

シャアナは「平気よ」と返す。

道を真っすぐ進んでいくと

予想以上に奥深くへたどり着いた。

シャアナ以外の全員が、

エリーゼの家に到着することを

あきらめていたその時。

シャアナが叫び声をあげる。

「どうした?」

グロスキーが腕まくりをして

シャアナの横に歩み寄る。

シャアナは口をパクパクとして、

右人差し指を目の前の小屋に指さす。

「小屋…?」

チェルミー、グロスキー、クレイブは

声を揃えて言う。

「あ、あれ…」

やっと声を出したシャアナ。

男性3人は耳を澄ます。

「エリーゼさんの家よ!」

「はいー!?」

こんな適当な探し方で

見つかるなんて、恐るべし

シャアナ…、

男性3人はこう思った。

「とにかく向こうへ行こう」

グロスキーはポカーンとしたチェルミーとクレイブを

まとめようとした。

少しして我に戻った

チェルミー達が気付いた時にはもう、

エリーゼの家の前であった。

「コンコン」

家の木のドアはノックをすると

快い音がした。

間もなく、中から女性の声が聞こえ、

扉がゆっくりと開く。

中から出てきた女性は、

なんと…エリーゼだった。

「…ついにここを突き止めたのですね」

「エリーゼさん…」

水色の儚げな瞳をした、茶色髪の

美しい女性、エリーゼ・アレニウス。

彼女はメリーゼと双子の神の子だ。

彼女がこの事件に深く関わっているとは

まだ誰もが気付いていないだろう―。

2013-06-11 21:17:39


ゆいこ

やっほ~^^

シャアナを活躍させてくれてアリガトウ❤

これからのキャラの活躍に期待です(^_^)ノシ

エリーゼさんはどんな風に事件に関わってくるんだろう…!

神の子…予言少女…動き出した超文明…

全て重要なシナリオは揃った…って感じだね!!

これからも応援してまーす☆彡

2013-06-11 21:35:04


ユリちゃん

コメント返すよ(^o^)/

ユイちゃん>
物語の重要なシナリオは揃いましたね!
これからの展開は…
明日お届けします!←((殴

明日は更新頑張るので
今日は見過ごしてくださいね。

2013-06-12 22:36:44


ユリちゃん

連レス御免!!

気付きました…いちいちうるさくて申し訳ないけれど

    「祝☆レス100回!!」

グロスキー「ぬぉぉ、ここまで来るとは…」
チェルミー「こんな作者が…」
シャアナ 「何はともあれ、読者様のおかげですよ」
クレイブ 「引き続きよろしくお願いします」
ユリちゃん「ありがとうございました☆」

2013-06-12 22:40:43


ユリちゃん

ふと思いました 3も書いちゃおう!と。
書くか迷ってます…

更新(^◇^)



モレントロールの街・エリーゼの家


神の子・エリーゼを

見つけられた所までは良かった。

しかしその後。

家へ招き入れられ、身分も目的も

洗いざらい話した。

お互いほとんど全てを理解したが、

空気。

この室内の空気、沈黙が

恐ろしい。

誰も口を開こうとはしないのだ。

しかし、話はやっと                     

沈黙に耐えきれなくなっていた

グロスキーから始まった。

「メリーゼさんが今、
 どこにいるかご存知ですか」

エリーゼは静かに冷静に、うなずいた。

「今頃…
 グレンダ街にいるでしょう、
 あそこには計画実行部隊の本拠地がありますから」



すみません!!
ここで切ります。
続きは夜に…(ToT)/~~~

2013-06-13 17:02:18


ゆいこ

ゆりりん!
100レスオメデトウ~(*^_^*)
ゆりりんは超神作者ですね~☆
果たしてシャアナたち一行は
グレンダ街でメリーゼさんに会えるのかな…?
これからもがんばってね~♪

2013-06-13 21:10:23


ユリちゃん

夕方の続き(*^。^*)


モレントロールの街・エリーゼの家



「今頃…
 グレンダ街にいるでしょう、
 あそこには計画実行部隊の本拠地がありますから」

エリーゼの推測を

調査しないわけにはいかない。

なぜなら、エリーゼの姉・メリーゼを

助けることも目的の一つだ。

「グレンダ街…ここから近いな」

しばらく口を開かなかった

クレイブが静かにつぶやいた。

「エリーゼさん、先ほどもお話ししましたが
 私たちは超文明計画阻止とあなた方を救出するのが
 目的です。
 あなたもついて来てくれますか。
 安全はもちろん保証します」

