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レイトン教授と栄光の旋律

Ne(ネオン)

どうも初めまして。
Ne(ネオン)と申します(^^)
今回初めて小説を書くんですが、誤字脱字などがとても目立つかもしれません(/_;)
それでも大丈夫!な方はよろしくお願いします!
(基本はタメ&呼び捨てでOKなので、そこのところもよろしくお願いします!)

2013-01-25 20:20:10


Ne(ネオン)

~序ノ節・忘却の音~



私には10歳の頃の記憶がない。

10歳以前の記憶や後の記憶は残っているのに、意図的に消したかのように10歳の記憶が消えている。

思えば、私の回りの環境が大きく変わったのはおそらく10歳。

気が付いたら両親はこの世にいなくて、気が付いたら孤児院で生活していた。

以前、あまりにも不可思議だったので孤児院のマザーに聞いたことがあった。

けれど、マザーは知らないと言っていた。

なんでも雨が降った夜に孤児院の前で私が倒れていたとか。

けれど、そんな私にも『ひとつ』だけ……微かに記憶が戻りそうな瞬間がある。

それはピアノの旋律を聞いた時。

同じ孤児院の友達がピアノを弾いてくれる瞬間。

ただその時だけ、頭の中にフラッシュが走ったように残像がよぎる。

だから、私はいつの間にか音に耳を傾むけるようになった。

どんな音でも聞き逃さないように。

小さな旋律で記憶が戻るように。

「マリー……」

そっと肩を抱き寄せられた。

懐かしい匂いと優しい温もり。

「ルナが……ルナが……」

泣かないでマザー。

あなたが泣いたら私まで泣いちゃうよ。

「マリー……私……どうしたら……」

今週の天気予報は雨。

今もどしゃぶりの雨が降っている。

そして

今日、友達が死んだ。


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いきなり最初から意味不なことに……

本当に文才がなくてスミマセン……

ちなみに、主人公は10歳の前後の記憶がない「マリー」という女性です。

もう大人とカウントしていい年のつもりです……

詳しくはまた今度、上げていこうと思います!

とりあえず、ここまで読んでいただきありがとうございます!

2013-01-25 20:47:43


雪野 蜜柑

はじめまして。
文才じゅうぶんにありますよね?
十歳の時だけ記憶がない…謎ですね…。
続きが気になります!更新頑張ってください!

2013-01-25 22:08:44


ナゾ

不思議な話ですね。

2013-01-25 22:52:18


Ne(ネオン)

どうも!

本日はコメント返しからスタートしますね!



Dear.雪野 蜜柑さん

文才だなんてとんでもございません!しかし、評価ありがとうございます<m(__)m>
これからも更新頑張っていきたいと思います!
コメントありがとうございました!


Dear.ナゾさん

そうなんですね~……なんとも不思議な方向に……
更新頑張りますね!
コメントありがとうございました!

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~一ノ節・月夜に消えた想い~



グレッセンヘラーカレッジの一室。


目の前で揺れるシルクハットを横目にカチャカチャとお茶の準備をしている僕。


ルーク・トライトンはかの有名なエルシャール・レイトン教授の一番弟子。


今日も仕事というかお手伝いで先生の元を訪れた依頼人にお茶を出す。


どうぞ、と先生の前に座っている女性にお茶を出すと、女性はゆるく微笑んだ。


プラチナゴールドの髪がよく目立つこの女性。


今回の依頼人のマリーさん。


なんでもつい一週間ほど前に起きた『ビルジ湖遺体遺棄事件』のことで相談しに来たとか。


『ビルジ湖遺体遺棄事件』というのは、先週9月10日にロンドン郊外の自然公園の近くにあるビルジ湖の近くで、女性の遺体が見つかったという事件だ。


被害者の名前はルナ・アヴァドニアさん。


22歳の一流音楽大学に通う普通の女性。


犯人は見つかっておらず現在も捜査中。


警察もお手上げということで、事件はわずか一週間で先が見えない状態に。


なんでも被害者のルナさんと依頼人のマリーさんは親友で、ルナさんの死を早急に解明したいマリーさんが、

それなら、ということでレイトン先生の元へ相談にやってきたそうだ。


「これがルナの……彼女の日記です」


マリーさんはカバンの中から赤い手帳を取り出し、机の上に置いた。


表紙には金色の刺繍で「Runa」の文字。


「拝借してもよろしいですか?」

「はい。ぜひ」


手帳を手に取った先生は、一ページずつ慎重に目を通して行く。


「ん?この日付……明らかにおかしいですね」


何か不審な点を見つけたのか、先生は問題のページを開いてマリーさんに差しだした。


「ああ……そうなんです……その……最後のページの日付がおかしくって……それに、内容も……明らかに他のものと違うんです」


軽く覗きこむようにしてメモ帳に目をやると、そこには数行ほどの文字が並んでいた。



―――6月30日。

睦月から会おうと連絡がきました。

卯月は大切な月ですから、私が代わりに行こうと思います。

世界に月が二つ現れる時と場所。

私はそこで睦月と会う予定です。

もしかしたら誰にも見つけてもらえないかもしれない。

永遠に嘘の中を彷徨うことになる可能性もあります。

でも、あなたならその嘘を見抜くことが出来ると信じているから……だから、私は行きます。

睦月・如月・弥生・卯月。

この四つがそろった時、忘却の彼方に置かれた記憶が戻る。

Out of sight,out of mind.

