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ユラと無限ループ

あちゅ

こんにちは(^^) あちゅです*
小説ではあちゅの前世(前世って…オイ!)の作品と合わせて今回で2作品目です!

って事で、ぼちぼちと更新していきますので宜しくです!
※誤字脱字は承知の上でorz

2012-10-18 23:33:13


あちゅ

今更気づきましたけど、この小説なんと七百作品目なんですね!気づいた時驚きました(^q^)
只今ラッキーセブンで幸せですよ(*^o^*)

2012-10-19 23:43:56


ちょこ丸

はじめましてこんにちは^p^
小説読ませていただきました☆
話がわかりやすくて読みやすかったです♪
ユラがどうなるのか気になります(´O`)
お互い更新がんばりましょう(●゜∀゜●)

2012-10-20 09:13:48


Milia

読み切りました!
前はあたしの小説にコメしてくれてありがとうございます❤
イラストも可愛いですね❤
これからが気になります!
お互い頑張りましょう!

2012-10-20 11:42:34


あちゅ

皆さんコメントありがとうございます!!
ちょこ丸さん》コメントありがとうございます読みやすかったですか!(*^^*)ありがとうごいます!続きを頑張って更新していきますね!!

Miliaさん》いえいえこちらこそありがとうございますorz イラスト褒めてくれてありがとうございます☆早く次話を更新させますので待ってて下さいね!!

~あちゅの余談~
明日 あの人気のミ○キーが居るディ○ニーラ○ドに行くので人間観察でネタ集めしますか~(^q^)皆逃げて~!!

2012-10-20 17:55:05


あちゅ

更新です!
(早くディ○ニーラ○ドにいきたいのぉ)

後の事(自分の後の事)を考えずに…作戦を開始してしまった。

今日はラムカは仕事の飲み会で帰りは遅いし早く寝るはず、だからラッキーなのだ。

ー………‥‥

「……………(トニー、そろそろ来るよ。)」
「…………(わかったよ。)」
ちなみにトニーは、この作戦を知っているが、しかし…トニーには言っていない事があった、それは、トニーと私が別れる事だ……  理由なら簡単だよ、トニーにあまり心配をかけたくないからね、トニーに知られない内に別れてそれぞれ新しい人生を送る、それで良いんだよ。

(ガチャン)
「…ただいま、」
「お帰り、」
「ユラ、そこは年上を労ってベッドに敷き布団敷くとか、やろうよ…、」
「敷いてある、」
「あっ、そうなの、ありがとございま~す、」
なんかイラつく口調だな 
ー………

よし!ラムカが寝た!!
ここから本番だぞ!!

続く

眠い zzz
今日早起きし過ぎましたね(笑)

2012-10-20 23:11:15


あちゅ

更新~

私はそっと、そっと、廊下を歩き、玄関へ来た、カチャッと鍵を開け、そーっとドアを開けた、ふぅーっと冷たい夜の風が頬をかすり、寒気がきてゾッとする、バッと開け、もう、夢中で私とトニーは夜のコンクリ道路をかけた、涙を拭いながらただ、全力で裸足でかけてかけて、私達は目的地アルバトロ家を目指して…

「っー……。」
「やっと…やっと着いたねお姉ちゃん?」

続く

2012-10-21 22:30:14


あちゅ

クラウス君の家に着いた、その瞬間にスッと全身の力が抜けヨロヨロと歩道に横たわってしまった、そしてまた立ち上がり、アルバトロ家のインターホンを鳴らす、……アルバトロ家のインターホンの音色は心地好いベルの音、一般的にピンポーンのピコ音だけどアルバトロ家はさすが西洋独特の感じを出している。
「行って来ます。って…えっ?」
「クラウス君?」
「えっ?あぁ、僕クラウスですけど?もしかして、トニー君?」
「あっ!サッカーのお兄さんだ!!」
「サッカーのお兄さん?」
サッカーのお兄さんとは、前にトニーが公園でサッカーして遊んでいた時にクラウス君がサッカーに入って来て、いわゆる乱入でサッカーをしたところ、かなりの腕前だった、と前にトニーが言ってたな。