シャアナはクレイブが漏らした一言で、

勢いだけでエリーゼにそう告げる。

一番驚いたのは、誰よりも男性3人組だが。

「…えぇ、私もあなた方の味方です。
 できる限りのことは尽くします、ご同行、よろしいならば」

エリーゼは苦いような、悲しいような

つらさが分かるような表情で頼む。

もちろん、チェルミー達はうなずいた。

「我々は勢い行動が多い。
 それでも構いませんか?」

チェルミーがエリーゼの顔を覗き込み、尋ねる。

「もちろんです」

エリーゼのほほ笑みは女神のような感じがしたと、

その場の全員は後に語った。

「じゃあ、グレンダ街に行きましょ!」

「は!?」

シャアナの勢いだけ発言は、本当に驚かされると、

その場の全員は後に語った。

しかし、全員は顔を見合わせ、

行くことを決意してしまう―。














グレンダ街・さびれた駅前


モレントロールから電車を乗り継いで

2つ目の街・グレンダ街に来たチェルミー達。

「まさか初日で3つの街を移動するなんてな」

チェルミーはひきつった笑いをする。

「そうかぁ?それより
 本拠地に行こうぜ」

どこだって走ってしまう暴走機関車

グロスキーにはどうってことのないようだ。

「エリーゼさん、本拠地は分かりますか…?」

こう尋ねる自分が情けなくなってきた

チェルミーだが、他の人は気にしてない。


グレンダ街はさびれているし、

おまけに薄汚く暗い。

人気(ひとけ)もなく

人が住んでるのか、怪しいところだ。

「分かります
ついて来てくさい」

エリーゼは頼もしくて、

土埃舞う土道に先頭になって歩いて行った。









グレンダ街・うす暗い商店街


少し歩いて、商店街へやってきた。

商店街と言うものの、人はいない。

「あ!あそこに人が…」

シャアナが指さす方向に目を向けると

一人杖をつき歩く老女がいる。

「話しかけてみませんか?」

老女はうつむいていたが、

徐々に顔をあげる。

そして、チェルミー達と目があった瞬間

急いで駆け付けてきた。

「あの、すみません。お話を…」

クレイブの話は老女によって遮られた。

「お前さん達、なぜにこの街へ!?
悪いことは言わん、さっさとこの街を出んかい。
さもなくば―」

老女の話もさえぎられた。

その理由は、すぐ分かるだろう…。

2013-06-13 21:41:09


ユリちゃん

こちスコ!3も書くことにします
更新\(^o^)/


グレンダ街・うす暗い商店街


老女の話が遮られた理由。

それは、老女の瞳に映る人影…

エリーゼだった。

老女はエリーゼの顔を驚いた眼で

見つめた。

「あなたこそ、救世主・神の子!
 どうか…どうかこの街を救ってください」

老女の言い放つ言葉は意味が分からない。

「あの…詳しくお話
 聞かせてくれませんか?」

エリーゼが焦りながら老女に言うと

老女はこくこくうなずき、

話し始める。

土埃が、一世に舞い始めて

タイミングが何とも言えない。

「この街は…1か月前までは、
 美しく、賑やかな町でした」

チェルミー達は商店街を見回し、

そんな様子は見られないと思った。

「しかし、1か月前のある日。
 黒服の怪しげな男が3人ほど、この街にやってきました。
 3人は町民をおどし、街を乗っ取ったのです…」

「黒服の男が3人…」

土埃が舞うなんて、老女の目には

止まりもしなかっただろう。

老女の目に映るのは、ただあの日のことだけ。

「乗っ取られた後、町民は皆避難し
 街はすっかりさびれ…前の風景は失われた…。
 この街にいるのは男3人組と
 あたしだけ。
 男たちはいつ襲ってくるかわからないよ」