Make hay while the sun shines.

約束の場所で待っています。

私の大切な親友。マリー。



「前のページの日付は9月8日……なぜ最後のページは9月9日ではなく、6月30日なのか……」

「あの……この忘却の彼方に置かれた……の次の二つの文って、どういう意味なんですか?」


文章を指差しながら先生に尋ねると、先生は帽子に手を当てて微笑んだ。


「まず、ひとつ目の文章は翻訳すると『去る者日々にうとし』。別れたり死んでしまった人のことを日が経つにつれて我々は忘れてしまう、という意味だよ」


なるほど!これ、ことわざなんだ。


「次の文章も翻訳すると『日のあるうちに草を乾かせ』。物事には時期というものがあり、それを逸らしてしまうと物事は成し遂げられない、という意味さ」


「う~ん……二つの文の意味がわかっても、他の部分が解ける、というわけではないんですね……」


てっきりこの二つさえ分かれば、他の部分もキレイさっぱり解けると思った。



おそらく僕の顔はかなり歪んでいたんだろう。


マリーさんがなだめるように笑った。


「睦月は一月の異名。如月は二月の異名。弥生は三月の異名。卯月は四月の異名なんですって」

「へ~!マリーさん、詳しいんですね!」

「伊達に大学生やってませんから」


ニコリと眉を下げたマリーさんに、先生が帽子のつばに手を置きながら他の文章を指差した。


「世界に月が二つ現れる時と場所。この文章に心当たりは?」

「いいえ……まったく……」


世界に月が二つ。


それってかなり凄い状態のような気がする。


夜空に月が二つも出たら、世界中の人々はおろか新聞社や各国の有名な教授や科学者が驚きそうだし。


それこそ『人類ついに滅亡!?』なんて見出しが新聞一面を独占しそうだ。


「とりあえず、この日記はしばらくお借りしてもよろしいですか?」

「あ、はい。それはルナの最期のメッセージですから……ぜひ、そのページの謎を解いて下さい……!」

「わかりました。かならず、この謎を解いてみせましょう」


先生の言葉にマリーさんは安堵の表情を浮かべた。


レイトン先生の手にかかれば解けない謎はない。


きっとすぐに先生が日記の謎を解いて、殺人犯を突き止めてくれるだろう。


その後マリーさんはまた数日後に来る、といって部屋を後にした。

2013-01-26 20:27:15


Ne(ネオン)

どうも!

本日二度目ですが、今回は軽い人物紹介をしようと思います。

とりあえずは『序ノ節』~『一ノ節(冒頭)』部分で登場または、名前のみ上がっているオリキャラを少し紹介します。




マリー


孤児院出身の22歳の女性。

10歳前後の記憶がなく、孤児院仲間で親友のルナと共に記憶を取り戻す術を探していた。

ルナの死に疑問を抱いており、レイトン教授の元へ訪れた。

絶対音感の持ち主で、ピアノを弾くことが出来るが普段は弾くことはない。

~容姿~

・プラチナブロンドの髪の毛(肩くらいの長さ)

・アイスブルー色の瞳

・身長163㎝ほど




ルナ・アヴァドニア


孤児院出身の22歳の女性。

マリーの親友で彼女の記憶を取り戻そうと情報を集めていた。

一流の音楽大学に通っており、ピアノを専攻している。

何者かにビルジ湖の近くで殺害されてしまう。


~容姿~

・栗色の髪の毛(腰くらいまでの髪をポニーテール)

・エメラルドグリーン色の瞳

・身長158㎝ほど




マザー(ルビィ=アーレント)


マリー達の孤児院の設立者で子供たちの『母親』。

穏やかで優しく周囲の人々からも好かれている。

12年前に倒れていたマリーを保護し、孤児院に入れた張本人。

マリーと同じく、ルナの死に疑問を抱いている。


~容姿~

・黒髪(シニオンでまとめている)

・黒目

・身長160㎝ほど



とりあえずは以上の三名でした。

物語が進むにつれて内容が増える可能性大です。

今のところは章ごとで人物を紹介していこうと思っています。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました!

2013-01-26 21:26:13


初めまして^^
ここで駄文小説を書かせていただいている、雫と申します^^
タイトルに惹かれてやってきました☆

10歳の頃の記憶だけないマリーさん。
そして、不思議な日記を遺して亡くなったルナさん。
睦月は英語でJanuary
如月はFebruary
弥生はMarch
卯月はApril
何か関係が有るのでしょうか?

たまにしか来ることができませんが、これからも宜しくお願いします。

私もタメ呼びokです^^

2013-02-05 10:18:59


麻奈

はじめまして^^私もここで駄作小説を作っている、麻奈というものです。
いいですね!!私こういう系の話好きです!!更新頑張ってください♪

2013-02-07 21:22:57