「あの、クラウスさん 夫人はご滞在中ですか?」
「えっ?あぁ今、丁度お茶して居ると思うよ?ナイトティータイムって感じかなでも義父はぐっすり寝てるよ。」
「ありがとう。では、お邪魔して良いかな。」
「お兄ちゃん、お願い!」
「良いと思うよ?けど僕今から新聞の配達とその後に取材の為に少し自転車で少し遠くの街に行って取材しに行かなくちゃ行けないから…僕は居なくなるけど良いかな?」
「お仕事大変ですね。疲れませんか?」
「えへへありがとう、確かに大変で疲れるけど、僕は楽しんで新聞屋のアルバイトやっているしね、そんなに大変でもないよ!!」
………
「では気を付けてねお兄さん!!」
「行ってらっしゃい。」
「あぁ!!頑張ってくるよ!!ありがとう!!トニー君!ユラちゃん!」

クラウスさんと別れてから、アルバトロ家に入る事にした、ゆっくりゆっくりと迷惑の無いように、そっと開けた、広がった甘いミルクティーの匂い、シナモンだろうか?うっすらと匂いがする。
「お邪魔します。」

そう言って、靴を脱ぎ、綺麗に揃えてあるフカフカの洗い立てのスリッパを履き、スタスタと廊下を歩いて行くのだった。…

続きます!

2012-10-22 23:04:37


あちゅ

キィー…

ドアを開けると、煉瓦造りの暖炉のほわっとした暖かさが触れて心も暖かくなった。
「いらっしゃい、話はクラウスから電話で聞いているわ、だからゆっくりまずはここに座ってミルクティーを飲みなさい。」
「ありがとうございます。でも、私、あまりここでゆっくりしている訳には行かないんです。」
「あら?ユラちゃんどうしちゃったの?」
「ユラお姉ちゃん?どうしちゃったの?」

一大決心を話さないと決めていたから、ここで話すわけにはいかない。
「いや、そんなに急いでいる訳では無いので、大丈夫です」
「あら、そうなの?」
「はい…」



「ミルクティーありがとうございました美味しかったです。」
「そう♪嬉しいわ、ちょっと砂糖入れすぎて甘かったと思ったんだけど、そう言ってくれると嬉しいわ♪」
「あの?ちょっと外を散歩してきて良いですか?」
「えぇ構わないわ、でも、日は出てきたけどまだ薄暗いから気を付けてね?」

部屋を出て一息つくと そっと廊下を歩いて行った っと、その時、後ろから足音がキシキシと床を鳴らしてこちらへと着いてくる、怪しいな、と私は思い、そっと、後ろを振り返ろうとした瞬間にー……‥
ガバッ!!
っとトニーが、抱きついて来てこう言った、
「さっきの話、本当なのか?」
「えっ?」
「さっきユラお姉ちゃん言ってたじゃないか、ゆっくりしている訳にはいかない、って、あれが本当だから今、お姉ちゃん外に行こうとしてるよね?ねぇ、教えてよ、姉弟でしょ?秘密なんか隠さないでよ、誰にも言わないから…  ねっ?」
「…っと、トニー…。」
「ねぇ?何か、有るよね?」
「えっ…、まぁ……その……。」

このままではマズイ、トニーにバレて終わってしまう。
「その……ねぇ、何も本当に無いの、さっきのはただたに私がラムカに見つかるのを恐れて、その弾みで言ってしまったの、だから何も、本当に何も無いの、で、今から散歩に行くのも、ちょっと外の空気を吸いたいから、だから、分かった?」
「んじゃ、僕、付いて行くよ。」
予想外の話だよ…何とか、切り返せないかな

「トニー、私が一人で行くのを心配して、気遣ってくれるのは、嬉しいけど、外は危ないんだよ?ほら、誘拐とか通り魔とかストーカーとか、ねっ!?トニーを危ない目に遭わせるのは嫌なの、だから留守番しててよ?ねぇ?」
「逆に付いて行くよ、そんな事言われたら僕は、誰が何と言おうと、付いて行くよ。」

しまった!!言葉の選択ミスだ!!あんな事言わなければ良かった

「トニー、頑固になったね…(ボソッ)」
「むぅ()」

…良しっ!もう、良いやここはガンガン攻めて脱け出してやる!!