※申し訳ありません!
 後で必ず書きますので
 一旦切らせてもらいます。

2013-06-14 19:35:54


ユリちゃん

先ほどの続き更新\(^o^)/



グレンダ街・うす暗い商店街


男3人組によって失われたグレンダ街。

かつての街の風景は、取り戻すことができるのだろうか。

「それがエアフルト?」

シャアナはため息をついて考え始めた。

クレイブはうなずくが、

エリーゼもチェルミー達も何も

言わない。

「すみません、男たちがどこに
 いるのか分かりますか」

グロスキーはいきなり老女に尋ねた。

老女は枯れ果てたような街をぐるっと

見回す。

「…分かるさ。
 だけどね、お前さん達は何が目的でここにいるんだ。
 誰か探してんか?」

全員は顔を見合わせ

うなずいて見せた。

老女が居場所を知ってるなんて

こんな運のいいこと、きっとない。

土埃は舞い、建物はさびれ、

植物は枯れ、町民は避難し、

ただ風吹くだけの失われた街。

こんな風にしたのは、エアフルト、奴しかいない。

「…命落としてもいいって言うのかい?
 なら、ついてきな」

老女は商店街を抜け、

広場に向かった。












グレンダ街・女神像広場


商店街を抜けると、女神像が中央に

置かれた、広場があった。

女神像は、心なしか、エリーゼに似ていた。

「ここだよ」

老女は深くため息をつき、

女神像広場を指さす。

え?と、全員が動揺してしまった。

「女神像の真下」

老女は淡々と言う。

下?と、全員は思考を迷走させる。

「ポチッ」

何やら、ボタンを押す音が聞こえる。

老女が、すぐ脇にあったボタンを押したのだ。

「ガガガガガ………」

不気味な音を立てて、女神像は上へあがっていく。

なんと、地面が持ち上がってきたのだ。

持ち上がった地面には、ポッコリと

穴が開いた。

「その中だよ」

老女はまた淡々と言う。

中?と、全員は穴を覗き込む。

「…本当に頭の悪い連中だねぇ…」

心配そうに、老女は

穴を覗き込む全員に向かって言い放った。

その時だった。

「「 ドン 」」

全員が、背中を押された。

誰に?誰って、後ろにいたのは―

老女!。

チェルミー、グロスキー、

シャアナ、クレイブ、エリーゼは

背中を押され、巨大な穴に

落とされてしまった―。

「ふはははははははははっ」

上から、老女の笑い声が聞こえる。

だまされたんだろうか。

今更、遅いが、叫びたくなった。

「きゃあああああああああああっ!!!!!」

シャアナとエリーゼの怖さが混じる叫び声に

続き、

「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」

男性組の重低音な叫び声が穴の中で響き渡る。


あぁ、だまされたんだな。

まだ上から笑い声が聞こえる。

高速で急落下していく。

皆、下に着いたらどうなってしまう?。

老女は、一体何がしたかったんだ。

だまされた。

それだけが、腹立つ話だ。







「うわあああああああああああああああっ!」














ドサッ…










「おぉ、皆さんお揃いですか…」

意識が薄れていく。

視界は怪しい。

ただぼんやり見えるのは、

黒い地下と倒れこむ自分達。

生きていてよかった…。

ただ、男らしい話声がうすうす聴こえた。

「そっちから来るとはなぁ…
 フッフッフ…
 アハハハハハハハハハ!!!」

ひどく響き、黒く、悪だくみのような

嫌な笑い声。

こんな目に会うのは、もうごめんだ―。

2013-06-14 21:16:38


ゆいこ

謎の笑い声…。
まさか…、話に何度もでてきた
『エアフルト』って人かな…?
老女…!なぜ、みんなを突き落したの…?!

メリーゼさん、いつ出てくるのかな…?

2013-06-14 21:55:30


ユリちゃん

コメント返します☆

ユイちゃん>
100レス、祝いをありがとう\(^o^)/
謎の笑い声はエアフルト!
ばらしちゃってごめんなさい。

メリーゼは今日の更新で登場(*^。^*)

2013-06-15 19:21:51


ゆいこ

メリーゼさん、今日の更新で

出てくるんだね!

楽しみだなぁ…^^

謎の笑い声、

エアフルトって人なんだね。

ゆりりんの小説のキャラ、

呼び捨てしてもいい??

お互い頑張ろうね!


(長文失礼しましたっm(__)m)

2013-06-15 22:53:37


ユリちゃん

コメント返し☆

ユイちゃん>
ごめんね、「明日の更新」て書くつもりが…今日になってた。

小説キャラ呼び捨てOKだよ☆これからもよろしく!

2013-06-16 11:06:22


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