「あぁ!!もう!!ゴメン!トニー!ユラ、私、行かなくちゃ行けないの!! 」
「お姉ちゃん!!何で!行くの!?」
「………トニー、貴方の未来の為よ!!
 それじゃ!!じゃあね!!」

「えっ?僕の為に!?
何でだよ!?って!ちょっと!行かないでよ!!お姉ちゃん!!」

もう、今のお姉ちゃんを止める人は居ないんだよ………もう、居ないんだよ…………

そう、これで良かったんだ、良し悪しじゃなくて、この選択で良かったよね……。
「(ハァハァ)走り疲れたな…少し歩こう、うん、そうしよう。」

「ふぃ~~~☆あぁ、本当に、この世は大変だよ~もう一人の私を見つけろってそんなの難しいに決まってるよ~この野郎!!まぁ~少しだけロンドンを探検するか~」



はぁ~何か意識が遠くなる…このまま私はどうなるのかな? フゥっと身体か軽くなる感じがするなぁ……… 

「トニー聞こえるかい?、お姉ちゃんはもう駄目みたいだよ…きっと、この、細い路地裏の角に寄りかかって私は終わるんだよ…きっと…」

その時に、私は身が軽くなったと思った瞬間に、奪われた……もう一人の黒い私に………………………………………………………………‥‥‥‥・・・・



「おぉ~い★大丈夫か?もう一人の僕さん?」
「はっ!なにここ!?ってか、貴方誰だ?」
「ここは、冥土の堺だよ、そこの三途の川渡れば君の父母のいる世界に入るけど気が付いたな?ってか、いきなり何言い出すんだよ!?理不尽な!!僕は君のもう一人のユラって言うのかな?詳しくは君の死後の担当者って事にしてくれ」
「あの三途の川渡れば良いのね?」
「あの?…………僕の話聞いてた?」

どうやら私は死後の世界に来てしまった様だ、とっとと三途の川を渡ってお母さんの所へ行かないと!!
「(グイッ)コラ、駄目だ君はまだ天界に来ては行けないんだよ?」
「どういう事?」
「天界に行って良いのは、正式に18歳から、それ未満の人はここで冥土の仕事を18歳になるまでやりつづけてもらわないと行けないんだよ。」

面倒だなぁ~

「嫌よ、私は三途の川を渡ってお母さんの所へ行くわ!!」
「んじゃ、下界に戻って18歳になるまで生きてこいよ!!僕がエスコートするから」
「そんな事、出来るの?

初めは、疑った、もう一人の私が、私に出来ない技を出来るなんて!!信じ難い話だった。しかし、本当にに下界に来たときには驚いた、さっきまで居た路地裏に居たんだから。
「うわぁ~もう一人の僕がこんな路地裏に居たなんて、さっきまで僕が探してても見つかる分けないよ、だからいきなり天界に引っ張り出された時にはびっくりしたよ!」
「色々大変ですね(笑)」
「あぁ勿論大変だよ!君が変な事をしなければ!もう!君が変な事ばっかりしてるから変なペナルティ来たよ?」
「ペナルティ?」
「あぁ、そうとも何とも可愛そうなペナルティだよ?」
ペナルティ用紙にはこう書いてあった
・ユラアランバード様への下界へのペナルティ

ユラ様は天界に行ったのに 下界に戻ってしまったので、下界でのペナルティを発表します。

「ペナルティとか面倒だね。」

ユラ・アランバード様のペナルティ
「下界では必ず恋をしながら生きなさい。」
天界の大臣からの命令です。天界からは貴方を見下ろす事が出来るので、破ると即天界にカムバック、三途の川仕事をしてもらいます。 嫌ならやれ。
「口調悪ッ!!!!」

って言うか何なの!?このペナルティ!?嫌だよ~恥ずかしい………………‥‥でも、これをこなさないと、正式に親に会わせてくれないし三途の川の仕事をさせられる私は今13歳だから残り5年間も仕事させられる。そんな事よりは楽だよね、多分………………


こうして、無限の世界の歯車は大きく回り始めたのだった…………‥‥


第2章終了~

いきなりユラ死んだと思えば、第二のユラちゃんが現れて・・・
大変だよね~
まぁ、新しいユラちゃんの紹介しますね!!

名前:正式には無いが、天界では、黒ユラと言われている。
自称:第二のユラちゃん。
性別:僕とか男口調ですがれっきとした女の子です!
年齢:非公開の様です(黒ユラ君により制御されましたorz)
好きな物:アップルパイ(アルバトロ夫人の作る奴だけ)
嫌いな者((:とにかく無表情な自分

とりあえずここら辺で終わります!!2日分を一気に入れたので疲れましたorz
ここまで見てくれてありがとうございました!!

後気晴らしに黒ユラ君の想像イラスト(笑)

2012-10-23 21:56:12


あちゅ(ぴとし)

お久しぶりですorz
時間が無くて更新してなかったので、更新!!

【第三章】~運命だなんて嘘に決まってる!!~

「はぁ~」

私はユラ・アランバード、昔に両親を無くしてから弟との生活、一回ラムカに引き取られたが、生活に耐えきれずに家出、転落人生が続いていた私に、恋なんかする暇や時間や心なんかこれっぽっちも無かった私に、恋をしろ、そう言ったもう一人の私、天界の使い黒ユラ、恋をし続け無いと、悪魔に命を取られ、三途の川仕事をさせられる…‥  そんなの無理だよ‥‥……

ピピピ ピピピ ピピピ!! 
「うわぁ!!」
 目覚ましの音で覚めた朝、目覚ましの音でびっくりしたが、もっとびっくりした事があった。
「やっと、起きたのかよ~遅いなぁ今7時だぞ?」
顔を覗かせてそう言ったのは、あの黒ユラさん…

「顔近いです。」
「あっ、悪いな。」
「いや、別に良いんだけどね。」
「……そう。(苦笑)」

何故か、黙りしてしまった。何か気まずいね(苦笑)

「あっ、あの~、昨日のって夢じゃありませんよね?あなたがいるから夢では無いと思いますが…。」
「ん?何の事だ?」

もう一人の私って言っている黒ユラさんが怪しく感じてきた、私は心配してるのに、黒ユラはボリボリとポ●キーを食べているし……
「何だ?食べたいのか?ほれ、一本やるぞ?」
「…………。」
「何ッ!?一本だけでは足りないと申すのかッ!?」
「何も私言ってないよ!!ただ私は昨日、私は死んで、そして君の力で下界に降りて来て、これからは恋をしながら生きないと、今度こそ、南無南無チーンだぞっ!って言う脅しがあったの本当か!?って聞いてるの!!」
(バギッ!)
「あっ。」
『もうあげないよ~。(ボリボリ)』

地味に悲しい、黒ユラの態度に激怒し、今貰ったポ●キー二本を右手でバギッ、っと砕いてしまったからだ、勿体なさから黒ユラは私が割ったポ●キーの欠片を拾ってバグバグと食べているからだ。そして、栗鼠の様に頬っぺたを膨らまし、彼女はこう答えた。
「ひゃあ、ひひょうのふぁ、ふぉんひょうひゃひょみょ。(ああ、昨日のは、本当だとも。モグモグ)」
「私は、これからどうすれば良いの?」
「ひひょうのふぉふぃふぁお、きひぃはこれから、恋をしながら生きれば良いんだよたぶんね。(昨日の通りだよ、君はこれから、恋をしながら生きれば良いんだよたぶんね。)」
黒は(めんどくさいから黒ユラじゃなくて黒)、食べ終えてから当然の様に答えた。
「そんなっ!やっぱりだよね。はぁ~、どうすりゃ良いんだよ。」
「独身の男性みたいな台詞言うな(笑)」
「私は正真正銘の女の子だよ。」
「そうか!すまん今まで僕は男だと思ってたぞ?あまりにもつるぺただったから(笑)」
「酷い……… 私のコンプレックスを軽々しく言わないでよ(泣)」
「てへぺろ☆」

キャラ崩壊の道を歩もうとしてましたね(笑) ではまた次話に会いましょう!! バイナラ~(笑)

2012-10-30 20:46:09


ジルウ

はじめまして、小説読みました!
すごく読みやすいし、面白いです(‘∀’o)


続き楽しみにして待ってます^^

2012-10-30 22:02:29


ぴとし

ジウルさん》コメントありがとうございます!! そうですか、面白いですか!!(>_<)ありがとうございますorz
更新頑張ります(^^;;)

2012-11-03 16:57:16


ぴとし

↑すみません ジルウさん でしたorz

2012-11-09 17:26:46


ぴとし

かなり放置してましたね~orz  では更新です

「何ともない、ただの土手をゆっくり歩いているけど、私にとっては急がないとダメなんだよね………
生き返れたって言うのに、どうしてこんなに不安と苦しさと悲しさが頭を行ったり来たりするのかな……」

その時、ふと、こう思った、あの黒ユラは死神の使い手なのでは? でも、他人を疑う事は今の私には不快に思うから、そっと、心の奥に閉まって置いた。

「お腹空いたな。」

家に帰ると、もう、此処は我が家だ、みたいな感じで、堂々とソファに座って テレビをつけていた。
「いやぁ~貸し切りの別荘をお前の為に、天界がプレゼントしてくれたぞ~君が万が一死んだら、この別荘はポワンと消えちゃうのが悲しいから、絶対、生きろよ!!後、天界の大工がユラの状況が分かりやすいようにって、ユラが恋をしなければ、この家のレベルが下がると言う仕組みだ、今はこうして、普通レベルの一般家庭のような家だけど、気を付けてよ、君次第でミカンの段ボールがテーブル、藁葺き屋根、虫食いドア、床は湿っている畳になっちゃうかも知れないんだからな!!」
「つまり、この家の状況で困るのは君だけだね;;だって、そんな生活、私、平気だもん、だったらレベル下げる?」
「いやぁ~!!勘弁してくれ!!悪かった俺が悪かったよ~;;だから、レベルはむしろ上げてください~;;」
私は、にこやかに笑った、意外と面白い黒ユラに、何で、さっきは死神の使い手だなんて考えちゃったんだろう、私、バカみたい;;

続く

最近寒いですね~、私は、あの曲芸ウサギさんに触って、冬を越したいですね~(無理か;;)

では、次回会いましょう~

2012-11-23 08:05:16


ぴとし

メリークリスマス!!

更新です~

「家のレベル上げかぁ~」
自分の腕時計が午後1時45分辺りを指すとき、ふと思い出した。

暇だったから、河原を散歩していたら、日差しが暖かくて、つい、ウトウトしてしまい、河原の土手に転がって寝てしまった。

………

起きたのは、日暮れ時だった、でも、何かがおかしかった、土手で寝ていたはずの私が、木製のベッドの上で目が覚めたからだ。              「夢なのか?……」               頬をつねっても、つねている感覚があり、痛かった。            奥の方から、キシキシと床がなく音が聴こえてきた、状況が今一つ理解出来ない私は、サッと毛布の中へ頭を突っ込んだ。                 「…………。」                 気まずい空気が、私一人しか居ないこの部屋を埋め尽くした、その瞬間、ドアの開くあの鈍い音がした。             ポタポタと水が滴る音がした、空き巣かと思った、しかし、声が聞こえた。              「起きたかい?」    「……………。」    《続く》

2012-12-25 19:00:11


ぴとし

更新です!
優しい男性の声が聞こえた。
「ふふっ、君の寝たフリ、下手だよ?目が、半開きになって、起きてるの丸わかりだよ。」
クスッと男性は笑った。恥ずかしすぎて、我慢が出来なかった。
「あの……何で私は、ここに居るんですか?」
私は、布団に身を丸めながら、小さな声で、こう言った。 
「やっぱり起きてたか!あのさ、君は土手で寝ていたよね?」
「……はい」
「君が、昼寝をしている時に、僕は土手を通りかかった。あまりにも気持ちよさそう寝ていたから、そっとしてあげようと思ってたんだけど、その時、遠くの方から雷が来ていて、雲行きも怪しかったんだ。だから、僕は、君を抱えて僕の寝室で寝かせていたんだよ。まぁ、この通り、君を抱えて急いで保護しようと思ったら、いきなり大雨が降って来ちゃって。びしょびしょだよ~」
「あっ、何かすみません……」
「ははっ、君は悪くないよ!悪いのは大雨だよ~!自然現象を否定してはいけないけどね」
そう言うと、私の頭を優しく撫でた。
「因みに名前は?」
「僕の名前?僕の名前は《シェアリー・アラーマノ》 見習いの、秘書課さ。君は?」
「ユラ・アランバードです。」
「ユラちゃんか……可愛い名前だね!そう言えばお母さん達の所に帰らないの?」
「あっ……。」
「どうしたの?」
家には、黒ユラがいるだけで、ほぼ私一人だ、お母さんお父さんなんて私にはいない…そしたら、ドッと涙が出てしまった。
その時、フワッと体が浮き上がり、一瞬にしてシェアリーさんの大きな腕に抱かれた。
「!?」
「何で泣くんだよ…… 大丈夫、君の事情は色々大変なんだと思うけど、過去を見たって何も変わらないよ?今までの記憶を捨てて、未来へ進まないと、人生そう楽しくないし、心や体に悪いよ!!」
そう言って、シェアリーさんは、さらにギュッとした。

一方黒ユラは……
「おっそいなぁ~!!どこで油売ってる事やら……ん?あれ?……こんな所に部屋なんかあったっけ?」
二階のユラの部屋の廊下の奥に扉があったのだ、つい前までは壁だったのに、そこには何故か扉があったのだ。
「……何でだ?」
不思議に思ったから、そっと扉に手をかけました。
「うわぁ~!!!!」

《続く》

2012-12-26 09:47:33


ぴとし

更新です~!!
扉を開けた瞬間、ブワッと世界が変わったような不思議な感覚を覚えた。
「なっ…何なんだここは!?」
広がった視界には、こじんまりとした子供部屋があったのだ。しかし、ただの子供部屋ではなかった、机には可愛らしいクマやウサギの小さなぬいぐるみ、綺麗に並べられた本、偉い方の使用するような羽つきペン、いつ何のために現れたか分からないこの部屋は、黒ユラにとって心が安らぐ様な、傷む様な部屋だった。
「ん?何だ?このノートは?」
ふと足に当たった黄緑のノート、表紙には何も書かれておらず、不思議なノートだった、紙をサッとめくると目を疑うほど綺麗な庭の風景画が描かれていた、その画の中には小さな少女が薔薇の花束を抱えて後ろを向いている姿も描かれていた。
「一体何が起きたんだよ…。」
視界が霞んでいく、いつしか足元が揺らんで見え、意識がもうろうとしていた黒ユラは、かすかに声が聞こえた。
『わ…忘れ…る…な…』と、低く頭に響く声は、黒ユラの奥に潜んだ秘密を揺らがす様な、幻聴なのか?違うのか?疑う間もなく黒ユラはその場に倒れこんでしまった、そして、部屋の扉がゆっくり、ゆっくりと閉まっていったのだったのだ。

《続く》

2012-12-27 11:57:21


ぴとし

久し振りの更新です!!
〈ユラ視点〉
「……。」

このまま時間が止まれば良い、そんな想いをユラは抱いていた。 「泣かないで。」と言われていたが、その心の温かさにユラの感情は耐えられずに涙を拭い拭い流していた。

「落ち着いたかい?」

そう言う彼の手には、小さいチョコレートが握られていた。

「かなり早い、バレンタインだよ。」

「あ、ありがとう…。」

照れながら言う彼、驚きの動揺を隠せないユラ、二人を見ると小さなカップルに見えてしまう、そんな風景とは裏腹に黒ユラはまさに大変な事が起きていた。

「駄目だなぁ。君って本当に呆れる奴だよ。」

(続く)


文章が短くてごめんなさい
次回は頑張ります~ (なんか今回は、リア充風にになってしまったぁ)

2013-02-02 22:48:11


ぴとし

更新!!

「なっ……何!?」

目の前に、黒ユラの従兄の クロト・バマージ〈オリジナルキャラ〉  が居たのだ、そして彼は話続けた。

「そろそろ、こちらでも本気をだしてやっていかないとダメじゃないか!!君らしくないよ!!君が一番誰よりも、分かっているはずなのに……僕らの務めを果たさないと………でも、僕には君の未来は分からないよ。君、自分自身が決めるんだからね。」

「お兄ちゃん…… 気持ちは嬉しいよ、でも今の私には、あの子に必ず幸せにしてあげたいんだよ!!どうしても。今回だけはお願い。」

「良いのか、例え自分を犠牲にしても………。」

「当たり前じゃないか……………。」

続く


今回から更新の文をちまちまと書き込みしていきますので、よろしくお願いしますorz

2013-02-28 23:06:13


ぴとし

「そして一つ聞きたい事がある、お兄ちゃんは何を望んで私をこの空間に呼び出したの?」

辺りを見回せば、クロトの持っているランタンでやっと足元が見える位、周りは暗いしランタンの光も小さいなぜここを選んだのか、何がしたいのかを聞かなくてはならない。

続く

クロトのイラストを考えているので一旦ストップかけます

2013-03-01 15:15:42


ぴとし

長らく更新してませんでしたorz
なかなか 暇がとれなくなってしまったのでしばらく更新してませんでした。
これからも 大変なので落ち着き次第更新させていただきますorz
前回イラストをだす予定でしたが、まだだせないので、また更新するさいに出したいと思います

すみませんorz

2013-04-10 22:35:44


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